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(6): 04/08/17 23:46 ID:Miov/DNh(1/5)調 AAS
舞「舞だ。川澄をやっている。
  スレ建てが前スレの埋め立てに間に合わなかった。緊急事態につき私が臨時にスレを建てる」

A 前スレ(スレッドυ:2chスレ:leaf
B 支援サイト(まとめ:外部リンク[html]:members.at.infoseek.co.jp wiki版:外部リンク[php]:f44.aaacafe.ne.jp
C 過去スレ・関連スレ及び諸注意(>>2-5
D 亮、八重、すまない……
724: 04/11/07 18:20:56 ID:I788oPSu(4/4)調 AAS
さらにミルトの話は続く。
すぐにクラッキングができないと解ると
宗一はここはミルトに任せ、
船内をさらに調査しに行ったらしい。
その途中でさっき俺達が見た培養カプセル、
奇妙な生物を確認しこれを通信機でミルトに報告。時を同じくして
ミルトもプロテクトを一部解除、船内の全ての部屋の位置、名前を確認。

「マスターはすぐに美術品の保管室の場所を調べ、
向かおうとしましたがその途中で予想外の人物と遭遇したのです」
「予想外?誰なんだそいつは」

「篁総帥です」
「このタンカーで死んだと言われるあいつか」
「やっぱりね…」
「マスターは驚きましたが、即座に考えを
切り替え尾行を決意。この時点で通信は
危険と判断し切られました」
「おいおい無謀すぎんぞ!」
「それから数時間、マスターからの連絡もないまま
私はプロテクトの解除に全力を注ぎ続け…
ついに二段階目を解除しました」
二段階目に解除できたのは船内の全ての監視カメラとマイクの制御だ。
「それと同時にマスターから通信が入り、
緊急事態であると告げられたのです」
ミルトの口…ではなく音声端末から発せられた主の危機とは?

A 篁に見つかっちまった。只今逃亡中だ
B 篁の手駒とは違う連中の襲撃を受けている
C 怪物だ!さっきの実験体か?
D 篁が殺された!!犯人を追尾中だ
E このタンカーはもうすぐ沈没するぞ!!
725: 04/11/07 18:26:16 ID:D27rg3fw(1)調 AAS
悩むな…ここはBだ!
726: 04/11/07 21:02:41 ID:5aDLUYj0(1)調 AAS
もう4分くらい悩めよぅ…
727: 04/11/07 21:49:29 ID:428es6bU(1/4)調 AAS
「『篁の手駒とは違う連中の襲撃を受けている』との報告を受けました。 篁もその場に
 いましたが、彼にとっても予期せぬ襲撃の模様でした。 その襲撃以後マスターとの交信
 は途絶えたままです」
 無機質な合成音声ではあるが重苦しい雰囲気が場に流れた。
特にエージェントとして彼の実力を知っているリサや龍二はその言葉に驚きを隠せなかった。
「船内のセキュリティで調べられないの?」
「分りません…その混乱で船内の監視カメラが故障してしまって…ですが、その後の足取りを
 追う限り篁、マスター、襲撃者はどうやら油槽部分の一部移動したと思われます。そこには改造が
 施されており動力、回線共に船内のコンピューターから独立しており、
 恐らくそこにいると思われます」
 ミルトの入力端末のモニターにタンカーの概略図が示され、船の油槽部分の先頭から
 1/4が赤く記された。
「敵の正体については分らないのか?」
「監視カメラの映像が残っています。 今から表示します」
 モニターに映し出された映像それは──

A 黒尽くめの武装集団
B 獣のような耳を持った黒装束の集団
C 黒髪のと、乳のでかいのと、おかっぱのと、小学生みたいな女性が四人
D 長髪、長身の鋭い目をし剣を持った女性とリボンの女性
728: 04/11/07 21:50:51 ID:qzpUu1uZ(1)調 AAS
C
729: 04/11/07 21:51:22 ID:NyyLNhtX(1/2)調 AAS
Aだな、
730: 04/11/07 23:07:01 ID:428es6bU(2/4)調 AAS
 監視カメラは篁を中心とした十数人の集団を写していた。宗一は曲がり角に身を隠しながら
 篁を尾行していた。すると突然、壁が切り裂かれた。
 そこから黒い影が4つ現れ、篁に襲い掛かる。彼は老人とは思えない身のこなしでそれを
 かわし、間合いと取る。監視カメラには4人の女性が映し出されていた。
 その中の黒髪の女性が篁に向かい、口を開いた。
「…篁。 耕一さんを返してもらいますよ」
「耕一…ほう、もしや柏木の娘か。 奴を捕らえるのには手間取ったぞ。 戦闘ヘリ
 三機をスクラップにし、このワシに手傷を負わせたのだからな」
「てめぇ、耕一に何しやがる気だ!」
 ショートカットの勝気な少女が篁に怒鳴りかけた。
「無論、柏木の血…鬼の力を頂く為 」
 篁は彼女らを小馬鹿にしたように見下し、嘲笑する。当然と言わんばかりの態度だ。
「くっ…ッ!!」
 その態度に彼女は画面越しでも見るものを恐怖させる怒りを露にした。
周囲の兵隊もその鬼気に気圧されるが、篁はそれを何処吹く風で受け流していた。
「ふっ…だが生憎ワシはお主の相手をしている暇はない。 任せたぞ」
「はっ!」
 篁は数名の兵隊を引き連れ先に進む。残った兵隊は進路を塞ぐ形で彼女らに銃を向ける。
「邪魔立てするなら…梓、楓、初音、行くわよ!」
「「「はい!」」」
 彼女らは銃を持った兵隊相手に生身で立ち向かっていった。宗一は巻き添えを避けるため
その場から立ち去っていった。その後、監視カメラの映像は切れてしまった。
戦闘の余波を受けてのものだろう。
731: 04/11/07 23:08:01 ID:428es6bU(3/4)調 AAS
「ジーサス…生身で壁を切り裂く超人なんて…」
「に、人間じゃねえな…」
「反転したまま沈んだタンカーに蘇る死体。 どうやらこのタンカーにはとんでもないものが
 眠っているようだな…脱出手段ない以上はその不明区画に行くしかないようだが…」
「兎に角だ。ミルトさん、そこの区画に行くルートを教えてくれ」
「分りました。  マスターを必ず助けてください」
 ミルトのモニターにそこへ行くルートが示された。全長380m、幅70m、深さ30mの超巨大タンカー
だ。縦にすればそん所そこらの超高層ビルより巨大だ。とは言え反転してしまったのが原因で
いくつかの扉が動かなくなったり、浸水し閉鎖された区画があるので真っ直ぐ進める訳では無さそうだ。
「ここは機関部だから…結構あるわね。 しかも他の油槽部分も結構手を入れているみたい」
「って言う事は…さっきみたいな化物が…」
「その可能性もあるし、もしかしたら生存者もいるかもしれないわ」
「び、美術品とかはどうするんだ?一応それが目的な訳だし」
「…脱出できるか怪しいのにがめつい奴だな。 リサさん、それらしき区画は?」
「無いわね。やっぱりここの独立している区画かしら」
 暫く進むと、改造区画の一部の扉の前にやって来た。
「リサさん、この区画は?」
「えっと…ここは…」

A 食堂
B 研究室
C 研究員寝室
D 倉庫
732: 04/11/07 23:11:24 ID:NyyLNhtX(2/2)調 AAS

733: 04/11/07 23:12:30 ID:LelJQRM8(1)調 AAS
A
734: 04/11/07 23:23:33 ID:428es6bU(4/4)調 AAS
「第三研究室…って表示されているわ。 さっきのところが第四研究室みたい」
「ってことは…」
「さっきみたいに化物がいると言う訳か」
「と、言う訳でビルさんお願いします」
「…随分な役割だな。 とは言え『絶対に出番が無い』とまで蔑まれた私の数少ない出番だ」
 ビルは扉を数ミリ開け中を覗いた。そこには──

A 割れたカプセル群と異形の生物が1匹
B 人が倒れていた。死体では無さそうだ
C 妙な植物が部屋中にびっしり生えていた
D 敵の兵隊がいた。数は…2人
E スカ。特になし
735: 04/11/07 23:28:14 ID:husRWX8I(1)調 AAS
B
736: 04/11/08 01:11:13 ID:5CVnXmIm(1/2)調 AAS
「人だ!人が倒れているぞ!!」
まさか宗一?すぐに駆け寄るリサ。だが…
「違うわ。でも…彼がこんな所にいるのも不思議ね」
なんと、倒れていたのは山田まさきだった。
よく考えたら宗一が潜入し鬼が暴れていたのは一ヶ月も前の事だ。
そんな長期間沈んだ船の中で生きていられるだろうか?
「さっきのタンカー反転事故から考えると
鬼はまだ生きていると考えた方が無難かもしれんな」
「あんな事できるのはそいつらぐらいだろうしね」
「宗一は生きているわ。彼はこんな事くらいで死ぬ人じゃない」
確かにミルトの口ぶりからも宗一が餓死するとか、
そういう心配の類はしてなかったようだ。
よほど腹持ちがいいか、食糧の確保をしているか…
とにかく今は目の前の彼から何が分かるか、だ。
「一応念の為に銃は構えておいて」
「OK」
龍二が拳銃を突き付け、リサが油断無く近付く。
もし怪物化していてもすぐに対応できるように。
何しろ一度確かに死んでいるんだからな。
ビルの証言だと薬で生き返ったというし。
「じゃあ起こしてみるわよ」
リサが体を揺する。やはり息もしているし体温もある。
737: 04/11/08 01:11:42 ID:5CVnXmIm(2/2)調 AAS
「うーん…」
目覚めたまさきの反応は…

A 普通に起きた
B やはりゾンビ化していた
C 記憶を失っていた
D 耕一の人格が移植されていた
E 篁の人格が移植されていた
738: 04/11/08 01:12:20 ID:uROuAbL0(1)調 AAS

739: 04/11/08 04:10:31 ID:43WBvEYm(1/5)調 AAS
「ふむ……どうやら成功のようだな」
山田まさきは、目覚めるなりそう言った。
「随分派手にやってくれたようだな…鬼共め」
「あなた誰?…どうやらもう、MRまさきではないようね」
リサは彼の挙動、目の色を見て即座に判断した。
「ご名答、流石は地獄の雌狐だな…ワシは篁だ」
「なんだと!!」
「みんな、離れて。…どういう事?」

「教えてやろう。ワシは以前この船に降り立った。
ワシの新しい体となるサンプルの確認の為にな」
サンプル?そういえばまさきの書き置きには
13日目に偉い人が来たとか君は合格だと書いてあったが…
「あの薬は人体の遺伝子、免疫機構を変化させる物ね」
「知っているのかね?ではこの男が残したメモを
見たか…その通り、『ワシ』の記憶・人格を受け入れさせる為のな」
「その為に元の人間の人格・記憶は完全に脳から消去されるが」
「人格に記憶の移植だと!?そんな事できる物か!!」
「篁の力を舐めてもらっては困るな、少年。
既にワシ自身の知性・人格・記憶の共有が可能な技術は構成済みだ。
問題は、『器』の適合者が少ない事だな」
740: 04/11/08 04:13:58 ID:43WBvEYm(2/5)調 AAS
「そんな事の為に罪も無い人々を騙し、薬品を打ち
人体実験のモルモットにしたってのか!?」
「これもワシが永遠に存在し続ける為だ。尊い犠牲だな」
「犠牲者に尊いも糞もあるかよ!!」
「…もういいわ。貴方の理想論なんか聞きたくもない」

「まあそう焦るな、もう少し話してやろう。
そして帰路に付く途中、ワシは鬼の襲撃を受けた」
ミルトから聞いた、鬼の連中の事だな。
「流石のワシといえども本気を出した鬼4体が
相手では分が悪く、戦いは長引いた」
鬼4体と長引くって…どういう身体能力の
持ち主だこの篁という野郎は?

「その戦闘の途中で船内ブロックの3分の1が半壊、
前面部に大穴を開けられこの船自体も沈没しかけた」
俺達が潜水船で入ってきたあの穴か。
「そしてワシ自身も致命傷を追い…撤退せざるを得なかった。
鬼共は強化シャッターで区画ごと封鎖して閉じ込めておいたが、今もいるのか?」
「何故貴方が私達にそれを聞くの?」
「この記憶共有にもまだ不都合があってね、
前のワシ自身が体験した記憶しか共有できないのだよ」

「だからワシには一ヶ月前、脱出ヘリに乗り
沈没する船を見ながら息絶えるまでの記憶しかないのだ」
こいつ、いけしゃあしゃあと!
「いいわ、教えてあげる。鬼はまだ健在よ」
「リサさん!」
741: 04/11/08 04:16:22 ID:43WBvEYm(3/5)調 AAS
「いいのよ。ついでに言うなら、沈没事故からもう一月経っているわ。
貴方が死んだ事はニュースになり篁グループは既に新総帥を迎えている。
貴方はもう過去の人に過ぎないのよ」
「新総帥…フフ、奴か。だが奴は所詮道化にすぎん。
ワシが戻ればすぐに失脚するだろう」
おい何か変だぞ。どうしてこの男は
さっきからベラベラと何でも話してくれるんだ?

「君が思っている疑問に答えてやろう」
ちっ、そこまでお見通しって訳かい。
「君達は全員ここで死ぬからだ」
予想通りの答えだな、オイ。

「なら私も何故話したか教えてあげる」
そう言うなり、リサは銃をまさき…だった篁に突きつけ、
「貴方の方がここで死ぬからよ」
容赦無く引き金を引いた。
だが、篁は逃げようともしない。むしろ笑っていやがる…
そしてリサの撃った弾丸は綺麗に篁の心臓に命中し、倒れた。
「やはり一般人の体ではこの程度か…」
「こうなると解っていたからこそ、貴方も逃げなかったのでしょう?」
742: 04/11/08 04:18:02 ID:43WBvEYm(4/5)調 AAS
「フッ…その通りだ。この肉体は最初の適応実験に過ぎない」
「もう他に第二第三の篁がいるのか!?」
「無論だ。既に地上でもワシの記憶を受け入られる適合者がいるはずだ」
「じゃあ何故この船に戻ってきたんだ?」
「今の君達なら解っているだろうが…鬼だよ。
我々が捕獲した『鬼』にワシの記憶・人格を植え付ける為だ」

鬼にだと…?前のじいさんの体でも
超人レベルだったらしいのに、鬼になりでもしたら…
「本来ワシの記憶を受け入れる為の免疫剤を注射すると
一週間以内に体組織と遺伝子が変化し、適合しない奴はここで死ぬ」
まさきの書き置きでも体のかゆみを訴えていたな…

「そして幸運にも適合した奴はその後回復し、
何事もなかったように過ごせるが2週間後、全ての体組織は完全に停止する。
この時点で脳は記憶を失い、体は何も食わず血液を流さずとも
腐敗せずに保てるように組織変化を起こす。
まさにワシの記憶を移植するまでの『器』になるのだよ」
743: 04/11/08 04:19:30 ID:43WBvEYm(5/5)調 AAS
あの時の遺体が腐らずに残っていたのはそういう訳か。
じゃあやはりまさき本人は最後の書き置きを書いた直後に死んだんだな…

「だがあの鬼は2ヶ月前に捕獲してすぐに免疫剤を
投与したのだが最後まで抵抗し続けたよ…」
「ワシの手の者が今頃は『鬼』に記憶を植え付けているはずだ…
君達に止められるかな…?では…命があったらまた会おう………」
長々と語り続けた篁は今度こそ息を引き取った。
「また会おう、か…二度と会ってたまるかよ」  

これでまた問題が増えた。篁の部隊より先に
鬼も見つけ出さなければならない。
とはいえ場所も解らなければどうしようもない。
まずはどれを優先すべきか?

A 宗一捜索
B 耕一救出
C 脱出経路
744: 04/11/08 04:23:43 ID:vnz/uiCF(1)調 AAS
C
745: 04/11/08 13:57:09 ID:81w/UcLs(1)調 AAS
いや、やはりまずは脱出経路の確保だ。
このままだと飢え死になるか敵に殺されるのを待つだけ。
いつでも逃げられるという安心感があってこそ
先に進む気力も沸いてくるのだ。
とりあえずミルトの所へ戻ろう。

ミルトの元へ戻ってきた俺達は改めて考える。
何か脱出できる方法はないか?

A 潜水船を修理する
B 敵の上陸船を奪う
C 潜水服を水圧に耐えられるよう強化する
D そこに助けの手を差しのべる者が(人物指定)
746: 04/11/08 13:58:06 ID:F63x3wSe(1)調 AAS
DDDDDDDDDここで宗一!!
747: 04/11/08 14:34:00 ID:f0fici1o(1/5)調 AAS
「その必要はないぜ!!」
唐突に背後からやけに爽やかな声が響いた。
「この声は…まさか噂の」
「NASTYBOY!!」
「お帰りなさいませ、マイマスター」
俺も後ろを振り返る。そこにいたのは
俺と同じくらいの若者だった。
こいつが…最強のエージェントと称される那須宗一?

「みんな、待たせたな!主役は遅れて来るもんだ」
て、てめえ〜現れていきなりその態度はなんだ!
「ふざけんな!!今の物語の主役はこの俺だ!!」
「流石元祖・出番を求めてさすらう男は言う事が違うな…」
「あんたは龍二さんかい?その通り名、懐かしいな」
「俺もこれからもっと出番を貰えるよう精進するさ」
出番を求めていた男と
出番を待ち望んでいた男の会合か…

「でもあんたは十分目立ってるよ。自分語りもしてたし」
「初めての出演にしては破格の待遇よね」
「私はどうかね?」
そこに口を挟んだのはビルだ。
「「「どうすればいいんだ…」」」
「そ、そんな全員で言わなくても…」
748: 04/11/08 14:36:21 ID:f0fici1o(2/5)調 AAS
それはさておき。
「ところで宗一、今の今までどこにいたの?」
「そう、それなんだよ!実は…」
宗一の説明を聞いて俺達は呆れた。
「閉じ込められてたぁ!?」
「いや〜面目ない」

宗一は例の戦闘に巻き込まれて逃げた後、
独立ブロックに先行して進んだ。
そこで宝物庫や耕一の死体?(生死不明)を
見つけたが、詳しく調べる前に強化シャッターが
部屋中のあちこちに降りてきて閉じ込められてしまったらしい。
幸い最後に逃げ込んだ場所が食堂だったので、
何とか食い繋いで一ヶ月間生き延びたようだ。

「大変だったんだぜ?冷蔵庫の中の物は
一週間で無くなるし缶詰はまずいし」
「その口ぶりならまだまだ余裕そうね」
「便所がないから流し台で用を足す情けなさといったら…」
おい。さっきから聞いてたらこいつ本当に最強の
エージェントなのか?会話から風格ってもんが感じられねぇ。
「それで今から1時間前にシャッターがようやく
開いたから、外に出てきたんだ」
1時間前というと、俺達がこの船に来る30分前か…。
「おそらくはビルが見たまさきの死体に注射をしていた奴らだな」
749: 04/11/08 14:39:47 ID:f0fici1o(3/5)調 AAS
そいつらがシャッターを解除したのは間違い無いだろう。
宗一の話によると耕一の死体が独立区画に保管されているらしいから
蘇させる為にそこに向かったと考えるのが自然だ。
「鬼達と篁が暴れたせいでこの船の乗組員は大半が脱出、
兵士達は巻き添えをくいほとんどが死亡した」
「その後船が沈没し一ヶ月間、生存者は宗一だけだったのか」
「『人』じゃない連中なら一緒に生きてるぜ?」
鬼に…実験生物か。
「それで、脱出手段なんだが…」
「その事ならさっきも言ったが必要ないぜ」

宗一は自信ありげにそう断言する。
「わかった!その兵士が乗ってきた潜水艇を奪うんだな?」
「残念ながら違う。実は…」
ここで宗一がシャッターが開いた後
どのような行動を取ったかの話に移る。
まず、封鎖区画から抜け出した宗一は
敵に見つかるのを防ぐ為通気ダクトに入った。
そしてそのままダクトの中を進み、出た先は>>684の個室だったのだ。

「部屋から出た俺は反対側にある部屋に向かった」
「俺達が上陸した部屋じゃねえか」
「ここは鬼の攻撃で唯一外壁に穴が開き
浸水している部屋だからな、
俺は何か手掛りがないか念入りに壁を調べた…」
「ふんふんそれで?」
「すると、隠し扉を見つけたので中に入ったんだ…
そこは書斎だった。奥にももう一つ扉があったな」
750: 04/11/08 14:43:35 ID:f0fici1o(4/5)調 AAS
………おい。ちょっと待て。まさか…
「俺は早速書斎を調べようとした。するとだ!
後ろから大きな音がするので俺は隠し部屋に隠れたんだ。」
まさか、まさか…他のみんなの顔も心なしか引きつっている。
「潜水艇の類が来たと察知した俺は足音が
廊下の方に向かったのを確認してから
素早く部屋を出た。するとやはり潜水船がそこにあったんだ」
「俺はすぐに爆薬を仕掛け、計器類だけを
破壊してすぐに隠れたのさ!足止めの為にな」

「…………………………」
「いや〜その後が大変だったよ!爆破して
書斎の奥の部屋に隠れたらなんか死体あるし、
しかも扉が一方通行で戻れなくなってさあ!」
「お前か…」
「その後あちこち遠回りしてようやくここまでたどり着いたんだ!!」
「お前が犯人か…」
「ん?何でみんな恐い顔してるんだ?」
「おまえが爆破犯かあああああ!!」

〜宗一がタコ殴りにされてます…しばらくお待ちください〜

「まったく…相手の確認ぐらいしなさいよね」
やはりNASTYBOYの通り名は伊達じゃないな…
味方の船を間違えて爆破するなんて無茶苦茶すぎるぜ。
「いてて…とにかく脱出経路はその潜水船を使う」
「でもお前が計器を…」
「わざと計器類しか壊していないのさ。ミルトを使う」
751: 04/11/08 14:44:19 ID:f0fici1o(5/5)調 AAS
そうか!ミルトはどんな機械にも接続できる。
操縦端末に直接繋げれば…

「後は鬼をどうするか、だ」
A 鬼も助けに向かう
B 宝物庫探索を優先する
C またもや船が回転し始めた!
752: 04/11/08 14:45:41 ID:0P53t2H9(1)調 AAS
いつまでも逆さだと疲れるだろうし、Cだ
753: 04/11/08 23:22:01 ID:VoKoIOr+(1/5)調 AAS
「じゃあ早速ミルトを潜水船に取りつけに行こうぜ」
「それはできません」
「なんでだ?今宗一が…」
「焦んなって。ミルトをこのエンジンから
外すのは本当に最後、脱出する時だ」
「この船の気圧・水圧耐性の管理は私が操作しています」
「本来海の上でしか機能できないタンカーが
沈没しても稼働し、浸水もしなければ水圧で
窓も割れないのは全てミルトのおかげなのさ」

ミルトの話だとタンカー外壁部と内壁部の間に
外敵からの攻撃を防ぐ強力なバリアが張ってあったらしい。
鬼の一族の攻撃で壁に大穴が空き、沈没し始めた時に
ミルトが機転を効かせてバリアの出力を外部に放射し、
タンカーの周りの水圧を地表とほぼ同じになるまで弱めたとか。
「この船が海の底に完全に沈まずに海底を漂っているのも、
船体の下側にもバリアを放射させているからさ」
754: 04/11/08 23:23:52 ID:VoKoIOr+(2/5)調 AAS
「バリアごと壁をぶち破る鬼も凄いが、瞬時に
アクシデントに対応したミルトも偉いな」
「えっへん」
「お前がいばるな」
「このようなバリアの使い方は
本来のシステムには組み込まれていませんでした。
ですから今私をエンジンから
外しますと、バリアも消失し水圧も戻ってしまいます」
「そうなったら窓ガラスは全て割れて、数分で
この船は完全に浸水して…今度こそ完全に沈没ね」

「それに、時間はかかりましたがもうすぐ
最終プロテクトの解除が可能になります」
「そうすれば独立ブロックにも干渉できるし、
セキュリティシステムの逆利用も思いのままだぜ」
「そうだな、じゃあミルトを外すのは後に…」
その時だ!恐ろしい轟音を共に部屋が傾き始めた!!
まさかまた船が回転しているのか?
「まずい!前のより勢いがあるぞ」
「向こう側へ走って!!この部屋の広さでは
落ちたら怪我じゃ済まないわよ!!」
755: 04/11/08 23:25:38 ID:VoKoIOr+(3/5)調 AAS
部屋の端から端へと、回転に合わせ全員が猛ダッシュする。
幸いこの部屋はエンジン以外の障害物も置物も何もない。
「上から来るぞぉ!気をつけろぉ!!」
そう叫んだのはビルだ。
「お前がその台詞言うかよ!ってマジに降ってきやがった」
回転の途中で隣の実験室への通路が垂直になり、
割れたガラスやカプセルの破片がこっちに落ちてきたのだ。
何とか全てかわすのに成功する
「やりやがったな」
…龍二さんなんだよその棒読みな台詞は。だったら俺も!

「せっかくだから俺はこのでかい胸を選ぶぜッ!!」
そう叫びリサさんにダーイブ…見事に避けられ壁に頭から衝突。
「おうのう」
頭の中をムササビが飛んでいるぜ…
それと同時に船体の回転も収まった。
「俺ですらまだ触れないってのに
お前なんかが触れるわきゃねーだろ」
「うっせえ宗一!リサさんもノリに合わせた
冗談なのにつれないなあ」
「調子に乗りすぎだ馬鹿者」
「全くだな…空気読め」
ビ、ビルのおっさんに龍二さん…あんた達がそれを言うなよ。
756: 04/11/08 23:27:08 ID:VoKoIOr+(4/5)調 AAS
「しかし凄まじいパワーだったな…こんな事ができるのは」
「ああ。鬼以外にありえん」
「船内の鑑底部から強い衝撃を感知しました。
おそらく複数で船の底の片側を攻撃したと思われます」
生死不明の耕一を探すのも大事だが
先に今暴れている鬼達も止めないとまずいな。
このままじゃ今度こそ船が沈んでしまう。
俺達が入ってきた船の前面部と違い船底じゃあ
たとえ小さい穴でも浸水の危険がある。

「だが今の回転で船体は元に戻った。それだけが幸いだな」
「やはり床は床、天井は天井が一番だね」
「じゃあすぐに独立ブロックに行こうぜ!」
「ここから先は俺達プロのエージェントの仕事だ。
命が惜しいのならここで待っていたほうがいい」
なっ…宗一いきなり何マジになってんだよ!
「一応の警告さ。この先鬼やら兵隊やら実験体やら
色々出てくるのは間違いないだろ?」
「私と宗一だけで行ってもいいけど…どうする?」
757:   04/11/08 23:28:25 ID:ZIvkKotw(1)調 AAS
連投支援
758: 04/11/08 23:28:28 ID:VoKoIOr+(5/5)調 AAS
「リサ、待ちな。俺も行くぜ。まだまだ目立ちたいんでな…
それにこの銀の弾丸が役に立つかもしれん」
まず龍二が名乗りを挙げた。

「怖いけど宝物庫があるのなら、俺も行くよ。美術品を
前にして逃げるくらいなら死んだ方がマシだ」
健太郎も行く事になった。
「どうすれば…いや、迷うのはやめよう。
私もネタではなく実力で出番を勝ち取りたい…付き合うよ」

おいおいビルまでも!!「それで、浩之はどうする?」
なんで俺が最後なんだよ!これじゃ俺が
情けない奴みたいじゃねーか!! 

「行くよ!行くに決まってんだろ!!」
「結局全員で向かうのか」
「でもまあ、下手に別れるより私達の側にいた方が安全だしね」
「それではこれから独立ブロックに向かう!」
よーし、これからが本番だぜ!!

視点変更選択
A このまま浩之達の視点続行
B その頃、柏木四姉妹は?
C その頃、蘇った第二の篁は?
D その頃、篁を復活させる為に来た特殊部隊は?
759: 04/11/08 23:29:28 ID:B5s6PWvd(1)調 AAS
よし、Bで新しい展開を!
760: 04/11/10 20:39:20 ID:zCzl3QHh(1)調 AAS
保守
761: 04/11/13 10:40:26 ID:RRxyHzdh(1/2)調 AAS
こんにちは、あなたの隣に楓です…などと明るく言っていられる状況ではないですね。
私たちの家に遊びに来るはずだった耕一さんが消息不明になってから2ヶ月。
千鶴姉さんは鶴来屋グループや柳川叔父さんや長瀬さんたち警察の情報網を使って耕一さんの行方を調べました。
学生の身では何かと自由に動けず、その時は歯痒い思いばかりしたものです。
そして、調査の結果、耕一さんは篁グループの者によって捕らえられた確率が高いことがわかりました。
確証がために警察の介入はできなかったので、私たち4人は篁グループに潜入。
そして、やはり耕一さんは篁グループに捕らえられたこと、そして沈んだタンカーに運ばれたことがデータベースからわかりました。
タンカーに潜入するのはあまりに危険だから、と私と初音は本当は姉さんたちに止められました。
しかし、ただ待っていることなど、私にも、そして初音にもできなかったのです。
決して邪魔にはならないから、と無理を言ってタンカーに乗り込むための潜水艦に乗せてもらいました。
潜水艦の護衛と、耕一さんを引き連れ次第すぐに戻れるように、柳川叔父さんは潜水艦に残して私たち4人は潜入。
耕一さんは見つからっていないものの、耕一さんを拉致した黒幕である、今は亡きはずの篁総帥と遭遇。
人間であるはずなのに異様な戦闘力を持つ彼をなんとか退けたものの、シャッターが下りてきて閉じ込められてしまいました。
梓姉さんの強力な一撃でも破れないシャッターを、一点集中で何度も攻撃していたのですが…

「うう、お姉ちゃんたち、やりすぎだよ…」

3人がかりで攻撃した時に、なんとタンカーが半回転してしまったのです。
762: 04/11/13 10:41:36 ID:RRxyHzdh(2/2)調 AAS
「う…でも、ほら、これでちょうど1回転だし、ちょうどいいでしょ?」
「…色々と瓦礫やら机やらビーカーやら落ちてきて危なかったのですが」
「まったく、梓は力任せで困るわねー」
「お、おい、千鶴姉に楓、お前らだってこの船ひっくり返した原因だろ!?」
「そうでしたっけ?」
「そうだったかしら?」

そ知らぬ顔をする私と千鶴姉さん。
なんだか家にいるときのような団欒ですが…

「そんなことより、やっとシャッターを破れたわ。…ひっくり返ったおかげで、天井の付近に穴ができたけど、まぁ問題ないでしょう」

千鶴姉さんは、軽い口調で言った後に、真面目な顔になって続けました。

「耕一さんを助けに行くわよ」
「ああ、もちろんだ!」
「でも、篁も見失っちゃったし…どうやって耕一お兄ちゃんを捜すの?」

A.千鶴が近くの端末からデータを探ってみる。
B.梓が片っ端から壁を壊し、やってくる警備の連中をのして聞き出す。
C.楓の精神リンクで耕一を捜してみる。
D.初音の持っている「お守り」が光り出した。
E.それを聞いていたミルトから、進む方向の指示が出た。
763: 04/11/13 10:53:59 ID:IroynaP5(1)調 AAS
Eで
764: 04/11/14 01:03:09 ID:Ol671a3S(1/3)調 AAS
すると突然、初音の傍の端末PCが動き出した。
「お、お姉ちゃん。 何かこのパソコンが…」
 彼女の呼びかけに他の3人もPCの前にやって来た。
「本当ね…この船に残っているのは私達だけと思っていたのに…何かしら?」
「他にも生存者がいるか…若しくはここにやって来た人がいるかのどちらかでしょう。
 先ほどの衝撃でこちらの存在に気付いたのかと」
『こんにちは、皆さん。 私の名前はミルト。 1ヶ月前にこの船に来たのはあなた方ですね』
 無機質な合成音声がスピーカーから流れる。
「けど、こっちの場所が分るって事は…やっぱり篁の連中じゃないのか?」
「お姉ちゃん、どうする?」
「敵がもし私達の場所を知っていたとしたら問答無用で奇襲するなりこの区画に
 水なり毒ガスなりを流し込むでしょうから…まともに戦ったら篁以外手に負えない
 のは彼らも重々承知の筈。 少なくともこれは敵ではなさそうね…」
 千鶴は意を決してその謎の応答者にマイク越しに話しかける。
「もしもし、ミルトさん。 そうよ、私は柏木千鶴。 あなたは一体何者?生存者なの?
 それとも外からやって来たの?」
『そのどちらでもありません。 私はコンピューターなので。 あなた方とは別の侵入者の
 マスターの命によりこの船のメインコンピューターをクラックし、船内のカメラから
 あなた方を見つけ出しました』
「道理で…それで、今の状況を教えて頂けませんか? 何せ1ヶ月以上海の底だったので」
『実は──』
 ミルトは彼女に現在の状況を話した。篁の目的、そして別の体を得て生きている事、
さらには篁の手の者がこの船にやってきて耕一の肉体を回収しようとしている事を。
そして、宗一達が耕一がいると思しき独立区画に向かっている事を。
『と、言う訳です』
「そうですか…と、言う事はあなた方は私達の敵ではない…と」
『はい。 そして、我々と目的はほぼ同じであるという事、篁が共通の敵であると言う事です』
765: 04/11/14 01:03:47 ID:Ol671a3S(2/3)調 AAS
「分りました。 生き残る為に互いに協力し合いましょう」
『ありがとうございます、千鶴さん』
「千鶴姉が言うと何か裏がありそうに思えるよな…」
 梓が思わず自分にしか聞こえないように漏らす。
「何か言ったかしら、梓」
「い、いや、何も(地獄耳め…)」
「それで、その場所への進路を教えていただけませんか?」
『分りました。 今からデータをそちらに転送します』
 すると船内の地図と進路が示されたデータが転送され、プリントされる。
『赤い方がマスターの、青い方があなた方の独立区画への最短ルートです』
 皆が印刷された地図を難しそうに凝視する。
「浸水等で真っ直ぐ向かうのは難しそうね…」
「それどころか、彼らと合流できるのは独立区画手前の扉になりそうです」
「別に壁をぶち破って突き進めばいいんじゃないの?」
 梓が単純且つ楽観的な案をあげる。
「アレをまたやるつもりなの?」
 千鶴は顎で破壊した強化壁を指す。鬼の力に1ヶ月以上耐えたその壁は原型を留めておらず、
厚みも元の半分まで減っている。破壊したと言うより、削り取ったと言う表現の方が正しい。
「いや、止めよう…」
『沈没や先ほどの衝撃で船体構造に損傷があります。そういった事が続くとバリアだけでは
 浸水を止める事は出来なくなるのでお控えください』
「篁の連中に先を越される訳にはいかないわ。 皆、急ぎましょう」
 千鶴が音頭を取り、向かった先は──

A 風呂(曰く、1ヶ月ぶりに入浴したい)
B 食堂(曰く、1ヶ月ぶりにまともな食事をしたい)
C ミルトの示した進路へ
766: 04/11/14 01:12:17 ID:dR6XXVJI(1)調 AAS
C
767: 04/11/14 04:09:55 ID:2zaUFD+R(1)調 AAS
Aがみたかった…
768: 04/11/14 12:37:55 ID:OkQyI7TJ(1/5)調 AAS
「その前に千鶴姉、先に汚れた体を洗わない?」
「残念ですが、船内にあるシャワー室及び
入浴施設は全て完全に浸水しています」
「じ、じゃあ飯食おうよ。流し台で頭も洗えるし」
流石に一ヶ月飲まず食わずで暴れるのは
鬼といえどもキツいようだ。
「ていうか、人間なら死んでます」
「楓、誰につっこみ入れてんだ?」
「わたしや楓お姉ちゃんはあまり力使ってないから
お腹もそんなに減っていないけど…」
「私もそんなに食べない方だからまだ少しは持つけど、梓がねえ」

梓は一ヶ月もの間全く力を抜かず
フルパワーで壁を殴り続けたので心身共に疲れきっているのだ。
「姉さん、ペース配分というのを知って下さい」
「そうよ。まだ耕一さんも助けていないし
敵がさらに襲ってくるかもしれないのに…」
「仕方ないだろ!チマチマしたやり方は苦手なんだよ。
それよりミルトって言ったな、この辺に食堂はないの?」
769: 04/11/14 12:39:00 ID:OkQyI7TJ(2/5)調 AAS
「この部屋から30メートルほど
進んだ先の地下に食堂がありますが、
おそらく梓様の期待には添えないと思われます」
「へ?どうしてだい」
「私のマスターが食糧をほとんど食べてしまったからです」
「ちょっと!そりゃどういう事だよ!」
ミルトは宗一も一ヶ月前に船に潜入し、
食堂に閉じ込められてしまい
食堂に保存されていた食糧だけで生き延びた事を説明した。
「なるほどね…」
「私達鬼の一族ならともかく
一般人なら空腹になって当然です」

「そ、そりゃそうだけどさあ…」
「ですから梓姉さんも諦めて下さい」
「でもさっきも言ったけど流し台くらいあるだろ!?
せめて水くらい飲ませてくれよ!!」
「申し訳ありませんが、水道の浄水管理システムが
先ほどの二度に渡る船体の回転、及び回転の直接的な
原因となった強大な打撃により完全に機能を停止しています。
貯水している水は既に汚染されてしまいました」
770: 04/11/14 12:40:49 ID:OkQyI7TJ(3/5)調 AAS
「それじゃあもう飲む事も浴びる事もできないのかよ!!」
「梓…」
「姉さん…」
「な、なんだよその目は!?だからあたし一人のせいに…」
「計算完了。船体が回転し、船内のシステムを破損した直接の原因は
両方とも梓様の打撃が元になって起きています」
「そ、そんな」
「衝撃の位置、回転時の船体の重心の移動、
打撃の破壊力、全て一致しています」
「やっぱり…」
「自業自得ですね」
「…ごめん」
これは梓も悪いと思ったのか、すぐに謝った。

「でも梓お姉ちゃんのおかげで
壁を壊せたんだから許してあげようよ」
「そうね、結果はどうあれここから出ない事には
どうしようもなかったんだし…」
「ではやはり合流が先ですね」
「先も糞も食えない飲めない浴びれないんじゃ
そうするしかないだろ…ちくしょう」
「腐らない、腐らない」
「じゃあすぐに行きましょう!」

「待ってください」
ミルトが呼び止める。
「マスターから聞いた話によりますと、
この独立区画のどこかの部屋で耕一様を見つけたそうです」
「なんだって!?」
「それはどこ?どの部屋なの!?」
771: 04/11/14 12:42:10 ID:OkQyI7TJ(4/5)調 AAS
「いえ、そこまでは宗一様も覚えていないそうです」
「あんたコンピュータなんだろ?部屋をカメラで探しなよ!」
「実は未だプロテクトを完全には解除していないので、
それはまだ出来ません。この部屋のプロテクトも
たった今解除したばかりなのです」

「いいわ。この近くにいると解っただけで
十分な情報よ。ありがとうミルトさん」
「マスターが見たのは一ヶ月前の上、生きていたか
どうかも確認できなかったので残念な結果になるかもしれませんが…」
「耕一はそう簡単に死なねぇよ。心配無用だ」
「何せ史上最強の鬼だからね」
「耕一さんなら宇宙に一年以上放置しても大丈夫でしょう」
「…貴女達以上の怪物なのですか?その耕一という方は」
「「「「当然!!」」」」

どんな人なのだろう。機械の身とはいえ
その耕一という男に興味が沸いてきた。
「それと、篁グループの新薬研究による弊害で
産まれた実験生物がこの付近を徘回している危険性があります」
「あ、そっちは心配ないから」
「それもそうですね」
772: 04/11/14 12:43:41 ID:OkQyI7TJ(5/5)調 AAS
「それでは宗一さん達と合流しに行きましょう!」
「おー!」
「…もう少し待ってて、耕一さん」
「腹減った…」
「私もプロテクトが解除できたらすぐに支援します。お気を付けて」

こうして、千鶴達は部屋を出て宗一達と合流しに向かったのだが…
「どう、足届きそう?」
「初音は無理だね。楓ならなんとか」
いきなり部屋を出てすぐの廊下が浸水、水没していたのだ。
下手なプール並みの深さがあり楓の身長で首まで、初音は頭まで全部沈んでしまう。
「急いでるというのに…」

A 梓が初音を肩車して進む
B 横の壁を粉砕して水を逃がす
C 一かバチか初音を抱きドアまで飛ぶ
D 別の通路を探す
773: 04/11/14 12:44:12 ID:LgHAY+AU(1)調 AAS
B
774: 1001 04/11/14 13:11:41 ID:tcguVkVd(1)調 AA×

775: 04/11/14 13:24:52 ID:WiHgcpgk(1)調 AAS
こんな所で時間を取られる訳にはいかない!
「この廊下の隣は何の部屋なんだ?」
「このプリントだと使われていない空き部屋になってるけど」
「そうかい、だったら!」
そう叫ぶなり梓はいきなり水の中に飛び込み、
壁に向かって力を込めだした!
「梓!また壊すの!?」
「急いでるんだろう!?仕方ないよ!!」

叫ぶと同時に水の中から爆発音が響き、壁に大穴が空いた。
そしてその穴から隣の部屋に水が流れ込み、廊下の水かさは初音の腰以下にまで減った。
「ふ〜、余計腹空かせやがって」
「水の中だと破壊力は激減するのに…なんて馬鹿力なの」
「さあ、さっさと先に…へ?」
「お姉ちゃん…何かいるよ」
穴が空いた隣の部屋から不気味なうめき声がする。
「なんだ一体…うわ!」
その瞬間化け物が飛び出してきた!
体長5メートル近く、
ライオンと熊を掛け合わせたような姿、
異常に発達した牙、
そして剥き出しになっている脳。
どう見ても普通の動物ではない。
「これがさっきミルトが言っていた実験生物?」
一番怪物の目の前にいる梓の最初の反応は…

A 「強そう…」見た目通りの強敵か?
B 「弱そう…」所詮作られた命か。
C 「逃げよう…」今は時間がもったいない。
D 「うまそう…」もうなんでもいいから食べよう。
776: 04/11/14 13:25:28 ID:xGU37b02(1)調 AAS
DDDDDDDDDD!!
777: 04/11/14 14:50:33 ID:Ol671a3S(3/3)調 AA×

778: 04/11/14 14:52:19 ID:LV2K6z+O(1)調 AAS
A
779: 04/11/15 00:47:53 ID:ckweIr7L(1/3)調 AAS
爆笑w
780: 04/11/15 01:07:53 ID:uu6nAj53(1)調 AAS
ワロタ
どっちが怪物だかわかんねぇw
781: 04/11/15 15:32:42 ID:hTA3AaaA(1)調 AAS
楓です。

思いっきり腹をすかせてるってのを口実に「ピキャ」としか言わせずに
5メートルもある脳みそ剥き出しの熊獅子を殺してますって梓姉さんだ!
そんなに腹が減ってるなら自分の胸を食え!
しかもただの肉に成っても人間が食えなさそうな臭いを出しているその怪物を道具もなしに腹も首も掻っ捌き、
胴体にあった心臓二個となぜか四肢にもあった心臓全部を、「血液うめえええええええええ!」とか言いながら食ってます。ってお前はヴァンパイアか!
「うおおおおおおおおお!」とか言いながら生の怪物を肉も骨もお構いなしに食ってる様子からして、絶対あの姉先祖はエルクゥだが、前世はキャスカとガッツの子だ!
きっと腹が減りすぎると人間風車してしまうのが姉さんの悩みで、だから暴走しないようにおいしく多く料理が作れるコックになったんです!間違いない!
……ふう、こっちもつられて暴走してしまいました。

で、その名コックが半分くらい正気を取り戻したのか、
「みんなも食うかー」
とそのやばげなナマモノの肉を薦めてきたのですが

A.こんな臭いからしてサリンの300倍は毒です、って自己主張している肉が食えるか!
B.口にする馬鹿が居たとは……(3人の中から人物指定)
C.直後、梓姉さんは逝きました。今在るのは餓死よりも毒で死ぬことを選んだ女の屍。
D.何か梓姉さんの体が変化してきた、きっと本性が肉体にあらわれたんだろう、間違いない!
782: 04/11/15 15:38:51 ID:OubXotEN(1)調 AAS
B
楓(w
783: 04/11/15 16:51:54 ID:ckweIr7L(2/3)調 AAS
食わせちゃった…
アホカー!(w
784: 04/11/15 17:15:56 ID:Ehw8uttO(1)調 AAS
ああ、シリアスな話が一転してギャグ展開に…
785: 04/11/15 18:07:01 ID:2CHCRQdH(1)調 AAS
いや、素敵だ。
786: 04/11/15 20:26:29 ID:khDblU49(1/2)調 AAS
楓です…。
梓姉さんはもう怪物以下のケダモノになってしまったとです。
楓です…
「なにヒ○シみたいな事言ってんだよギャハハハハ!!」

くっ…このアホ姉は完全にハイテンションを通り越して
只の酔っぱらいになっています。
久しぶりに食欲を満たされていい気になってるのか
知りませんが明らかにいつもの姉さんではありません。
「軟骨がうめぇんだよ軟骨がぁ〜!!」
ジョ○ョかよ。しかもそんなマニアックな台詞を。
そろそろいい加減に止めないといろんな意味で
姉さんが危ないです。

「姉さん、それ以上食べると…」
「いいからお前も食え!」
むごおぅッ!?姉さんが放り投げた肉片が
ダイレクトに口に入ってしまいました。
「う、う、うぉぇ…」
「吐くなぁぁぁ!飲み込めぇぇぇ!!」
ぐぇふ!!姉さんに顎を掴まれて無理矢理
肉を噛まされている私です。
「食い物を粗末にすると農家の人に怒られるんだぞ」
血まみれで歯の間から内臓の食いカスちらつかせながら
何を言ってやがりますかこの鬼畜姉は。

しかし、この味は…
毒々しい色や異常な臭みと裏腹に、
噛む度に溢れ出る肉汁、柔らかい喉越し、
牛と豚と鶏の良い所だけを集めたような…
つまり、その、一言で言うと…
787: 04/11/15 20:27:27 ID:khDblU49(2/2)調 AAS
「うまいぞおおおおおぉぉぉぉぉーーーーー!!!!!」
思わず味っ○みたいに巨大化して
タンカーを破壊しそうになりましたが、
それくらい美味しい!これは予想外です。
これならもっと食べても大丈夫かも…
「か、楓お姉ちゃんまで…」
「うめぇやあああ!うますぎてふりかけがほしいやああぁぁ!!」
「よし、脳味噌を食べてみましょう」
「…わ、私も食べてみようかしら?」

初音です。楓お姉ちゃんに続いて
なんだか千鶴お姉ちゃんまであんな気持ち悪いの
食べようとしてるんだけど…。どうしよう。

A 千鶴も怪物バイキングに参加、状況はさらに悪化
B おっと、その時梓or楓に変化が!(選択、両方も可)
C わたしもたーべよっと♪四姉妹のグロ団欒開始
D いい加減にしやがれぇー!!何故か初音反転
788: 04/11/15 20:27:59 ID:KB6jrnOv(1)調 AAS
D!目立て柳川不人気ヒロインw
789: 04/11/15 22:34:59 ID:ckweIr7L(3/3)調 AAS
梓は半分正気に戻ったんじゃなかったのかよw
790: 04/11/15 22:39:32 ID:8x959+xi(1)調 AAS
半分だからなwそれと
>うますぎてふりかけがほしい
これ忍空の台詞じゃねえか!
こっちの方がよっぽどマニアックだぞw
791: 04/11/15 23:07:19 ID:w/17R66a(1/2)調 AAS
「お前ら何しちょっとかァァァァァッ!!」
 呆れ果ててしまった初音はそのショックを隠しきれず反転してしまった。
怒りのあまりに何故か土佐弁になっているが気にしないでいただきたい。
そして血と肉の宴を演じている姉達を一人一人しばき上げていった。
「ぎゃッ!」
「きゃッ!」
「いたッ!」
「おまいら…そげな事で耕一の奴を助け出せると思っちょるのかぁぁぁッ!!
 あいつはな、俺の助けを今か今かと待っているっているのに…篁のクソ共の
 魔の手が迫っているっているのに…ミスター○っ子や忍○しているんじゃねぇぇぇぇ!!
 お前らみたいのは…いたぶって!」
 梓の顔面にヤクザキックが炸裂。吹き飛ばされて壁に激突する。
「いたぶって!!」
 続いて楓の顔面を片手で掴み、そのまま床に叩きつける。
「いたぶって!!!」
 更には千鶴の顎を掌低で打ち抜く。乾いた音が廊下に響き、顔が四半回転する。
「ごめんなさいって言わせてやるッ!!」
 そして初音は彼女らを正気に戻るか気を失うかの境界線までしばき上げていった。
「「「ごめんなさぁ〜い!!」」」

「うう…ごめん…初音」
 流石に反省したのか主犯の梓は肩を撫で下ろし、気落ちしていた。
「まぁいい。 それよりさっさと先に進まねえと奴らに先越されちまうぜ」
 彼女らは今までの遅れを取り戻す為に先を急いだ。
「ところで現在位置は?」
「今は船の中間辺りかしら。 この次の角を曲がった部屋を抜ける必要がありそうね」
「そう言えば叔父さん達はどうしたんだ? 連絡がなかったら助けに来るって言っていたのに…」

A その柳川視点に変更
B 次の部屋に侵入(視点このまま)
C 宗一達の視点に
D 篁側の動向は?(篁側視点へ)
792: 04/11/15 23:08:20 ID:w/17R66a(2/2)調 AAS
間違えた…

俺の助け→俺達の助け に脳内変換してくれ…
793: 04/11/15 23:09:39 ID:01cIJ3Vr(1)調 AAS
B
794: 786-787 04/11/16 00:07:56 ID:T+AorSbz(1)調 AAS
今更投稿した書き込みに
抜けがあったのに気付いてしまった…
食い物を粗末〜しかしこの味は…の間に

それ以前にどうみても食い物にできる生物じゃないし
農家の人もこんな生物作りません。
「ゴチャゴチャうっさい!!」
バーン!
「ぬごっ」
ゴクン。ああ、しまった!
バカ姉さんが背中叩いたせいで飲み込んでしまいました。

↑の文章を挟んでください。
偶然挟まなくても意味のある文章になっていたのがなんともorz
795: 04/11/16 01:59:25 ID:fwmhdUmI(1/2)調 AAS
ドンマイ!
796: 04/11/16 03:04:47 ID:48m2X8So(1/4)調 AAS
「確かに柳川さんが何の動きも見せないのは気になるわね…」
「一ヶ月だもんな。それに篁の奴等の事もある」
「柳川さんも篁グループに襲われた可能性があると?」
「なーに、ヤナちゃんなら心配ねーだろ。
一応あれでも耕一に並ぶ強さの鬼だぜ?」
「しかし現に耕一さんが捕まってしまったし…」
「おい偽善者、これ以上ネガティブな事考えんじゃねえ」
「そうだぜ、今は宗一達と合流するのを
急ごうよ。悩むのはその後さ」
「そうね…急ぎましょう」

四姉妹は角を曲がり、次の部屋の入口の前に立った。
「なんだこの部屋は?電気が付いてないよ!」
扉を開けたら目の前に広がったのは完全な暗闇だった。
「楓、この部屋は?」
「地図によると環境適応実験室らしいですが…」
「なんだそりゃ?意味わかんねえ」
「とにかく明かりを付けましょう」

鬼の力のおかげで暗闇でもある程度は見えるが、
部屋が思った以上に広いので奥まではよく見えない。
「この部屋だけなんで電気が付いてないんだ?」
「電気配線が壊れたか…もしくは個別に電気を使用する部屋か」
「ん?あそこにブレーカーがあるわ」
797: 04/11/16 03:06:16 ID:48m2X8So(2/4)調 AAS
千鶴がブレーカーの元に急ぐ。その時、
「おい!あっちに誰か倒れてるぜ」
初音が何者かが倒れているのを見つけた。
すぐに梓が駆け寄るが、
「待って!触らない方がいい」

楓がそれを止める。
「どうしてだ楓?耕一かもしれないのに」
「…それはないわ。耕一さんだとしたら
鬼同士、意識がなくても匂いで解る」
「楓の言う通りね。それにミルトさんから
聞いた篁の「器」の話もあるし…」

「この倒れている人が生きているとしたら、
既に篁に乗り移られている可能性が高い…」
「そしてその場合は、もうこの近くに
篁の特殊部隊が来ているという事」
「そいつらが死体に篁の人格と記憶を植え付けてるんだったな」
798: 04/11/16 03:08:04 ID:48m2X8So(3/4)調 AAS
「逆に死んでいるとしたら、やはり「器」として
選ばれた適応者の可能性が高いです」
「もしくは最近この船に潜入して気絶した人か?
それなら生きてるかもしれないよ」
「それは確率低いと思うけど…」

「梓、楓、初音。とにかくその人の回りを囲みなさい。
死んでいるか生きていても篁に乗り移られてなければよし、
でも篁の人格が現れた場合は…」
「何もさせずに一気に殺すんだろ?分かってるよ」
梓達は人影を油断せず囲み、いつ襲ってきても対応できるように構える。

「じゃあブレーカーを上げるわよ」
千鶴が部屋のブレーカーを上げ、
暗闇だった部屋は一気に光り輝く。
それと同時にこの部屋が何なのかも明らかになり、
人影の正体も明かされた。
799: 04/11/16 03:09:18 ID:48m2X8So(4/4)調 AAS
部屋の状態

A 無重力&真空(宇宙空間の再現)
B 超高温&溶岩(マグマ層の再現)
C 超低温&吹雪(極寒地帯の再現)
D 超突風&雷雨(大型台風の再現)

謎の人物の生死

1 生存、篁に乗り移られていない
2 生存、しかし篁の人格を注入されている
3 生存、完全に篁の人格が発現済み
4 死亡、もはやただの「器」
5 死亡、しかし重要な手がかりを遺している

この人物が誰なのかは次の書き手にお任せ致します。
800: 04/11/16 03:12:23 ID:a0+Q7Xkp(1)調 AAS
2!部屋の状態は次の人に譲る
801: 04/11/16 03:32:22 ID:4fmolhJr(1)調 AAS
よし・・・、ではBでお願いします
802: 04/11/16 13:10:40 ID:fwmhdUmI(2/2)調 AAS
初音はそのままか…?
803: 04/11/16 13:12:58 ID:0TtD0hKR(1)調 AA×

804: 04/11/16 13:13:42 ID:EKthFpF1(1/5)調 AA×

805: 04/11/16 13:14:12 ID:EKthFpF1(2/5)調 AA×

806: 04/11/16 13:14:39 ID:EKthFpF1(3/5)調 AA×

807: 04/11/16 13:14:53 ID:EKthFpF1(4/5)調 AA×

808: 04/11/16 13:15:17 ID:EKthFpF1(5/5)調 AA×

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