[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6495【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (321レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
149: (スププ Sdb8-xdvH) 2016/09/28(水) 06:12:02.75 d AAS
急にしおらしくなって、一体どうしたというのだ。
いつも生意気に憎まれ口を叩き、ぎらつく瞳で睨んでくるのに。
「お願いします…オレを離さないで」
「誰が離してやるかよ」
「あなたに捨てられたら…困る…」
「これはハニートラップか?」
キングリヴァイは口角を上げながら、座り込んだままのブリリアントエレンの額へ口づけをした。
「…く、口にしてください」
ブリリアントエレンは歳相応の顔を見せて、強請った。
この淀んだ空気の室内で拍手が沸き起こる。
『皆さん、おめでとうございます…皆さんの悩みを少しでも軽くすることができたでしょうか…さぁ、足元にお気をつけてお帰りください…』
ぐわんぐわんと反響する声で、司会者が何やら言っている。
開け放たれたドアから、新鮮な空気が流れ込み、頬をねぶっていった。
リヴァイが目を覚ました時、そこはエレンの部屋だった。
隣には全裸のエレンが気持ち良さそうに眠っている。
――夢、だったのか…?
とても長くていやらしい夢を見ていた気がする。
床には脱ぎ捨てられた衣服があり、昨晩エレンと体を繋げたことは覚えている。
時刻はまだ夜明け前。
身支度を整えて、自分の部屋に戻るとしよう。
リヴァイは体を起こし、自分が脱いだ服を拾い上げる。
「へいちょう…」
「なんだ、起きたのか」
「はい…あの、今から、しませんか?もう一度」
「…どうした?」
「オレ、なんか変な夢見て…ウズウズしちゃって…」
「奇遇だな、俺もだ」
恥ずかしそうにしているエレンを再びベッドへ押し倒して、マウントポジションを取る。
「せっかくランプに火を入れたが…消すか?」
「いえ…大丈夫です」
「いいのか?」
「恥ずかしいけど全部、見て欲しいんです」
「悪いが…今日は俺も途中で止まれそうにない」
「中に出して…いいですよ」
うっすら笑って、リヴァイの眉間に唇を寄せる。
エレンへの愛しさがこみ上げて、もう止まりそうになかった。
二人の影が重なり合うベッドの上。
その足元に大量の紙幣が詰まった包みが置かれていることに気づくのは、もう少し後のことである。
END(屁爆)
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 172 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ
ぬこの手 ぬこTOP 0.004s