FFDQバトルロワイアル3rd PART20 (497レス)
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(1): Black in truth 12/15 2021/10/05(火)01:32:20.43 ID:x7CNOrQIv(12/15) AAS
「あ……無い、無い、な、なんで?!
 だってここ、僕、ここに仕舞って……!!」

完全に取り乱したその有り様に、思わず頭を抱えた。
最悪だ。
よりにもよってひそひ草を掏り取られたか。
いや、思い返せば『殺してみせろ』と煽っていた時、ジェノバは執拗に距離を詰めていた。
あの時すでに失敗した時の保険をかけていたということか。
こうなれば、サイファー達はむしろ敵と認識した方が良い。
……いや、元より私は敵だろうが、ソロ単独であっても合流するのは危険という意味だ。

"落ち着け!
省27
181: 侵入者ヲ撃退セヨ 4/5 2022/02/27(日)21:42:55.43 ID:PibOaskp3(4/5) AAS
「ヌゥッ!」
ほぼ直感だけで太刀を頭上に掲げる。
さすがにこの格好のまま無防備に殴られれば、後ろに倒れてそのまま落ちる可能性だってある。
それは避けないとダメだ。

太刀の物打で十分に体重が乗せられた一撃を受け止める。
武器と大刀とがかち合い、ギィン! と鈍く鋭い音が響き渡った。
だが、当然だがこんな格好でキレイに一撃を受け止められるわけがなかった。
衝撃を殺し切れず、太刀を取り落としてしまう。
それでも倒れない程度に姿勢を正したオレに対し、仮面は上から串刺しにしようとする。

「ソノ程度ノ攻撃デオレヲ倒セルト思ッテイルノカ!? ナメルナ!」
省20
259: 重責に身は強張る 1/10 2022/10/12(水)00:41:52.43 ID:vdi51sADm(1/12) AAS
バラムガーデンMD層。
かつては、どこからか入り込んだモンスターたちの巣窟となっていた地下迷宮だ。

オイルシッパーがオイルをあちこちに塗りたくり、ハウリザードがネジを持ち去り、
プリヌラがぺたぺたと這いずって鉄材の腐食を早め、トライフェイスが酸で金属を溶かす。
そんな状態が長年続き、メンテナンスもロクにされなければ、当然荒れ果てる。
エレベーターが止まるなど序の口だ。
ゲートを開けるためのハンドルなぞ、肉体を鍛えあげた若い男の腕力でようやく動かせるほどにまで錆びついていた。
極めつけに、金属製の梯子が半ばからぽっきり折れるという、通常ならあり得ないインシデントまで発生していた。
ミサイルが飛んでくるという緊急事態にもかかわらず、スコールたちはムダに回り道をして悪戦苦闘する羽目になったのだが……。
サイファーたちもスコールとは違った意味で回り道をさせられる羽目になった。
省16
309: 希望は予想よりも近くに、―― 3/16 2023/01/29(日)11:25:54.43 ID:rHssY7SEM(3/17) AAS
「は? え、うわあ! 待ってくれよ、そっちは逆――」
「わかってんだよ! 面倒な奴が後を追ってくるかもしれねえってのに、素直に案内できるか!!」

そ、それもそう……なのか?
サイファーが合流すれば四対二になるから勝てるんじゃ――とか思ったけど、考え直す。
よくよく思い返せば、サイファー達は六対一でセフィロスと戦ってたはずだ。
いくらアンジェロの身体になっているからといって、向こうにはソロがいるんだし……甘く見ていい相手じゃないよな。

「あっちに保健室がある、一旦そこに立てこもるぞ!」
「わ、わかった!」

態勢を立て直しながら俺が答えると、サイファーは足を止めることなく器用に木立の間を抜けていく。
完全に建物の配置が頭の中に入ってるって感じだ。
省28
385: Homines id quod volunt credunt 13/15 2023/09/29(金)16:41:44.43 ID:8Gnv14aDb(13/15) AAS
「ええと、だいたいの話はわかりました。
 ですが、どうします?
 僕としてはバッツさんが戻ってくるまでここで持ちこたえたいですが、居場所がバレているかもしれないとなれば話は別です。
 ここを放棄すべきか、引き続き立て籠もるべきか……ロックさんの意見を聞きたいのですが」

本当はアーヴァインの居場所を聞きたいのだけれど、セージの前で直接それを話すわけにはいかない。
そんな僕の意を汲んでくれたかどうかはわからない――が、ロックは入り口と『タバサ』を交互に見やりながら頬を掻いた。

「あ、ああ。まあ、そうだな。
 ……今はまだ、立て籠もってもいいんじゃないか?
 ここ、訓練施設とは反対側だしな」

……訓練施設?
省19
447: テバナシクリティカル 3/9 05/31(金)22:29:37.43 ID:DAsfMRUTR(3/9) AAS
「……リュックよ、混乱するのはわかる。
 じゃからワシもあの場では言わんかったんじゃ。
 どさくさに紛れてケフカが余計な事を吹き込みかねんかったしの」
「あ、え、い、う〜……え〜……?」
「そもそもワシが話したのはサイファーの推測じゃ。
 もちろん地下で会った時はお互いにライブラで確認しておるから、本人じゃったのは間違いない」

あ、そ、そっか。
ロックが言ってた通り、サイファーがニセモノって可能性も……って、だからそれもないの!?

「正直、ワシはジェノバなる存在については何もわからぬ。
 恐らくアーヴァインと一緒にいたお主らの方が詳しいじゃろうし、そのお主と一緒にいたアーヴァインが本当に偽物だという証拠もない。
省29
487: 後悔だらけのtheir life 8/20 09/13(金)22:47:34.43 ID:Pk7QT108I(8/8) AAS
涙の代わりと言わんばかりに胃液吐き出してる馬鹿野郎に呆れ返ることはできるが、良案は全く浮かばない。
いっそスリプルかけて眠らせるか? ――とも思ったが、ティーダの話を思い出す。
言っていたじゃないか、あいつ。
『アーヴァインが夢の中でもユウナの影に襲われてて、リュックが言ってくれなかったら助けられなかった』って。
恐らくこいつ一人で寝た場合、夢世界に逃げ込めない可能性が高い。
ティーダを先に召喚させて話を通す――……いや、それもダメだな。
主催者側に盗聴されて夢世界の存在がバレかねない。

「お前、心読まないようにすることはできないのか?」
「げぶっ、わ、わがん、ない……き、きこえ、ちゃう、げぼっ、ごほっ。
 し、しりたく、ないのに、かってに、きごっ、きこえて、みえちゃ……げほげほっ、えうっ。
省20
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