[過去ログ] 長野まゆみ (989レス)
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517: 02/01/30 17:36 AAS
近作のナマヌルイ愛の描き方に鳥肌が立つ。
なまじ、本人がショーネン愛を恋愛として描こうとしているだけに…
518: [死体がいっぱい] 02/01/30 17:47 AAS
夏至南風は(メール欄)だからね。
・・・気持ち悪いよな、生理的に。
519: 513 02/01/30 21:48 AAS
そうか、私だけでは無かったのか。少し安心したよ。
初期の作品はいいんだけどねぇ・・・。読みましたよ「白昼堂々シリーズ」。
まんまやん・・・。なんという豪速球、読んでて頭がくらくらしました。
この作家もやがては「グインサーガ」みたいなのとか書くのかな・・・欝だ。
520: 02/01/30 22:08 AAS
総合教育サテライトとか、ムーンとか
長野まゆみのファンタジーのとこだけ切り取ったような漫画
ほかに知りませんか?
知ってたら教えてください。
521: 02/01/30 22:54 AAS
藤たまき「クーリングプラネット」
522: 02/02/02 01:26 AAS
age
523: 02/02/02 23:02 AAS
別に理解する必要ないし、と割り切って「テレビジョン〜」を読んだら面白かった。
524: 02/02/02 23:17 AAS
あれは、読んだ人の数だけの解釈があるだろう。
そういう意味では、ふくらみのあるよいストーリーだ。<テレヴィ
525: 02/02/03 00:23 AAS
「千年王子」もそうじゃない?
いろいろ解釈を考えると結構おもしろいけどな。
ここじゃ評判悪いね。
526: 02/02/03 02:23 AAS
謎をばらまかれて終わるのがなんとも
もどかしいけど(話のオチを、つい、期待してしまう)
あの人の創造する世界はやっぱり魅力的だと思う
ちょっとマンネリな気はするけど
見たことがない世界を想像する、インスピレーションをもらう
と、割り切ればいいのかなー?
自分は蝶少年が好きー
527(2): 02/02/03 03:59 AAS
「で、結局なんだったの?」と思ってしまう人には向かないと思うけれど、
個人的には最近の先の読めてしまう単純な小説よりはすっと良いと思う。
もしかしたら、小説としては未完成なのかもしれないし、
書く技術がいまひとつなのかもしれない。
でも、私にとってはこれほど、「読むことを楽しめる」作家は他にいない。
感受性とか想像力を磨く、というような感じ。
何書いてんだかわかんねー」というひとには、もっと頭やわらかくして自由に読もうよ、と思う。
私にとっては長野まゆみはBLではないけどなー。
個人的には、年代順に作品を読んでいくと、作者の世界観の変化がおもしろい。
例えば、「テレヴィジョン・シティ」と「千年王子」では、まったく違う。
528(1): 02/02/03 23:34 AAS
>>527
同意です〜。
ここは板のレベル高いね。漫画板とかだと、「で、何書いてんの?」的な人
ばっかりでさぁ。
529(1): 02/02/04 01:01 AAS
>>528
えっ?漫画版で長野スレとかあったっけ?
530: 02/02/04 03:43 AAS
>>529
ん、そういう意味じゃなくて・・・
フィクションとしてのストーリーを読むときの姿勢というか、なんというか。
531(1): 02/02/04 19:34 AAS
>527
私もそういう感じで読んでいた。感受性というか、ダイレクトに
感覚に訴えてくる感じを楽しめるのは他になかなかないと思った。
だけどだんだん、その感覚に訴えてくる部分が減ってきてると思う。
余計な枝葉がついてきたというか、ボロがでてきたのかもしれないけど
説明だけの部分が多くなってるし、読んでる最中に作者の意図とか
作者の「何か」が見えてきてしまって邪魔になることが多くなった。
そういういい感覚が崩れてくると自分の場合陳腐さとかが目に付いてしまう。
だから残念なんだ。
532(2): 527 02/02/04 20:12 AAS
>531
それは、作者が読者にわかりやすいように書き始めたせいだと思う。
作者のインタビュー記事か何かにあったのだけれど、
「テレヴィジョン・シティ」のラストの手紙の仕掛けが理解できない人があまりにも多かったらしい。
(普通の言語暗号と、両方ででてくるので、読者には手紙の内容がわかるはず)
「わからない」ならまだしも、間違って理解されるのはいやだったんだろうね。
長野まゆみの場合、こちらの想像を超えてくるところがあるので、
簡単に「訴えるところが減っている」と思ってしまうのももったないかも、と思う。
安易にいまはやりの「生殖システム」とか「遺伝子」モノ、「身体と精神の性の不一致」とか、
そういうふうに頭から思い込んで読んでしまうととたんにつまらなくなる。
下手に識者の書評を鵜呑みにして作品を読んでしまうと、
理解したつもりで、損していることが多いような気がする。
・・・あくまで個人的な意見だけれども。
533: 527 02/02/04 20:15 AAS
ごめん、普通の言語と暗号と両方出てくるので、です。
534(3): 531 02/02/04 22:55 AAS
>532
後半ちょっと話がかみ合ってないかも。
感覚に訴えてくるというのは、ストーリーや材料(設定であるとか)は
どんなものでも関係ないと思ってるんだよ。極端に言うとそれは
結構どうでもいい。ハヤリものであってもなくても。
そういう表面的なところを越えた部分で訴えてきていた描写が
萎えてきている(変わってきてる?)のは確かだと思う。
たぶん人物描写が前より内面に踏み込んでいるのにやり方を
変えられないから、説明めいてみえたり陳腐に感じてしまったり
する部分が大きいんだと思う。性的なこともそう。
もう少し腹をくくって書いてくれたらと思う。
今の感じは思い込みがなんかむず痒い。
テレビジョンシティに限らず長野氏の作品ははっきり固定した
表現をとってないものが多いし、それが個性にもなってて
作者も固定しないことを良しとしてると思ってた。
解釈的な理解をあんまり意識するとよけい良くない気がする。
535(1): 532 02/02/05 01:20 AAS
>534
そういう読み方を楽しめる読者が少なくなってきたことも影響していると思うわけ。
実際、今のほうが、確実に出版部数も増えているようだし、売れているらしい。
はっきり固定された描写やカテゴリーでないと受け入れられない土壌があるのではないか?
そういう観念をとりはらって読めないものか、というのが私の意見。
536: 02/02/05 04:56 AAS
若い読者層の、想像力が低下してるんだよ。はっきり書いてくれないとわかんない、っていう。
537: 02/02/05 13:36 AAS
まあ、初期から話の内容は薄いよね。小道具で飾ってるだけ(少年(藁、食べ物、小物)。
とゆーか、オプションの方が(作者にとっても読者にとっても)重要なんだろうけど。
538(2): 02/02/05 13:41 AAS
>536
でも、長野は自分の思ってる方向に想像されるのは我慢ならないんだろ?
この話がどんな事を意図されているのかは自分で考えろ的な書き方しておいて、
偉そうな態度にも程があるよ。
この間の、「若葉のころ」の紹介文に関するゴタゴタだってさ、
あえて勘違いされるような書き方をしたのは長野の方じゃないか。
婉曲な表現とわかりにくい表現を混同してるんじゃないのか?
539: 02/02/05 14:15 AAS
>538
でもあの紹介文、「襲われ」云々の前に、同級生ってとこが既に間違いじゃん?
「若葉のころ」でまた襲われるシーンがあるのかと思ったよ。
540: 02/02/05 16:59 AAS
集英社が訂正する前の紹介文ってどんなんだったんだ?
ログ保管してる人いないかなー
541(1): 538 02/02/05 18:37 AAS
今頃気づいたが
>でも、長野は自分の思ってる方向に想像されるのは我慢ならないんだろ?
じゃなく
>でも、長野は自分の思ってない方向に想像されるのは我慢ならないんだろ?
だった。
>539
なるほど、そうだね
542(4): 02/02/05 20:31 AAS
>だと思いました。
そりゃあさー、犬を描いてるつもりが「この猫ちっともかわいくない」って批判されたら、
普通怒るでしょ。
犬がどんな犬と思われてもいいけれど、他のものと誤解されてしまうのでは。(例えが悪くてゴメン)
と同情してしまうくらい的外れな感想とかをよくみかけるので・・・。
読み違われてしまう長野まゆみの筆力の問題はもちろんあるよ。
ただそれが、描こうとしている世界観の変化との兼ね合いもあって、
進化している(試行錯誤している)時期だと思うんだよね。
もしかしたら化けるかも、と少し期待している。
こういう作品を描こうとしている作家はいまだに彼女ひとりだから。
543: 542 02/02/05 20:33 AAS
おっと、間違えた。
>541
だと思いました。
544(1): 534 02/02/05 21:22 AAS
>535
出版部数と比例して読み捨ても増えてるんじゃないかな。
そういう消費型の作家になっていくのか。
あとはBLの延長として読んでる人も多いと思われ。
>>538
「同級生」の部分は問題になってなかったみたいだよ。
長野氏としては、怪しい雰囲気を匂わせてあいまいにしておいたのに、
襲われたと書かれたんじゃ身も蓋もないってところか。
そういう直接の性的なところはうまく描けていないと思うので
書かないでおいてくれないかと思う。「絶対安全少年」の短編だって、
せっかくあそこまで書いといて最後に逃げるくらいならなおさら。
なんか処女的な潔癖さというか、こんなこと書いちゃうんだよって
感じとそれに対する逃げと理由付け、興味があることを見透かすように
断じてほしくないっていうのが交錯してるところが気恥ずかしい。
そんなに鎧をつけなくてもいいんじゃないだろうか。
それらで自分は脱落しかかってるんだけど。
545(3): 534 02/02/05 21:28 AAS
>542
そう思っていたんだけどね…。
今は本人にとっての大きな何かを吹っ切らないと無理じゃと思ってる。
546(2): 02/02/05 23:09 AAS
>こういう作品を描こうとしている作家はいまだに彼女ひとりだから。
取り残された、との違いを教えてください。
547: 02/02/05 23:24 AAS
議論が活発になってきた^^
548: 542 02/02/05 23:54 AAS
>546
いまだひとりだろうが、取り残されようが、私は好き、ではダメ?
取り残して(日本語変か)置いていっちゃった方たちの作品には魅力を感じない。
549(1): 542 02/02/05 23:59 AAS
>544 545
そういう作者自身のこれからの変化も楽しみにしているわけ。
10年おんなじことばっか(恋愛ものとかさぁ)くリ返して描いてる作家より、おもしろくない?
550: 02/02/06 11:40 AAS
>546
「取り残された」というからには、他にも書いてた作家がいたってことだよね?
参考までに教えて。ぜひ読んでみたい。
551(1): 02/02/06 13:26 AAS
>ここは板のレベル高いね。
てゆーか、どうでもいい話題を飽きずに語り合って凄いね(藁
552: 02/02/06 18:28 AAS
>551
では、どうでもよくない話題をご提供ください。
553: 545 02/02/06 18:47 AAS
>549
読書は嗜好でするもんだと思うから、でも好きでいいよ。
ただ同じ物を書きつづけてるっていうのは長野氏も顕著だと思う。
結局同じものを引き継ぐ形で繰り返し書いている。
その部分だけでいいとか悪いとか思わないけど。
最近一番いやだと思ったのは、作品がいい訳がましくなったところ。
554(1): 02/02/07 12:22 AAS
>545
同じものを引き継ぐ形で繰り返し書いているけど、
内容の意図するところは違うし、それに対する作者の意識の変化が興味深い。
言い訳がましい=説明が多い、ってことなら、
やっぱり読者側にも責任があるのでは?
555(1): 02/02/07 21:03 AAS
その作家が面白くないのが(面白くなくなるのが)読者の責任
というのは余りに独善的過ぎやしないかね?
マンネリ化しているのは、才能が無いからだ、とは言えないかね?
あるいは才が尽きた、と。
意図するところを正確に、華麗に伝えられないのは文才が無いからだと
は言えないかね?
ちなみに、私は長野まゆみは好きなんだけどね。最近余りにも、余り
なものでね・・・。
556: 02/02/07 23:55 AAS
>555
だから、私はマンネリ化してるとは思わない。
書き手にも問題があることは先刻承知。
542参照のこと。
557(2): 02/02/08 00:58 AAS
さまざまなアプローチで
自分の世界を作ってる作家だと思う
ガラッと書く事が変わるわけじゃないけど
いつも書いてる道具(少年)が一緒なのは
どうなん?とは思うが、原動力なら仕方ないのか
しかし、あの人にとってSEXはどういう意味を持つんだろう
友情や暴力(カーチーベイなんか)
なんかがイコールで結ばれる気がする
558: 02/02/08 01:19 AAS
>557
道具が同じだから、読んでて「騙された!」と思うことも
あるんだよね。面白いとかつまらないじゃないところで
騙される。
559: 545 02/02/08 21:43 AAS
>554
読者に責任は問えないと思う。読者の感想を聞いてどうするかは
作者の裁量だし、読者には小説の方向性や表現のやり方なんかについて
決める権利はないわけだから。
言い訳がましいと感じたのは、説明部分そのものというより
説明の表現の仕方と、近作の幾つかのラストに対して。
>557
うまく言えないけど、SEX対しては世代的なものを含めて
相反する思いがある気がするなあ。肯定と否定とか
憧れと嫌悪のような。
560: 02/02/09 01:28 AAS
それはみんな多かれ少なかれそうなのでわ。。。
561: 02/02/09 02:59 AAS
少年は当初は無垢な存在として書かれていたのに、
最近は作者の無理やりな妄想を書くためにその性質
を変質させられている。初期の雰囲気を損なってまで
書きたいものがただのBLではがっかりもするだろう?
562: 02/02/09 04:35 AAS
>561
ただのBLと思われてしまっては、作者もがっかりするだろう。
563: 02/02/09 07:07 AAS
夏至南風、内容は支離滅裂だが腐乱死体の描写が萌え
上野先生の検死本ネタ?
564: 02/02/10 00:37 AAS
性描写とかに限らず、最近のは物語として自慰行為の域を
越えてない気がするのも確か。
565: 02/02/10 01:03 AAS
小説なんて概ねそんなものさ。
566(1): 02/02/10 03:01 AAS
そんな一般論のレベルを越えているのサ。
567: 02/02/10 23:45 AAS
>>566 笑ったのサ。
568: 02/02/11 00:06 AAS
イーイー喋り復活なのかい?
ぼくも仲間に入れて欲しいのサ。
569: 02/02/11 00:49 AAS
メッセージがあるようには感じられないし
(読みが浅いのか?)
オチを楽しむものでも、謎解きでもない
あえて言うなら、設定を楽しむ小説?
不思議な作家なのサ
570: 02/02/11 11:32 AAS
メッセージ、あると思うよ。
「千年王子」、謎解きが楽しかったサ。
(う〜ん、これでは岩手なまりのようだ)
571(1): 02/02/11 14:37 AAS
>568
おいらはどっちかというとZタケ口調だと思うのサ〜。
別に「メッセージ(テーマ?)を読みとらねば!」とする必要はないと思うのサ。
「読みとれなかった人=読みが浅い人」ではないはずサ。
572: 02/02/12 01:21 AAS
>>571 激しく同意なのサ。
573: 02/02/12 13:37 AAS
文庫版「少年アリス」の裏表紙に書いてある文章
「兄に借りた色鉛筆を教室に忘れて来たアリスは、友人の蜜蜂と犬の耳丸を連れ、…」
って色鉛筆忘れたのは蜜蜂じゃなかったっけ?
574(1): 02/02/12 19:53 AAS
小学校卒業のときに長野さんの『子犬の気持ち』という本を配られた。
かなりのブラコンもの。
そん時はなんとも思わなかったけど、今読むとやばやば。
読んだことあります? (本人によるイラストつき)
575: 02/02/13 00:16 AAS
ないのサ。
576: 02/02/13 00:26 AAS
>>574
あるのサ。
この間読んだばっかだけど、そんなにヤバいかなぁ…?
ほのぼのしてて良いと思ったんだが。
577: 02/02/13 21:18 AAS
>>574
深読みしすぎぢゃないかい?ホモ小説の読み過ぎサ。
578(1): 02/02/13 22:51 AAS
>>577
ガーン、全部あたってるかも。
結局『白昼堂々』シリーズぜんぶよんぢゃったしな。
弁解させてもらうなら、最後に兄貴の前で、
「子犬のような気持ちになりました」って部分なンだけど。
犬はまずいかなって。・・・深読みしすぎか。
・・・逝ってきます。
579: 02/02/13 23:33 AAS
>>578
イ`
580: 02/02/15 14:48 AAS
前にも書いたかもしてないけど、サーティワンのミレニアムってアイスが
長野まゆみの小説に出てきそう(ミントアイスに弾けるキャンディーが入ってて、
口内でパチパチする)。
581(1): 02/02/16 19:57 AAS
どうでもいいんですが、801板にも長野スレがあったのね(今日初めて見に行った)。
こっちの住人もあっちの住人なんでしょうか?
582: 02/02/16 22:35 AAS
>>581
しらなかたよ逝って見る。sage
583: 02/02/17 01:23 AAS
リソク貼って!!
584: 02/02/17 01:47 AAS
2chスレ:801
585(1): 02/02/17 02:09 AAS
↑ 21歳未満はいっちゃだめですよ。
586: 02/02/17 13:10 AAS
801板見てきたけど、いかにもって感じでつまんない。。
587: 02/02/17 21:31 AAS
>586
抽象か、具象か、だな。
588: 02/02/17 23:02 AAS
>587
うまいこと言うね。
589: 02/02/19 05:34 AAS
>>585
すまん、ワシ20歳だった。回線切ります。
590(1): 02/02/20 21:04 AAS
>>589
自分も二十歳だけど気にせずエロ漫画・小説板に入り浸ってます。やおいは興味なし。
591: 02/02/20 22:58 AAS
>590
板内では21以上だと言おう。それがお約束。
592(1): 02/02/23 00:20 AAS
ここより801板の方が内容がいいのはどういうことだい?
やっぱライトノベルなんて読んでいるのはガキと言う事か?
(まぁ、ガキなんだろうな)
593: 02/02/23 01:59 AAS
二十歳のガキでありんす。。。
594(1): 02/02/24 12:46 AAS
>>592
やおい好き=大人と言いたいのですか??
595: 02/02/24 13:59 AAS
>594
どうやったらそんなふうに読めるのですか?
596: 592 02/02/24 18:38 AAS
>>594
少し言葉が乱暴すぎたようだ。
だが、ここの議論が表面をなぞっているようにしか読めなかったものでね。
Q「私は何故、長野まゆみが好きか」:A「私が好きだから」
がここでの主な議論だとすれば、レベルの違いは明らかだろう・・・。
597: 02/02/24 21:09 AAS
う〜む、言いたいことはわからんでもないんだが、
そもそも2chって、「議論」する場だったのか?
598: 02/02/24 22:42 AAS
>592
一方的な思い込みに基づく落胆を表明したいのは分かったが
少し周りを見渡してからしないと失笑を買うだけだよ?
599: 02/02/25 01:46 AAS
まぁまぁ、まったりといくのサ。
600(11): 02/02/25 23:38 AAS
長野さんの作品に出てくる性描写少年描写云々はやはり、心の動き、ストーリーの流れを考えて
強く書かれている。ほかの恋愛小説家が書くような、結果や過程ではない。
だからそこに必要以上の煽情を感じてしまう。
でもそこであえて、その欲情に身を巻かせて見ると
なんと感じるのはそのまま主人公の気持ち、・・・だったりしないか?
601(13): 02/02/26 20:06 AAS
>600
恋愛小説ってもともと心の動きが描かれている事に重点が置かれていると思うんだが。
結果や過程に頼りがちな少女小説はともかくもね。
文壇における純文学の枠では、君の言う事は珍しくも何とも無い当然の事だ。
602: 02/02/26 22:18 AAS
・・・純文学だと、そう言いたい訳ですか?
603: 02/02/26 22:53 AAS
亜細亜たん(;´Д`)ハァハァ。
604(1): 02/02/27 19:59 AAS
>602
少なくとも長野本人はそう思っているようだし
とりあえず文壇上での立場は純文学だからそう書いたまでだが?
605(1): 600 02/02/28 00:13 AAS
>>604
俺はまぁ、作品によると思う。特に長野さんは。
いいたかったのは、ただのホモソタ小説ぢゃないだろ? ってこと。
それを土台に凛一シリーズなり、『僕はこうして大人になる』なり
について話したい(俺の趣味)。だから地雷地雷って凛一シリーズ読んでない人にも、
とりあえず三作目あたりまで読んでもらいたい。
ちゅうわけで亜細亜たん(;´Д`)ハァハァ。
606(2): 601 02/02/28 14:25 AAS
>605
自分も長野作品は全て読んだし凜一シリーズは好きな方だ。
「ぼくは〜」は嫌いだが。
600氏はどう感じるかは判らないが、
長野は凜一シリーズについてのインタビューで、
世に出回っているボーイズラブ小説を読んで
「こういうのを純文学で書いてみるのもいいかも」と思ったから書いたそうだ。
長野が店をやっていた時に店員をやっていた深田氏からも
「白昼堂々シリーズは長野さんによれば陳腐なストーリーを何処まで書けるかっていうコンセプトだそうだ」
と聞いた事があるしな。
その点で云えば、「ただのホモショタ(ショタであるかどうかは疑問だが)小説」の部類ではないかね?
自分が凜一シリーズを好きなのは、単純に作品が面白いと感じるからだ。
「ただのホモ小説ではない」と別格視している訳でもなく、
同性愛だから好きなわけでも何でもない。
人物達の心の動きの描き方やストーリーの流れが自分好みだったというだけの話。
「ぼくはこうして大人になる」は、凜一シリーズの二番煎じ、
三番煎じのような感があるから好きではない。
長野が凜一シリーズで実践したようなコンセプトを
いつまでも続けているような気がしてならない。
607(1): 600 02/02/28 16:47 AAS
>>600>>605
僕は→ぼくは ・・・スマソ。
>>606
参考になった。
で、俺は逆に「ぼくは〜」のほうが好きだから、凛一シリーズについては
風評やら食わず嫌いで、敬遠しないで読んでみてとまでしかいえない。
あと『ぼくはこうして大人になる』は、凛一シリーズとは違うね。
アレを読んで俺が強く共感したのは、あそこまで徹底して打算に生きる主人公の姿。
まだ弱い厨房の心を抱えてるからこそ、それを守るためにバリアーをつくる。
それがいろいろな経験を経て、純化されていく。
上辺だけを見ていると見ていると、それはまるで、逆の成長を遂げるような。
湧きあがる感情(愛おしさとか)のままに自分を表現している、打算することを忘れてしまっている
ラストあたりの主人公から、そうやって生きることの素晴らしさが、ひしひしと伝わってくる。
+α、長野さんのその純文の名を借りての開放された描写に酔い酔いで・・・。
そんなことを感じられなくなる前に読んでいて良かったと思う、いいさくひんではありませんか。
そしてそれを、間接的ながらも見届けることのできた、おそらく自身も感化されたであろう
亜細亜たん其の後に(;´Д`)ハァハァ。となる。
ソタは特にこういうところから感じる。
自分で見ていて同人女みたいなので明記するけど俺は工房男子。
608(2): 601 02/02/28 17:15 AAS
>607
「ぼくは〜」に対し、氏の思い入れが強い事は良くわかったよ。
むしろ、主張している事には共感できる事が多いんだけどね。
しかし、なにもホモでなくても良かったと思うが。
自分が云う「コンセプトを引きずっているようだ」というのはそこなんだよ。
あれは恋愛小説ではないと思える分、不自然な恋愛描写が鼻についてならない。
長野の筆力なら、短編集「鳩の栖」のように、
設定を生かしてホモでない話も書けるように思う。
609(2): 600 02/02/28 19:01 AAS
>>608
御幣を恐れずにかくが、ホモは普通のことだ。
特に言うならば、少年少女期の同性へあこがれという現象は、恋愛感情を構築する上でのひとつの段階でもある。
それからのことを書くと板違いになるのでやめておくが。
それに男の子というものには主人公にとって「自分ぢゃないもの」、「もう少しで理解できそうなもの」、
「男の性であるもの」という条件がそろっている。あの境遇の中で生まれた(育った)、よくわからない自分を、
「もう少しで理解できそうな、他人の、男性というもの」で理解しようとする、主人公の無意識の姿勢に、俺は違和感を覚えない。
そのうえ、「自然なホモセクシャル」は長野さんの「開放された描写」の中に含まれるひとつの要素であるように思うし、
テーマがおおよそそれである小説に、そのテーマはどうかといえないのでは?
ところで608の
>おそらく自身も感化されたであろう亜細亜たん其の後に(;´Д`)ハァハァ。となる。
という部分はは601氏の「共感できる部分」に入っていますか?
興味津々です。ヽ(´ー`)ノ
610(1): そやっけ 02/02/28 19:01 AAS
608
>しかし、なにもホモでなくても良かったと思うが。
そう!それは常々思うんだが
逆に別にノーマルでないとダメ、ッてんでもない気がする
きっと長野氏の原動力(書きたい動機)に、同性愛が
あるんだろうと思うんだけど
どの作品も、別にホモでなくともいい気がするんだけど
最近のは味が濃すぎる気がするので
…痛々しさも倍増というか…
611: 600 02/02/28 19:04 AAS
>>609
にかいめの608→607お詫びと訂正。
612: 02/02/28 20:03 AAS
>606
>「白昼堂々シリーズは長野さんによれば陳腐なストーリーを
> 何処まで書けるかっていうコンセプトだそうだ」
それ聞いたことあるけど微妙にちがう。
「遊びとも思えるものを大真面目にやることが
コンセプトのひとつだから。どこまで真剣にやれるか」
だったよ。聞いたのは○田さんじゃないけど。
>610
原動力のひとつが同性愛って確実にあると思う。
少年とか男同士のみだけの。
「ぼくは〜」のホモや主人公の描写は特になにも
感じなかったけどラストがだめ。主人公の兄姉が
あんなにあっさりただのいい人になると世界が崩れる気がしたな。
兄姉の嫌なところはそのまま受け入れて、でも誤解がとけて
それぞれの気持ちも知って、これから「人」としての関係が
始まるって感じになったらよかった。
613: NANA4 02/02/28 21:13 AAS
新刊発売あげ。
614(2): 601 02/02/28 21:13 AAS
>609
いや、別に同性愛を不自然だとか、ホモだからダメとか云ってるわけじゃないよ。
610氏の
>どの作品も、別にホモでなくともいい気がするんだけど
最近のは味が濃すぎる気がするので
…痛々しさも倍増というか
ということが云いたかった。
むしろね、少年期にあるほのかな同性への憧れとか、
自分ではないものに対する興味とか、
そういうのは女である自分も経験しているので理解できるんだよ。
そのような恋愛感情を構築する基本の段階での心の動きを描く作品で
きつい、意識されすぎた同性愛でもない作品の例として
自分は鳩の栖を挙げたんだ。
>そのうえ、「自然なホモセクシャル」は長野さんの
>「開放された描写」の中に含まれるひとつの要素であるように思うし、
>テーマがおおよそそれである小説に、そのテーマはどうかといえないのでは?
だから、もうそれ自体がお腹一杯、という心境なんだよ。
開放された描写、性描写、「その世界観で」自然なホモセクシャル、
はもう飽きるほど作品が出ているではないか?
長野が進むべき次の段階、というのは
リアルな性描写を隠語ナシで描く、ということではないと自分は思う。
そして、残念ながら600氏に共感できるのは
第二パラグラフまでで、亜細亜にハァハァはできない。
>612
>コンセプト
そうだったんだ。
微妙に訂正を入れておく。
しかし、それでも凜一シリーズが大真面目に書かれた
ホモショタ小説である事に違いは無いみたいだね。
615(1): 600 02/02/28 21:45 AAS
>>614
>そして、残念ながら600氏に共感できるのは
>第二パラグラフまでで、亜細亜にハァハァはできない。
ガ―(゚Д゚;)―ン!!
鳩の栖を読んででなおしてきます・・・。
あなたが薦めるからには、きっといい本。期待age。
616: 601 02/02/28 21:59 AAS
>>615
亜細亜がどう云う人物像だったかいまいち印象が薄いものでね…
617: そやっけ 02/03/01 01:29 AAS
まだそんなに読んでないんだけど(10冊ぐらい?)
どれもキャラの基本が一緒なので、ちょっとビックリ
スゴイ著作の数が出てるのに…好きなことが出来る同人誌のようだ
(自分書きたいことなんだろうから、別にいいけど
こうも味付けが一緒だと、かえって不思議。飽きないのか?)
凛一シリーズの正式名称を
よろしければ教えてください
読んでみたいので
618: もけもけ 02/03/01 12:51 AAS
白昼堂々。(短編集のほうが歯切れよし)すげぇタイトル・・・
二つめが藍空。みっつめが彼等。かれら。最後が若葉のころ。
いつもメインの少年二人。王道。飽きてる人もいるだろうけど
それがもちあじなのか・・・???
619: もけもけ 02/03/01 12:54 AAS
あおぞらの藍、違うやンヶ。碧空だよ。
620: 601 02/03/01 14:03 AAS
>キャラの基本
おおよそ3パターンに分けられると思う。
・第一パターン
冴えない感じの主人公と、要領が良く美しい相棒
・第二パターン
万能で謎めいた兄と、兄を慕う主人公
・第三パターン
物忘れの激しい主人公と、同性に性的接触を持つ少年たち
稀に例外もあるけど、殆どの作品がこれらのいずれか
または混合されて出てくるね
621(1): 02/03/02 11:54 AAS
文学板にまで長野スレを立てた厨房はどいつですか?
622: 02/03/02 20:41 AAS
私です。と言いたい訳ですね?
623: 02/03/02 21:50 AAS
>>621
オマエナノカ?
624: 02/03/02 21:56 AAS
2chスレ:book
文学板さらしage (w
625(1): 02/03/02 22:01 AAS
キサマ・・・なんて事を!!
長野まゆみの文学者としての評価を問う為のスレなのだぞ、あそこは!!
626: 02/03/03 11:28 AAS
>>625
確かに恥だな。あの板は。
627: 621 02/03/03 14:18 AAS
違うよ。
ここで純文学だと言われて逆切れした(?)ァフォが立てたのかと。
628(1): 02/03/03 20:43 AAS
答えが出たようです。
長野まゆみは純文学ではありません。
629(2): 02/03/04 13:10 AAS
>>628
作品によって違う。個々について言っていくべきだよ。
630: 02/03/04 20:00 AAS
>629
上の人には何言っても無駄な気がする。
早々と断定してる時点で、ディスカッションするつもりなしとみた。
631(1): 601 02/03/04 23:34 AAS
>621
誰か逆切れしたか?
ちなみに文学版に擦れ立てたのは自分ではない。
>629
>作品によって違う。個々について言っていくべき
そうかぁ…その点についてはあんまり考えた事が無かった。
個人的に純文らしく見える作品もあれば、児童文学寄りの作品もあるしね。
この板の趣向で云うならば、ライトノベル寄りの作品も多いかも。
632: 600 02/03/05 14:32 AAS
>>629は俺。 ここ見てる人意外と多いなぁ。
>>631
俺でもないよ。 『鳩の栖』は現在返却待ち・・・。スマソ。
>この板の趣向で云うならば、ライトノベル寄りの作品も多いかも。
『野ばら』あたりは純文でしょうか。幻想小説は純文に入りますよね。
633: 600 02/03/05 14:34 AAS
補足
そういえば『野ばら』とかはあまりかたられてないかなぁ。
634: 601 02/03/05 19:56 AAS
>600氏
了解っす。<600=629
初期の作品は純文と云えるものが多いように思うな。
もともと長野作品で扱われる年齢(少年という題材)や
主に支持を集める読者層が特徴的だから、
総括してライトノベルと取られることが多いのかもね。
>野ばらが語られない理由
野ばらとかカンパネルラのような、話の流れとして結末が不鮮明な作品は
その独特な読後感と雰囲気を自分の中だけで大切にする人が多いんだと思う。
…単によく判らない話だったと思われてるのかも知れない;
全部推測だから本当のところは判らないけどね。
自分も理解や読解よりも雰囲気だけで読んでるなぁ。
完全に感覚的なものなので、人に語れる言葉がないというか。
でも、それが心地悪くないから、初期作品も好きかなー。
635: 02/03/05 20:46 AAS
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636: 名無し 02/03/06 21:08 AAS
リンクもつけて下さい。
637: 名無しさん 02/03/06 21:14 AAS
自分でさがせよ
638: 02/03/07 01:28 AAS
やっと文学板が普通になったようだ
639: 名無し 02/03/07 13:55 AAS
このスレッド一覧ほかのとこでも
見たぞ。これって架空の、だよね?
違うの?
640: 02/03/07 15:11 AAS
架空だろ。。。
誰かほんとに作ってくれても良いが。
641: 02/03/09 23:34 AAS
あげるのサ。
642: 少年B 02/03/12 22:27 AAS
保守さげ
643: 02/03/13 02:37 AAS
おめーら、長野まゆみごときで普段来てない文学板に来てんじゃねーよ。
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