ゆとり教育・脱ゆとり教育・学力低下総合スレ (345レス)
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117: コメント 2014/08/09(土)04:36 ID:PUOLdMFA7(5/27) AAS
では、どうすれば水とエタノールを分けることができるのでしょうか。
(17)水-エタノール混合物であればベンゼンを加えて蒸留することによってほぼ純粋なエタノールを得ることができる。このように第三成分を加えて蒸留分離する方法を共沸蒸留という。(外部リンク:ja.wikipedia.org)
と簡単に片付けることができればいいのですが、この“共沸蒸留”というのがなかなかの曲者で、理解するのは容易ではありません。
(18) 共沸蒸留方法に於いては、分離が困難な物質からなる混合物に、これらのいずれかと共沸混合物を形成するような物質が添加されることにより、蒸留の分離性が向上される。
(外部リンク[html]:www.ekouhou.net)
ということで、何とか理解できた気になり、具体的にどうしたらいいのか調べたところ、まともに説明を考え出すと、ウソ・デタラメが50〜100くらいカウントされそうなことが分かりました。
いくらなんでもそれは嫌なので、外部リンク[html]:chemeng.in.coocan.jp(図解付きです。是非見て下さい。)を元にして、要点だけまとめると、次のようになります。
(19)純粋なエタノールを得ることは図のような共沸を利用した蒸留プロセスでおこなわれる。
(20)これは第三成分としてベンゼンを加えることでその共沸を利用した蒸留法である。
(21)ベンゼンの沸点は80.1℃であるが、混合系の共沸点は、エタノール/ベンゼン68.2, ベンゼン/水 69.3, エタノール/ベンゼン/水 64.9℃である。
省8
118: コメント 2014/08/09(土)04:37 ID:PUOLdMFA7(6/27) AAS
こうして見ると、実験9って何を学習するための実験なのか分からないですね。赤ワインには水とエタノールが入っていることを示すための実験なのか、それとも赤ワインを使って水とエタノールを分離する実験なのか、水とエタノールを完全に分離するのは、実は簡単ではないことを踏まえると、考えれば考えるほど実験の意図がぼやけていってしまいます。おまけに応用はできないし、この章における位置づけも分からないし、そもそもこの単元(いわゆる章のこと)自体の構成がおかしい・・・・・・・。生徒たちの頭の中は、きっとゴチャゴチャになっているでしょうね。
聞くところによると、生徒たちにとって解り易い授業というのは、理解できる授業ではなくて、「覚え方が分かりやすくて、何となく理解できた気がする」授業だそうです。約十年後、そういう人たちが社会人になります。いいのかなぁ、こんなことで。
119: コメント 2014/08/09(土)04:40 ID:PUOLdMFA7(7/27) AAS
えっ、あとたったの3つで200!?
ど、ど、ど、泥沼だぁ〜〜〜〜〜!
120(3): コメント 2014/08/09(土)04:53 ID:PUOLdMFA7(8/27) AAS
泥沼脱出作戦その1・教科書のウソ・デタラメを有限にするために。
〔構成のウソ・デタラメの研究〕その1
中学1年生の理科(T書籍;新しい理科1年P.62〜127「身のまわりの物質とその性質」)
まずは教科書の記述から。目次とその内容を簡略的に紹介します。
「単元2身の回りの物質
@身のまわりの物質とその性質
1.物体を物質で区別する
物体と物質
2.金属と非金属
実験1金属と金属でない物質の区別
省17
121: コメント 2014/08/09(土)04:54 ID:PUOLdMFA7(9/27) AAS
(>>120の続き)
B水溶液の性質
1.物質が水に溶けるとは
実験5 水に溶ける物質の様子
実験の結果から
物質が水に溶けるようす
水溶液
純粋な物質と混合物
溶液の濃度
2.水に溶けている物質を取り出す
省20
122(3): コメント 2014/08/09(土)04:59 ID:PUOLdMFA7(10/27) AAS
泥沼脱出作戦その2・素人の私が作った構成と目次
〔構成のウソ・デタラメの研究〕その2・理科・中学1年生化学の目次(項目のみ)
1.この章を学習するために必要な計算など
[1]密度
[2]濃度
2.物質の成り立ち
[1]物を分解していくと
[2]原子
[3]分子
3.物質の状態変化[物理的変化の1つ](水を例にして説明)
省18
123: コメント 2014/08/09(土)05:00 ID:PUOLdMFA7(11/27) AAS
(>>122の続き)
4.物質の分類
[1]純物質(1つの化学式で表すことができる物質)
(1)単体(原子&等核二原子分子;等核二原子分子とは、H2、O2など)
〈1〉 金属
〈2〉 非金属
(2)化合物
〈1〉有機物(有機化合物)
〈2〉無機物(無機化合物)
[2]混合物(2つ以上の化学式で表される物質)
省27
124: コメント 2014/08/09(土)05:24 ID:PUOLdMFA7(12/27) AAS
泥沼脱出作戦その3・教科書の内容(>>120,121)と私案(>>122,123)の比較検討
いかがでしょう、教科書の内容と私案を比較してのご感想は。
私案の方は、ネット上にあるいくつかの専門書っぽいものの目次だけをコピーし、私には理解不能なものをじゃんじゃん切り落として、残ったものを並べ替えたりしたものです。
教科書の内容がごちゃごちゃなのに比べ、私案の方は(元が専門書ですから)全体の構成・骨組みがしっかりしていて、内容が明快なストーリーになっている、と自負しています。
125: コメント 2014/08/09(土)05:31 ID:PUOLdMFA7(13/27) AAS
1.まず初めに(この単元で学習する内容について
この単元で学習する内容(何をどこまで学習するのか)について
2.この章で学習するために必要な計算など(小学校の復習)
[1]密度
[2]濃度
3.物質の成り立ち
[1]物を分解していくと
[2]原子
原子の性質として、次の3つが確認されている。
@ 化学変化によって、原子はそれ以上に分轄できない。
省4
126: コメント 2014/08/09(土)05:32 ID:PUOLdMFA7(14/27) AAS
4.物質の状態変化[物理的変化の1つ](水を例にして説明)
圧力や温度で物質の状態は変化する。
[1]物質の状態
(1)固体(水を0℃未満にすると氷という固体になる)
(2)液体(氷を熱すると水という液体になる。融解、融点、凝固の説明。)
(3)気体(水を熱すると水蒸気という気体になる。蒸発、沸点、凝縮の説明。)
1)実験7 (ロウではなくて)水が状態変化するときの体積や質量の変化
実験の結果から
状態変化を粒子のモデルで考える
水の状態変化における質量と体積
省33
127: コメント 2014/08/09(土)05:46 ID:PUOLdMFA7(15/27) AAS
順番を間違えました。やり直します。
128(2): コメント 2014/08/09(土)05:47 ID:PUOLdMFA7(16/27) AAS
泥沼脱出作戦その4・教科書の内容(>>120,121)と私案(>>122,123)の合成と検討
試しに、教科書の内容(>>120,121)と私案(>>122,123)を合成して検討してみましょうか。
1.まず初めに(この単元で学習する内容について
この単元で学習する内容(何をどこまで学習するのか)について
2.この章で学習するために必要な計算など(小学校の復習)
[1]密度
[2]濃度
3.物質の成り立ち
[1]物を分解していくと
[2]原子
省18
129: コメント 2014/08/09(土)05:48 ID:PUOLdMFA7(17/27) AAS
4.物質の状態変化[物理的変化の1つ](水を例にして説明)
圧力や温度で物質の状態は変化する。
[1]物質の状態
(1)固体(水を0℃未満にすると氷という固体になる)
(2)液体(氷を熱すると水という液体になる。融解、融点、凝固の説明。)
(3)気体(水を熱すると水蒸気という気体になる。蒸発、沸点、凝縮の説明。)
1)実験7 (ロウではなくて)水が状態変化するときの体積や質量の変化
実験の結果から
状態変化を粒子のモデルで考える
水の状態変化における質量と体積
省33
130: コメント 2014/08/09(土)05:49 ID:PUOLdMFA7(18/27) AAS
5.物質の分類
[1]純物質(1つの化学式で表すことができる物質)
(1)単体(原子&等核二原子分子;等核二原子分子とは、H2、O2など)
実験1 金属と金属でない物質の区別
実験の結果から
〈1〉 金属(延性・展性に富む、電気伝導性を持つ、熱伝導性に富む、イオンにおいて正電荷である、「金属光沢」と呼ばれる独特の光沢を持つ、の5つの性質を持つ単体)
〈2〉 非金属(金属の性質をもたない単体)
(2)化合物
実験2 白い粉末の区別
実験を計画する→実験する→結果をまとめて考察する→話し合う
省4
131: コメント 2014/08/09(土)05:50 ID:PUOLdMFA7(19/27) AAS
[2]混合物(2つ以上の化学式で表される物質)
(1)混合物のいろいろ
〈1〉水溶液
1)水に溶けるとは・水溶液の性質
実験5 水に溶ける物質の様子
@食塩の水溶液
A砂糖の水溶液
B硝酸カリウムの水溶液
Cミョウバンの水溶液
実験の結果から
省12
132(2): コメント 2014/08/09(土)05:51 ID:PUOLdMFA7(20/27) AAS
(2)混合物を成分ごとに分離・精製し、純物質にする方法
〈1〉蒸発
〈2〉ろ過
(実験5 水に溶ける物質の様子 C濾過した液を調べる)
〈3〉蒸留(広義的な意味での蒸留)
1)蒸留(挟義的な意味での蒸留)
2)乾留
3)分溜
実験9 赤ワインを熱して出てくる物質
赤ワインを熱する→出てきた液体を集める→出てきた液体を調べる
省7
133(1): コメント 2014/08/09(土)05:59 ID:PUOLdMFA7(21/27) AAS
いかがでしょうか。私案とは言え、ベースは専門書です。その目次を元にして作った私案に、教科書の内容を合成していった結果が、>>128〜>>132です。
教科書の順番がいかにデタラメであるか、余計なものは何か、必要なのに書いてないものは何かが、一目瞭然ではないでしょうか。
134: コメント 2014/08/09(土)06:23 ID:PUOLdMFA7(22/27) AAS
はぁ、終わった。とりあえず泥沼からは脱出できたぞ。
もう、ウソ・デタラメが無限に出てくることはないだろう。
それにしても、呆れる話ですね。
「これから授業を始める。教科書通りウソ・デタラメを教えるから、みんな真面目に聞くんだぞ。」
なぁんて、教育そのものが根本から崩壊するのは時間の問題だと思うんですがねぇ。
どうなんでしょう。
135(1): コメント 2014/08/09(土)11:36 ID:PUOLdMFA7(23/27) AAS
>>133私案とは言え、ベースは専門書です。その目次を元にして作った私案に、教科書の内容を合成していった結果が、>>128〜>>132です。要点は以下の通りです。
1. 物質は、大きく分けると純物質と混合物があること。
2. 純物質は何でできているのか、最小単位となるものがあるのか、またどんな種類があるのか。
3. 混合物にはどんな種類があるのか、混合物から純物質を取り出すにはどんな方法があるのか。
以上の3点は、物質を理解するためには必要最小限のものです。
以降はこれに基づいて話を進めます。
198【教科書のウソ・デタラメ・学習効果ゼロ中1化学その138】混合物から純物質を取り出す方法、抽出がないというウソ・デタラメ
化学で「抽出」というと固体や液体などの混合物から、目的の物質を取り出す操作のことです。
主に溶媒を用いて、目的の物質を溶質として取り出す(固液抽出)と、混じり合わない二つの溶媒を用いてそれぞれの溶媒に対する溶解度の差を利用することで行う方法(液液抽出、溶媒抽出法、分液ともよばれる)の2種があります。
1)固液抽出
省10
136: コメント 2014/08/09(土)12:09 ID:PUOLdMFA7(24/27) AAS
199【教科書のウソ・デタラメ・学習効果ゼロ中1化学その139】混合物から純物質を取り出す方法、乾留がないというウソ・デタラメ
分留があるんだから、それよりも簡単な乾留がないのはおかしいです。
1)乾留とは
空気を断つことによって自然発火を抑え、熱分解反応を進行させる。熱分解の結果、水や二酸化炭素、可燃性ガス、揮発性有機化合物などが生成して留出し、炭素や炭酸塩が残る。(外部リンク:ja.wikipedia.orgより引用)
固体物質を、空気を遮断して加熱し、分解する操作。
(外部リンク:www.weblio.jpより引用)
〔実験5-2-2-4-2-1〕
「実験概要」
植物を酸素を遮断して熱すると、燃焼せずに水分が離脱し、炭のみが残る。植物体の蒸し焼き実験を通じて、植物組織が糖類(炭水化物)を基本としていることを学ぶ。
水蒸気とともに、可燃性の有機物も発生する。一酸化炭素も含まれるので注意。(外部リンク[html]:rakuchem.comより引用)
省9
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