[過去ログ] ■現代の科学を利用した刀て日本刀より強い?スレ■ (981レス)
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341: 剣恒光 ◆yl213OWCWU 2006/05/20(土) 22:11:23 ID:0EvdMEKx(1)調 BE AAS
>>334
>柄内に緩衝材のポリウレタンを仕込んで刀身、柄ともに衝撃に強くする。

ロードオブザリングの劇中で使われた剣の作りだな。
逆に対象に与える衝撃が減らないだろうか。
342: 2006/05/20(土) 22:17:46 ID:cLDmoSQs(1)調 AAS
鉈とか斧じゃないんだから
343
(1): 2006/05/21(日) 01:13:53 ID:KykodW5C(1)調 AAS
>>339
完全に優れた方式だと立証されるものが出てくるまでは変わらないのが当たり前
だっていう態度こそが欠陥なんだなあ・・・と実感したよ
344: 2006/05/21(日) 01:43:20 ID:vWMqDnZD(1)調 AAS
変なところで切るなよぉ
345
(1): 2006/05/21(日) 04:46:29 ID:tXcOmM8F(1)調 AAS
>>343
意味分からん。
盲目的にならず、他の構造も色々作ってから改めて目釘方式を検討しろよってこと?
つかなんで目釘方式に文句あるお前は代案挙げないの?
346
(1): 2006/05/21(日) 12:11:39 ID:kQxQvlNt(1)調 AAS
刀身鋼材-1050鋼 高炭素鋼
外部リンク[wmv]:www.ss-knife.com.tw
347: 2006/05/21(日) 16:33:08 ID:jEXbKbCP(1)調 AAS
>346
どこぞのオクに転がっていたそいつは、みんな知っていますから・・・
348
(3): 2006/05/22(月) 23:11:35 ID:ADjg7BIJ(1)調 AAS
>>345の目釘大好き野郎は欠陥とは何かが分かってないな。
代案のある表面的な欠陥もあるし、代案のない本質的な欠陥もある。

フルタングでもいいしバットエンドを留めるのでもいい.
目釘一本だと,それらより何がどんだけ優れてるんだ?
349: 2006/05/22(月) 23:16:16 ID:ekFJ4Wlo(1)調 AAS
んー・・・軽さ?
350
(1): 2006/05/23(火) 02:04:19 ID:FlsNRuyP(1)調 AAS
>目釘一本だと,それらより何がどんだけ優れてるんだ?
刀身に過大な負荷が掛かった時に柄が壊れて刀身が壊れる事が無いw
ま、人の命<刀な時代では優れた構造かもよ。
351: 2006/05/23(火) 03:52:38 ID:bZ3kGrgV(1)調 AAS
刀身真っ二つだろうが目釘から折れようが変わらんような
352
(2): 2006/05/23(火) 09:38:59 ID:PRJLyMF6(1)調 AAS
>>350
かつてのポルシェが「ガラスのクラッチ」と言われたようなもんだな。

車体やエンジンやミッションの他の部分に負担をかけないように
過大な入力に対するヒューズの役割を果たすためにわざと弱く
してあるという事だった。

それはそれで当時の技術、コスト制約等々のなかで一つの回答
だったんだろうが、今はもうそんな事はやってない。まあ大半が
オートマなんだけどね・・・しかし、だからと言って昔のほうがよかった
とか退化したとかいう人もいないね、買う人には。そして買う人は
昔とケタ違いに増えている。

このスレのお題に「現代の科学」って入ってるんだから、当時の
ベストは必ずしもオールタイムベストではない事くらいは大前提
じゃないのかなと思う。
353
(1): 2006/05/23(火) 10:46:12 ID:SmDYqeSu(1)調 AAS
>>348
>代案のある表面的な欠陥もあるし、代案のない本質的な欠陥もある。
具体的に頼む。あとバットエンドってなに?

言っておくが俺は目釘マンセーなんて言ってない。
ただ目釘方式ゆえに当時の刀が実用を満たさないって意見が馬鹿だと言ってるだけ。
既存の物の性能を理解してから、これを踏まえた上で現代の材料でこそ出来る
更に優れた構造を考えるってのが物作りの普通の姿勢だろ?
刀について考えられてたら素のフルタングがイイなんて意見はでないんだわ。マジで。
それなら加えて振動や衝撃を緩和する工夫が必須だからそれを書け。
そのまんまなら刀としては優れてるどころか劣ってる。

だから>>352の最後は禿胴だが当時のベストの理解も前提ってことが言いたい。
354
(3): 302 2006/05/23(火) 11:26:35 ID:EudKcISI(1)調 AAS
柄と目釘について一言。知ってる人間の方が多いと思うが言わせてくれ。
試斬用としては「切り柄」という専用の物が用いられてただろう。
樫あたりの堅い木を使って目釘は生鉄で1本ないし2本。
柄頭から鐔元と後ろに金属の輪っかをはめて柄と中子を緊結する。

試斬役の山田家が使っていたと言うことは当時から実用に使う場合通常の柄と目釘に問題有りと認識されていたと解釈できるのではないか。

大阪新刀で試し切りやるほど命知らずでも裕福でもないが、米軍マチェットで竹藪、倒木、鉄パイプ、鯨や熊を切った経験から言うと硬い物ほど柄本に衝撃が来る。
柄本を握ってる右手に支点が来てるせいだと思うのだが。おかげでカシメたビスがどんどんゆるんできた。柄の強度が刀の強度を規定すると考える理由である。
ただ刀としての重量バランスを考えると柄を鉄ムクにするよりフルタングにしてバランスを取った方がいいと思う。
トラックの板バネで1m程度の藪こぎ刀を作った経験から、鐔元に重心が来てると遠心力が効かず振りにくくなるし。

刀身形状で言えば硬い物を叩き切るときは柄本の応力面角が大なこと、人間程度の柔らかい物を切る場合は物打ちの剪断面角が小さいことが重要だと思う。
柴田刀匠の「軍刀身の研究」では大和伝と相州伝のいいとこ取りして「服を着た人間」レベルの物を切るための一つの到達点を示していると思う。
355: 2006/05/23(火) 11:57:16 ID:9pOvq666(1)調 AAS
「バットエンド」って
ナロータングの事を言いたいのだと思う。
356: 2006/05/23(火) 12:38:26 ID:1CRAqpz6(1)調 AAS
じゃあインテグラルでFA?
それか包丁みたいに溶接?

で刀身の表面はどんな具合に?テフロン?まぁ研いじゃえば剥げる部分が大きいけどねぇ。
鞘は?なんか引張強度の強い繊維で出来た生地を積層したようなのにウルシオール仕上げ?
357: 2006/05/23(火) 14:02:40 ID:7T2foWKo(1)調 AAS
個人的にはツヤ消しっぽいのが好みだけどね
358
(1): 2006/05/23(火) 18:12:47 ID:P2FNYz4Y(1)調 AAS
>>354
すまん 本筋から外れるんだが気になって気になって。
「くじら」とか「くま」を米軍マシェット>オンタリオマシェット?で
切ったってぇ?ゼヒその話を教えてください。興味津々です、はい。
359
(1): 2006/05/23(火) 18:38:10 ID:qqXfQPWg(1/2)調 AAS
>>352
俺も↑の鯨の話にくわえて質問いいですか?
よかったら「応力面角」について教えて下さいです。
ググっても出てこんかった。
360: 2006/05/23(火) 18:39:54 ID:qqXfQPWg(2/2)調 AAS
ごめん、359は>>354へです。
361: 2006/05/23(火) 18:58:42 ID:tgJAY0Sl(1)調 AAS
>>354
>試斬役の山田家
3人胴や4人胴やるときに柄を手に縛り付けて台の上から飛び降りて切ったりする
試斬を引き合いに出すのはどうかとオモ
それを理由に「認識されていた」と結論付けるのもどうかとオモ
362
(1): 剣恒光 ◆yl213OWCWU 2006/05/23(火) 19:20:30 ID:YNQNoffm(1)調 BE AAS
成瀬関次「随筆日本刀」

で、電流を流された鉄条網を切る件につき、

「それはある写本で見た古い頃の戦争記録であったが、その中に、
「「素銅の目釘打ちたる刀、高目貫の刀柄を、鐔近に以て戦うときは神鳴りに当たりて死す。」」
という事が細々と記されてあった。
刀の柄の金具から感電するという事は有りそうなことで、だから、古来刀の目釘は必ず竹、柄は鮫皮にて隙間なく包み、これに漆を施したものも自らなる絶縁である。」

と記する。
363: 2006/05/23(火) 19:57:41 ID:6Sczpdik(1)調 AAS
で?
364: 348 2006/05/23(火) 22:49:02 ID:jTYD16DM(1)調 AAS
>>353
欠陥てのは,人が望む性能に対して実際の性能が劣るということなんで,
原因が分かるかどうかや改善策があるかどうかは問わないんだ.

具体的な改善案が出せるようなら「その日本刀の欠陥」であり,出せない
ようなら「日本刀そのものの欠陥」だっていうだけの一般論だよ.

既存の物を分析するという方法はアリだが,そこで思考が止まる人が
多すぎる.「日本刀は昔から完成形だったから,目釘の数と材料は
竹で一本ていうのがとにかくベストなんだ.違うと思うのは貴様の未熟」
てな意見が典型的だな.

ともあれ具体的な話.刀にとって大事で,目釘が関係しそうなのはこんなとこか.
・縦方向の耐衝撃性
・横方向の耐衝撃性
・防水性
・耐腐食性
・絶縁
・分解掃除のしやすさ(メンテ性)
ただしメンテ性は防水性,耐腐食性が低いほど必要.

一方,当時の刀はハーフタングかつナロータングでかつコンシールド
タングなのを,竹のピン一本で留めている.バットエンド云々は頭のこと.

たとえば茎を頭からはみ出させてそこで留めることでピンの応力が分散
される.柄にタガをはめたり真田紐で縛ったりという工夫は既にあるが,
この方法だと柄を丸の棒にして差し込んでもよくなり剛性が高まる.

あるいは,きちんと挟む圧力をかけられれば,目釘は必ずしも柄を貫通
しなくてもいい.茎から直に突起が生えてれば柄のほうに受けを作って
ヒッカケることもできる.数は一つでも二つでもいい.突起でなくヒレでも
鋸歯状でもいい.要は縦方向の応力を分散することだ.
刀と目釘,目釘と柄で支えるってのは応力分散法として究極の解では
なかろうと思うがどうだ?

あるいはインテグラル製法だっていい.フルタングも同様だ.
なにも柄が剥き出しである必要はなく柄巻きしたっていい.なにも考え
ないで作れば確かに重心が手元に来るが,それこそデザインでどうとでも
なるし,そもそも上手い人は軽い刀でスピードで斬る.試斬会なんかでも
達人クラスの先生方は軽い細い刀を持参される.日本刀が剣術に合わせた
刀なら,手元重心がが理想の形だとも言える.

もっとも,フルタング同様,手元の衝撃を緩和すると便利ではある.
工夫としては厚い柄巻,それに茎の周りに膠などが考えられる.
ククリなんかは膠だけで支えてたりするものもあるが,別に困ってない.
まあ木刀で竹の束をブッ叩く流派の方々も剣術や合気道の中に
いらっしゃるわけで,衝撃の緩和が必然とは考えがたいけどね.
365
(3): 2006/05/24(水) 00:01:24 ID:Eobo5raE(1/2)調 AAS
>>348=364
欠陥の定義がそうだとすると、どんなに改善した大半のものにも欠陥があるってことになるか。
刀に望まれるのは絶対破損しない刀身と、衝撃から完全に持ち手を守れて且つ壊れない柄だよな?
なら刀身は剛体、柄は振動減衰能大の剛体がベストってことだ。
で、これ以外は程度の差はあれ欠陥品だが、この程度が問題なんでそこを小さくするよう考える必要がある。
ってのが前提ってこと?

一つ分かって欲しいのは、柄が従来の物ほどは振動、衝撃を緩和できないとマジやばいって事。
刀は自分が動かないものを斬りに行くだけじゃない。つかそれは極端な話一刀入れられれば済む。
むしろ問題なのは相手の刀を捌く時、刀の棟を切り落としされたときに持ち手が痺れる等があっちゃ絶対駄目だってこと。
最強の刀でもむき出しで持ってりゃ、普通の刀持ってる奴にやられかねない。
適当に柄巻きしてるだけも危ない。
ここんとこを昔は木に頼るしかなかったから今みたいな形になってんだと思うが。(これは推測だけど)
でも現代なら色んな緩衝材があるんだからフルタングとか選択するならそこんとこ十分考えてくださいよって話ね。

>>362
昔は電気がそこら中にあったんですねwって成瀬氏にいいたいな
366: 2006/05/24(水) 00:22:30 ID:IA3s4Ekb(1)調 AAS
電気自体はそこらじゅうあるだろw
367
(1): 剣恒光 ◆yl213OWCWU 2006/05/24(水) 00:24:23 ID:uWWIF9QM(1)調 BE AAS
>>365
>電気がそこら中に

鉄条網に電気を流すのは普通のことだよ。
368: 2006/05/24(水) 00:34:27 ID:c6qGAwA5(1/3)調 AAS
おいおい、いろんな時代をごっちゃにするなよ。
織田の馬防柵に電気は流れちゃいまいが、
近所の廃材置き場や最近の田圃は電気流れてる。
369: 2006/05/24(水) 03:59:42 ID:Eobo5raE(2/2)調 AAS
違うってw
雷に打たれた人の話をした後で、
「・・・だから、古来刀の目釘は必ず竹、柄は鮫皮にて隙間なく包み、これに漆を施したものも自らなる絶縁である。」 
ってのおかしいでしょってこと。
大戦中に鉄条網の感電の防止のために、従来どおり金属を使わないってトコについて言ってるんじゃない。
それとも俺が何か読み違えてるかな?だったらヤバイな俺w

>>365の2段落目訂正+補足↓
刀は動かないものを斬りに行くだけじゃない。つまりスエモノ切りだけが本領じゃない。
また相手の体を実際切るのも、極端な話一刀入れられれば済む。

意味わからん文章になってたw
370: 2006/05/24(水) 08:49:54 ID:2HA3YjBj(1)調 AAS
冷凍マグロの解体用の長包丁って普通に作ると刃こぼれして使えないんで薬剤使って焼き入れしてるって何かで見たけど、日本刀より切れるのかな?
371: 2006/05/24(水) 08:57:58 ID:c6qGAwA5(2/3)調 AAS
368は >367
372: 2006/05/24(水) 09:35:21 ID:yI7R0uAU(1)調 AAS
通報しました
373
(2): 302 2006/05/24(水) 11:45:16 ID:OxwydsdK(1/2)調 AAS
>>358-359
「応力面角」という表現が学術用語として正しいか、という問題はあるが、単純なところで片手切りを力学モデル化すると右手が支点兼力点、物打ちが作用点になる。
このとき応力は刀身に垂直にかかるので刀身の垂直断面出見た刃の角度を「応力面角」と表現した。てこの原理が働くので支点付近に最も大きな応力がかかると考えている。
従って身幅が同じならば鎬高く重ね厚い刀身ほど応力面角が大であり、よって刀身強度が高いと解釈している。
物理屋で刀身断面形状と強度について詳しく語れる方がいればより詳細な解説希望。

鯨や熊の話は元々骨屋だったのでいろんなところから骨格標本用のサンプル提供の話が来る。
体長1m程度の小型の動物だと研究室に持ち込んでカッターナイフでばらすのだが、
マッコウやゴンドウクジラなどの大物だと現地に行って海岸で肉をそいで骨だけにする必要がある。
包丁でも小さすぎるので藪こぎ用のマチェットを愛用した。
しかしあれは物打ちより先に刃が付いてないので皮剥ぎには向かない刃物ではある。
捕鯨船で使ってたような解体刀があれば一番良いのだろうが。

マッコウの場合背中で鐔元を叩きつけて思いっきり引き切るようにしても皮と脂肪層しか切れず、肉に届かなかった。
熊も某動物園で死んだから引き取りに来ないかとの連絡があり、裏手の倉庫内でばらした。
太腿で試してみたが体毛の流れに沿って切ろうとすると刃がはじかれて体毛が少し切れた程度だった。
体毛とは逆に斬りつけると皮に直接刃が通るので何とか肉まで切れたが骨には届かなかった。

野生動物の中でも肉食獣は脂肪層がゴムのようで弾力があり、肉に固着しているので皮を剥ぐだけでも非常に難しい。
硬い物よりも弾力があって強靱な物のほうが一刀両断は困難だと感じている。
当然こちらの実力不足や刃物の選定にも問題はあるのだろうが。

人間、猿は皮が薄く脂肪層も単純なため動物の中でも切りやすい部類に入るだろう。
何を、どう切るかによって使用する刃物の最適解は自ずと変わる。
自分では日本刀は「服を着た人間」を切ることを目的とした刃物だと考えている。
374
(2): キューティー久慶 ◆9oKhBqVvFw 2006/05/24(水) 13:25:40 ID:Pn+GZC+k(1/3)調 AAS
以前、柘植スレにおいて刀もしくはナイフを
「一端固定支持はり」として曲げモーメント受ける「梁(はり)」
と考えることができると述べた。
物を切るときの切削抵抗をF(kg)としたとき、
物を切る場所から手で握る距離をL(m)で
最大曲げモーメントMは

M=F×L(kg・m)

となる。
曲げモーメントMは、手で握る刀身側が最大となり、
ここに最大曲げ応力σ(kg/m^2)が生じる。
他に手で握る場所から物を切る刃までの間で
大きな切り欠きなどがあればそこに最大曲げ応力が
集中することもある。
最大曲げ応力σは、曲げモーメントMを、そのはりの断面形状から
求められる断面係数Zで
割る事によって得られる。

σ=M/Z (kg/m^2)

断面係数Zは、はりの断面積と「曲げ」が生じる
はり断面の「上側は圧縮され、下側は引っ張られる」
部分のどちらも生じない中間点までの距離から
計算されるもので、縦方向に力が生じるはりを
考えた場合、同じ断面積でも背の高いほうが
断面係数は大きくなり、背の低く横に長いものの
ほうが断面係数は小さくなる。
375
(1): キューティー久慶 ◆9oKhBqVvFw 2006/05/24(水) 13:34:11 ID:Pn+GZC+k(2/3)調 AAS
判りやすく言えば、
竹定規の両端を持って、しならせようとするとき
断面の横長方向には簡単にしなるが、
縦長方向にはまったくしならない。

曲げ応力σは材料それぞれの「引っ張り強さ」と
ほぼ同列に考えて良い物で、
大きな曲げ応力が生じたとして
そのはりを構成する材料の「引っ張り強さ」に
近づけば「しなり」つまり、延び始め、
曲げ応力が「引っ張り強さ」を超えれば
最後には「破断」つまり「折れ」が生じる。

従って、日本刀で考えた場合、刃が厚い
「鎬」が高いよりも、刃から峰までの幅「身幅」
が大きい方が純粋に斬る事に対しては強くなる。
376
(1): キューティー久慶 ◆9oKhBqVvFw 2006/05/24(水) 13:50:15 ID:Pn+GZC+k(3/3)調 AAS
ところがこれらは、
刀の「断面が一様の材料で構成された場合」、であるのと
「静的な動き」で解釈した場合の計算式である。

実際には「造り込み」の方式により
断面各部の材質が異なり、計算は更に複雑になるし、
実際の日本刀ではこのような静的な材料力学よりも
「勢いのついた刀が物にぶつかる」
動的なものであるので、刃が物に当たった瞬間以降にしか
上記計算は適用できないであろう。
つまり、手の力で「斬り進む」ときには上記計算で良いが
振りかぶった刀が物に当たるとき、
峰側に曲げられようとするのとは逆に、
対象物から切っ先までの刀身には慣性が付いているので
峰側が延びようとする減速加速度が生じる。
これらの加速度も踏まえ、動的な荷重計算も必要になるかもしれない。
377
(1): 2006/05/24(水) 13:52:22 ID:c6qGAwA5(3/3)調 AAS
>>373
貴重な話を、アリガトウ。こういう話はめったに聞けないから
とても興味深く読ませてもらいました。ところで、今は骨屋じゃないのね。
いやー色んな刃物の、それこそ試斬にうってつけの仕事があるものなんだと
妙なところで感心してしまいました。冷静に刃物の熊に対する切れ味を試せる人は
殆どいないと思うからさ。他にもエピソードがあったらゼヒご披露くださいませ。
378
(2): 348 2006/05/24(水) 15:49:51 ID:RKCcLxnP(1)調 AAS
>>365
伝統の世界を見てると「完成」ってアタリマエだと思ってしまうが
たとえば工場なんかの現場を見ると,たえずカイゼンだQCだと
ネタに事欠かない.カイゼンのノルマまであったりするしね.また
完璧というのは人間の領域じゃない,とキリスト教では割り切って
たりする.

>なら刀身は剛体、柄は振動減衰能大の剛体がベストってことだ。

理屈では刀身で減衰したってかまわない.大事なことは,刀身で
減衰する代わりに生じうるデメリットの種類と程度という結果が問題
なのであって,刀身が剛体でなければならぬと決めてかからない事
だと思う.

また,減衰と限定する必要もないかと.たとえば刀身と柄をヒモで
つなぐとか,火薬でアシストするとかいった方面の発想を限定したく
ないからね.

でもまあ言いたいことは分かる.
379: 302-373 2006/05/24(水) 16:01:34 ID:OxwydsdK(2/2)調 AAS
>>374-376さん詳細な説明多謝。
実用品としては人間が振り回せる重量の範囲内での最適解を探していくことになるのだろう。
強度だけを追求したらベルセルクのドラゴン殺しになってしまうし。

>377
要望に応えて。
マチェットで藪こぎする場合、草、竹、倒木で効率のいい切り方に変えていた。
柔らかい草は遠心力でなぎ払うだけで切れる。
竹は直径10cm程度までなら鐔元で打ち込む形で大きく引き切って剪断面を広く取るようにしてた。
日本刀も本来そのような使い方をする刃物だろう。
林道では時々直径50cm程度の風倒木があるが、これは鉈や斧と同じで刃を垂直に叩き付けて削っていった。
試斬の堅物試しはこれに近いのではないかと思う。
380
(1): 紅炎 ◆CQC.sK6US. 2006/05/25(木) 15:48:25 ID:19Y5yuJe(1/2)調 AAS
〔kgf・m〕とか〔kgw・m〕とか〔N・m〕じゃないんですか?
よく知らないんでアレですが。
381: 2006/05/25(木) 15:49:45 ID:xHtf6M+A(1)調 AAS
なにが?
382: 紅炎 ◆CQC.sK6US. 2006/05/25(木) 17:42:34 ID:19Y5yuJe(2/2)調 AAS
アンカー打ち忘れましたすんません。
>>374ですm(__)m
383: 2006/05/25(木) 18:31:06 ID:qCbnMWje(1/2)調 AAS
>>373
応力面角わかりました。
垂直方向の刃角のことですね?
あと貴重な体験談ありがとう
384
(2): 2006/05/25(木) 18:40:24 ID:/YioJG+0(1)調 AAS
>>378=348
理論上の話なのにアレだが、実質刀身は硬質の金属製の可能性が高く振動は免れない。
よって柄で振動を緩和する必要がある。っていうのが大方の見解だろうってことね。

あと刀身は曲がっちゃいかんだろ、剛体か少なくとも塑性変形はしないのがベター。
刀身と柄をヒモでってのと火薬のアシストってのわかんないんで詳しく。ガンブレード?
385: 黒猫 2006/05/25(木) 19:27:03 ID:j9qtU+FZ(1)調 AAS
ガンブレードだして来たら面白くないってw。
現代の技術を駆使したら、相当凄いのが出来そうだけど。

刀と柄を紐って言うのは、目釘の代わりに紐を使うのではないのですか?
一瞬、ヌンチャクの如く、振り回す武器が思いついたけど、すでに日本刀ではないですね。
386: 剣恒光 ◆yl213OWCWU 2006/05/25(木) 19:30:28 ID:H/btHrRX(1)調 BE AAS
>>384
>刀身と柄をヒモ

自分はバールのようなストを思い浮かべた。
387: 2006/05/25(木) 20:06:41 ID:mpBif1WA(1/2)調 AAS
いや、鎖鎌のごとく長い紐を付けてブンブン振り回すんだよキット

>>384
>火薬のアシストってのわかんないんで
刀身に火薬仕込んで振り下ろす速度を加速させるんじゃね?(w
388: 2006/05/25(木) 20:31:53 ID:OELsq5SH(1)調 AAS
ミネの部分に固体ロケットブースターを複数装備し同時点火!!
最大出力時に台から飛び降りながら振り下ろす。
なんなら刃筋が狂わないように、スラスターとジャイロも装備しスラスター制御は
FCSに頼るとかね。もうなんだかよく判らんちん。
試斬用加速装置。戦闘用はタイミングの問題で実用化出来ず。
389: 2006/05/25(木) 21:03:25 ID:pWoR9ySp(1)調 AAS
足切っちゃいそうだな
390
(1): 黒猫 2006/05/25(木) 21:26:27 ID:HQpJp1aH(1)調 AAS
>>387>>388
 それを、現実でやったら、刃の部分が吹っ飛ぶのでは無かろうか。

 個人的には試製拳銃付軍刀の現代版を作って欲しいとは 思うが。
 ガンブレードで思い出したが、一部の人間に有名な、MASTER CUT社が、このようなナイフを販売している
画像リンク

この画像の赤丸の部分は、血抜き溝の替わりだが、将来的にはここから9mmパラベラム弾 を発射出来るようにしたいようだ。
 もし出来たとして、人などを刺した場合、銃の部分が故障することは無いのだろうか

 何処かのコテハン風に長文を書いてみた。スレ違い御免なさい
391
(1): キューティー久慶 ◆9oKhBqVvFw 2006/05/25(木) 22:00:04 ID:WDtGBKwz(1)調 AAS
>>380
一般の方に判り易く単位系では「kgf」でなく単に「kg」としている。
正確にはあなたの言う通り、「kgf」が正しい。
尚、私は骨董品に片足突っ込んでいるので「N・m」などのSI単位は苦手とは
言わないまでも、慣れ親しんでいないし、なにより
非工学系の方へはチンプンカンプンだと思うので上記単位を用いた。
392
(1): 2006/05/25(木) 22:03:50 ID:mpBif1WA(2/2)調 AAS
>>390
肩を支点の円運動なので、進行方向に逆らわなければ吹き飛ぶ恐れは無いと思われ
ただ、相手にかわされると刀身に引っ張られてスッ転ぶだろう(w

ってコトで少し考えてみた
普通に振る分には発火しないが、対象に当った衝撃を感知すると
火薬が発火するようにすればいいのでは無いだろうか、エアバッグのような理屈

使い捨て前提なら故障は考えなくてもいいんじゃ無いか?
円筒形部分を丸ごと脱着出来るようにして、弾も元から入れ込み済み
発火は電子着火ならリスクはもっと減るだろう

ただ、バックファイアーで火傷するだろうな(w
393: 2006/05/25(木) 22:13:41 ID:qCbnMWje(2/2)調 AAS
>>378
望み通りの値の理論値の話してるのにヒモ?
>>391
揚げ足取りたく無いけど、どう考えても普通力Fは単位N(ニュートン)だと思う。
つかこれがFの単位の定義でしょ…
394: 2006/05/25(木) 23:49:52 ID:5i5Pq5tX(1)調 AAS
>>392
それは鉈を薪に少し食い込ませて上から木槌でぶっ叩くのと同じ理屈じゃ。
少なとも、"刃”で斬るのなら押すのでなくて押し付けて引く方向の力が必要じゃ
395
(1): キューティー久慶 ◆9oKhBqVvFw 2006/05/26(金) 00:45:55 ID:B7GXBe8d(1)調 AAS
物理板では無いので簡素に応ずるが
一般人は当然、判らないだろうし、
工学系でも即座に静荷重に「訳す」ので
結局、9.8N=1kgfと計算することになる。
力と荷重と質量を正しく論ずる人間はそうはいないし
「重力」とは解明できない(甚だしく解明が難しい)仕組みである。
396: 2006/05/26(金) 17:45:51 ID:OyPLej8D(1)調 AAS
最近の学説だと11次元から漏れ出てる力らしいぞ。
思いっきりスレ違いだが。
397: 2006/05/26(金) 20:41:25 ID:C3TjDpPx(1)調 AAS
へぇ。超ひもwを越えたな!
398: 2006/05/27(土) 10:57:35 ID:VUcJJ8Rx(1/2)調 AAS
>>395
ごめんけど、重力の原理とかどうでもよくねw
単位にとっても、刀の力学にとっても。
普通に加速度扱いでオケ。
柄論争と力学の問題は終了もしくは保留かな?
個人的には剣をブースターで加速させるのは、技術的にも殺傷力的にも無理、無駄だと思う。
残念だけどね(´・ω・`)
だから今まで通りの材質改善中心が無難なのかな…
399: 2006/05/27(土) 12:07:26 ID:r2fEHcht(1)調 AAS
最近のスピードスケート靴みたいにすると…
400
(1): 2006/05/27(土) 19:57:19 ID:ghpMpdaU(1)調 AAS
>技術的にも殺傷力的にも無理、無駄だと思う。
みんなネタとして笑いながらやってると思ってたが・・・

そう言えば348君はどうなった?
401: 2006/05/27(土) 20:28:01 ID:VUcJJ8Rx(2/2)調 AAS
>>400
そうか…空気嫁なくてすまんです。
>>348ってひもと火薬の人だよね。
俺も詳細希望したい。
402: マチェット302◇OxwydsdK 2006/06/03(土) 00:47:41 ID:N7Ews9oU(1)調 AAS
302−373です。
スレタイとレスを見ていてもう一つ疑問に思ったのだが、刀の強度と切れ味とはどう標準化するのだろう?
別スレで刃物の切れ味の単位について語っているが実用刀剣としての強度、切れ味とは意味が違うように思う。
一番わかりやすい強度と切れ味の測定はどこぞの紛争地帯で反政府ゲリラなどを大量仕入れして何人目まで持つか、
だろうが体格、栄養状態等によって供試体の強度が不均一なので適当ではないだろう。

案としてはすべて機械によって同一速度で刀を振ると仮定して、
1.人体に近似した人工素材の供試体を使って連続何体剪断可能か。
2.JIS規格○○の丸棒(供試体の長さは一定とする)の鋼材に斬り付け、直径何mmまで剪断可能か。
3.規定の寸法、直径の鋼材に対し何本まで剪断可能か。

*供試体は規定の間隔にて二点支持し、支持点の間の中央に斬り付けることとする。

といった試験方法を考えてみたがいかがだろうか。
これを切った、あれを切っただけでは相互に比較が困難だと思う。
403: 2006/06/03(土) 01:09:09 ID:70R9sGkP(1)調 AAS
おめぇの御刀は巨大な鋏ですか?
404
(1): マチェット302◇OxwydsdK 2006/06/03(土) 11:44:11 ID:y2NDqEpF(1)調 AAS
剛体を分断するときの挙動としては以下のように分類できると考えている。

1.分子間の結合を破壊、切り代を発生させずに分断する→剪断
「切断」だと意味が広くなりすぎると考えてこの単語を使った。よりふさわしい表現があったら変更したい。

2.鋸で木材を切るときや超硬ビットやダイヤモンドビットなどで岩盤掘削を行うように
対象物を微細な切り粉として削り取り、分断していく→切削
この場合、当然切り代が発生するので分断後の全長は切り代分短くなる。

3.アルゴン溶接機の切断モードのように対象物を高温にて融解、あるいは蒸発させて分断する→焼灼
これも切り代は発生する。高温による加熱という広い意味になってしまうのでよりふさわしい表現があると思うが。

4.前レスにあった超音波切断機等振動による分断→こちらは詳しくは分からないのだが振動による「破砕」という挙動になるのだろうか。

時間を掛けるならどんな硬いものでも切削か高温による分断(本レスで言うところの焼灼)で分断可能だが、
刀として少なくとも日本刀と同じ速度で対象物を分断する場合は「剪断」に相当する挙動になると考える。
405: 2006/06/03(土) 13:15:46 ID:XcgklT1Z(1)調 AAS
>>404
「剛体」は物理のための「折れない曲がらない物体」の概念。
「剪断」は向かいあう力で、はさまれた部分において物体を切り離すこと。
406: 2006/06/03(土) 13:33:20 ID:M3T8PamX(1)調 AAS
またウザいコテハンが増えたのか
つかなんでコテハンは初心者ばっかりなんだ
トリップのつけ方くらい分かるようになるまでROMってろと
407: 剣恒光 ◆yl213OWCWU 2006/06/03(土) 20:28:02 ID:5lgUMi3b(1)調 BE AAS
●トリップについて
 トリップって?
 名前の後に半角#の後に任意の文字列を入力する。
 詳しくは↓
 トリップ関連データ置き場
 外部リンク[html]:www.geocities.co.jp
408
(1): 2006/06/04(日) 15:39:35 ID:FGbByL6K(1)調 AAS
日本刀とは、四肢を切断して無力にする物なのか、血管や神経だけ斬って戦闘不能にするのか
鎧の隙間を突く武器なのか
また戦国時代に出回った刀の耐久力はどの程度なのか

といった質問はどこですればいいですか?
409: 2006/06/04(日) 18:56:57 ID:nIyMWQUw(1)調 AAS
ココでかまわんだろ、二、三日待ってれば誰かレス付けてくれるだろう
410
(3): 2006/06/04(日) 21:24:23 ID:IdulsqJB(1/2)調 AAS
>>408
日本刀とは、首を刈り取るためのもので、主戦兵器ではない。
鎧の隙間を突く武器は、主に短刀。通称「鎧どおし」なんてのもあった。

耐久力はピンきり。
安物は受け太刀で、あっさり折れる。
三島由紀夫の介錯に使われた「孫六」は、使い手がド下手だったにも関わらず、
刃こぼれ一つしなかった。
411
(1): 2006/06/04(日) 21:28:53 ID:Tq09FuSe(1)調 AAS
>>410
いや刃毀れしたって記述を見たけど?w
412
(2): 410 2006/06/04(日) 22:19:35 ID:IdulsqJB(2/2)調 AAS
>>411
マジで!
関の刃物会館のおっちゃんが、自慢げに話してくれたものだから、
信じてたよ。

そういえば、佐川博男先生が、日中戦争で敵兵を日本刀で斬りまくったらしいけど、
どうだったのだろうか?
結構斬れたのか、すぐダメになったのか。
413: 剣恒光 ◆yl213OWCWU 2006/06/04(日) 22:46:00 ID:woCJgtQ8(1)調 BE AAS
刃こぼれはしなかったが、刃まくれはした。
刀の性能としては、刃こぼれせずに刃まくれするぐらいの方がよい。
414: 2006/06/05(月) 00:00:30 ID:vV38jcaL(1)調 AAS
三箇所刃毀れして、うち一個は歯に当たったときって書いてあったような・・・
刃捲れのことだったのかな?
あと曲がっていたとも
415: 2006/06/05(月) 01:33:17 ID:CUcFQFJM(1)調 AAS
>>412
…オッチャン(´・ω・`)
416: 2006/06/05(月) 07:18:57 ID:0C8wESOX(1)調 AAS
刃こぼれと刃まくれの違い教えてください。
417: 2006/06/05(月) 13:44:10 ID:rttDqMrg(1)調 AAS
取れるか曲がるかの違いじゃね
418: 2006/06/05(月) 15:32:28 ID:pn2nBI9P(1)調 AAS
外部リンク[html]:zhongguo.livedoor.biz
普通に青龍刀のほうが日本刀よりはるかに強いらしい。
ここみると日本刀擁護派側の言い訳たらたら。
419: 2006/06/05(月) 18:28:32 ID:BM5bl/RN(1)調 AAS
くだらねえ議論をだらだらすんだったら、お互い強いと思う方のをもって戦えばいいじゃん。
それぞれのベストエフォートが発揮できるだろ。
420: 2006/06/05(月) 18:50:11 ID:ETtjL5qW(1)調 AAS
叩き合わせで強弱を決めるんだったら、タガネの方が
日本刀や青龍刀より強いよ。
関羽の49kgの青龍刀はどうかは知らんが。
421: 2006/06/05(月) 23:29:12 ID:Qe3lQ/nj(1)調 AAS
でよ、「現代の科学を利用した刀て日本刀より強い?」は、
どこに行ったよ?
422
(1): 2006/06/05(月) 23:50:35 ID:itDeKbO8(1)調 AAS
技術的には圧倒的に進んでて、国宝になってるような名工よりも
現代の普通の刀鍛冶の方が上ってのは聞いたことがある。ホントか知らんが。
日本刀は美術品としての比重が大きいけど、純粋な刃物としては現代が圧勝。
423: 2006/06/05(月) 23:57:08 ID:vN0uWGh+(1)調 AAS
>>422
しかし日本刀は何百年も前から、古い刀をどうやってコピーするかが
主要な評価基準になってしまってるのが難点だよなあ。

コピーが基準なら、技術がいくら上がっても、原理的にオリジナルを
超えられるわけがない。
424: ストライカー ◆qdR5na.An6 2006/06/06(火) 01:26:51 ID:J8zh//44(1)調 AAS
警告

三日以内にクリスリーブスレの次スレを立てなければ、この自治運営スレを占拠しクリスリーブスレの代用スレとします。
425: 2006/06/06(火) 01:31:36 ID:V9I/36KJ(1)調 AAS
古流剣術の達人が天津で馬賊に襲われ、相手の胴体を袈裟に斬って落とした時
わずかに脇腹の肉を残し、背中に背負った鉄砲の銃身もろとも、なますの如く
斬れてしまったそうだ。
この時使った日本刀はごく普通の新刀で、達人は自分でも日本刀がこれ程斬れる
ものだとは思わなかったそうだ。
その時から銘柄に関わらず、日本刀なら太刀の体を成しているものは何でも斬れ
るものと悟ったという。
他にも、孟宗竹の節を抜いて中に砂を詰めたものを芯にした巻き藁を刃引きした
真剣で一刀両断したりと枚挙に暇がない。尚、この達人の父親は流れ落ちる水を
も斬ったそうだ。
結論。極限まで洗練された日本刀の形状なら銘柄、鉄の種類、製造法などに関わ
らず、腕のある者が使えば現代科学の常識を遥かに凌駕する切れ味を発揮する。
426
(1): 2006/06/06(火) 02:54:17 ID:cHi1ove+(1/2)調 AAS
>425
そりゃ黒田鉄○の爺さんの又聞き話でないか? あの人の話は証拠が無いんだよな〜。
黒田氏も口だけじゃなくて、実際やって見せてくれれば納得するんだけど。
427: 2006/06/06(火) 04:03:26 ID:JiJwNe8M(1)調 AAS
何で襲ってるのに背中にてっぽー担いでんだ?
428: 2006/06/06(火) 06:31:46 ID:Zo3mQuiX(1)調 AAS
馬賊は4人。短銃の銃口が自分に集中した瞬間、千鳥懸け(歩法)で間を詰めながら抜き打ちに
一人の首を刎ねた。首がブンッ!という唸りを立てて飛んでいったという。
それを見た隣の男が口を開けたまま唖然としていたところを、頭上で太刀を返し胴を小袈裟に
斬りおとした。
この時、同時に両断されてしまったのは予備の長い猟銃だったんだろう。
後の連中はアワをくって逃げ出してしまったそうだ。
429: 2006/06/06(火) 08:12:22 ID:CkV5857z(1)調 AAS
>>412の佐川先生の逸話って無いのかな。
この方、おそらく日本最後の達人だと思われるが。
(戦後は人を実際に切る機会が無いので)
ご本人は、武人の鑑みたいな方だったから、ベラベラしゃべら無かったんだろうけど。

何本か刀が残ってるけど、どのくらい切ったのか履歴が分からんかな?
そこから、耐久性が分かりそうだが。
430
(1): 2006/06/06(火) 13:22:10 ID:rPn7nHMF(1)調 AAS
実際硬いもの叩ききって試した人が言うことと、
何もしないで妄想語ってるやつじゃぜんぜん違うわな。
なんなら「名刀」でコンクリートでも切ってみればw
431: 2006/06/06(火) 15:48:11 ID:NGclJTI0(1/2)調 AAS
>>430 >>426
英国BBCでの鉄○先生を見てみ。
432
(2): 2006/06/06(火) 19:47:56 ID:cHi1ove+(2/2)調 AAS
>431
BBCのソードマンとか言うヤツなら見たが・・・ 形稽古と指相撲しかやってなかったよ。
他にもあるの?
指相撲は限定稽古だからね、コツがあるのさ。ある程度の武道家ならあのぐらいできるよ。
強さとはあまり関係ないし、刀の斬撃力とも関係ない。

黒田氏が「ものすごい試し斬り」やってる動画あるなら教えて。そっちのほうが重要だろw
433: 2006/06/06(火) 20:56:38 ID:NGclJTI0(2/2)調 AAS
>>432
>指相撲は限定稽古だからね。
>刀の斬撃力とも関係ない。

ふーん、そうなんだ。私は貴方の観之眼のレベルなど興味はないから
御互いの信じる道で頑張ろうよ。
434
(3): 2006/06/06(火) 23:10:26 ID:JsXk9785(1)調 AAS
よくSFなんかに出てくる単分子ワイヤーって本当にスパスパ切れるもんだろか?
そうだとすると
ワイヤーを弓に張ったようなものが最強?
...不格好だなorz
435: 2006/06/06(火) 23:20:12 ID:RhHq4qxZ(1)調 AAS
そんなのが上の方で出てなかった?
436: 2006/06/06(火) 23:35:45 ID:WaYQlpIT(1)調 AAS
>>432
鉄山氏は強さなんかに拘り無いらしいw
437
(2): 2006/06/06(火) 23:59:49 ID:+sVV7m1T(1)調 AAS
>>434
よく考えろ、巻き付けるだけで物を切断するようなものを
どうやって、弓に固定するんだ。

それ以前に、単分子と言うことは、原子数個分の太さということだぞ?
術者の方が危ないわ
438: 2006/06/07(水) 01:32:33 ID:YZEXz3XV(1/2)調 AAS
>>434
SFに出てくる単分子ワイヤーは当然、作中ではよく切れる。

まあ分子ったって巨大な単結晶かも知れんしな。
このスレではニュートロニウムの登場でネタ化した。
439
(1): 2006/06/07(水) 08:14:54 ID:DmpFBCb2(1/2)調 AAS
ここってあくまでも刀の話なんだよな?
刀取り付けた車で轢いたりとかはNGなんだよな?
440: 2006/06/07(水) 09:27:30 ID:QUaoC2lj(1)調 AAS
刀取り付けた銃で撃つのがOKだと思うか?
441: 2006/06/07(水) 09:44:00 ID:4IAEbHjO(1)調 AAS
えっ?
442: 2006/06/07(水) 16:14:19 ID:DmpFBCb2(2/2)調 AAS
やっぱ駄目か…
チェーンソーとか振動ナイフとか考えてたんだが
443: 2006/06/07(水) 21:18:53 ID:quFv5aUr(1)調 AAS
>>437
固定するなら、両端に巨大な炭素結晶を付ければいい
モノワイヤー自体炭素分子結晶の一形態なのでいずれにせよ両端を固定しないと崩壊していく
カーボンナノチューブのように端を無くすのも一つの手
444: 2006/06/07(水) 21:47:22 ID:tVPpkC2e(1)調 AAS
>437
もはや刀というか凶悪な糸ノコ…
445: 2006/06/07(水) 21:47:42 ID:YZEXz3XV(2/2)調 AAS
>>439に捧ぐ

この映画でスタローンの乗る車の活躍を見るべし。
外部リンク[htm]:www.1000misspenthours.com
446
(3): 2006/06/07(水) 23:59:46 ID:sYgSDaHD(1)調 AAS
柄のぶぶんに何らかなの細工をして
猛毒の液が刀身からにじみ出るようなのを作ればいいんじゃね?
たとえば超濃硫酸を仕込んで振ったときに飛ばしたり
即効せいの神経毒で切りつけて動けなくしたり。
オールラウンドに使えて最強だと思うけど
ここのファン他事巣他な住人は毒を使うのをきらうのかね
447
(1): 2006/06/08(木) 00:30:45 ID:nZQ3oYKx(1)調 AAS
>>434
どんな方法で切断しようが、切断によって新生面ができるので、
その分の界面エネルギーを与えなければいけない。
(端的に言うと、分子の結合を切るには必ずエネルギーが必要)
だから、単分子は愚か、太さ0のワイヤーであっても、切断抵抗はある。
これ、エネルギー保存則。

結局、腕力のみで、岩を豆腐のように切るのは、刃の鋭さに関係なく不可能。
強力なエネルギー供給手段が必要。
448: 2006/06/08(木) 00:33:20 ID:8+X4KHJG(1/3)調 AAS
>446
自分の方に飛び散ったら普通に危険だろ
449: 2006/06/08(木) 00:41:36 ID:QLBeJrxk(1)調 AAS
>>446
刀とくに日本刀は攻撃にも使うが防御にも使う。
柄に液体ってのは、防御の能力がかえって落ちる。
重くなるかさばる脆くなる。

あと、何のことかよく分からんが「超」濃硫酸やら「即効せい」
の神経毒を効果的に使うなら白兵でないほうがいいと思うぞ。
450: 黒猫 ◆qbNb6Ma0MY 2006/06/08(木) 00:44:36 ID:VsKQRn1O(1/2)調 AAS
>>436
アニメネタで悪いけれど、BLOOD+を思い出した。
あれの刀は結局そう言う事だよな。
 
 てっかそんな事するなら普通の日本刀に予め毒塗っておけばよくね?
と言う話にならないか。
 硫酸にしても、別に持ち歩いた方が何かと便利だし。{暗殺とか}

>>ここのファン他事巣他な住人は毒を使うのをきらうのかね
今の時代、リアリストは、刀なんか使わず、銃を使います。
 と言うか、貴方様の意見も充分ファンタジックだと思いますよ
451: 黒猫# 2006/06/08(木) 00:46:41 ID:VsKQRn1O(2/2)調 AAS
スマン
>>446だ
452
(1): 2006/06/08(木) 09:11:14 ID:SqpLmOY3(1)調 AAS
そもそも刀なんてろくに作っていない現代で、どれくらい刀に適した素材や
製法が研究されているだろうか。
453: 2006/06/08(木) 12:55:05 ID:8+X4KHJG(2/3)調 AAS
いやー 刀剣自体は実戦では戦国以降ほとんど使われてないだろ、江戸期は平和だし。
幕末に少しぐらいか?
454: 2006/06/08(木) 14:10:13 ID:YN5BjNOx(1/3)調 AAS
>>452
刀に適した材料の開発、製造は戦後なんも行われてません。
なので、そこを現代技術で更に考えていくのがこのスレみたいです。
455
(2): 2006/06/08(木) 14:11:48 ID:r5MxLw0z(1)調 AAS
製造はしてんじゃね?玉鋼とか
456
(2): 2006/06/08(木) 14:32:44 ID:UtBKeLXv(1)調 AAS
1/1000ミクロンの特殊鋼の糸。
何でもスパスパ切るかと思えば、縛ったり支えたりも自由自在。
457: [hage] 2006/06/08(木) 16:51:30 ID:fRy7XgX2(1/4)調 AAS
>>446
毒って俺言ったけどな。
458: [hage] 2006/06/08(木) 16:58:59 ID:fRy7XgX2(2/4)調 AAS
ミサイル-大砲-ロケット弾-マシンガン---ライフル-サブマシンガン-ハンドガン-刀剣-ナイフ-徒手-噛付き
という風に最適レンジがあるでおk? 
携行できるものはレンジが広いのでカバーできるけど、あえて小型装備の方がいいときも大いにあるということで。
ひとことで言うと
 砥石みたいなもんですな。
459: 2006/06/08(木) 17:12:16 ID:YN5BjNOx(2/3)調 AAS
>>455
ごめん、現代の材料ではってことね。

>>456
その特殊鋼ってなに?
460: 2006/06/08(木) 17:15:26 ID:8+X4KHJG(3/3)調 AAS
>ハンドガン-刀剣-ナイフ

この順位はちょっと微妙。少なくとも45口径以上でないと拳銃優位とは言えないだろうな
室内戦ではナイフ優位の場合もあるらしいし、刀は両方の対応が可能ではあるな。
まあ、それを言ったらマシンガン-ライフル-サブマシンガンも微妙な気がするがw
461: 2006/06/08(木) 19:14:15 ID:+AnfVINk(1)調 AAS
だから素直に青龍刀の形にしたほうが強いってw
462: 2006/06/08(木) 19:29:58 ID:YN5BjNOx(3/3)調 AAS
ゲームみたいにターン制ならなw
463: 2006/06/08(木) 19:30:24 ID:YqESBB+u(1)調 AAS
>>446
それって、ハンドルやブレードが溶けるんじゃ。
464: 2006/06/08(木) 21:18:48 ID:Dr0wG5zi(1)調 AAS
>>456
鋼は弱いよ。
アラミド繊維とかの方が強い。

ただ、糸で切るには、砥粒をまぶして、引かないと切れないけどな。
>>447の言うとおり。
465: [hage] 2006/06/08(木) 22:48:12 ID:fRy7XgX2(3/4)調 AAS
マシンガンって言ってもあれだぞライトマシンガンじゃねぇぞ。
そういえば入れんの忘れたな軽機関銃。間に入れといて。

あと、そんな浅くは考えてないさ。
射程の話だからさ、優位かどうかは抜きで並べたの。
優位だとかマンストッピングパワーだとかっていうのを考えるとさ、アレだよ。
ハンドガンと刀とナイフ全部持つ必要が無いでしょ?
砥石もさ、そんなこまめに番手変えないでしょ?
んで、状況によって粗く仕上げておkだったり、細かく仕上げないとだめだったりするから、
察してもらえるかと思って最後にアレでまとめたんですよ。独り善がりかも知れないけどねw
それに不等号使わなかったところにも表れていると読んで欲しかった。
あと、手に持てるのともてないのとの間は三つにしといたんだけど。
466: 2006/06/08(木) 23:00:30 ID:fRy7XgX2(4/4)調 AAS
ロケット弾は手に持てるな、早い連発じゃなければ。
467: 2006/06/08(木) 23:10:53 ID:i7fV6vCU(1)調 AAS
マシンガン−ライフル−サブマシンガン、弾一発の命中率と致死率を100%だとすると、ライフルが最強かと。面と向かって使う武器では無いし、この中では一番の射程距離を持っています。

まぁ、結局は扱う人次第やけどさ。

後室内とか言い出すと微妙に変化してくるから、広大で極めて平坦な原っぱって事にしようよ?一般的な室内でミサイル何か射てないから…
1-
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ぬこの手 ぬこTOP 0.050s