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99: 2015/04/08(水) 16:20:46.30 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
100: 2015/04/08(水) 16:21:03.56 AAS
>>97
自爆ヤオーサーオタのスレ潰し
101: 2015/04/08(水) 16:21:08.70 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
102: 2015/04/08(水) 16:21:29.97 AAS
だいたい世界選手権も実質金ですし
八百長したハビがいなければ
103: 2015/04/08(水) 16:21:41.74 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
104: 2015/04/08(水) 16:21:47.69 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
105: 2015/04/08(水) 16:21:57.49 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
106: 2015/04/08(水) 16:22:02.95 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
107: 2015/04/08(水) 16:22:09.60 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
108: 2015/04/08(水) 16:22:17.42 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
109: 2015/04/08(水) 16:22:22.39 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
110: 2015/04/08(水) 16:22:30.61 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
111: 2015/04/08(水) 16:22:40.07 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
112: 2015/04/08(水) 16:22:47.19 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
113: 2015/04/08(水) 16:22:52.33 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
114: 2015/04/08(水) 16:23:01.20 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
115: 2015/04/08(水) 16:23:05.49 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
116: 2015/04/08(水) 16:23:14.09 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
117: 2015/04/08(水) 16:23:19.02 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
118: 2015/04/08(水) 16:23:27.24 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
119: 2015/04/08(水) 16:23:31.58 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
120: 2015/04/08(水) 16:23:40.30 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
121: 2015/04/08(水) 16:23:44.60 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
122: 2015/04/08(水) 16:23:53.38 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
123: 2015/04/08(水) 16:24:01.66 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
124: 2015/04/08(水) 16:24:08.76 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
125: 2015/04/08(水) 16:24:15.38 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
126: 2015/04/08(水) 16:24:22.77 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
127: 2015/04/08(水) 16:24:28.90 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
128: 2015/04/08(水) 16:24:37.07 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
129: 2015/04/08(水) 16:24:42.36 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
130: 2015/04/08(水) 16:24:50.50 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
131
(1): 2015/04/08(水) 16:24:54.19 AAS
「 D: 」をNGするといいお
132: 2015/04/08(水) 16:24:55.14 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
133: 2015/04/08(水) 16:25:05.06 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
134: 2015/04/08(水) 16:25:16.09 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
135: 2015/04/08(水) 16:25:22.46 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
136: 2015/04/08(水) 16:25:49.54 AAS
>>131
見ないふりしても世界でヤオハビが批判されてることとスレが潰れることは変わらないけどねw
137: 2015/04/08(水) 16:25:55.80 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
138: 2015/04/08(水) 16:26:11.20 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
139: 2015/04/08(水) 16:26:22.81 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
140: 2015/04/08(水) 16:26:30.07 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
141
(3): 2015/04/08(水) 16:26:41.86 AAS
NGワードを設定すればあぼーんは簡単
使う言葉に特徴あるから
142: 2015/04/08(水) 16:26:42.06 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
143: 2015/04/08(水) 16:26:50.57 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
144: 2015/04/08(水) 16:26:53.50 AAS
避難所いるからおいでー
145: 2015/04/08(水) 16:26:59.26 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
146
(1): 2015/04/08(水) 16:27:13.63 AAS
>>141
そうなんだよね
同じことしかしない
147
(1): 2015/04/08(水) 16:27:21.00 AAS
>>141
でも世界でヤオハビが批判されてることと
スレが潰れるのは変わらないねw
148: 2015/04/08(水) 16:27:30.01 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
149: 2015/04/08(水) 16:27:38.97 AAS
あーゆづかわええ
レコなんとかしなきゃ
150
(1): 2015/04/08(水) 16:28:01.99 AAS
D輔ゆうがたワンダー出るよ
それ見て大人しくしてて
151: 2015/04/08(水) 16:28:10.82 AAS
>>147
>>146
>>141
そうなんだよね
現実しかしない
152: 2015/04/08(水) 16:28:22.70 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
153
(1): 2015/04/08(水) 16:28:33.52 AAS
よかったやん
デーチャマ出るってよ
154: 2015/04/08(水) 16:28:42.87 AAS
>>150
ヤオハビゆうがたワンダー出ないよ
それ見ず大人しくしてて
155: 2015/04/08(水) 16:29:03.68 AAS
>>153
よかったやん
ハビチャマ出ないってよ
156: 2015/04/08(水) 16:29:10.57 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
157: 2015/04/08(水) 16:29:17.11 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
158: 2015/04/08(水) 16:29:27.03 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
159: 2015/04/08(水) 16:29:34.02 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
160: 2015/04/08(水) 16:29:42.90 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
161: 2015/04/08(水) 16:29:49.43 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
162: 2015/04/08(水) 16:29:54.66 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
163: 2015/04/08(水) 16:30:02.88 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
164: 2015/04/08(水) 16:30:07.37 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
165: 2015/04/08(水) 16:30:11.25 AAS
ああみんな避難所いるのか
166: 2015/04/08(水) 16:30:16.09 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
167: 2015/04/08(水) 16:30:20.31 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
168: 2015/04/08(水) 16:30:35.91 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
169: 2015/04/08(水) 16:30:38.85 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
170: 2015/04/08(水) 16:30:53.07 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
171: 2015/04/08(水) 16:30:57.93 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
172: 2015/04/08(水) 16:31:06.94 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
173: 2015/04/08(水) 16:31:12.84 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
174: 2015/04/08(水) 16:31:19.52 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
175: 2015/04/08(水) 16:31:24.31 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
176: 2015/04/08(水) 16:31:33.01 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
177: 2015/04/08(水) 16:31:37.81 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
178: 2015/04/08(水) 16:31:47.27 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
179: 2015/04/08(水) 16:31:53.09 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
180: 2015/04/08(水) 16:32:00.23 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
181: 2015/04/08(水) 16:32:05.23 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
182: 2015/04/08(水) 16:32:13.98 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
183: 2015/04/08(水) 16:32:18.75 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
184: 2015/04/08(水) 16:32:26.10 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
185: 2015/04/08(水) 16:32:32.41 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
186: 2015/04/08(水) 16:32:43.24 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
187: 2015/04/08(水) 16:32:46.43 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
188: 2015/04/08(水) 16:32:57.02 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
189: 2015/04/08(水) 16:33:24.66 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
190: 2015/04/08(水) 16:33:31.68 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
191: 2015/04/08(水) 16:33:36.50 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
192: 2015/04/08(水) 16:33:46.37 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
193: 2015/04/08(水) 16:33:50.24 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
194: 2015/04/08(水) 16:33:58.78 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
195: 2015/04/08(水) 16:34:02.77 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
196: 2015/04/08(水) 16:34:11.36 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
197: 2015/04/08(水) 16:34:16.25 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
198: 2015/04/08(水) 16:34:23.70 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
199: 2015/04/08(水) 16:34:28.29 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
200: 2015/04/08(水) 16:34:36.85 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
201: 2015/04/08(水) 16:34:40.00 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
202: 2015/04/08(水) 16:34:49.99 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
203: 2015/04/08(水) 16:34:54.25 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
204: 2015/04/08(水) 16:35:01.54 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
205: 2015/04/08(水) 16:35:06.01 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
206: 2015/04/08(水) 16:35:15.42 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
207: 2015/04/08(水) 16:35:19.12 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
208: 2015/04/08(水) 16:35:28.78 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
209: 2015/04/08(水) 16:35:41.85 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
210: 2015/04/08(水) 16:35:49.69 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
211: 2015/04/08(水) 16:35:55.91 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
212: 2015/04/08(水) 16:36:03.99 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
213: 2015/04/08(水) 16:36:10.09 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
214: 2015/04/08(水) 16:36:18.18 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
215: 2015/04/08(水) 16:36:27.12 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
216: 2015/04/08(水) 16:36:34.42 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
217: 2015/04/08(水) 16:36:43.59 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
218: 2015/04/08(水) 16:36:52.37 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
219: 2015/04/08(水) 16:36:57.84 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
220: 2015/04/08(水) 16:37:07.83 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
221: 2015/04/08(水) 16:37:12.15 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
222: 2015/04/08(水) 16:37:20.18 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
223: 2015/04/08(水) 16:37:24.13 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
224: 2015/04/08(水) 16:37:33.10 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。

ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。

J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。



(11:38あたりから)

J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?

S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。

D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
225: 2015/04/08(水) 16:37:38.72 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった

J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)

D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。

D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…

J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。

D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)

J:闘志よね!(同じくジェスチャー)

D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。

J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?

S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
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