[過去ログ] 【宿命の対決】官渡の戦い【袁曹両陣営の思惑】 (389レス)
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1(4): 曹操@司空 2011/12/11(日) 01:49:24.67 AAS
200年、宿敵であった公孫氏を攻め滅ぼした袁紹は冀・幽・青・并州の
北方を完全に掌握し、次なる攻略対象を中原の曹操へと向けようとしていた。
一方の曹操は献帝を擁して着実と勢力を伸ばしていた。互いの思惑が交差して
両軍は一触即発の様相を見せ、両陣営の将軍や軍師達は来るべき戦に備えていた…。
〜当スレの趣旨〜
気楽に一武将で参加しながら「回し方の雰囲気を掴む」のを目的としたスレです。
なので思う存分、気軽に勇将・知将・凡将・愚将等になって書き込んで下され!!
また細かなルールはありませんが、最低限のルールとして以下この事があります。
《荒らしは華麗にスルー!!荒らしに構う人も同罪です!!》
また意見や要望、分からない事や今後については↓の議論スレにて行っていますので、
雑談も含めて気軽にドゾーです!!
○議論スレ
なりきり議論スレ@三戦板その3
2chスレ:warhis
54(3): 病孫策 ◆mc.9CmJQknyF 2011/12/11(日) 16:36:55.56 AAS
一々文章長いね
これじゃぜんぜん気楽じゃないね
もっと短い文で進めらんないの?
99(7): 袁紹 ◆8I3CU5OPwE 2011/12/13(火) 23:43:59.91 AAS
時は来た
これより全軍南下を開始する!
同時に陳琳の檄文を九州に発するのだ
沮授に顔良準備はよいか!?
111(3): 袁紹 ◆8I3CU5OPwE 2011/12/14(水) 22:46:17.01 AAS
>>110
うむ、天晴れな意気である! 皆の者、戦となったら顔良の意気を見習うのだぞ
顔良、そして副将の梁岱。進み出よ
(袁紹は二将に宝剣と将軍の資格を表す節を与える)
河北軍は全てにおいて曹孟徳に勝っておる!
それが間違っても、敵を恐れるなどあってはならぬのだ!
作戦については、将軍も沮授の案を支持するか
白馬を牽制し、主力は延津を攻撃せよというのじゃな
ううむ、では沮授、先ほども申したが延津攻撃の利をより具体的に説明せい!
また白馬攻撃を支持する者も遠慮なく申し出るがよい
(※俺はあまり史実にこだわらず行動しようと思う)
(今回も、袁紹は沮授の言葉に不快感を抱いたが強情に白馬攻撃に踏み切るまではいってない)
(全てはスレの流れから袁紹が自然に選択しそうな選択をしていこうと思う)
112(3): 田豊 ◆qCNHKVnckuhL 2011/12/14(水) 23:03:03.31 AAS
>>111
なぁ本初、お前馬鹿じゃねぇか?
なぜ今になって南進を考える?
もっと好機があっただろ。
今お前の許に転がり込んできている皇族が、
徐州でたったひとり曹賊に立ち向かっていた時、お前は何をしていた?
あの時、俺がお前に言ったこと、覚えてるか?
「曹操を討つつもりなら、今しか好機は無い」ってな。
だがお前はあろうことかガキが病気だとかいう、下らねぇ理由でついに動かなかった。
曹賊はな、もうガキの頃の阿瞞でも、お前の下で中原を走り回ってた狗の操ちゃんでもねぇんだ。
曹賊が完全に防備を固めた今となっては、いかなる攻撃も通用しないと思え。
それでも沮授のような賢者が必死に頭を巡らして被害を少なくするための献策をしてくれてるのに、
お前は愚かにも曹賊を過小評価し、それどころか顔良のような勇者をあたら死地に送り込もうとしてやがる。
なぁ、お前天下獲るつもりあったのか?
133(3): 逢紀 ◆yLHtqhm2Kg 2011/12/17(土) 12:25:36.54 AAS
さぁて、地べたの座り心地はいかが? おや、そんな怖い顔をなさらないでくださいな。
(男の言葉に獄卒はわずかに眉をひそめた。下級官吏の獄卒に許された男に対する唯一の非難行為であった)
ここは、退屈でしょうと今日は書物を持ってまいりましたのに。
(男の隣にいた若い男が獄中の男へと書物を手渡した)
脚を斬らないだけ私は優しいでしょう?
感謝、して下さいな。
(獄中の床には『史記』が転がっていた。「ホウキサマ」と若い従者は男を呼んだ。
逢紀は優美な動きで従者の声に振り返った)
お前にもそれ相応の教養を身につけてやらないとね。
お前は私の身内も同然なのだから。
もっとも、知識だけ身につけても活かす場所がない人間とはなんとも惨めだがなあ。
(哀れみの目で獄中の男を一瞥すると逢紀は、血色の良い唇を喜びに歪め高笑いと共に消えていった)
135(6): 沮授 ◆.pDAHD/fcA 2011/12/17(土) 14:04:09.11 AAS
>>111
【河北軍本陣】
沮授「(我が君は、軍事にはちと暗い…)」
----「宜しい、説明致しましょう」
(そう一言呟くと、沮授はギラリと光る双眸で袁紹を見つめる)
沮授「曹賊は、兵力で劣っておりまする」
----「なれば奇策でもって我が兵を減じて士気を挫き、その上で我が軍が渡沙したのを見計らい」
----「糧食が尽きるまで持久の策を講じてくると考える次第」
----「わしが曹賊の立場に置かれれば、遠回りしてくる白馬に餌を投げ」
----「本陣から真直ぐに位置する延津は金城湯池とも申すべき、鉄壁の防備に良将を備えましょうな」
----「しかし…」
(沮授は一呼吸置いて続ける)
沮授「それは曹賊の表面を理解したに過ぎませぬぞ、我が君」
----「彼奴は、兵略の玄妙さを涼州の猛将たちとの戦で掴み獲ったのです」
----「彼奴なら于禁の名で我等を牽制し、餌と見せかけた白馬には兵か猛将を伏せて」
----「攻め寄せる我が軍に、必ずや大きな損失をもたらさんとしているはず」
----「故に、我が軍は延津に全力を傾け、一気に敵を抜かねばならぬのです」
----「さすれば、無人の野を進む如く、河北軍は怒涛の攻勢に移れるでしょうな!!」
(>>112)
沮授「(…!?)」
----「郭図、貴様ッ!!」
(傍らでは郭図が不敵な笑みを浮かべている)
沮授「げ、元皓ッ!!」
----「ならぬ、ならぬッ!!」
(>>113)
沮授「我が君、決して白馬を攻めてはなりませぬッ!!」
----「それが我等の蹉跌の第一歩となるのが分かりながら、何故に愚策をお取りにならんとするかッ!!!」
137(5): 袁紹 ◆8I3CU5OPwE 2011/12/17(土) 16:41:40.46 AAS
>>135 ・ ・
まあ待て、沮君
取り敢えずは気を静め給え。わしは何も急いで決断を下すことはすまい
そこの老いぼれの命のことについてもな…
(袁紹は息子のお披露目ができるので上機嫌で寛大さを演出している)
沮君よ、何故そのような場所に控えておるのだ
さし許す、もっと近う寄るのだ。此方へな…
(鷹揚に笑みを作り手招きし、沮授の背中を叩いてみせた)
そら、杯を受くることを許すぞ。さあ飲み干せい
そして諸君、謹聴せよ。これより河北の監軍が叡智を示すのだからな!
(袁紹が「寛大にも」沮授が延津攻略の利を説明することを「許す」と、沮授が発言を始めた)
(「曹賊は、兵力で劣っておりまする」…)
(丁度この時>>133美しい物腰の男が戻って来たので、袁紹は意味ありげに男と目配せを交わした)
(……………沮授が語り終わるのを待って)
聴いたか、諸君。沮君はさすがに見識が高いな
居ながらにして孟徳の心を鏡のように映しおる。「我々のような凡人には」計り知れぬ深謀ではないか!
ハッハッハッハ…
そして「我々のような凡才は」彼の鬼謀に敬意を払うしかなく、口答えなどできぬから
発言したくともできぬ者もいよう
ゆえにこの袁紹が忌憚の無い意見を述べ、皆が発言しやすい場を設けたい
のう沮授よ
わしは正直、目標が白馬になろうが延津になろうが大差ないと考えておる
わしにとっての重大な関心事は、そちの言葉にちらちらと孟徳賛美とわしを侮る心が覗いておることよ
「白馬攻撃が蹉跌の第一歩となる」か! 「何故に愚策をお取りにならんとするか」か!
要するにそちは河北軍が孟徳如きに敗れる弱軍だと思い込んでおり、
わしが愚策を採択する暗愚だと思い込んでおるのだ!
表面上は敬意を表せても、根っこはそこの老いぼれと同じだのう、沮授
言い方を変えればお前達の策とて受け入れることを考えようものをな…
だが、この袁紹は愚か者ではないから、「賢明なる」沮君の策を無碍に打ち捨てはせぬぞ?
そうよな、我が軍中に輝くもう一個の智星に意見を求めてみるか
逢紀! 逢紀、今の沮君の話を聞いたな
それについて君の意見を求めたい…
139(3): 袁煕 ◆aw9I1QevyY 2011/12/17(土) 19:08:36.95 AA×
>>132
![](/aas/warhis_1323535764_139_EFEFEF_000000_240.gif)
140(5): 郭図 ◆N0DvCv3WXM 2011/12/17(土) 22:34:31.39 AAS
>>99
死地に送り込む? ひゃはははは!
自分が冥界に片足突っ込んでるってのに気が付かない方の言うことは違うねぇ。
獄中はどうだったかい? それがあんたの愚かさなのさ。
>>115
どうしたってんだい?
化け物でも見るような顔しちまってさ。
お前さんの檄文なかなかの物じゃないか。・・・・・・そう、我らが殿が『宦官の余った肉から生まれた』奴なんかに
殿が負ける要素なんかありゃしない。
なのにこのくたばり損ないの爺さん(田豊)は、士気を下げることばかりするんだね。
なぁ、この爺さんはお前さんの檄文の効果をも半減させようとしたんじゃないか?
士気が下がることを知らない和が軍だからよかったものの、そいつは文人としてどう思うんだい?
文人として名を後世に残したいお前さんの邪魔をした奴を庇って何の得があるんだい?
>>135
(お前さんには悪いが、世の中金に転ぶ奴がたーくさんいるのさ。苦労知らずのお坊ちゃまにはわからんだろうけれどね。)
(ただ、今度の獄吏は変に爺さんを信奉してるから下手に動けないだろうがね。)
(信奉者を獄吏に選出された殿の心中が気になるところだが・・・俺と元図の三寸の舌にかかれば。)
(あんた達と俺達、どっちが殿の信頼があるのかなぁ? ひゃはは。)
142(3): 顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8 2011/12/17(土) 23:31:05.42 AAS
>>111
(宝剣と節を受け取って)
顔良「謹んで承りまする。なぁに、殿は堂々と構えておけばよいじゃろう。」
梁岱「頂戴いたします。勝利の報を都にてお待ちくだされ。」
袁紹より軍を任される、生粋の武人である顔良にとってこれほど名誉なことはなかった。
袁紹の幕下には自他共にライバルと認め、武を競い合っている文醜や淳于夐といった名のある将軍が数多く控えているからだ。
彼らに先んじて宝剣、節を手にできたのは実力ではなく単に運が良かっただけではないかと思えるほどだ。
…まもなく、いつものように不仲な参謀陣たちの舌戦が始まった。袁紹は不安を抱えながらも気丈に振る舞っている。
顔良と梁岱は、彼らのやり取りを目を閉じ黙って聞いていた。
梁岱「(袁紹殿をとりまく軍師たち…毒のある者もいるが優秀な人たちが揃っている。)」
----「(しかし野心が人一倍強い。軍事や政よりも己の身が大事なのか、この人たちは。)」
顔良「…(カーッ、また始まったか。いつ終わるんだ、この時間は。)」
----「(ワシはただ作戦を伺いに来ただけなんじゃがな。…ああ、こんな所にいつまでもおったら頭がどうかしてしまうわ!)」
顔良はカッとその大きな眼を見開くと、激論を戦わせる一同をギロリと睨んだ。
御前に入る前に手持ちの剣や長刀は預けてきてしまったため、今彼の手元にあるのは先程受け取った宝剣だけだ。
これがもし袁紹より賜った品でなければ、近くの適当な柱を斬り付けてやろうかとすら思った。以前の無知な自分ならそうしたであろう。
だが彼も袁家の将、一時の怒りにまかせて宝剣を主君の眼前で折るほどの暴れ者ではない。
ついに耐えきれなくなって、顔良は袁紹にこう言った。
顔良「…殿、申し訳ありませぬが退出させて貰えませぬかな?先刻食った魚にあたったのやも知れん、頭が熱くて仕方がない。」
当然、嘘である。こんな議論を聞いているぐらいなら己、そして兵士達の鍛錬に精を出した方が良いに決まっている。
いくら意見が対立していようとも最終決定権があるのは袁紹、彼の鶴の一声があればすべてが決まる。
自分はその決まった作戦に従って行動する、ただそれだけだ。顔良は頭を抑える仕草をしながら、もう一度彼らに一瞥をくれてやった。
143(5): 沮授 ◆.pDAHD/fcA 2011/12/18(日) 00:54:41.07 AAS
>>137
【河北軍本営】
沮授「『わしを侮る』とは…?」
----「我が君はわしをその様に御覧になっておられたか」
(深く溜息をついたあと、沮授は叫ぶ)
----「我が恐れるは、直接干戈を交えた時の優劣に非ずッ!!」
----「この巨大すぎる我が軍が、その巨体を支える為の糧食を持たず」
----「それにもかかわらず我が君は上策を採らず、これから議論を始めると申す」
----「『兵は神速を尊ぶ』、これは孫子の兵法の初歩の初歩」
----「それすら疎かにし、兵站を持たぬ大軍を無為に留める」
----「これは我等が滅ぶ為の一歩と申さずして何と申すやッ!?」
(徐々にその言葉に力がこもるだけでなく、殺気すら漂う)
沮授「卿らはあの細い兵站の列を見て、何とも思わぬのか!?」
----「河を背にし敵と戦う圧倒的な不利を、何とも思わぬのか!?」
----「そしてこの冗長な軍議を、何とも思わぬのか!?」
----「一度兵を発せば、決して休んではならぬッ!!」
----「曹賊の息の根が止まるまで、許を落して凱歌を上げるまで…」
----「その時まで我等は立ち止まってはならぬのだ!!」
沮授「ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
----「さあ、我が君ッ!!」
----「何を愚図愚図しておられるか、敵は智慧のない公孫伯珪でもなく」
----「かつて冀州牧であった愚物でもなく、そして統制のとれぬ黄巾賊でもない」
----「己を守る奸智と、我等を滅ぼさんとする策謀を備えた恐るべき敵ッ!!」
----「将たる我が君が敵を侮っているのでは、我等はきっと…」
沮授「きっと、滅ぶッ!!」
沮授「さあ、御決断をッ!!」
163(3): 袁紹 ◆8I3CU5OPwE 2011/12/18(日) 21:30:21.42 AAS
>>162
いや、もう良い
わしはもう論議に倦んだ
陳琳にバッサリ切られてしもうた
決めるとしよう
主要攻撃目標は…はk…えn……は…え………は……え、え、…延津で、ある
異議を挟まぬように。これは決定である。陣容は、
第一軍、大将は沮授。沮授は作戦の総指揮も執ること
第二軍、大将は顔良。副将は梁岱
第三軍、大将は郭図
第四軍、大将は袁煕
以上四軍で于禁にあたる
>>139袁煕、緊張した様子もなく立派であったぞ
期待しておる。一〜三軍の先輩についてよく戦を学んで来い
許で土産話でも聞きたいものよ
>>142顔良、梁岱。(歩み寄って2人にしか聞こえぬ声で)
わしは疲れた
評定の度に気力を吸い取られるようだ
そちら武官は清々しく良いわ
必ず武功を挙げよ
>>143沮授。最後までわしの癪に障る言葉を吐きおる奴よな
もうよい。変わらぬなら許してつかわすゆえ見事そちの作戦に従って勝利をもたらせ
万一敗れる事があれば首を差し出してもらうがな
それから、>>140郭図と沮授が不仲なのは良く知っておるが
作戦中は喧嘩も大概に致せ
お前達の不仲でわしをこれ以上苛々させるでない
>>156田豊、そちは獄に繋ぐ。またこれ以上妄言を吐けぬように食事以外の時間は口枷を食ます
最後に言うておく。わしの勝利を獄中から眺めておるがよい。凱旋の暁には平伏して詫びよ
(後継者か… わしが何も考えておらぬとでも思うておるのか)
(当人の才能が優れておるとか劣っておるとかで決められるものではない)
(お前達幕僚がわしのそれぞれの子らに近づいておるのは知っておる)
(そうした「支持者」の傀儡になってもおかしくない後継の座を簡単に決められんわ)
(…煕…煕か)
(煕にはこれといった支持者がおらん。これは意外と良い選択やも…)
167(3): 沮授 ◆.pDAHD/fcA 2011/12/18(日) 23:48:30.78 AAS
>>163
【河北軍本営】
沮授「我が君より、総指揮は某が承ると決した」
----「これから某の口より出る言は、軍法そのものッ!! 」
----「某の指揮に従わぬ者は斬に処す故、必ず、必ずや守るのじゃッ!!」
----「して我が君、第一路の将は某では務まらぬと存じまする」
----「儁乂、儁乂殿ッ!!」
張郃「オウッ!!」
(雄々しく立ったこの男、姓は張、名を郃、字は儁乂という)
(公孫伯珪との戦いで嚇々たる武勲を残した事で、若年ながら一軍を預かる事になった)
(河北軍ではいわば新顔の武将である)
沮授「延津の攻撃は、疾さと勢いが何よりも必要」
----「老いさらばえた某ではなく、果断で武略に長じた者こそ必要かと存じる」
----「第一軍は張郃、副将を高覧とし、この二将で延津を粉砕すべしッ!!」
高覧「オウッ!!」
沮授「そして第二路は顔良殿ッ!!」
----「卿が指揮を執られよッ!!」
----「貴殿は軽兵を率い、白馬を牽制しつつ、時を見て攻略に移るべしッ!!」
----「決して敵を侮らず、餌に喰いついた『フリ』をするだけで良い」
----「伏兵に出くわしたときは、迷わず退くべしッ!!」
沮授「そして第三路および第四路は先鋒の背後を固め、怪しい動きあれば」
----「直ちに先鋒の救援に向かうべしッ!!」
沮授「下知は以上」
----「質問は手短に行い、必要なくば直ちに出立致すべしッ!!」
183(4): 曹操@司空 ◆.c.c.k.k.. 2011/12/20(火) 21:39:22.39 AA×
![](/aas/warhis_1323535764_183_EFEFEF_000000_240.gif)
216(3): 宋憲 ◆5HLANJUDJo 2011/12/24(土) 19:22:40.53 AAS
【汝南・“㶏強”《インキョウ》】
(城門が破壊されると700余の騎兵は怒涛の勢いで傾れ込み、弓と突き槍を持って容赦無く賊を攻撃する)
魏続「賊と思しき者は逃げる者も隠れる者も射ろ!一人も生かして逃すんじゃねえ!」
(やがて後詰の侯成の隊も加わり、半日にも及ぶ苛烈な攻撃が続けられると“㶏強”《インキョウ》の戦いも収束に向かう)
侯成「欠けたのは五十騎余り、青州兵の死者はその三から五倍程度……さすがに無傷とは行かないな」
魏続「確かに負傷兵も少なくねぇが、兵は神速を尊ぶ。このまま進軍して賊を蹴散らそうぜ!」
いや、ここで降伏策を用いても良かろう。
まずは“㶏強”《インキョウ》の住民に命じて旗を作らせろ。
大幅に増やすのは食事の際の炊煙もだ。降伏した兵で討伐軍が増えたように見せねばならんからな。
降伏した者が出たと知れば、賊の心にも少しは動揺が生まれるだろう。
全ての用意が出来れば、汝南の各県城に矢文を落とせ。
『汝南で蜂起した黄巾の徒に告げる。
“㶏強”《インキョウ》を占拠していた黄巾兵は、漢の裨将軍、宋憲に降伏せり。
この宋憲が討伐の兵を率いて、“㶏強”《インキョウ》の賊を散々に打ち破ったが故に。
今や降伏した黄巾兵と、志願する民兵で我らの兵は優に万を越える。
そして、彼らは呂布の元で勇名を馳せた魏続や侯成の勇将が従えるのだ。
抵抗は悪戯に犠牲を増やし、賊徒の汚名を着るだけの結果となろう。
誠意から述べる。武器を捨てて降伏せよ。我らは降る者に寛大である。
討伐軍の中には、かつて汝らと同胞であった黄巾青州兵も多い。
彼らと同様に汝らの信仰には関与せぬ。黄色い布を巻き、如何なる神仙を奉じようとも自由。
この文が届く頃には、召陵から東五十里先(召陵、汝陽、西華を三角とした中央付近)に陣屋が築かれていよう。
勧告に応じるならば黄巾の将帥は我が陣を訪れるが良い。貴殿らの賢明な判断を期待する』
……とな。
この陣屋は住民から妻子ある男だけを徴発して工兵と為し、突貫で作らせる。
裏切れば、高い代償を支払わねばならんことを言い含めてだ。
城内に降伏した賊がいない事を知られる訳にはいかんからな。
(汝南の各県城に矢文の勧告状を落とすべく、数十騎の騎兵が散って行く)
217(3): 汝南賊 ◆H/lJ4S3RGg 2011/12/25(日) 01:33:41.38 AAS
【汝南・汝陽・賊本営】
>>216
−【シ隠】強《インキョウ》陥落直後−
賊将 「劉大将!シ隠強からの斥候が戻ったとの事!」
劉辟 「そうか。よし報告を聞きたい。」
賊将 「ハハっ!」
斥候 「劉大将!御報告申し上げます!」
劉辟 「うむ。」
龔都 「で、シ隠強はどうなりやがったんだっ!!!」
斥候 「ハっ!シ隠強は曹操軍の前に陥落!兵は上下問わず殺されほぼ生き残ってはおりません!」
劉辟 「そうか。」
何儀 「・・・ふむ。」
龔都 「ぐぬぬぬぬ・・・奴等め!!!」
何儀 「・・・それで、我等は救援にも出す事も出来ず、陥落した訳ですな・・・?」
斥候 「ハっ!」
何儀 「・・・なるほど・・・敵は我等の応戦も反応も見る事無く城を力ずくで攻め落としたと・・・?」
斥候 「ハっ!!!」
劉辟 「そうか。」
何儀 「・・・なるほど・・・」
龔都 「あん?なんなんだ?」
何儀 「・・・わかりました、それで、奴等はどうでておりますかな・・・?」
斥候 「ハハ!!!何副将!今突貫で陣を建設しているようです!」
「動員されているのは場内の民であり、しかも妻子を人質に取られ無理強いされている状況です!」
劉辟 「そうか。」
何儀 「・・・なるほど、それで、敵の将と兵力は如何程・・・?」
斥候 「ハハっ!大将はわかりませんが宋、侯、l魏の旗印がありました!」
「なお、兵力は数千から一万数千程かと思われます!」
龔都 「フン!二倍程度に増えただけじゃねぇか!」
何儀 「・・・そうかそうか・・・」
劉辟 「ご苦労だった。ゆっくり安み次の戦に備えよ。」
斥候 「ハハ!」
255(4): 袁煕 ◆aw9I1QevyY 2011/12/27(火) 10:05:36.57 AA×
>>246
![](/aas/warhis_1323535764_255_EFEFEF_000000_240.gif)
261(3): 沮授 ◆.pDAHD/fcA 2011/12/28(水) 01:02:51.06 AAS
>>255
【河北軍本陣】
沮授「よう、参られたな」
沮鵠「袁煕様は我が君の御子息ですぞ父上ッ!!」
沮授「黙れ」
沮鵠「…」
沮授「豎子、汝は軍律を如何に考えるや?」
----「貴様が凡愚なのは衆目にも明らかなれど、貴様の失態で顔良や張郃が」
----「危うく敵の奇策に嵌り、討死する所であったと言うに、おめおめと我が前に参ったその厚顔ぶりには」
----「反吐が出るとしか申しようがない」
沮鵠「…!?」
沮授「貴様に士としての誇り在れば、顔良に謝罪し直ちに白馬を攻略せよ」
----「白馬攻略の人選は貴様が為すがよい」
----「万が一、攻略に失敗した時には軍律に則り、貴様を必ず斬に処す故」
----「くれぐれも、失態の無き様心して攻略に取り掛かるべし」
沮授「以上である」
----「直ちに攻略に着手すべし」
262(3): 審配 ◆SWSF.9/ovIcr 2011/12/28(水) 01:26:14.18 AAS
>>255>>261
(沮授が袁煕を叱責したことで、本陣には緊迫した空気が流れていた)
(そのとき、不意に拍手が鳴り響いた)
(誰もがそのあまりにも不謹慎な音の方に目をやる)
(衆目を浴びてもなお拍手を続けながら、男は口を開いた)
流石は沮将軍、「将、軍中にありては君命を聞かざる事あり」を地で行かれるお方よ。
いかに主君の子とはいえ、その行いに咎あれば徹底的に糾弾する。
それでこそ将たる者のあるべき姿。顕奕殿も沮将軍の振る舞い、しかと学ばれておくが良かろう。
…さて沮将軍。
貴公が私の才に対して些かの疑念を持っていること、いかに愚昧な私とて薄々感づいておる。
そろそろ貴公の疑念を払拭し、私の名誉を回復する機会を与えていただきたいのだが?
兵は神速を貴ぶばかりのものではないこと、貴公に証明してみせよう。
(袁家の将軍の多くがそうであるように、審配もまた非常にプライドの高い男だった)
(審配は沮授に対して挑戦的な視線を送りつけ、司令官の言葉を待っていた)
276(3): 袁煕 ◆aw9I1QevyY 2011/12/29(木) 11:25:28.17 AA×
>>270
![](/aas/warhis_1323535764_276_EFEFEF_000000_240.gif)
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