[過去ログ] 俺たち在米は勝ち組だよな? 24発目 (1002レス)
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697(3): 2020/11/09(月) 11:32:16 ID:zww5B1Zya(12/16)調 AAS
>>696
僕が経験したレイオフ
僕がレイオフにあったのは、2009年の3月頃です。2008年の9月に、リーマンショックという金融危機がありました。世界中で株式市場が荒れて、多くのの企業に影響がありました。
僕は社会人3年目で、株に投資をしていたわけではありません。個人的には株価が下がった影響はまったく無く、それほど危機感があったわけではありませんでした。でも2009年のお正月を越したあたりから、雲行きが怪しくなりました。
当時僕は、ロサンゼルスの会計事務所に勤めていました。会計事務所は企業がお客さんなので、企業のふところ事情が変わるとモロに影響を受けます。
先ず、会社のCEOから全社員に向けてEメールが送られました。
折れ線グラフで株価と会社の業績を比較したものが添付されていて、会社の業績が株価に大きく影響を受けるということを、淡々と説明している内容でした。
「これから会社の業績が落ち込むことが予想されるので、その対応をしていきます。心の準備をしておいてネ♡」
というメッセージです。
それからちょうど1週間後、同期の女の子からメッセンジャーが届きました。
「私、レイオフされるかもしれない」
お客さんのオフィスで仕事をしていた彼女に、緊急の呼び出しがありました。
彼女は即日パソコンを返却し、そのままレイオフになりました。それから2週間後、同じように他の同僚が相次いでレイオフされました。
僕は残っていましたが、3度めがないという保証はありません。
しかし…
覚悟はしていましたが、さすがにショックでした。
会社を訴えないことを承諾する代わりに2ヶ月分の給料を受け取るか、承諾せずに2週間分の給料を受け取るかの二択。
貯金がそんなになかった僕に、そもそも選ぶ権利などありませんでした。
すぐ上の先輩は大声で泣いてくれました。部署のディレクタ―も、申し訳ないと涙を流してくれました。
699(2): 2020/11/09(月) 11:34:13 ID:zww5B1Zya(13/16)調 AAS
>>697
必死で再就職先を探した
会社を訴えないことに同意したので、パソコンを返却したものの一応は社員の立場を2ヶ月維持できることになりました。
ビザが失効する60日のカウントダウンは2ヶ月たってから始まります。つまり、4ヶ月以内に次の仕事を見つけてビザの書き換えをしなければいけません。
H1-Bビザの更新をするには、僕の専門分野の能力を必要としていて、かつ費用をかけてでもビザ取得をサポートしてくれる企業から内定をもらう必要があります。
これができなければ、住んでいるアパートを引き払って帰国。慣れない日本で就職活動です。
かなりキビシイ状況です。
キビシイ状況ですが悲しむ暇はなく、僕はすぐに就職活動を始めました。
先ず、履歴書を3年分アップデートしました。そして先輩や上司、友達に事情を説明して助けを求めました。
レイオフされたことを知り合いに話すのは恥ずかしかったけど、そんなことを気にしていられる状況ではありません。
運良く先輩が紹介してくれた会計事務所から内定をもらい、4ヶ月以内にビザを書き換えることに成功しました。
レイオフをきっかけに人生が変わった
新しい仕事の勤務地は、ニューヨークでした。
レイオフをキッカケに転職し、ニューヨークに引っ越したわけですが、結果的に僕の人生は良い方向に動きました。
それまで勤めていた会社は、週末返上で週100時間以上働く状態が3カ月続くようなブラックな職場でした。
しかも会計士のような専門職は、新卒だろうと残業代は一切出ません。すべてサービス残業です。
同期が自分の給料を時給換算して、カリフォルニアの最低賃金を下回っているという知りたくもない情報を教えてくれたことがありました。
そんな過酷な労働条件でも、辞めるという発想はありませんでした。その会社に居続ければ、きっと代表社員になって数千万円の給料をもらえると信じていたのです。
今考えると、頭がおかしかったとしか思えません。
703: 2020/11/09(月) 11:44:09 ID:VsjNlzRaH(5/6)調 AAS
>>697
これはアメリカの悪い面でもあり良い面でもある。
切られやすいと言う事は辞めやすい、再就職もしやすいと言う事。
ブラック企業には人がいつかないからブラック企業は淘汰されやすくなる。
ブラック人材も切られやすいから企業の負担になりにくい。
アメリカのリストラには悪い面もあるが良い面もある。
711(2): 2020/11/09(月) 12:07:08 ID:ZkAHqEBB0(4/11)調 AAS
>>695-700
これ書いた人がここを読んでいるわけじゃないだろうけど、ちょっとレス
アメリカ人や永住権を持っている人とビザで働いている人の大きな違いはここにあるのは同意
しかもこの人はレイオフから転職までに60日の猶予があると書いているけど、法的にはそんな期間はない。H1-Bビザは解雇の瞬間に効力が無くなる
移民局は解雇の事実を自動的に知ることはないし、30-60日の間にトランスファーできれば事実上咎められないことが多いというだけ
一方、永住者についていうなら、会社がレイオフを行いやすいという事実は、おそらく多くの日本人が想像するほどの悲惨さではないともいえる
社会全体がレイオフ当たり前だから、労働力の流動性が高い、要するに次の仕事も見つけやすいから
またこの著者と同じように、たとえレイオフによる転職であってもそれが収入アップ・条件向上のきっかけになることが多い
労働ビザで働いている外国人は、アメリカ人や永住者よりももっと高いリスク、高いプレッシャーの下で働いていると言っていい
もう一つ、この人は会社がレイオフするのも従業員が退職するのも「ある日突然」できると書いているけど、従業員が自己都合で辞めるときは数か月前までの予告が必要ということの方が多いんじゃないかな?
州法によっても違うかもしれないけど
レイオフするときは突然でOKなので、この点で労使関係は必ずしも「対称」じゃない。双方納得の契約でそういうことを含めた条件を決めているので「対等」ではあるけどね
俺も残念ながら何人かをレイオフしなければならないことがあったけど、通知した瞬間に社内データへのアクセス権を無効にするように手を回しておくし、パソコンには指も触れさせない
「突然」であることはセキュリティ上どうしても必要なんだ
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