【UX2巻】サモンナイト萌え40【発売日決定】 (716レス)
【UX2巻】サモンナイト萌え40【発売日決定】 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/
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144: 名無しさん@ピンキー [sage] 2014/05/22(木) 22:24:30.85 ID:QEY9fe2H ようやくマグミニ書けた。 最初に言っておく。エロは実に薄い。 それもOKな方はよろしくお願いします。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/144
145: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 [sage] 2014/05/22(木) 22:26:11.13 ID:QEY9fe2H 「ふふっ。どう。私が焼いてきたプリンのお味は」 聖なる大樹に寄り添う形で立つ山小屋。その一室で得意げな表情のミニスがマグナに尋ねる。 尋ねられてマグナはほころんだ表情を見せてこう返す。 「ああ。すごく美味しいよ。ありがとう。ミニス」 素直にそう答えるマグナにミニスはパッと顔を明るくする。 はしゃぐように喜びながら『当然よね』と更に得意げになる。 そんなミニスを見つめながらマグナの心も綻んでいた。 あの傀儡戦争から二年、その間ミニスはマグナの下に通い続けた。 今日もこうして母親のファミィと一緒に焼いたプリンを持参してやってきてくれた。 そんなミニスの存在があの戦いで傷ついたマグナの心を癒してくれている。 本当に感謝しても感謝しきれない。そうマグナがひとりごちていると。 「ねえ。マグナ。ちょっと。マグナってば」 「っっと。ああ、悪い。ミニス。で、何だっけ?」 「もう。マグナったらまたすぐにボーっとしちゃうんだから。少しはしっかりしてよね」 と、いつもの調子でミニスに窘められる。苦笑してマグナは頭を掻く。 そんなマグナに唇を尖らせながらミニスはポソリとこう呟く。 「そろそろ帰らないとお母様が心配するから」 「あ、ああ。そうか」 訪れる門限の頃合い。愛竜のシルヴァーナのひとっ飛びでここまで来てくれたミニスだがこれ以上の長居はまずい。 あまり帰りが遅れすぎるとファミィのビリビリのお仕置きが待っている。 思わずブルブルと身震いをしてしまうミニス。マグナもつられて冷や汗をタラリと流す。 これはもう一刻も早く帰らなくてはと小屋の外へと駆け出すミニス。 相棒の飛竜を召喚してそのまま飛んで帰ろうとする矢先。 「えっ……」 ポツポツと空から幾粒もの水滴が零れ落ちる。それらは瞬く間に地面を濡らし。 その数は見る見る内に増えていく。空を見やるとなにやら黒い雲が太陽を覆っていた。 そしてドシャアアと鳴り響く雨音。降り始めた雨は瞬く間に豪雨となって。 更にはゴロゴロとどよめいた音が響きピカッと閃光が空を走る。 「ひゃぅぅ!!」 そしてドンガラガッシャーンと凄まじい音を立てて雷が森に落ちる。 落雷場所は小屋からそう遠くないあたり。思わず悲鳴を上げてミニスは飛び退く。 「嫌ぁぁああっ!ゴロゴロは嫌ぁぁっ!どっかーんは嫌ぁぁっ!」 母ファミィの英才教育(という名の折檻)の賜物か。ミニスは雷が苦手であった。 キャアキャアと叫びながらミニスはマグナの身体に飛びつく。 「嫌ぁぁああっ。嫌なのぉぉおお。ゴロゴロどっかーん嫌ぁぁああ!お母様、許してぇぇぇっ!」 「わ、わ。ミニス、ちょっと落ち着いて……うぐっ……苦しい……」 勢い余って自分の首にチョークを決めてくるミニスをあやしながら。 なおも降りつづける雷雨を見つめてマグナはひとりごちる。 これではとてもシルヴァーナで空を飛んで帰れそうはない。 かくしてこの森の中の一軒家に、マグナとミニスは仲良く閉じ込められることになったのである。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/145
146: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 [sage] 2014/05/22(木) 22:27:15.74 ID:QEY9fe2H それからしばらくして。いまだに雨は降り続いている。幸い水の流れの都合か小屋の中が水浸しになる程ではない。 とはいえいつまた大振りの雷雨になるともしれない。そんな空模様にマグナはため息を吐く。 (参ったな。よりによってネス達がいないこんなときに……) この小屋で、普段マグナとともに暮らしている兄弟子のネスティと護衛獣のレオルドは今、森の外まで買い出しに出かけている。 だからこの小屋には今マグナとミニスの二人しかいない。もし万が一の事態になれば自分がミニスを守らなくてはいけない。 そんな覚悟をマグナがしている一方で。ミニスは小屋の隅っこの方で少し落ち込んだ様子を見せていた。 「大丈夫か。ミニス」 「わ、わわ。あ、うん……」 心配して声をかけるマグナにミニスは一瞬ビクッとしながら力無く頷いた。 その様子にマグナは門限破りのお仕置きが怖いのだろうと見当をつけて。 「しょうがないよ。天気ばかりは。ちゃんと理由を話せばファミィさんも分かってくれるって」 慰めるようにそう声をかける。なんなら自分も一緒について行ってちゃんと説明するからとも続けて。 だが、そんなマグナの言葉にもミニスの表情は晴れない。それに加えてどこかそわそわとしている。 時にマグナの顔をジッと見つめたり。かと思うとフッと視線をそらしたり落ち着きがない。 どうもこれはお仕置きが怖いからというだけの理由ではなさそうだ。 「なにか他に心配なことでもあるのか。俺で良かったらいくらでも力になるから」 「べ、別にそういうわけじゃ……ないんだけれど……」 親身になってそう問いかけるマグナにミニスは少し口ごもる。 モジモジと恥じらうようにして躊躇いながら。 数呼吸分の間をおいてからようやくようやくポソリとこう呟く。 「私……さっき、あなたの前ですごく取り乱して……なんだか子供みたいだったのが……恥ずかしくて……」 少しいじけたように唇を尖らせながらミニスはそう漏らす。 するとマグナはなんだそんなことかとホッとして胸を撫で下ろす。 だが、当のミニスにとってはそんなことではなく。 「何よっ!ヒトのことまた子供扱いしてっ!マグナの馬鹿ぁっ!」 と、ミニスがおかんむりになるのも無理もない。背伸びをしたがるお年頃なのだ。 早く大人になりたい。早く一人前と認めて欲しいと。マグナ自身にも覚えがある。 「ごめん。ミニス」 「ふーんだ。乙女心の機微も分からないニブチンマグナのことなんてもう知らないんだから」 そうして素直に頭を下げて謝るマグナであったがミニスはまだまだご機嫌斜めの様子。 どうしたものかとマグナは息を吐き、肩をすくめる。するとそんなマグナにミニスは。 「もう私のこと……子供扱いしないって約束できる?」 ポツリと呟くようにそう尋ねてくる。 「あ、ああ。そりゃ、もちろん」 マグナも二つ返事でそれに頷く。そんなマグナの顔をミニスはジッと見つめる。 そしてまた見せるそわそわとした表情。なにかを恥じらうように。躊躇うように。 もごもごと唇を動かす仕草を数回した後に、意を決してミニスは言う。 「だったら……キス……して……」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/146
147: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 [sage] 2014/05/22(木) 22:28:12.90 ID:QEY9fe2H それはミニス渾身の告白であった。潤む瞳を伏せ目がちにして頬をほんのりと赤く染めながら。 小さな身体を緊張に強張らせてねだる接吻。こんな風にしてミニスのような美少女に迫られては。 たいていの男ならば思わずときめいてしまうことだろう。そう。よっぽどの朴念仁でもなければ。 「へ?」 「っ!(ブチッ)」 だが、ミニスの目の前にいるのはそんな希少種の朴念仁の1人であった。 間の抜けた声でそう返すマグナにミニスの堪忍袋の緒もここいらが我慢の限界である。 「殺(や)っちゃって。シルヴァーナ。お願い」 「わわ、タンマ!ストーップ!!」 手元のペンダントを握りしめてシルヴァーナを呼び出そうとするミニス。マグナは必死で止める。 流石にミニスも本気ではなかったようで事なきを得るのだが。 ミニスのご機嫌メーターは既にマイナス方向に振り切れていて。 「なによ。マグナの馬鹿っ。嘘つきっ!もう、子供扱いしないって約束したくせにっ!」 そう顔を真っ赤にしながらポカポカと拳骨でマグナの胸元を叩き続ける。 「いや悪かった……ぐふっ……ってさっきのは別に子供扱いしたわけじゃなく……ぐぁっ……いきなりのことだったんでつい……」 胸元を叩かれながらマグナは弁明する。時折、横隔膜に入るミニスの拳に悶絶しながら。 そんなマグナの襟元を掴んでミニスはキッと睨みつける。その目には大粒の涙が溜まっていた。 「やっぱり……子供なんだ……マグナにとって……私……女の子として……意識してくれないんだ……」 ひくひくと鼻をすすりながら涙声でそう呟くミニス。その瞳に確かな哀しみの色をたたえて。 そしてスルリとマグナから手を離してミニスはその場でへたり込む。 泣きぐずりかけた顔で肩を小さくわななかせながら嗚咽を漏らす。 ああ、見っとも無い。また子供みたいに。すすり泣きながらミニスは胸中でそう呟く。 そんなことだから相手にされないのだ。分かっている。分かっているはずなのに。 理想通りの自分になれない悔しさと心苦しいほどの恋情にさいなまれるミニス。 そんなミニスの傍らに居て。ジッとしてなんかいられるはずがない。 思うよりも先に身体が動いていた。いまだすすり泣くミニスの頬にそっと手を当てて。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/147
148: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 [sage] 2014/05/22(木) 22:28:45.61 ID:QEY9fe2H 「んむっ!?」 それは不意打ちだった。自分の唇に優しいなにかが押し当てられる感触。目を見開いてミニスはそれに戸惑う。 感じるのは唇に伝わる柔らかな弾力と。それと顔をくすぐるこそばゆいような鼻息。 軽く頬に、そしして顎先に当てられた手が。俯いていた頭を少し上向きにさせて。 視界にはいるのは真っ直ぐな瞳。自分をしっかりと見つめてくれる優しい瞳。 これはつまり。 「あ……」 何をされていたのかをミニスが実感するやいなや。ふさがれていたミニスの唇は解放されていた。 それをふさいでいた唇の持ち主の顔をミニスはマジマジと見つめる。 耳まで真っ赤に紅潮させた顔で。どこかバツの悪そうな表情を浮かべている彼を。 「意識してないだなんて……そんなことはないから……」 どこか照れくさそうにしながらマグナはミニスに言う。 「って言うかむしろ意識しすぎちゃって……それで態度がそっけなく……ごめん。ミニス」 マグナ自身も自分の中でどこか誤魔化し続けていた本当の気持ちを。 この2年の月日の中で、足しげく通って来て自分を支えてくれたミニスへの想いを。 「マグナ……」 そんなマグナの気持ちが伝わって、胸を締め付けていた何かがふっと緩む感覚をミニスは覚えた。 ああ、なにを一人で勝手にテンパっていたのだろう。もっと素直に気持ちをぶつけていれば簡単だったのに。 (でも……) 遠回りしたからこそ感じることができる今の嬉しさ。それを噛みしめながらミニスはマグナと向き合う。 いまだ顔の赤いマグナ。たぶん自分も同じような顔をしているのだろうとミニスは思う。 まだまだ一人前のレディとは程遠いお子様の自分。だけどそれに負けず劣らず初心な彼が目の前にいる。 そう思うとなんだか。肩の力がスッと抜けて。 「我がままいってごめんなさい。マグナ。私、貴方のことが好きなの」 驚くほど自然にその言葉が口から出るのを感じながらミニスはマグナを見つめて言う。 それに対するマグナの反応はというと。 「あ、ああ……俺も好きだよ……ミニスのこと……その……女の子として……」 と、どこかたどたどしい様子で。どうやらこの手のことに関してはマグナの方がまだまだお子様らしい。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/148
149: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 [sage] 2014/05/22(木) 22:29:29.22 ID:QEY9fe2H 「んっ……んちゅ……んっ……あっ……はぁ……う……」 初々しい告白の時間を終えると若い二人の順応は早かった。互いに初めて感じたキスの味。 それをまた確かめ合いたくてマグナとミニスは唇をついばみあう。 唇だけを軽く触れ合わせるキスから始まって。次第に舌先同士を触れ合わせるようになり。 回数を重ねるごとに舌肉が接触しあう面積は増えていく。もう何度目か数えるのも忘れた頃には。 ねっとりと唾液と唾液を絡ませ合う大人のキスを二人ははじめていた。 (んっ……なにこれ……スゴイ……頭の中が蕩けちゃいそう……) (うわぁ……ミニスのキス……なんかすごく甘い……) こんなにも気持ちいいキスの感触。今までちっとも知らなかった。 互いに初心な二人だからこそ。抑えどころがよく分からなくてかえって夢中になってしまう。 いったいどこまで行き着いてしまうのだろうか。キスの先に待ちかまえるもの。 その存在を漠然と感じながらマグナとミニスは唇を吸いあう。 「ぷはっ……はぁ……はぁ……」 「あふっ……んっ……はぅぅ……」 そうして口元が涎でベトベトになった頃合いで、息継ぎに入るマグナとミニス。 キスを終えて見あうお互いの顔。案の定、耳まで真っ赤である。 「ね、ねえ……マグナ……」 すると何やらまた伏せ目がちになってミニスはマグナに対し呟きかける。 躊躇いながら。けれどその手を自分の胸元に添えて。 「お母様に……怒られるかな……」 そう言ってミニスは自分の衣服に手をかけてプチンプチンとボタンを外しはじめる。 いったいそれがなにを意味するのかは朴念仁のマグナでも分かる。 流石にそれはまだ早すぎる。そう言って止めるのが本当は正しいのだろう。 「一緒に怒られよう。ミニス」 けれどマグナに止める気はなかった。ミニスがどれほどの想いでいるのかが分かるから。 だからその小さな背を後押すようにマグナは言う。そんなマグナにミニスも頷く。 そして。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/149
150: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 [sage] 2014/05/22(木) 22:30:03.26 ID:QEY9fe2H 「うぅ……み、見て……マグナ……」 朱に染まった顔で恥じらいながらマグナの前でミニスはその肌を晒す。 床にはキレイに畳んで置かれた上着と下着。上半身はなにもつけていない裸の姿。 けれど下半身はスカートとソックスを履いたまま。それが今のミニスの精いっぱい。 それでも顔から火が出そうなほどの羞恥にミニスは耐えている。 「あ、ああ……そ、その……キ、キレイだ……」 そんなミニスの艶姿を前にしてマグナは貧弱な語彙の中、なんとかそう感想をもらす。 もっと他に言いようもあるだろうに。そうは思いつつも言葉が器用にはでてこなくて。 だがそんな率直な感想の方がむしろ似つかわしいのかもしれない。 今、マグナの目の前にあるミニスの華奢な身体。ようやく色づきはじめた少女の素肌。 それを飾る余計な形容句は必要ではない。 「ま、まだ……そんなに大きくないけど……」 続けてミニスは胸元を隠すようにしていた腕をどける。露わになるのは微かな膨らみ。 本当にまだ蕾といっていいほど愛らしい。けれど確かな性徴の兆しがある。 さらけ出されたミニスのほのかな膨らみにマグナはゴクリと息を呑みこむ。 そんなマグナに目配せをするミニス。その意図をマグナも察する。 少し戸惑いながらゆっくりとマグナはその手を伸ばす。 「あっ……ふぁ……」 ペタッ。そんな擬音を頭の中に響かせながらミニスの胸にマグナの手は触れる。 いわゆる手のひらサイズの半分にも満たない申し訳程度の膨らみ。 こうして手で触れてみてようやくそこに膨らみがあることを確信できる。 小さい。けれど柔らかい。ふにふにとその感触を指先で確かめるマグナ。 幼い蕾を弄られてミニスはその口から喘ぎを漏らす。 「ああんっ……ふぁぁ……」 そして弄りを続けるマグナの指先が小さな突起に触れた瞬間、ひときわ強い喘ぎをミニスは発する。 なだらかな膨らみの中で可愛らしくプクッと膨れた桜色のニプル。その感度は実に良好。 ピクピクとそそり勃つ先っちょを軽く摘まれただけでミニスの脳に電流がびりりっと走る。 「あうっ……あぅぅ……はぅ……ぁ……」 敏感な性感帯への刺激。まだ幼いミニスには強すぎたのかもしれない。 こうして胸を触られているだけでジワジワとなにかが自分の中から漏れだしている感じがする。 なんだかモゾモゾと。お股の辺りが熱くなっているような。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/150
151: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 [sage] 2014/05/22(木) 22:30:36.48 ID:QEY9fe2H 「あれ?ミニス、ひょっとして……」 「へっ?…………って!?キャァァっ!!」 それは錯覚ではなかった。未成熟な乳首に与えられた性の快楽に連動するようにして。 純白の布に隠されたミニスの女の子の部分はしっかりと反応していた。 めくれ上がったスカートの隙間から覗くそれからちょろちょろと染みだす小水。 現在進行形で漏れ出ておパンツに大きなシミをつくっている。 「やだぁぁ……お漏らし……そんなぁ……」 快楽のあまりたがの緩んだ尿意。それにお股をビチョビチョに濡らしてミニスは涙目になる。 なによこれ。やだ。こんなの最低。あまりのことにミニスは泣きじゃくりたくなる。 せっかくのマグナとの大切な時間だというのに。こんなんじゃ幻滅されちゃうと悲しむ。 「……ゴクッ……ミ、ミニスっ!」 「っ!ちょ、ちょっと!?マグナ!そんな……キャァァァっ」 だがそんなミニスの予想とは裏腹にマグナのスイッチはビンビンに振り切れた。 ガバっと食い入るようにミニスの下半身に詰め寄り、濡れ濡れのおぱんちゅに手をかける。 そのまま一気に脱がしにかかろうかと言うところでふと我に帰る。 するとマグナの目の前には。 「うぅぅうううう……マ・グ・ナぁぁぁ!!!」 「わわっ。ご、ごめん。ミニス」 マグナの突然の暴挙に怒り心頭でわななくミニスの姿があった。 これは不味いと思いマグナは速攻で飛び退き頭を下げて平謝り。 そんなマグナに対しミニスは。 「ぷっ……クスクス……アハハっ……いいわ。許してあげる」 湧きだした怒りがふっと通り抜けてなぜか笑い出してしまっていた。 それはマグナの行動にちょっとだけ安心できたからだろう。 てっきりこんなときにお漏らしをして幻滅されたかと不安になっていたけれど。 (ちゃんと女の子として意識してくれてるんだ) 意識してないことなんてない。そう先程、キスとともに告げてくれたマグナの本心。 それがただの同情で言ってくれたわけではないことがよく実感できた。 なんだ。マグナってば私にメロメロじゃない。そう思うと気分が心地よくなる。 「本当にごめん。ミニス。俺、どうかしてた」 そんなミニスの気も知らずにマグナは再度謝る。ちゃんと許してあげるって言ってあげたのに。 それだけではマグナの気がすまないのだろう。ちょっとめんどくさい性格だ。 だけどそんなところも含めて好きなのだとミニスは声には出さずにひとりごちて。 「もう、いいって言ってるでしょ。本当にしょうがないわね。そんなダメダメな誰かさんには……」 そう言ってミニスはそっとその手をマグナの頬に添える。そして指先でむにっと摘んでやる。 しばらくむにむにと弄ってやってから指先を伸ばし、続けて顔もそっと近づけて。 「ふふっ……お・仕・置・き・してあげる♪こんな風に……ね……」 ニシシと普段通りの小悪魔な笑みを見せて、そっと目を閉じて軽くなにかを突き出す。 そしてCHUっと響く柔らかな感触。お痛の代償は優しいキスでもってミニスはマグナに償わせるのであった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/151
152: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 [sage] 2014/05/22(木) 22:32:02.43 ID:QEY9fe2H 「それじゃあ私、もう行くから。マグナ。またね」 「ああ、またな。ミニス」 そして一晩が明けてチュンチュンと小鳥が囀る早朝にミニスは帰路につく。それをマグナは見送る。 あれから結局、最後の一線は越えることなく。けれどぺっとりと近く肌を寄せ合って過ごした一夜。 なんとも物凄い体験であった。よくもまあ理性を保つことができたと思う。危うく暴走しかけたけど。 いっそあのまま一気にと思わないでもなかったのだがやはり今の自分たちにはまだ早すぎるのだろう。 ミニス以上に自分の方がまだ大人になりきれれていないんだとマグナはしみじみ思う。 「俺ももうちょっとしっかりしないとな。ミニスのことあんまり待たせちゃいけないし」 いまだ幼さの残る見た目とは対照的に。ものすごい速度で大人の女性へと成長しているミニス。 負けてはいられないとマグナは思う。この次にまたミニスと会うときにはもっと。 その想いを受け止められる自分になることを心に硬く誓って。 「うううう。ま、まだ心臓……ドキドキしてる……」 そしてアルミネスの森の上を飛び抜けた空高く。シルヴァーナの背にしがみつきながらミニスも物思いにふける。 マグナと二人っきりで過ごした昨夜の体験。それはミニスにとってあまりにも刺激の強すぎる一夜で。 思い返すだけで顔が火照って、胸がドキドキでたまらなくなってしまう。こんな調子ではこの先どうなることやら。 マグナと恋人同士だと胸をはって言えるようになるために踏まねばならぬステップ。その前途は多難。 「だ、大丈夫……キスだってちゃんと自分からできたし……おっぱいだって触らせてあげたし……あ、後は……」 ボフッ。ふと想像してしまったその先にショートを起こしてしまうミニスの脳みそ。 プシューと頭から湯気をたててミニスはクラクラになる。その様子はまさにゆでダコ。 そんなのまだ早すぎるわよとか流石にマグナがお母様に殺されちゃうわだとか。 キャッキャとシルヴァーナの背中の上でミニスはテンパる。傍から見れば実に滑稽な光景であった。 背中からミニスが落ちないようにフォローしながら飛び続けるシルヴァーナにはいい迷惑。 「ご、ごめんね。シルヴァーナ。私、落ち着いたから。た、たぶん……」 上空で思いっきりずっこけかけたところでミニスはようやく我に帰りシヴァーナに謝る。 そしていまだ動悸し続ける胸を軽く手で押さえつけてポソリとこう呟く。 「お母様に聞いたら教えてくれるかな……そういうときに男の人が喜ぶ下着とか……」 おそらくは聞いた瞬間に母から愛のこもった教育的指導を受けてしまいそうな質問を。 いくつか頭の中で思い浮かべながらミニスをその頬を赤く染める。 想像以上に早い少女の成長にはたして朴念仁男がしっかりついていけるかどうか。 それはこの世界のエルゴならぬ巡りの大樹の精のアメル様のみが知るところであろう。 〜TO BE CONTINUED これから始まるSTORY〜 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/152
153: 名無しさん@ピンキー [sage] 2014/05/22(木) 22:38:12.52 ID:QEY9fe2H そんなわけでマグミニをお送りしました。 SS一本書くのにどんだけ時間かけてんだよという感じです。 そして本番までは辿りつけませんでした。まことに申し訳ない。 機会があればこの続きをいつか書いてみたいですね。 それでは今回はこの辺でサラバ。またの機会に。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/153
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