[過去ログ] 松本清張16 (1001レス)
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150: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/04/15(火) 23:08:35.77 ID:n6nV03bt(1)調 AAS
実は清張作品とNHKドラマの相性は大昔(?)から良い。
基本、ストイックで淡々という作風がジャストマッチなのかも。
152(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/04/16(水) 20:41:29.54 ID:Gd1Skfeh(1)調 AAS
一般には社会派というイメージが強いが、
読めばわかるとおり、
ミステリに関しては清張先生はかなりのトリックメーカー、
従来のミステリファンにも支持されたのはこの点にあろう。
ただし、ヒットした長編には非ミステリも数多く、
ゆえにこの点の印象が薄くなっている感もある。
158(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/04/18(金) 21:13:16.84 ID:JEcnpMCF(1)調 AAS
>>156
「砂の器」の堕胎ねたでしょ。
作品全体ではエピのひとつに過ぎないとはいえ、
当時では斬新なトリックという感あり。
本格ミステリ作家でなく、清張先生が書いたというのにも
驚きだった。
164: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/04/19(土) 21:00:12.95 ID:kbB7JDZm(1)調 AAS
>>160
わりとボリューム感ある長編Kでしょ。
何ともグロなトリックを淡々と記す清張テースト。
>>161-162
清張先生は朝日新聞西部支社(小倉)の営業部広告課勤務であった。
デザイナーというよりは、現地採用の図案書き扱い。
当時の朝日記者のエリート意識により不快な思いをさせられた経緯は
「半生の記」に詳しい。
>>163
メーントリック(改札ネタ)のひとつに関連する設定ではある。
俺はキャメラのトリックよりは、盲点を突いた感がある
こちらを面白く思ったが、アンフェアとする見解もあろう。
169: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/04/20(日) 20:12:11.12 ID:g4PoWfKK(1)調 AAS
作品のみならず、清張先生自身にも興がある向きは、
「清張 私のものの見方 考え方」もお薦め。
4部構成の第1部「わが人生のとき」を読むと、
(「半生の記」の記述に被る部分もあるが)
正に清張先生の生涯の一部は学歴との闘いであったという感あり。
(その克服も含めて)
182(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/04/22(火) 00:03:59.61 ID:miijCL3C(1)調 AAS
>>172
長編に関しては、同じ清張作品でもテーストが異なるものが並んでいるので、
>>180のレスを参照されたし。
俺的には、清張先生は短編の名手(この点はミステリに限らず)であり、
初期に傑作・代表作が多い点等を考慮し、初期短編を収録した「駅路」を推す。
収録作品中では、犯罪発覚のきっかけが面白い「捜査圏外の条件」、
これぞ社会派ミステリ、勧善懲悪スルーの「ある小官僚の抹殺」、
邪馬台国ネタを巧みにミステリに絡めた「陸行水行」、
ミステリとしてより人生を描いた普通小説として味わい深い表題作、
この辺がお薦め。
192: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/04/22(火) 22:09:28.19 ID:RImpbrfU(1)調 AAS
映画版「鬼畜」には原作の淡々とした子殺し、子捨ての恐さは無い。
(これぞ清張テーストなのだが、まあ、美しい志麻ちゃんの鬼畜ぶりは
見所ではあるが)
最後に登場な大竹しのぶの婦警さん(原作には無し)も、
いかにもな松竹人情ドラマなんだよね(w
この基本路線は松竹映画としては傑作な「砂の器」も同様。
199(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/04/26(土) 19:04:04.42 ID:9NGbSYT+(1)調 AAS
>>197
あまり話題にあがることはないが、わりと好評という感じかな。
メーンの選挙資金持ち逃げは現代でも十分通用するタイムリーなネタだ。
後半のモーテル建設ブーム、小豆相場ブーム(一昔前のベストセラー梶山作品
を想起)等は時代性を反映したものと言え、逆にレトロな興趣がある。
206(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/04/27(日) 22:04:50.57 ID:UatiL/OO(1)調 AAS
告訴も黒革も、結局、主役視点からはバッドエンディング。
書きたいと思えば(たとえ多数読者の嗜好に反しても)
悪のサクセスストーリーも書けたんだろうが、
(書くことも可能だったというか)
何か苦労人清張先生には抵抗感があったようにも思える。
フィクションの世界ではあるが、
根っからの悪人ではないとはいえ、やはり悪事に対しては因果応報であるべき
ということか。
非ミステリではあるが、
大ベストセラーにしてロングセラー化した「波の塔」のラストも渡辺淳一先生
なら樹海で心中エンドなのでは?(意外に多数読者の支持を得そうだ)
一人、樹海に消えて行くヒロイン・・・(しかも、直接描写無し)、
何か清張風ハードボイルドという感あり。
理由はどうあれ、不倫はNGか?
211: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/04/29(火) 22:53:51.51 ID:+MFgU2uh(1)調 AAS
>>209
ヒロインの人生を象徴する台詞だよね。
樹海への道の先にあるのは「死」、そこに続く「生」は無い。
「波の塔」はロングセラー化し、部数が多いせいか、
新古書店でも見かけなくなった時代は無いように思う。
(文春文庫旧版の頃から)
随分と古い作だが、非常に入手し易い。
244(3): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/05/01(木) 23:52:07.87 ID:xWTRT0Yc(1)調 AAS
>>230
尋常小学校卒業後の進路は、中学校(旧制中学と称されるもので男子のみ)
高等女学校、高等小学校、実業学校(尋常小学校卒後に進学するのは乙種)等に
複線化しているから、一概に現代に喩えるというのは困難かと思う。
しかも、同年代の学歴では尋常小学校卒が桁違いの多数派という時代が続いた。
263: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/05/02(金) 23:39:54.80 ID:SjklXsXr(1)調 AAS
明治時代の学制等に興があれば、
竹内洋先生の著作(例えば「立身出世主義」等)を推しておく。
とにかく、清張先生の学歴は当時としては決して恥ずべきものではないのだが、
向学心を挫かれた無念さも大きかったのであろう。
278(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/05/04(日) 00:42:35.28 ID:TOC+Og5z(1)調 AAS
付言しておくが、学制・進学状況に大きな変化は無いので、
清張先生が生きた少年期・青年期の時代を知るには、
竹内先生の著書でOK。
「立志 苦学 出世」という新書もコンパクトに纏まっていて良し。
受験どころか進学も一部の層の問題だった時代が長く続いていたのだ。
308: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/05/05(月) 10:42:39.13 ID:CEeKwbgJ(1)調 AAS
整理しておきましょう。
>尋常小学校卒ってのは今でいうと中学卒ぐらい?
>そうすると尋常高等小学校は今でいうと?
この質問に対する回答となるのは、
>尋常小学校卒業後の進路は、
>複線化しているから、一概に現代に喩えるというのは困難
清張先生の学歴(高等小学校卒)に関しては、
>当時としては決して恥ずべきものではない
ということ。
332(3): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/05/08(木) 01:01:39.51 ID:Z86cbfs+(1)調 AAS
正直言って長編は外れも多い清張作品。
意外に当たりだったのは、
「梅雨と西洋風呂」「ガラスの城」「象の白い脚」「犯罪の回送」、
非ミステリでは「湖底の光芒」、時代小説では「火の縄」等が思い浮かぶ。
450(3): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/06/05(木) 23:10:36.81 ID:4Kks6H51(1)調 AAS
民放(特に地上波)の清張作品映像化には、最早、期待せず。
NHKが、地上波は無理でもBSで原作テースト準拠な見事な
70〜80年代的映像化をやらかしてくれる事を期待。
「遠い接近」「中央流沙」「駅路」みたいな。
471: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/06/07(土) 08:50:29.43 ID:Ddh5OSaF(1)調 AAS
俺は「単に古い作品だからNG」とか、どのスレでも書いてはいないわな(w
エンタメでは肝となる作品の語り口のテンポ、キャラクターの魅力等々も
見るべし。
ミステリとしての魅力のみに拘泥した評価こそ完全NGってことでしょ。
ゆえに、清張先生の作品を、現時点で「昭和時代小説」として評価するって
のはネタとしては面白いものがあるかとは思う。
都電が走り、至る所で煙草スパスパ、個人情報垂れ流し等々な世界。
既に隔世の感ありでしょ。
503(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/06/08(日) 20:57:32.32 ID:hccFHZI4(1)調 AAS
>現代の小説の方が、テンポがいい
誰かこんなことを書いてるか?(w
さりげなく自身の妄想を入りレス、
講談本まで出て来たのにはワロタ。
清張先生の作品は昭和時代でも20〜30年代を舞台にしたものが多いから、
これらを昭和40年代(カッパノベルス全盛期)ぐらいに読むと、
さほど違和感はない、というか描かれた風俗には、まだリアリティさえ
残っていた。
風俗ネタや描写を入れると、時を経れば古く感じられるのは仕方ないのだが、
逆にレトロな魅力が出て来るという面もある。
勿論、清張作品にはトリックの面白さ、巧みな語り、不変の人間心理等、
時代を超えた要素も多くあり、これらが長く読み継がれている因ということ
であろう。
620: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/06/17(火) 21:09:09.40 ID:3PA3/bud(1)調 AAS
>>607は清張作品未読な荒らしを自白でしょ(w
>「数の風景」
>「梅雨と西洋風呂」
この辺の作の清張作品全体におけるポジショニングに無知過ぎる(w
657(2): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/06/19(木) 21:55:37.48 ID:nMiAriNd(1)調 AAS
文春は清張作品に何でもかんでもミステリと冠するのは止めて欲しい。
「波の塔」「強き蟻」「空の城」・・
680: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/06/21(土) 20:09:27.06 ID:IWoo7Zny(1)調 AAS
カッパノベルスは非ミステリ清張作品はミステリと称して売らなかった点は
評価(当たり前のことなのだろうが)。
まあ、サスペンスというキャッチフレーズは許容範囲でしょ。
714: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/06/28(土) 19:40:08.93 ID:wuMva39z(1)調 AAS
>桂千穂
「にっぽん脚本家クロニクル」という分厚い本を読んだことがあるが、
非常に面白かった。
この人の清張映画本なら期待できそうだ。
728: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/07/05(土) 12:25:20.22 ID:hJqtmG3u(1)調 AAS
そもそも「強き蟻」のヒロインは米倉というのは有り得ない。
いまだに、何でもかんでもドラマ「黒革の手帳」に便乗ってのは
頂けないものあり。
754(2): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/07/11(金) 23:52:28.14 ID:JJzSbG0w(1)調 AAS
>戦後最大のベストセラー作家
この点は、ジャンル違いとはいえシバリョウもいるので。
>>752
正に和製コロンボ(とは言っても先行だが)である鳥飼刑事の単独捜査譚
を読んでみたかった。
やはり彼のキャラ好きなんで。
766: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/07/13(日) 01:59:41.03 ID:+sunO67c(1)調 AAS
>>756
売れ行きに関しては時代によるでしょ。
果たして今後はどうなるか。
ミステリーを含む現代小説中心の短編の名手ともっぱら時代小説(それも限定
された時代範囲)長編の名手、全ての面でダイレクトな比較は困難かつ無意味
かとも思うが。
789(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/07/19(土) 21:01:42.97 ID:kk6d1etq(1)調 AAS
>1952年の日航機の墜落事件である。
>松本清張がかつて指摘した、米軍による誤射、あるいは撃墜説。
「もく星」号遭難事件に関して、清張先生は著作中で、
「時限爆弾や、そのほかの謀略による墜落ではなさそうである」
と書いている。
米軍の管制ミス隠蔽のための偽装工作はあったと指摘。
この点を以って「小さいながら一つの謀略」としているが、
ちと苦しいかも。
795: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/07/21(月) 21:45:27.88 ID:wRUbSOya(1)調 AAS
「ハンドウをまわす」か。
今も残る日本社会の嫌な体質を顕現しているという感がある。
811(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/08/01(金) 06:37:21.63 ID:owH/PdDb(1)調 AAS
基本、稀代の短編の名手(ミステリをはじめとした現代小説、時代小説、
ノンフィクション等、清張先生が書いた全てのジャンルにおいて)
かと思うので、俺も>>807の趣旨を具体的に聞いてみたく思う。
>>809
>主人公の超音波を駆使する設定は果たして必要だったのかどうか、
>読んでいて違和感を覚えました。
違和感があったのはわからぬでもないが、あのトンデモ風堕胎トリックが
あってこそ、あの作は「ミステリ」としての面白さもあるわけである。
このくだりを完全カットした松竹映画版は、傑作人間ドラマかとは思うが、
清張ミステリとしては問題有り。
ハンセン氏病に関する記述は、エンタメで取り上げるには、
当時はあの程度が限界。
>ラストは詩情的で秀逸に感じました。
俺は清張作品にしては叙情的過ぎるという感を受けた。
もう少しクールに締めて欲しかった気もする。
>「家紋」が印象に残りました。
この点、完全に同意。
短編ミステリとして読ませるものが多い作品集だが、
あえてこの1作ということであれば、本作かと思う。
テーストが似た「入江の記憶」も良ではあるけど。
両作共に読後感は重く、暗い・・・
822(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/08/13(水) 19:43:50.43 ID:/AShDnZG(1)調 AAS
>ある短編では娘婿が59歳の義母と関係を持っていたとか結構すごい設定が
>あったりする
タイトル何だっけかな?
DVかと思うたら、婿にいじめられて喜ぶ姑、嫁もそれを気付いているという
何ともリアルに気色悪い話だった。
828(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/08/15(金) 21:19:57.23 ID:3IeNE0gM(1)調 AAS
>>823
その例外的な2作のテーストがお気に入りなら、
「恩誼の紐」という作もお薦め。
また、因果応報・勧善懲悪という面からは
「奇妙な被告」も異色な面白さだ。
854: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/08/16(土) 22:55:58.51 ID:y/ntuC8+(1)調 AAS
俺の他にも2名(?)ほどは清張作品読者がいるようだが、
>>822で書いた作品のタイトルわからないかな?
最後に奥さんの告白でおぞましい真実が判明する展開だったと思う。
863: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/08/18(月) 20:16:45.20 ID:7jZbksUa(1)調 AAS
いまだ回答無しとか(w
まあ、荒らし目的のみで乱入な連中(アニオタ多しと思われ)には、
松本清張というのは苦手中の苦手だろうし(w
大乱歩も清張先生も愛読ってMJが変わり種なのかも。
875: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/08/19(火) 23:23:53.52 ID:lNQK771l(1)調 AAS
思うに、MJは両作家のミステリ部分のみならず、
人間関係のドロドロ(世にありがちな営みと言い得る)に興があるのかなと。
時代もテーストも全く異なるが、これを書かせたらこの両巨頭は手練れ
そのものと言い得る。
ゴジラシリーズではメーンストーリーに三角関係(時代的に一見ドロドロに
見えない演出ではあるが)がある第1作を強く推すのもわかる。
882: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/08/27(水) 20:08:25.80 ID:vF3n10U/(1)調 AAS
「霧の旗」のヒロインはどう見てもホマキじゃないだろ(w
前にはアイブとか、事情は色々だろうが、
放送どころか製作前から何でミスキャスト決定の
ような企画ばかりするのか?
あの思い込みが強く、暗い情念を秘めたデンパがかったヒロインを
演じるには宮崎あおいちゃん最適という感あり。
さすれば百恵ちゃんの松竹映画版に匹敵する作に成り得たかもしれぬ。
888: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/08/28(木) 22:54:09.30 ID:E0QWO7bf(1)調 AAS
>>883
さくら〜な旧が松竹、リメイクが東宝か。
サンキュー!
「霧の旗」は清張風サイコミステリと読める。
実は原作「疑惑」の終盤もこの線。
清張先生の作風からは意外なジャンルに思えるが、
その淡々とした筆致ゆえ、かえって恐怖感が増すものあり。
903: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/08/31(日) 23:55:53.70 ID:e9g2IVR3(1)調 AAS
清張先生の長編で書籍化されるのが遅かったり、長期に渡り絶版だった作品は、
復刊されても。出来としては危険信号と見てよいかも。
何でベストセラー作家にして大作家の作品がそんなに長く・・・と普通に
考えればわかるかと思う。
最近では「雑草群落」に辛口評価あり。
やはり安全パイは短編集ということになろう。
908: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/09/03(水) 00:17:53.36 ID:eG9MZ15V(1)調 AAS
今週発売のサン毎に南陀楼綾繁なる人物の「考える葉」に関する評が
掲載されているが、何者?
915: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/09/03(水) 23:58:32.85 ID:K3WJdJ0O(1)調 AAS
清張先生は、進学が可能な環境下にあれば、
研究者になってもそれなりに成功したかと思う。
ただし、清張先生を評価した江上先生のようなある種異端扱いを
受けたかもしれぬが(w
933: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/09/11(木) 22:19:39.27 ID:Nyr/IcbI(1)調 AAS
グローバルに見て、
日本語という壁が無ければ、バルザック、スタンダール級の存在だった
であろうという評もあり。
964: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/09/20(土) 17:39:23.57 ID:YgrFIMxB(1)調 AAS
秋の夜長に清張短編をゆったり読む楽しみ。
冷涼な季節にふさわしい作風かと思う。
977(1): 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/10/01(水) 21:39:31.96 ID:K87aEonD(1)調 AAS
>>970
推理長編 「遠い接近」「数の風景」「梅雨と西洋風呂」
時代推理長編「鬼火の町」
時代長編 「火の縄」
推理中編 「獄衣のない女囚」
中編 「六畳の生涯」
さっと思い浮かんだ面白かった作品群。
短編は傑作・佳作が多数過ぎて省略、短編集は読んで損無しかと思う。
988: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/10/02(木) 21:30:54.98 ID:vaO+HlJ2(1)調 AAS
「火の縄」未読決定な>>978(w
初期の非ミステリ短編に多く見られるが、
時代小説でも本作のような変人にして名人、才人を描かせたら清張先生の筆は冴えまくる感あり。
一般には悲劇のヒロインのイメージが強い細川ガラシャにはクールな目線なのが
いかにもな清張テースト。
994: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/10/04(土) 13:42:17.45 ID:ag3sgbnt(1)調 AAS
「火の縄」は長編小説だって(w
荒らすためだけに存在する>>991>>993
憐れなり(w
清張先生の時代小説は食わず嫌いが多いようなのが残念。
現代小説同様に短編に面白いものが多いので、
「無宿人別帳」「紅刷り江戸噂」「増上寺刃傷」等、
この辺を手に取って見て欲しいものである。
999: 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM 2014/10/05(日) 05:39:14.09 ID:zspAfD3A(1)調 AAS
ちゅーか、昨年は再読、初読込みで、清張作品長・中編を20以上読み耽り、
一昨年は清張作品未読短編を渉猟した俺だが、今年は深まりつつある秋の時期に至っても、既読清張作品はゼロ。
作家と読者の「縁」ってのは、こんな年もあるんだわな・・・
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