[過去ログ] Inter-universal geometry と ABC予想 (応援スレ) 71 (1002レス)
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39: 04/22(月)16:22 ID:Am1KPr34(1) AAS
ヒルベルトはあくまでPRA(原始帰納的算術)の範囲での無矛盾性証明が数学の基礎付けになると考えていたので
それが無理だと示されてしまったら、終わったも同然なのよね

無矛盾性証明の体系をいくら強くしてもいいってのは
ゴールポストを動かすのと同じでダメなのよね 

数学の基礎付けにならない
40
(1): 04/22(月)16:28 ID:b3dW93Nl(1) AAS
・数理論理学では数学理論の無矛盾性証明による数学の基礎付けなんて全く目指してない
・”数学の危機”を「数学理論の無矛盾性が示されていない」とすると、危機は解消されてない
・むしろ「数学理論の無矛盾性が示されていない」ことは”数学の危機”でもなんでもないという形で、危機は解消された

これ分かってない素人が
「数学の無矛盾性が証明されてないことは重大な危機であって如何なる強力な体系を使っても数学の無矛盾性は証明されなくてはならない」
という狂った無矛盾至上主義史観に毒される

もともとそういうものにたぶらかされやすい精神的な偏倚はあるのかもしれないけどね
41: 04/22(月)16:33 ID:qzdktA59(1/2) AAS
ところで、ゲーデルはヒルベルト計画に批判的だったわけではなく
むしろヒルベルト計画の実現を目指して研究に着手したらしい

しかしその途上でラッセル・パラドックスと同様の理屈で
「自然数論で無矛盾性証明が出来てしまうと矛盾が導ける」
と気づいてしまった そこが(傍観者としては)面白い
42: 04/22(月)16:37 ID:qzdktA59(2/2) AAS
今となってみれば、フレーゲやヒルベルトが目指してきたことは、無理筋だったと思うが
そういうことを追求したくなる動機というのが人間の中にあるのは否めない

ただ、ラッセルのパラドックスが示された後でも、究極の数学理論を求めたり
ゲーデルの不完全性定理が示された後でも、絶対的な数学の無矛盾性証明を求めたりするのは
角の三等分が定規とコンパスでは作図できないと証明された後も、作図問題に挑戦する人みたいで
やはり狂っているといわざるを得ませんね
43
(1): 04/22(月)17:00 ID:8CFW5jXQ(3/4) AAS
>>40
”基礎論婆”かい?w
半可通がシッタカしているねw ;p)

(参考)
外部リンク:ja.wikipedia.org
数学基礎論
数学基礎論(英: foundations of mathematics[1], mathematical logic and foundations of mathematics[2])は、現在の日本では、もっぱら数理論理学(mathematical logic)を指す言葉として使われる[3][4][5][注 1]。
概要
数学書での解説
新井敏康『数学基礎論 Mathematical Logic』(増補版):「基礎的な概念に十分に満足のいく数学的定義を与え, 現在も発展している数学の一分野である」[6]
省17
44
(2): 04/22(月)17:18 ID:8CFW5jXQ(4/4) AAS
二階述語論理のNon-reducibility to first-order logic(一階論理への非還元性)(下記)
があるって知らない人がいるらしい。そういう人が、訳分からずにハナタカしているんだねw

(参考)
外部リンク:ja.wikipedia.org
二階述語論理
二階論理の表現能力
二階述語論理は一階述語論理よりも表現能力が高い。例えば、ドメインが全ての実数の集合としたとき、一階述語論理を使って「それぞれの実数には加法の逆元が存在する」ということを ∀x ∃y (x + y = 0) と表せる。しかし、「空でなく上に有界な実数の集合があるとき常にその集合には上限が存在する」という命題を表すには、二階述語論理が必要となる

二階論理とメタ論理学の成果
ゲーデルの不完全性定理の系の1つとして、以下の3つの属性を同時に満足するような二階述語論理の推論体系は存在しないとされた
・(健全性)証明可能な二階述語論理の文は常に真である。すなわち standard semantics に従ったあらゆるドメインで真である。
省14
45
(1): 04/22(月)17:30 ID:jXSngsHK(1/3) AAS
基礎論屋と圏論屋は20年ポスドクとか普通らしいね。根性がある。
46: 04/22(月)17:36 ID:jXSngsHK(2/3) AAS
Roberts は10年以上ポスドクだ。
47: 04/22(月)17:50 ID:4mMvIEKC(1/4) AAS
>>45
あなた>>11だよね
じゃあ何で叩くんだ?すぐに職にありつける分野に嫉妬とかなら分かるが、逆だし
48
(1): 04/22(月)17:53 ID:jXSngsHK(3/3) AAS
基礎論屋と圏論屋は必死過ぎる。
49: 04/22(月)17:56 ID:7c4sPJ42(1) AAS
>>44
相変わらず馬鹿だなぁ
まったく書いてある意味わかってないやろ
50: 04/22(月)18:16 ID:4mMvIEKC(2/4) AAS
>>48
方方で同じ煽りレスしてる人がそれ言っちゃう?
51: 04/22(月)21:17 ID:vJwBSgjj(1/2) AAS
国内でアカポスが見つからなくてポスドク20年とか馬鹿だろう。海外に行けばいいじゃないか。フィリピンでもパプアニューギニアでも。
グロたんだってブラジルに行った。
52: 04/22(月)21:31 ID:4mMvIEKC(3/4) AAS
別にどんな分野でも海外へ行くか国内に残るか個人の判断でしょ?
David Robertsはオーストラリアにいたかった、それだけ
知りたいのはそんなことじゃなくて、なぜ君が圏論などだけを敵視するのか、その源流だよ
53: 04/22(月)21:47 ID:vJwBSgjj(2/2) AAS
" David Robertsはオーストラリアにいたかった、それだけ "

それは事実に反するよ。
オックスフォードのなんとか研究所に入れるなら入りたい、という趣旨の発言があった。
54: 04/22(月)21:56 ID:4mMvIEKC(4/4) AAS
なるほど、語弊があったね
イギリスやアメリカの名門大には行きたいかもしれない、でもパプアニューギニアの大学でポストを得るよりはオーストラリアがいい
そんなにおかしな話ではない、そういう人もいるだろう

これ圏論とかなんの関係もないし、何で圏論をそんなに煙たがるのか、君自身の話を知りたいんだが
55
(2): 04/23(火)00:42 ID:nfeXM0n/(1/9) AAS
“標準の数学”について理解するにはそれがひとまずの完成にいたる経緯は少し理解していないといけない。
ヒルベルトあたりから議論がはじまった。
ヒルベルトの最初の目論見としては
?どんな言語をつかうのか
?どんな公理をつかうのか
?どんな推論則をつかうのか
決めてしまってそれを合意共有する。そこから演繹された命題を“真”、否定が演繹された命題を“偽”とさだめよう。
言語や推論測はあまり議論の余地はなかろう、公理としてなるべくみんなが納得できる、しかし“真”でも“偽”ない命題が発生したりすることの内容十分強力な公理系を用意することは可能であろう。
しかし今日ではよく知られた通りこの目論見は失敗におわる。ゲーデルの不完全性定理
公理系が機能的に枚挙可能で体系が自然数論のモデルを含むならその公理系は不完全である、すなわち P も not P も証明できない命題を必ず含む。
省1
56
(1): 04/23(火)00:43 ID:nfeXM0n/(2/9) AAS
結論は
?しょうがないので“証明可能”と“真”は区別し同一視しない
?排中律はこれまでどおり、そしてこれからも成立すると考えすべての命題には“真”か“偽”の値が割り当てられていると考える、ただしそれがどのように割り当てられているかは問わない(そもそも帰納的にわりあてることはできない)
?公理系は帰納的なものに限る
とした。この妥協案は広く支持されているとしていいと思う。もしかしたら不満もあるかもしれないがじゃあ代替案があるのかといわれたら見つからないだろうししょうがない。
ざっくりとしたアイデアとしては上の通り、数理論理学的には数学理論の体系は
?公理系 A と標準モデル M のペアである
?公理系 A から定められた推論測で演繹されるものが定理である
?モデル M で真と判定される命題が真である。
とするということ。じゃあ公理系はどうするか、普通はよほどのなにか特殊な要求がないかぎり ZFC とか BG とかその辺のものを選んでつかう、普通の数学展開するならそれで充分のはず、以上が“標準の数学”といわれるもので間違いないと思う
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(2): 04/23(火)00:43 ID:nfeXM0n/(3/9) AAS
この前提で Inter Universal という理論を観察していく。まず最初に考えないといけないのはこの “Universe” いう概念のあつかい、これがそもそもいわゆる“支持者”の間でもいってることがちがう。
加藤先生の論によれば
Universe はいわゆる Grothendick の Universe ではなく基礎論のモデルに近いもの、これがとりかわることにより一つの命題が“真”だったり“偽”だったりすることが切り替わる
とのこと、もともと Robert 先生が同じ命題があるときは“真”、またあるときは“偽”になるのはおかしい、そんなの認められてないだろに対する反論のよう(ソースはだれかがもってきたコピペ)
この立場にたつなら確かに Robert 先生の指摘にたいする答えにはなってはいるが、だとすると IUT は標準の数学のルールに反してすべての命題にあらかじめ“真偽値”が定められているという考えはとることができなくなる、当然これまで当たり前につかってた“推論則”は使えなくなるから新たにそっからやり直さないといけなくなる、もちろんやり直してもいいしできっこないなどとはいわないが現時点で“完成していない”のは確実となる、現時点で提出されてる論文でそのような現代数学を一から見直すような議論などどこにもない。
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(3): 04/23(火)00:44 ID:nfeXM0n/(4/9) AAS
一方望月先生の論では
iut の言語体系、推論体系は標準の数学のそれと全くかわらない。これまで数学基礎論で議論、研究されてきた成果はそのまま適用ができ、新たに議論すべきところなどどこにもない(従って iut 論文でもそんな議論はしていない?)universe は Grothendick の universe、ただしそれが“入れ子の構造”をもつように集合論の“正則性公理”はあきらめる
らしい。しかしそれだとわからなくなるのはそもそも今の iut 論文はひとつも“標準の数学”の“自然言語への標準的な翻訳、解釈に則っていない”ということ。
さきに“標準の数学”として今日一般に支持されているものについて紹介をしたけどこれについてはほとんど議論する余地はない、そしてその標準の数学を論文等に掲載するための自然言語への変換も標準的ないわゆるディファクトスタンダードが定まっていてその方法に従っていれば数学の教育をある程度受けたものなら相互に変換することができる
しかるに iut はその“理解者”を自認しているような人たちからも異論が出てくるほど望月先生以外の人間に伝わっていない、師匠筋のファルティングス先生、天才ショルツ先生、多くの人が“標準的な数学としての解釈”を試みるも誰一人として成功していない。
もちろん“数学基礎論が規定する標準の数学”を“自然言語”へ変換する場合の規則には曖昧な部分もあり、場合によっては読み手がある程度“補完”することを要求されることはあるし、そのことで専門家以外には敷居が高い論文もあるのも事実であるが、これだけ高名な数学者たちがそろいもそろって“わからない”と言わせしめるようではとても“書き手の自由裁量”と評価できる範囲内に収まってる文章だとはいえない。
結論としてやはり現段階で inter universal という概念が望月論文によって数学の世界に何か問題を提起したと考えるのすら難しい。もうこの混乱を正常化するには iut 論文撤回するしかないと思う。まぁ混乱してるのは RIMS 周辺限定なのでみんなほっといてるんだけど。
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