初めて投下したSSを晒そうぜwwww (158レス)
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(1): 名無しさん 2005/08/27(土)15:37 ID:ggKXaOy6(1/17) AAS
参加する香具師いないと分かってても立てちゃう俺バロ(ry
139: 名無しさん 2006/05/18(木)20:50 ID:.4z0rJR6(3/11) AAS
「・・・先輩」
「ん?」
「そういえば、四月から受験生ですよね・・・。大学、どうするんですか?・・・やっぱり・・・県外、行くんですか?どうでもいいですけど・・・」
「・・・んー、そうなるかなぁ。この辺不便だし、俺が行きたい専門学校は県外にしかないしね」
ちなみの目が少し見開く。
「専門・・・なんですか?」
「うん。ゲームのね」
「・・・オタク」
「悪かったな」
「はい、悪いです」
省16
140: 名無しさん 2006/05/18(木)20:50 ID:.4z0rJR6(4/11) AAS
僕たちの家は、この駅からいくつか行った駅の近くにある。
ここよりは幾分かは見栄えのある町だ。どちらにしても、不便にかわりはないが。
だが、この町が嫌いというわけではない。どちらかといえば好きだ。
のんびりした雰囲気が好きだし、住んでいる人たちも皆親切で優しい人ばかりだ。
それに――ふと、左を見やる。
「・・・・・・・・・」
俯き、所在なさげに視線を漂わせている少女―――椎名ちなみ。
口ではなんだかんだ言っても、振り向けばいつも一緒に居てくれているのを、僕は知っている。
普段はつんけんな態度をしているが、本当は優しい子だというのも、知っている。
そして夜、クマの人形を片手に、ベランダ伝いにやってきては、僕のベッドの中に潜りこんでくるくらい、人一倍寂しがりやだというのも、知っている。
省8
141: 名無しさん 2006/05/18(木)20:51 ID:.4z0rJR6(5/11) AAS
会話がないまま、十分と少しが過ぎた。今、車内には僕とちなみだけだ。中年の男とおばあさんはニ駅目で降りた。
―――丁度三駅目に到着し、次の駅に向かって電車が動き出した頃だった。
「ぅ・・・ん・・・たか・・・にぃ・・・」
甘えるような声と共に、左の肩に重みが加わる。
左を見やると―――静かに寝息をたてているちなみの頭があった。
「ふぅ・・・。まったく、昔は素直だったのにな・・・」
あまった右手で、静かに頭をなでる。さらさらな髪。なんとなしに上気し、赤らんでいる頬。
あぁ、中学に上がった頃からだろうか。それまでべったりくっ付いてきたちなみが、急によそよそしくなったのは。
終いには僕のことを『先輩』と呼び出す始末。
昔のように『たかにぃ』なんて呼んでくれるのは、今みたいな寝言の時だけだ。
省11
142: 名無しさん 2006/05/18(木)20:51 ID:.4z0rJR6(6/11) AAS
『次は・・・次は―――』

程なくして、夢のような時間は終わった。運転士が、目的地へ着いたことを告げる。
肩の温もりを手放すのは名残惜しいが、さすがに乗り過ごすわけにはいかない。
両肩をつかんでちなみをゆする。
「おい、起きろ。着いたぞ」
「う・・・ん・・・?」
眉をひそめるだけで起きない。図太いなこのやろう。
僕はもう少し力を入れてゆすった。
「ほら、早く起きろよ。おいてくぞ?」
「っ!」
省16
143: 名無しさん 2006/05/18(木)20:52 ID:.4z0rJR6(7/11) AAS
「えっと、その・・・忘れて。今すぐ。三秒で」
そういってうつむいた。耳の裏まで真っ赤に染まっている。
「はは・・・そりゃ無理だよ・・・」
「ダメ。忘れて」
「何で?」
「・・・何でもです」
「ふーん・・・」
電車の速度が段々落ちてきた。
続いて、キーッ、と、独特のブレーキ音が響く。程なくして停車。
「・・・じゃ、無理って言ったら?」
省14
144: 名無しさん 2006/05/18(木)20:52 ID:.4z0rJR6(8/11) AAS
「僕は、ちなみが、好きだから。・・・ダメ?」
「あ・・・」
ちなみの顔が更に赤くなったのがわかる。
こういうところは素直なのに。でも、そういうところも含めて、やっぱりちなみが好きなんだ。
「きょ、今日だけですよ・・・」
「いつも一緒に帰ってるじゃん」
「揚げ足とらないでください」
「はは・・・」
いつものやり取りをこなしつつ、改札に定期券を差し込む。続いてちなみも同様に。
小さな無人駅のホームを出て、まっすぐに伸びた砂利道を進む。
省20
145: 名無しさん 2006/05/18(木)20:52 ID:.4z0rJR6(9/11) AAS
ちなみはいつもの憎まれ口を叩きながらも、おずおずと、左手を伸ばす。
かわいらしい小さな手だ。それにあったかい。まるでちなみの人柄を表しているように。
優しく、包むように握ってやる。
「おいてかないよ・・・」
小さく、小さく呟いた。
「なんですか?」
「ん〜?秘密」
例の如く口の端を吊り上げ、笑う。
「気になります」
そんな僕とは対照的に、口を尖らせるちなみ。
省10
146: 名無しさん 2006/05/18(木)20:53 ID:.4z0rJR6(10/11) AAS
小さな公園に着いた。
この公園を抜けた先にある、階段を下りて、少し歩けばもう、家だ。
この時間が惜しい。ずっと続けばいいのに。階段を、一歩、一歩、ゆっくりと、下りる。

「・・・ねぇ」

ああ、僕の右手には君の左手。
小さくて、でも、凄く、凄くあったかい君の左手。
これくらいで安心するのなら、いくらでもしてあげるよ。
寂しいとき、つらいとき、哀しくて涙が出そうなとき、いつどんなところに居てもすっ飛んでくよ。

「何ですか?」

だから、だから、いつでもその笑顔を見せてよ。
省9
147
(1): 名無しさん 2006/05/18(木)20:55 ID:.4z0rJR6(11/11) AAS
まぁ、あれだ、数字付け忘れた。
無駄に長いし文法もgdgdだし、いろいろ矛盾しすぎ。

まぁ、あれだ、初投下SSなんてこんなもんだろ・・・(´・ω・`)
148: 名無しさん 2006/05/18(木)21:51 ID:UEDwOXn6(5/6) AAS
>>147
それ、初投下だったのかwwwwww
物っ凄く見覚えあるな。いつだったかは忘れたが。

まあ、とにかく
(・∀・)ニヤニヤwwwwww
149: そろそろ半年か……新参だと思ってたが早いもんだな…… 2006/05/19(金)00:38 ID:b.lErBCc(1/4) AAS
タ「なぁリナ、そんなわけで俺たち付き合わない?」
リ「へ!? ……は、はい!! ……し! 仕方ないですわね!! 付き合ってあげても宜しくってよ…!!」

こうして私、神野リナは別府タカシとお付き合いをすることになりましたの。
ずっと憧れていた彼の方から告白して頂けるなんて、今でも夢のようですわ……。
あの日から、登下校もお昼も放課後もいつも一緒、ずっと彼の顔を眺めていられます。
ああ……私、幸せ過ぎておかしくなりそうです。
でも、そんな私にも大きな悩みがありますの……。

タ「リナ……お前最近ますます可愛くなったよな」
タカシはそう言って私の肩をそっと抱きます。
それだけで私は全身の血が沸騰したような、鼓動が暴れ馬のような…ああ、もう! 落ち着きなさい! 私の心臓!
省13
150: 名無しさん 2006/05/19(金)00:39 ID:b.lErBCc(2/4) AAS
こうして素直になれない私を、いつも彼は笑って許してくださいました。
でも、そんな彼に甘えていた私は、ある日とても後悔する事になります。

リ「タカシ……」
タ「リナ……」
リ「……!! ダ、ダメッ!」
ドンッ!
な、何てことでしょう! 私はキスする直前に彼を突き飛ばしてしまいました。
タ「痛たたた、何すんだよ、もう」
リ「…ぁ、ぅ……ご、ごめ……
タ「いつもキスしようとすると、お前おかしくなるよな?」
省18
151: 名無しさん 2006/05/19(金)00:39 ID:b.lErBCc(3/4) AAS
翌日、私はタカシに素直に謝る決心をして、彼の教室を訪ねたのですが……。

山田「別府なら昼休み始まってすぐに、どっか行っちまったお」
彼と会うことはできませんでした。
落胆しながらも、半分ほっとしている自分に自己嫌悪してしまいます。
この期に及んで、まだ私は彼の前で素直になれる自信がないのです。
リ「…何を考えてますの! 私は……許して貰えるかは分かりませんけど、彼にきちんと謝りませんと」
そして、もし許していただけたら、今度こそ…! 彼とキキキキキスを……!
お、落ち着きなさい私! そうですわ、キ、キスなんてただ唇と唇が触れるだけですわ!
彼がいつも私に優しく話しかけてくださるその唇と、わたしの唇が触れて……
はぅ…!? タ、タカシ、貴方舌を入れてきますの!? ああ、そんな…そんな
省15
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(1): 今思うとツンが足りないな 2006/05/19(金)00:40 ID:b.lErBCc(4/4) AAS
部室に入ると、窓際のロッカーの向こうに友子さんが立っていました。
ここからでは姿が見えず、夕日に影が長く伸びているだけで背格好も良く分かりません。
友子さんなりに自分がタカシに見えるように演出してくれたのでしょう…私も頑張らなくては!
リ「あ…あの、タカシ……昨日は本当にごめんなさい」
リ「私、貴方といると、つい舞い上がってしまって、思っても無い事が口から出てしまって……」
リ「仕方なくなんて嘘ですの! 本当は貴方のことが好きで、好きすぎてどうしたらいいか…」
リ「ま、また心にもないことを口にしそうになったら、強引に私の唇を塞いでしまって下さいな」
ああ、やっぱり…彼がそこにいない時はこんなに素直に言えるのに、どうして彼の前では……。
友?「了解、ああ、やっとリナの素直な気持ちが聞けたな」
友子さんがタカシの声を真似て返事をする、そ…それにしてもよく似すぎで……えぇっ!?
省19
153: 名無しさん 2006/05/19(金)21:47 ID:UEDwOXn6(6/6) AAS
>>152
(・∀・)ニヤニヤ

もしかしたら、友子さんの名付け親の人ですか?
154: 2006/11/26(日)18:59 ID:pLwd0mpU(1) AAS
集まれ
155: 2006/11/29(水)00:36 ID:vGF4Qhd.(1) AAS
「宿題オワタ\(^o^)/」
『………………』
「………宿題オワタ\(^o^)/」
『……うるさい………黙れ………」
「いや、だって、まだ8月にもなってないのに終わったんだぜ?」
『………絶対、うそ……キミにそんな知能はない…………』
「いや、本当だって。ほれ」
『………………』
「どうよ?」
『………これ、かなみ姉さんにやってもらったでしょ…………キミの字じゃない…」
省26
156: 2006/12/30(土)17:57 ID:TC7eS3uY(1) AAS
・ツンデレに「お前、鏡見たことあるか?」って言ったら?(弱気推奨)
ボクッ娘で。

最後の言葉が痛烈な一撃だった。
「ボク、タカシ嫌いだよ」
梓は言った。
タカシと梓は喫茶店にいた。
梓は付き合っていると勘違いされたくないと言ったが
タカシがおごるとのことでついてきたのだった。
「どんなとこが?」
「例えば……」
省61
157: 2008/07/13(日)21:24 ID:X6fjLtGY(1) AAS
ああ2828する

2年も前なのか……
158: 2008/07/13(日)21:25 ID:d61.OcTQ(1) AAS
ageてしまった。すまない。
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