[過去ログ] エラリー・クイーン&バーナビィ・ロス〜PART13〜 (987レス)
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27
(4): 2013/04/21(日) 19:30:25.00 ID:Y/vgj9rF(1)調 AAS
なんでチャイナ橙ってあんな評価高いの?
90
(3): 2013/04/21(日) 19:31:28.00 ID:JqQn1qhp(1)調 AAS
やれやれ、早川しか知らないニワカはこれだから。
Kummerは原音だと、独語圏ではクンマー、
英語読みならカマーに近いクンマー。
これを発音苦手な日本人が聞くとクマーに聞こえたりする。
早川はこのベタベタ日本式発音を採用しているだけだ。

反応がないのは、大部分が創元で読んでいるからだろ。
創元じゃ「カマー」って表記されていることも知らないのか。
このクイーンど素人は。
210
(3): 2013/04/21(日) 19:33:28.00 ID:zVsaGHgo(1)調 AAS
どのスレ行っても書斎の話題ばっか
245
(5): 2013/04/21(日) 19:34:03.00 ID:ZGxBMLqA(3/5)調 AAS
議論wで不利だと自覚するとなぜか必ず現れるでつまつw
あからさまですなw
251
(3): 2013/04/21(日) 19:34:09.00 ID:eW+DYw/D(1/2)調 AAS
>>245-246
>>245が意図していたかはわからんが、痴呆のような泣き言じゃない「仕掛け」になってるwww
>>246で「必ず現れてるわけじゃない」としてるが、
そりゃ「書斎が不利になった時に必ず現れてるわけじゃない」ってことで
「議論(にすらなってないが)において書斎が不利になっていること」
を前提として認めていることに気付いてないw
403
(3): 2013/04/21(日) 19:36:41.00 ID:mtll5bpU(1)調 AAS
俺の戦績

ローマ:勝
フランス:負
オランダ:勝
ギリシャ:負
エジプト:勝
アメリカ:負
シャム:未読
中国:負
スペイン:勝
日本:勝

5勝4敗
426
(4): 2013/04/21(日) 19:37:04.00 ID:YqBjEFh5(1)調 AAS
>これが殆ど連想ゲームレベルなんですな
それには、作中でちゃんと理由が設定してあるのに、
本当に読んだのか、こいつ?

しかも「悪の起源」を語るのに、クイーンの恐るべき仕掛けには
全く言及なし、とか普通考えられないだろ。

フーダニット的な読み方をしても全く意味がないだろ、この作品は。
コンセプチュアルな観点で、他作品と比較しながら読み直してこい、
もし本当に読んだのなら、という但し書き付きだけどな。
466
(5): まずクナイを投げてみます。/// [sage 二人の犯人をさがすこと] 2013/04/21(日) 19:37:44.00 ID:2rT4jesb(1/2)調 AAS
>>462概ねそうですが、多少補足を。この作品を読むポイントは
a)クイーン作品に於けるジャンルとしての単純な側面
b)ミステリ上のテーマとしての高度な側面
c)作劇術としての技巧面から見た具体的側面、の最低3つから、
複合的に論じることだと思います。

a)から見れば、これはハリウッドものであり、この作品群は
c)から見た共通の特徴として、チーム捜査的な展開を見せる、
という点が指摘できます。

では今回チームの中に容疑者が見いだせるかというと、
「因縁もの」という、もうひとつのa)とチーム自体の特徴から、
物理的に容疑者の数自体も超少数になっていることが重要です。

そもそも犯人当ての難易度が低い上に、まさにご指摘の通り、
c)から見ても証拠がない、それどころかロジックさえない。
クイーン曰く、二つの犯罪に動機を持つのはイだが、ロも同じ、
「してみると(メル欄)はないわけだ」
おいおいおいおい、根拠ないのにもほどがある!
642
(3): 2013/04/21(日) 19:40:40.00 ID:3iHVJlW7(1)調 AAS
>>617
>ひとつのテーマにこだわってバリエーションばかり考えてると、
>自家中毒なんだよな。

ただ、クイーンにとっての「あ○つ○」は・・・
たとえばカーにとっての「密室」やクリスティの「肩越しの視線」なんかと違って、
単にミステリの趣向であるばかりでなく、
ダネイなりリーなりにとって、もっと根深い何か、であると思えます。
(骨がらみ、という意味では、江戸川乱歩の「一人二役」なんかに近いかも)

たぶんそれは、「エラリー・クイーン」という創作システムがもたらしたものかな、と。
考える人、書く人。その分担は絶対的なものではなく、つねにゆらぎがあったと思います。
その関係性が、作家活動を通じて地下水脈のように「テーマ」として流れている、
と考えれば、あ○つ○つもりが、あ○つ○れ、という「悪の起源」なんかは、じつに象徴的ではありませんか。
670
(3): 2013/04/21(日) 19:41:08.00 ID:ji5pkI96(1)調 AAS
>>668
いや、パペット・マスターがパペットに代行させる、という本質は一緒。
「実○犯」に対するあ○つ○の、特異な作例と見るべき。
675
(3): 2013/04/21(日) 19:41:13.00 ID:0DpqwdmD(1)調 AAS
>>670
そうか、「ニッポン樫鳥」は「実○犯」へのコントロールなんだ。
たしかに・・・
とすると、これがクイーンの、そのパターンの第一号になるのかな?

「○の悲劇」は、まだ萌芽(実○犯○の行動のなかに、そう見なせる要素がある)だろうし。
677
(3): 2013/04/21(日) 19:41:15.00 ID:/xfCSeFA(1)調 AAS
通りすがりですが、ちょっと気を引かれたので。

>>676 >今日、日本のミステリ・ファンが認識しているような「あ○つ○」を、

これをエラリー・クイーンより早く具体化した作家に、イギリスの女流マージェリー・アリンガムがいます。
30年代の代表作のひとつです。
クイーンと関連付けた文章は見たことがありませんが、別の作品での“苦悩する名探偵”像といい……
意外に彼女の影響が……あったりしたのかな?
以上、ご参考まで。

荒らされているなか、真摯にミステリ論議されている名無しさんたちに敬意を表します。
頑張って。
733
(3): 2013/04/21(日) 19:42:11.00 ID:FLgQOvcm(1/2)調 AAS
>>723
>従来「ニッポン」ないし「日本」扱いされていた The Door Between が、はじめて
>原題に即した――おそらく「中途の家」と対になる――訳題になる模様。

思いきったことをしますね。角川の編集者の英断? 訳者の主張?
差し支えなければ、情報源を教えてもらえますか?

「スペイン岬の秘密」→「中途(途中)の家」→「○○の扉」ですよね。
う〜ん・・・「境界の扉」とか? 売れなさそう (>_<)
751
(3): [sage レックス殺し 目羅博士] 2013/04/21(日) 19:42:29.00 ID:YV0VgpEQ(1)調 AAS
>>670>>675
『ニッポン』がそうだとすると、
『グリーン家』の[MELL欄]やら、乱歩の[MELL欄]やらは?
762
(3): 2013/04/21(日) 19:42:40.00 ID:ZHmy6x1P(1)調 AAS
>>760
果たして、その考えが正しいか疑問がある
ミステリー板では<メール欄>じゃなくて<メル欄>と言う人が結構いるよ
メール欄と使う人は<MAIL欄>だと思うけど
メル欄と使う人が結構いるなら<MELL欄>と使っても不思議ではない
でもそれは
メール→MAIL
を知らなかったからという事にはならないと思う
765
(3): 2013/04/21(日) 19:42:43.00 ID:g4evvhNg(3/3)調 AAS
メル欄と言ってるけどmailの意味だってのは普通の知能がる人はわかっているんだよ
>>751>>762が、うすらバカだからわかってないだけ
828
(8): 2013/04/21(日) 19:43:46.00 ID:BLO61Vjk(1/2)調 AAS
ハリウッドにいって4本も探偵エラリー・クイーンを主人公にする映画がつくられ
たから、ハリウッドとクイーンは良好な関係を持てたと思う。

ただ、「マルタの鍵」「三つ数えろ」みたいな映画史上の名作にならなかったのは
不運だったし、1930年代からハリウッドはギャング映画とフィルム・ノワールに
方向転換したからなあ。
1940年以降はハリウッドに居場所がなかっただろうな。

「悪魔の報復」「ハートの4」「ドラゴンの歯」は、メロドラマが付け加わっているので、
そこが好悪のわかれめになると思う。「ハートの4」は仕掛けはすごいけど
タイとボニーのロマンスが長すぎて、自分にはあわなかった。
832
(3): 2013/04/21(日) 19:43:50.00 ID:yLfhMktC(1/3)調 AAS
>>828
>1940年以降はハリウッドに居場所がなかっただろうな。

クイーンがハリウッドで脚本家としての仕事に携わっていたのは、確かに
1937年から1940年にかけてですが・・・
レスを拝読するかぎりでは、ハリウッドが本格ミステリ作家としての才能を
彼らにもとめ、ハードボイルド系の台頭で、本格ミステリ映画が下火になった
から二人がハリウッドを退場した、と誤解されかねないところがあります。

トーキー移行期の30年代、絶対的な脚本家不足のハリウッドが、金にものをいわせて
ともかく書けそうな「作家」をかき集めた、その中にたまたまクイーンがいたわけで、
彼らに与えられた仕事も、別段、「本格ミステリ」の脚色とは関係ありませんでした。
863
(3): 2013/04/21(日) 19:44:21.00 ID:LBIzYLTP(1/2)調 AAS
俺は「第八の日」は、エラリーという探偵が体現している近代市民社会の理性や法治主義が
宗教共同体の宗教規範と指導者(「教師」)の仁徳で秩序を保っているところでは
役に立たないということを主題にしていると思うので、
探偵は市民社会で成功を収めているほど、役立たずの落差が際立つから
この小説の探偵はエラリーでなければならないと考えている。

近代市民社会だと過失や故意の人権侵害は、その個人が責任を負わなければならない。
責任を免れようとする犯人をつきとめ、法で裁くのがこの社会のルール。
それを遵守し、警察組織では突き止められない犯人を理性で見出すのが探偵。
エラリーは宗教共同体で市民社会のルールを持ちこんだが、拒否される。
この共同体では、過失や故意の人権侵害は指導者たちが規範に基づいて処罰をけっすること
になっていて、他の人の総意や事件の関係者の思惑は無視される。
(まあ、この共同体だと復讐が容認されているみたいだし、また共同体の
維持が最優先されるから、犯罪を隠匿することもある)
864
(3): 2013/04/21(日) 19:44:22.00 ID:LBIzYLTP(2/2)調 AAS
863の続き
エラリーが自分のよって立つ法や理性を実行しようとすれば、この共同体の指導者に
なるしかないが、それをするには市民社会のルールが身に沁みついていて実行できない。
そこでジレンマ(解決するには法や理性を捨てないといけない vs
法や理性を保つと解決できない))がエラリーに集中し、
決断できないエラリーに第7日の「そして、エラリーは泣いた」の無力感と絶望が現れる。
という具合に読んだので、探偵はエラリーでなければならないと考える。

※ あと近代市民社会の理性や法治主義が成り立たない場がもうひとつあって
「九尾の猫」のニューヨーク市民のパニックと暴動の最中。暴動の渦中でも探偵は無力。
887
(6): 2013/04/21(日) 19:44:45.00 ID:lP48lKzw(1/2)調 AAS
>>876
「具体的な経緯」は、明らかになっていないと思います。
今後、あちらの研究者の手で新情報がもたらされることがあれば、ご報告いたします。

現時点で、可能性がかなり高いと言われているのが、ミステリ作家・批評家であると同時に、
ラジオ版クイーンの後期のシナリオをリーに変って執筆、のちSF雑誌の編集にも携わった、
アントニー・バウチャーが、スタージョンやデイヴィッドスンの仲介役になった、という説です。

そうだとしても、実際には、バウチャーのリスト・アップした「候補者」は何人かいて、ダネイが、
次作のプロットに合っていると判断した書き手をチョイスしたのではないか、と私は考えます。

スタージョンほどの作家がなぜハウス・ネームの仕事を求めたか、という疑問を抱く人もいるようですが、
「盤面の敵」の頃って、ちょうど彼がライターズ・ブロックだったんですよ。スタージョンにとっても、
いいリハビリだったのかもしれません。もともと匿名で小説を書くことには抵抗のない人でしたしね。
915
(4): 887 2013/04/21(日) 19:45:13.00 ID:jrymwzQC(1/4)調 AAS
>>904
ご指摘、有難うございました。
たしかにちょっと、勘違いしていました。

ダネイが抜けたあと、その穴を埋めるためプロッターとしてラジオ版「エラリー・クイーン」に加わった、
というのが本当のところですね。
ただ、ダネイと違ってバウチャーは、基本的に「書ける」人でしたから、合作プロセスがダネイ+リーのときと
ダネイ+バウチャーのときでは、異なっていたということは、ありそうです。
そこで思い浮かぶのが・・・

あ、長文は、一部に不評のようですから・・・分けますね。
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