[過去ログ] 現代数学の系譜 カントル 超限集合論2 (1002レス)
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772
(4): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2020/03/29(日)12:00 ID:PhmwLbdr(4/6)調 AAS
>>771
さらに、補足説明する

1)まず、有限長の数列を考えよう
 問題の数列 X:X1,X2,・・,Xd-1,Xd,Xd+1,・・Xh (hは有限整数)
 同値類の代表列を rX:r1,r2,・・,rd-1,Xd,Xd+1,・・Xh
 とする
2)上記同様、箱にq面サイコロを作って、1〜qの整数を入れるとする
 qは十分大きく、q-1≒qとする
3)上記>>771の通り d=mとなる 代表列rXは、q^(m-1)個 と書ける
 全体hまでの場合の数は、等比数列の和公式より
 Σm=1〜h {q^(m-1)} = (q^h -1)/(q-1)・・(1)
 dまでの場合の数も、同様
 Σm=1〜d {q^(m-1)} = (q^d -1)/(q-1)・・(2)
4)そこで、有限長の数列→可算無限長の数列 で 極限 h→∞ を考える
 決定番号が、数列の先頭部分で、有限d以下に収まる割合Lは
 上記(1)(2)を使うと
 L={(q^d -1)/(q-1)}/{(q^h -1)/(q-1)}
  =(q^d -1)/(q^h -1)
 ここで、dはある有限の定数で、極限 h→∞ をとると
 lim h→∞ L =lim h→∞ (q^d -1)/(q^h -1) =0
 つまり、Lは 指数関数的に0に近づく
5)このような分布を持つ 決定番号dの大小の確率は論じられない
 ∵
 1)可算無限長列では、決定番号dが有限の場合の割合は、0!!
 2)決定番号dが有限の場合の割合が0の中で、d1,d2の大小を論じて確率計算をしても、無意味
QED
ww(^^;

(参考)
https://www.kwansei.ac.jp/hs/z90010/sugakua/suuretu/touhisum/touhisum.htm
等比数列の和 - 関西学院大学
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%89%E6%AF%94%E6%95%B0%E5%88%97
等比数列
774: 2020/03/29(日)12:13 ID:YiV+QH7u(5/11)調 AAS
>>772
>2)上記同様、箱にq面サイコロを作って、1〜qの整数を入れるとする
> qは十分大きく、q-1≒qとする
え?w 1≒2と言いたいの?w 頭大丈夫?w
775: 2020/03/29(日)12:16 ID:ReTOy/u3(3/8)調 AAS
>>770
もともと頭は良くなかった

>>771
ジムの人は箱の中身が{0,1}の要素の場合で考えてたが
むしろ閉区間[0,1]の要素の場合で考えたほうがよかった

そうすれば

「どの箱も代表元と一致しない確率が1なのに
 無限個の箱がすべて代表元と一致しない確率は0」

という”無限族まるごと独立性”の否定に気づけた筈

>>772
>可算無限長列では、決定番号dが有限の場合の割合は、0!!

誤り 
任意の自然数nについて 決定番号がn以下の確率は0だが
そこから、決定番号が自然数となる確率が0、という結論は導けない

>決定番号dが有限の場合の割合が0の中で、
>d1,d2の大小を論じて確率計算をしても、無意味

決定番号は必ず自然数となるから当然大小が比較できる
超準自然数でも全く同様 大小が比較できないというのは嘘
776: 2020/03/29(日)12:17 ID:YiV+QH7u(6/11)調 AAS
>>772
> 1)可算無限長列では、決定番号dが有限の場合の割合は、0!!
定義により決定番号は自然数。どの自然数も有限。よって決定番号が有限の確率は1!!
妄想もほどほどに
784
(3): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2020/03/29(日)15:17 ID:PhmwLbdr(6/6)調 AAS
>>772 補足
時枝の話は、可算無限数列を、形式的冪級数(の係数)で
しっぽが一致
 ↓
式の次数が高い係数がすべて一致
におきかえると

問題の数列=1つの形式的冪級数の 形式的冪級数環のしっぽの同値類
と考えることができて 分り易い

例えば下記
(なお、変数をyとします(Xはすでに使っているため))
問題の数列 X:X1,X2,X3,・・,Xd,Xd+1・・
 ↓
形式的冪級数 FX=X1+X2y+X3y^2・・ xd-1 y^(d-2)+Xd y^(d-1)+Xd+1 y^d・・

代表列 rX:r1,r2,・・,rd-1,Xd,Xd+1,・・
 ↓
形式的冪級数 FrX=r1+r2y+r3y^2・・rd-1 y^(d-2)+Xd y^(d-1)+Xd+1 y^d・・
と、対応して書き直せる

ここで、2つの式の差 FX-FrX を考えると、係数がd番目Xdから後が一致しているので
FX-FrX= ・・・+0y^(d-1)+0y^d・・ としっぽの係数 d以降がすべて0になる多項式になる

そして、同値類は、形式的冪級数のしっぽによる 多項式環の話に直せる
つまり、決定番号は、多項式環の1つの式(=同値類の元)の次数d-1に直せる*)
(*)注:多項式環では、係数が0次の定数項から始まるので、次数との比較で1つ ずれる)

この話は、過去にガロアスレにも書いたが、また 時間があるときに 書きます
形式的冪級数→多項式環→多項式の次数 という流れで考えると
時枝記事の(みせかけ)トリックが、よく分ります

(参考)
http://lupus.is.kochi-u.ac.jp/shiota/
塩田研一 高知大学 理工学部 情報科学教室
http://lupus.is.kochi-u.ac.jp/shiota/misc/index.html
塩田研一覚書帳
http://lupus.is.kochi-u.ac.jp/shiota/misc/field/FieldTheory.html
体 ― 塩田研一覚書帳 ―
p 進体
p 進付値(ふち)
有限次代数体の素イデアル p についても p 進距離を考えることができます。
また体 F 上の一変数関数体 F(x) においては、例えば x が素数の役割を果たして付値が定義でき、
その完備化は形式的べき級数体 F((x)) になります。
Qp の中で |x|p≦1 を満たす元 x を p 進整数と呼び、 p 進整数全ての集合を Zp と表します。
http://lupus.is.kochi-u.ac.jp/shiota/misc/field/FiniteField.html
有限体 ― 塩田研一覚書帳 ―
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