[過去ログ] 大河ドラマ「伊藤博文」 幕末首相憲法日清日露暗殺 (348レス)
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283: 2013/03/17(日) 18:16:41.79 ID:m7fWmcow(1)調 AAS
ある日の昼下がり、近くの神社
俊輔は近所の幼馴染達と凧揚げをして遊んでいた
風の少ない日、凧は勢いなく地面に落ちてしまう
そこへ数人のお侍が通りかかり、俊輔らの凧を踏みつけてしまった

凧は原型を留めていない
お侍は気にとめる事なく立ち去ろうとする
そこへ見慣れない一人の少年が現れた
少年はお侍の方へ歩み寄り、こう言い放った
「凧を踏みつけたまま立ち去ろうとする気か!謝れ!」
お侍はこの少年の真剣な眼差しに一瞬ビックリしたが、背を向けて立ち去ろうとする
「逃げるな、土下座して謝れ!」
少年はお侍の足に跳びかかる
「あんたの方が間違ってる、壊したものを弁償しろ」

この騒動を見ていたお侍の上司と思われる中年の男性が割って入る
「元気な子じゃのぉ、わしの部下をどうか許してくれんかの すまなかった」
男性は少年に優しく微笑みかけ頭を撫でた
「間違った事をした人は、例え年上の侍であろうが関係ない!」
この少年は凧を取り返し、俊輔たちに手渡した
少年の名は高杉晋作

俊輔7歳 晋作9歳
これが伊藤博文と高杉晋作の最初の出会いである
俊輔は立ち去る晋作の背中をいつまでも頼もしく眺めていた
そして、この時のこの出来事を後々まで覚えていた侍の上司こそ
その後に長州藩を大きく立て直す男 周布政之助であった

最初はこんな感じの導入っていうか幼少期がいいな
後々、晋作が功山寺挙兵をする時、俊輔が見る大人になった晋作の背中が
ガキの頃の晋作の背中とオーバーラップする
「間違った事は許せない、例え命がなくなろうとも」
80人の挙兵、維新回天へ
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