[過去ログ] ゆづ萌え 959 [転載禁止]©2ch.net (211レス)
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1(4): 2015/04/08(水) 17:14:40.56 AAS
"ゆづ"好きのための比較的ゆるいスレでづ
実在のアスリートということを忘れずに節度を守って萌えるづ!
※他sage・他ヲチ・実況・個人サイト転載は禁止だづ
※プライベートネタ・ソースのない情報・迷惑になる話は禁止だづ
次スレは>>900 を踏んだ人が立てるづ
本スレからの誘導はURL貼らずに「ゆづ」で検索って教えてあげようづ
スレでの呼名は【ゆづ】 実在人物は【イニしャる】等で検索よけるづ
前スレ
ゆづ萌え958
2chスレ:nanmin
2: 2015/04/08(水) 17:15:21.09 AA×
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3: 2015/04/08(水) 17:15:52.93 AA×
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4: 2015/04/08(水) 17:16:20.98 AA×
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5: 2015/04/08(水) 17:16:58.79 AA×
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6: 2015/04/08(水) 17:17:28.65 AA×
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7: 2015/04/08(水) 17:17:55.77 AAS
スレ立て時、メール欄に
ageteoffagete→転載禁止なし+名前欄転載禁止
■ 任意のお願い ■
新情報を落としてくれる方は
★をレス頭につけてもらえると拾い易いので助かります
強制では無いのでつけて無くても指摘はまったりとお願いします
試合やショーの現地レポは☆や◆で(暫定)
■ 萌えスレ住人へのお知らせ ■
T橋D輔さんとM田樹さんの話は禁止になりました
両名の話を出したレスは荒らしと見なして
真・スルーでお願いします
きのこ様と一緒にSSを磨きましょう!
8: 2015/04/08(水) 17:18:28.79 AA×
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9: 2015/04/08(水) 17:20:03.40 AAS
>>1
乙!ありがとー
10: 2015/04/08(水) 17:22:52.87 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
11: 2015/04/08(水) 17:23:20.95 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
12: 2015/04/08(水) 17:23:30.65 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
13: 2015/04/08(水) 17:23:47.55 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
14: 2015/04/08(水) 17:23:49.63 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
15: 2015/04/08(水) 17:24:15.73 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
16: 2015/04/08(水) 17:24:31.70 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
17: 2015/04/08(水) 17:24:54.34 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
18: 2015/04/08(水) 17:25:07.45 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
19: 2015/04/08(水) 17:25:20.57 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
20: 2015/04/08(水) 17:25:36.61 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
21: 2015/04/08(水) 17:25:37.95 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
22: 2015/04/08(水) 17:25:52.63 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
23: 2015/04/08(水) 17:25:58.93 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
24: 2015/04/08(水) 17:26:04.33 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
25: 2015/04/08(水) 17:26:16.96 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
26: 2015/04/08(水) 17:26:22.25 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
27: 2015/04/08(水) 17:26:34.79 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
28: 2015/04/08(水) 17:26:37.68 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
29: 2015/04/08(水) 17:26:49.59 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
30: 2015/04/08(水) 17:26:54.76 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
31: 2015/04/08(水) 17:27:02.47 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
32: 2015/04/08(水) 17:27:09.27 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
33: 2015/04/08(水) 17:27:16.95 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
34: 2015/04/08(水) 17:27:23.81 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
35: 2015/04/08(水) 17:27:29.23 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
36: 2015/04/08(水) 17:27:38.31 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
37: 2015/04/08(水) 17:27:43.95 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
38: 2015/04/08(水) 17:27:56.54 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
39: 2015/04/08(水) 17:27:58.57 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
40: 2015/04/08(水) 17:28:10.02 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
41(1): 2015/04/08(水) 17:28:16.21 AAS
>>1
乙です〜!
頑張って萌えるぞ
42: 2015/04/08(水) 17:28:16.21 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
43(2): 2015/04/08(水) 17:28:26.18 AAS
大ちゃんが
44: 2015/04/08(水) 17:28:33.11 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
45: 2015/04/08(水) 17:28:35.92 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
46: 2015/04/08(水) 17:28:55.28 AAS
>>43
ヤオハビちゃんが
47: 2015/04/08(水) 17:29:08.82 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
48: 2015/04/08(水) 17:29:15.66 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
49: 2015/04/08(水) 17:29:23.68 AAS
>>43
ヤオハビちゃんが
50: 2015/04/08(水) 17:29:30.62 AAS
あーあ
51: 2015/04/08(水) 17:29:36.19 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
52: 2015/04/08(水) 17:29:38.32 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
53: 2015/04/08(水) 17:29:48.87 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
54: 2015/04/08(水) 17:30:02.25 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
55: 2015/04/08(水) 17:30:05.94 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
56: 2015/04/08(水) 17:30:15.05 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
57: 2015/04/08(水) 17:30:21.31 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
58(1): 2015/04/08(水) 17:30:27.00 AAS
Dちゃんに即反応するデーオタ自爆
59: 2015/04/08(水) 17:30:32.40 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
60: 2015/04/08(水) 17:30:36.66 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
61: 2015/04/08(水) 17:31:03.25 AAS
>>58
ヤオハビちゃんに即反応するヤオハビオタ自爆
62: 2015/04/08(水) 17:31:09.49 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
63: 2015/04/08(水) 17:31:19.01 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
64: 2015/04/08(水) 17:31:24.50 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
65: 2015/04/08(水) 17:31:36.16 AAS
>>1
にゃー乙!
ゆづかわいかったお
66: 2015/04/08(水) 17:31:38.06 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
67: 2015/04/08(水) 17:31:44.94 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
68: 2015/04/08(水) 17:31:59.36 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
69: 2015/04/08(水) 17:32:11.00 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
70: 2015/04/08(水) 17:32:16.52 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
71: 2015/04/08(水) 17:32:26.23 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
72: 2015/04/08(水) 17:32:32.39 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
73: 2015/04/08(水) 17:32:39.77 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
74: 2015/04/08(水) 17:32:46.96 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
75: 2015/04/08(水) 17:32:50.24 AAS
>>41
いいね
シュールにあぼ〜んの中萌えようw
76: 2015/04/08(水) 17:32:51.83 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
77: 2015/04/08(水) 17:33:14.11 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
78: 2015/04/08(水) 17:33:15.46 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
79: 2015/04/08(水) 17:33:31.80 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
80: 2015/04/08(水) 17:33:38.80 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
81: 2015/04/08(水) 17:33:45.41 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
82: 2015/04/08(水) 17:33:56.50 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
83: 2015/04/08(水) 17:34:03.57 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
84: 2015/04/08(水) 17:34:09.65 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
85: 2015/04/08(水) 17:34:18.83 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
86: 2015/04/08(水) 17:34:21.67 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
87: 2015/04/08(水) 17:34:30.92 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
88: 2015/04/08(水) 17:34:33.96 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
89: 2015/04/08(水) 17:34:43.17 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
90: 2015/04/08(水) 17:34:50.30 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
91: 2015/04/08(水) 17:34:59.34 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
92(1): 2015/04/08(水) 17:35:01.83 AAS
プラチナミント買ったよ
自分はシャインミントのほうが好きだな〜
93: 2015/04/08(水) 17:35:09.37 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
94: 2015/04/08(水) 17:35:13.99 AAS
依頼出したかな?
95: 2015/04/08(水) 17:35:29.07 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
96: 2015/04/08(水) 17:35:30.78 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
97: 2015/04/08(水) 17:35:43.02 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
98: 2015/04/08(水) 17:35:45.67 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
99: 2015/04/08(水) 17:35:57.84 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
100: 2015/04/08(水) 17:36:07.34 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
101: 2015/04/08(水) 17:36:19.63 AAS
>>92
同じだ
ガムあんまり食べなかったけどガムを持っていなきゃ落ち着かなくなってきたw
102: 2015/04/08(水) 17:36:21.00 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
103: 2015/04/08(水) 17:36:23.70 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
104: 2015/04/08(水) 17:36:37.35 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
105: 2015/04/08(水) 17:36:40.12 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
106: 2015/04/08(水) 17:36:50.50 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
107: 2015/04/08(水) 17:37:02.42 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
108: 2015/04/08(水) 17:37:13.12 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
109: 2015/04/08(水) 17:37:15.92 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
110: 2015/04/08(水) 17:37:26.78 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
111: 2015/04/08(水) 17:37:31.37 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
112: 2015/04/08(水) 17:37:36.69 AAS
>>1
乙です
ゆづの猫耳全力待機
113: 2015/04/08(水) 17:37:40.82 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
114: 2015/04/08(水) 17:37:45.59 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
115: 2015/04/08(水) 17:37:54.85 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
116: 2015/04/08(水) 17:38:04.99 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
117: 2015/04/08(水) 17:38:11.35 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
118: 2015/04/08(水) 17:38:15.89 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
119: 2015/04/08(水) 17:38:33.57 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
120: 2015/04/08(水) 17:38:36.29 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
121: 2015/04/08(水) 17:38:46.21 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
122: 2015/04/08(水) 17:38:49.22 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
123: 2015/04/08(水) 17:38:59.74 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
124: 2015/04/08(水) 17:39:02.98 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
125: 2015/04/08(水) 17:39:11.82 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
126: 2015/04/08(水) 17:39:14.96 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
J:そうね。オープニングのクワドと2回目の4S、すごく集中してるように見えたけど、これは今までの彼からはいつも見られるものじゃなかった。このプログラム、
彼のスケーティングスキルに足りない点を上手く隠すような振り付けがされているわね。(スコットがしきりに同意)StSqもバランスを崩すみたいな振り付けがあったり、
その後もふらついて見えるような3Tがあったりね(笑)。(来季のハビのプログラムの展望を語る部分・中略)
D:今季のプログラムは断然ショートの方がいい。バトル振り付けかな?来季はフリーも同じ振付け師を使うべき。ずっと大人っぽいし、チャンピオンらしく見えるよね。こういうプロなら、
ハニュウの調子の悪い日に乗ずる選手じゃなく、もっとライバルらしくなれるだろう。このショートのおかげでジャッジの目にも成熟したスケーターとして認識されるようになったと思うよ。
D:デニスは今季で一番いいローリー・プロをもらったよね。彼が彼女に素晴らしいものを生み出させるインスピレーションになったと思う。シーズン中にどんどん成長したプログラム。
彼がトータルパッケージという点には賛成だけど、3人の中でベストな、一番エキサイティングな選手はハニュウだね。最初にクワドのミスがあってもちゃんと立て直してトリプルアクセルが出来ちゃう…
J:彼にはコントロールされた狂気(controlled crazy)を感じるの!(笑)イナバウアー でああ、今にも倒れちゃいそう!って思ったり、 投げ込みがリンクを埋め尽くしていて(聞き取れず)、
そういうのにワクワクさせられるのね。デニスはもっと麗しい感じね。リンク上で安定した魅力を見せてくれる。
D:うん、ハニュウが3人の中で僕の一番好きな選手。トリプルアクセルの着氷が前かがみになっちゃってもサッと立て直して1Lo-3Sを決めちゃうところとか好きなんだよね。彼は本当にタフな人間。
闘志そのもの!(参ったというジェスチャー)
J:闘志よね!(同じくジェスチャー)
D:デニスはもっとコントロールが効いているね。見ていてエキサイティング。ショートでは最後のフットワークで良さを出せたと思う。そこはレベルだけじゃなくてGOEでももっと評価されるべきだった
。一方ハビの浅いエッジ、止まったりもするスローなフットワークに加点2をつけるのは、ジャッジは間違っているとしか思えない。
J:コンビネーションスピンだって、そう、ハビのキャメルに加点2や3は無いでしょう…フリーのコンビネーションスピンではエッジからfall offしたり…。
スコット、これって多くの人が不思議に思ってると思うんだけど、どうしてこんなことが起こるのかしら?エレメンツのが他の選手より劣るのに、その選手より高いGOEをもらってしまうのはどこに原因が?
S:それはジャッジに聞くといい質問なんだけどね。ジャッジが持つー3から+3までの点数を適切に使って欲しいよね。選手間の比較は難しい…コンピューターでサイドバイサイドとかをやってるのを
比べるのは易しいけれど。でも(スピンは)ハビを押し下げていた要因の一つだよね。彼が僕の生徒なら、新しいスピンを練習させるし、よく見てあげなくてはならない点だね
127: 2015/04/08(水) 17:39:24.37 AAS
やっぱりフェルナンデスはスペインマネーのお買い上げカネメダルだった
TSLの男子版ワールド総括、上位3名の演技に絞ってざっと聞き取り訳してみました。
PCSやGOEについても多く話題がでているので、お勉強シリーズの番外編でもあります。
大変量が多いので、抜けや間違い、誤字脱字があるかもしれません。また、いつものように辛口注意のホンネ丸出しなので、悪しからずです。
ゲストコメンテーターのスコット・デイヴィスさんは、全米で93、94年と2度チャンピオンに輝いた元スケーターでリレハンメルオリンピックにも出場、
現在はISUテクニカルスペシャリスト兼コーチ。新採点システムを大変高く評価していて、ワールドでもコールした経験があるそう。現役時代はとにかく練習熱心、とても穏やかな方で、
ハイテンションのTSLペアと対照的です。
J=ジェニー、D=デイヴ、S=スコットです。
…
(11:38あたりから)
J:…彼(ハビ)のフリーはPCSで一位を取ったわ。確かに素晴らしい演技を見せてくれたけど、お二人的にはトップスリー(ハビゆづデニス)の中でスケーターとしてコンプリート・パッケージ
(全てが揃っている選手)は誰だと思う? また、ハビはPCS一位に価すると思う?
S:うーん、えーと、難しい質問だね…。全てが揃っていると言う意味ではユヅルが凄いと思う。スケーティングスキル、SP・FS共に音楽への感情的な関わりとかね。
フリーでは冒頭1分ほど調子が狂ってたけどその後ステップには入ってからもう少しほぐれてきてプログラムに入り込めたね。ショートはその点素晴らしかった。技術的な問題が2〜3あるようだけど。
D:技術点に無神経な人間もいるけど、僕はコンポーネンツに無神経な人間(笑)。ハビのPCS最高点は値しないと思う。ジャッジがフリーのSSでハビとデニスに同点を付けたのはひどいと思った。
もちろんハビは優勝には値したけれど、PCSが正確だったとは思わない。デニスはちょっと硬かったかな。ハニュウが今シーズンすごく大変で、自分に優勝のチャンスがあることを意識したのが
プレッシャーになったかも。実際にその位置についたのはハビだったわけだけれど。一番洗練されているのはデニス。姿勢については、背中にもしっかり伸ばされたフリーレッグにも
フランク・キャロル流の強迫症的クォリティがある(笑)。本当に好きだな。ハニュウを見ると、僕は彼の才能や氷上での敏捷性、能力に圧倒されてしまう。ただ、デニスができること(姿勢)
がもう少し彼にもできるといいなと思うこともあるし、デニスにはハニュウの自由さがもう少しあるといいなと思う。(聞き取れず)ハビのスケーティングスキルは彼らのレベルにはない。
今回は頭と体が一体だったよ。すでにスタートから気づいたけれど、しっかりブレード上でバランスが取れていて。時々コンペでは速度を上げすぎてマインドとボディがバラバラになっているけど、
今回は彼のベストだったと思うよ。
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