【774の真夜中連載小説】 (15レス)
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14: 774 2015/01/24(土)04:33 ID:163fuiiQ0(1) AAS
あからさまに疲れた顔をしている。

洗面所の鏡に写る自分を見て、わた坊は深く溜息を吐いた。

『昨日は50センチしか登れなかった』

頂上は遥か遠く高く、絶望的な道程だった。

「あ、わた~ 何溜息ついてんの?」
省13
15: 774 2015/01/24(土)05:06 ID:gYmGNtbo0(1) AAS
しばらく掌を眺めた後に、今度は右手首を掴んだ。

「こっ、これは…」
慌てて手を引こうとしたわた坊だが、光の握力に抗えない。

「かっ、硬い…」
「こ、これは色々事情があって、と言うか離して下さいっ!!」
「俺のチンコ並みに硬いっ!!」

わた坊の腋から汗が噴き出した。

「いや…やめて…離して」
「ここまで鍛えた右手と軟弱な左手…これが意味するところは…」
「いいから離してくらさい~」
省4
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