[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6495【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (321レス)
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317: (スププ Sdb8-xdvH) 2016/09/28(水) 06:53:13.98 d AAS
「ずいぶんと息が苦しそうだが、大丈夫か?」
「はい寝てれば大丈夫です…あの…ちょっと便…」
そこまで言いかけて、大きな手がぬっとこちらに向けられぎょっとする。
嫌だ、怖い。
何故だろう触れられたくない。
大きな手のひらがエレンの額に触れる。
じくっ。
エレンの中に新たな熱が生まれる。
「本当だ、また熱くなったみたいだな」
何故この教師はいちいち触れて確かめるんだろう?
心なしか額に触れる手がいたずらに髪をもてあそぶ。
弄られた毛先の根元がくすぐったいような気がする。
「襟元を緩めたほうがいいんじゃないのか?」
体がだるくて、かろうじてジャケットは脱いだけれど、制服のネクタイもボタンもきっちり留めたままだということに気がついた。
そのネクタイに手を伸ばされてあわてる。
「じ、自分でできますから!」
手を避けようとして半身を起こして、ゾワッとした。
衣服が体にこすれる感触、普段は少しも気にかけないその感触が、今刺激としてエレンの体を取り巻いている。
「どうしたイェーガー、おとなしく横になってろ」
「あ…!」
胸を押されて思わず声が出た。
「?どこか痛かったか?」
「!!」
男の大きな手がエレンの胸元をまさぐってくるのを、唇をかんで耐える。
ゾワゾワゾワゾワ。
肌は粟立つのに、その奥に熱があるのは何故だろう?
「ん…大丈夫…だから離して…」
「だが辛そうだ」
「あん!」
声を上げて、頬がかっと熱くなる。
胸の粘膜に大人の指先が触れ、思わずあられもない声を上げてしまったのだ。
こんな声出したことがない、なんだろうこの感覚は。
その時、リヴァイの喉がごくりと鳴り、瞳が恐ろしい色を浮かべるのをエレンは目撃した。
この人は、何だか危険だ。
この状態は風邪とは違う、何かがおかしい。
この男から、何かもらった…。
「ぜ、先生、さっきの飴って本当にただののど飴なんですか?」
「そうだが。何だと思うんだ?」
「だってあれをもらってから体が…おかしい、です」
「ほお、どんな風に?」
リヴァイは楽しむようにエレンのわき腹を撫でる。
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