[過去ログ] 【細田守】果てしなきスカーレット・肯定派専用2 (1002レス)
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(1): 12/24(水)21:43 ID:+2Wwv5KQ(10/14) AAS
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映画レビュー:「スカーレット」
2025.12.19

昔ながらの復讐劇には、正義が果たされ悪党が当然の報いを受ける姿に、どこか痛快な満足感がある。しかし復讐の代償とは何か?そしてそれはどんな文化を育むのか?細田守監督の最新作『スカーレット』は、シェイクスピアの『ハムレット』を再解釈し、こうした問いを掘り下げる。中世の時代設定と劇中の多くの登場人物はそのままに、物語は生と死の狭間にある幻想的な世界へと移される。その結果生まれたのは、復讐の不十分さと、真実の人間関係が持つ変革の力について、心を揺さぶる深い考察を伴う物語である。

スカーレットは生まれた瞬間から、父であるアムレト王の深い愛情に包まれ、後継者として育てられていた。しかし叔父のクローディアスが王を暗殺し王位を奪取したことで彼女の世界は揺らぎ、復讐の道へと歩み出す。クローディアスが圧政を強める中、スカーレットは兵舎でひたすら鍛錬を積み、暗殺の好機を待ちわびていた。その機会は舞踏会で訪れた。彼女は叔父の飲み物に睡眠薬を混ぜ、二人きりになった隙に殺害を企てる。しかし叔父は一歩先を行き、先に彼女の飲み物に毒を盛っていた。結局、地面に倒れたのはスカーレットの方だった。意識が遠のく中、悪辣な叔父が勝利の笑みを浮かべる姿が見えた。

しかし物語はそこで終わらない。スカーレットは煉獄のような異界で目を覚ますと、「クローディアスもここにいる」という声を聞く。復讐の旅は終わっていない。スカーレットは未だにクラウディウスにふさわしい永遠の死を与えうる。だがその旅路で、彼女は暴力と憎悪の残酷な現実、そして平和が支配するより良い未来を語る者たちと直面する。こうした出会いと、聖という名の謎めいた医療従事者との芽生えつつある恋を通じて、スカーレットは復讐が果たして死ぬ価値があるのかと問い始める。
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