【細田守】果てしなきスカーレット・肯定派専用2 (810レス)
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237: 12/13(土)15:02:10.04 ID:wfr28hnq(5/8) AAS
まあ、スカーレット萌え映画だからね。
でもそれだけじゃもったいない。
テーマである「赦し」は描けてたけど、もっと上手くやってよって思う。
240: 12/13(土)15:19:23.04 ID:wfr28hnq(6/8) AAS
やってる事は心理セラピーだしね、この映画。
聖はセラピスト役の一人です。
329: 12/14(日)11:45:57.04 ID:8Cd8nq1I(3/5) AAS
元々観る気なかったのがあまりの評判の悪さに自分の目で確かめたくなっただけだからね
397: 12/15(月)16:29:24.04 ID:h3KnpoPv(3/5) AAS
外部リンク[htm]:www.markreviewsmovies.com
マーク・デュジックによるレビュー | 2025年12月11日
『スカーレット』のテーマは、暴力、戦争、復讐が人類に内在する要素であり、人類の避けがたい破滅の根源となり得る可能性を考察している。そうした事情を踏まえ、脚本・監督を務める細田守は、これらの概念を巡る物語を、おそらくこれら要素を全て備えた最も有名な物語を軸に展開するという、実に独創的で驚くほど巧妙な決断を下した。
舞台は16世紀頃のデンマーク王国における王室の動向だ。そこには腐敗が蔓延しており、具体的には王の弟が陰謀を企て、君主の死を画策していた。この時点で、細田が何を成し遂げたかは明らかだろう。すなわち、ウィリアム・シェイクスピアの『ハムレット』―死が至る所に潜み、物語の本筋が始まる前からそれを定義づける戯曲―を、人類が暴力から逃れられないという寓話の骨格として採用したのである。
シェイクスピアの物語は、それ自体がより古い伝説に基づいているが、ここでは直接翻訳されていない。細田監督は、そのような文字通りの解釈が観客の注意をそらす可能性があることを十分に理解しているからだ。ここでは劇そのものが重要なのではない。観客がすでに知っているであろう概念、すなわち暴力の循環性と主人公の復讐への執念こそが核心なのである。物語の演劇的起源との隔たりをさらに明確にするため、アニメ映画の主人公はハムレットやアムレトという名の王子ではなく、スカーレット(声:芦田愛菜)という名の王女である。彼女の髪は鮮やかな赤だが、その思考と行動はより深紅の色合いを帯びている。
省1
467: 12/17(水)01:02:08.04 ID:Ks3TPiJe(1/2) AAS
>>466
マジで違うよ…IMAXで通常スクリーンしかない作品の予告観た時とか
実写版秒速の予告で流れた米津玄師の1991って曲がめちゃめちゃ良くて
シンセの所大音量で低音響いて印象的だったんだけど
通常スクリーンで聴いた本編の曲があまりにも音量と音質違ってて絶望した
651: 12/24(水)21:44:53.04 ID:+2Wwv5KQ(12/14) AAS
スカーレットの演出とキャラクターデザインもまた、異次元というテーマに合致しており、西洋と日本のアニメーションを融合させている。ジン・キムは『ベル』に引き続きキャラクターデザインを務め、上杉忠弘が参加している。両アニメーターはディズニー出身で、『ベイマックス』をはじめとするピクサー作品に携わっており、細田監督は主人公たちの表情や衣装の細部に至るまで、特に彼らの功績を高く評価している。衣装のグリムダークな美学には国際的な影響が大きく表れており、異次元の悲惨な設定を引き立てると同時に、各キャラクターの個性を際立たせている。例えば、スカーレットの衣装は、映画の冒頭で自らの手で殺した戦士たちの衣装を寄せ集めるなど急速に変化するが、復讐への執念に疑問を抱き始めると停滞し、映画全体を通して彼女のキャラクターアークを反映している。優れたデザインと傑作を分けるのは、まさにこうした細部へのこだわりなのだ。
アニメーションもまた、CGと手描き2Dアニメーションの要素を組み合わせたハイブリッドな構成となっている。細田監督は『サマーウォーズ』や『BELLE/ベル』といった仮想世界の創造においてCGアニメーションを巧みに取り入れてきたが、本作ではその技術が新たな高みに到達している。2Dの現実世界を描いたオープニングシーンから、異界では2DとCGが見事に融合している。本作ではCGが際立っており、美しい背景が不気味な世界観を支え、ダイナミックなカメラワークによって息を呑むような壮大なショットが展開される。全体として、細田作品に期待される通り、アニメーションはまとまりがあり、壮大な作品に仕上がっている。
『スカーレット』は、人と人との繋がりの中に見出される希望を訴え続ける監督の作品が光る美しい映画だ。復讐や暴力は、約束された正義をもたらすことはできない。むしろ、『スカーレット』は、異なる世界の間に橋を架けるという努力は価値があると観客に信じさせようとしている。まさにタイムリーなメッセージだ!
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