[過去ログ] 【逆レイプ】男が女に犯されるやつ 11スレ目 (781レス)
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164: お姫様×僧侶的な 2009/07/09(木) 20:06:01 ID:wY0NSHBW(3/10)調 AAS
前スレの続きでござる

テーブルに置かれた籠にシャラの手が伸びた。
瑞々しい葡萄を一房取ってセリムの顔の前に掲げてみせる。
「剥いて」
セリムは震える手でその紫の皮をひとつ剥いてみる。
それを手に取りシャラは自分の股間にあてがった。
絹のドレスの奥にシャラの指が沈められていく。
そこに何があるのか、知らないはずがない。
揺れるドレスの前部からセリムは目が離せないでいた。
美しい顔を少し歪ませて、シャラは笑っている。
「もっと剥いて」
はっとしてセリムはまた葡萄を剥いて渡す。
シャラの濡れた指が粒をとり、それがあそこへ収められていく。
時折指が敏感な場所に触れ、シャラは悩ましく喘いだ。
いくつ入っていったのか、シャラはぶるりと一瞬震えて動きを止めた。
「七つ、よ」
両腕を後ろ手について、セリムの顔の前でゆっくり足が開いていった。
「あなたはいくつ食べれるかしら?」
そこはまるで果樹園のように瑞々しく甘い匂いを放っていた。
濡れた女のそこは誘うように淫猥に開いている。
秘唇からは紫の粒が覗いていて、シャラの呼吸に合わせてわずかに出入りした。
淡い水色のドレスには染みができている。
セリムはテーブルに手をかけて首を伸ばす。
誘われるままに顔と舌を必死に突き出した。
甘い粒を舌がかき出した。
「は、あ・・・」
シャラの吐息が空気に溶けた。
セリムの高い鼻がシャラの核芯に触れたからだ。
覚えたての口づけを交わすように、セリムは必死に舌を突き出していた。
口の中に含まれた粒はいつの間にか弾けて喉を下っていく。
じゅる、ぷちゅ、と音を立ててセリムの甘い口淫は続いた。
いつく飲みこんだのだろうか、淫らな遊戯を続けていると不意に声がかかった。
シャラの側近の侍女が申し訳なさそうにたたずんでいる。
「あん、いい所だったのに」
「お邪魔を致しまして。東の宮殿下がお目通りをと・・・」
シャラの顔が途端に曇った。
わざとらしいくらいの大きなため息をついて足を閉じた。
「まったくあの馬鹿殿下は・・・。残念だわセリム、お勤めの時間が来ちゃったわ」
そう言って銀髪を優しくすいた。
「あとで、ね」
失くしちゃだめよ、とセリムの腕に自分のアンクレットをかける。
これを取りに来るという意味の証だった。
セリムは張りつめた下半身をかばいながら、心底残念そうにうなずいた。
同時に、今夜は自分はどんなふうに犯されるのかと想像して興奮してしまう。
侍女に促されて去っていくシャラの後ろ姿を見送って口元をぬぐった。
葡萄とシャラの果汁の名残に吐息を洩らす。
手首にはめられた玉虫色の飾りがキラキラと輝いた。
嬉しそうにそれを構っていたが、テーブルの上にある物を見つけてしまった。
濡れた葡萄の粒がぽつんと落ちている。
シャラが落としていった最後の一粒だった。
セリムはゆっくりとそこに唇を落とす。
貪欲な舌は木製のテーブルをザラリと舐めてそれを口に含んだ。
なんて卑猥な行為なのだろう。
そんな自分に興奮してセリムは小さく果てた。
セリムの中の信仰は、神ではなくシャラに代わっていた。
彼女に尽くしたいし、彼女に対するあらゆる行為が快感に変わる。
セリムは何度も何度もテーブルを舐め続けた。
165: お姫様×僧侶的な 2009/07/09(木) 20:06:30 ID:wY0NSHBW(4/10)調 AAS
東の宮には「殿下」の敬称を持つ皇族が三人いた。
現皇帝の三人の子供たちだった。
その第三子がシャラの花婿候補になっていて、たびたび南の宮を訪れる。
皇位継承に男女の差がないこの国では、継承権第三位である。
二人の姉達にいいように扱われているだけの存在感の薄い男だった。
容姿もそこそこで、特に秀でた才があるわけではない。
シャラはパッとしないこの男が好きではなかったが、立場上接待しないわけにもいかない。
政略結婚を持ちかけられている事は明白だが、のらりくらりとあしらっていた。
上手く使えばよい駒になるだろう。
ただ相手が強引な手に出てこないよう、彼と接見する時はいつも兵達に身を守らせている。
既成事実を作らせないよう、二人きりになるのも避けている。
おかげで東宮が来るといつもこの宮はピリピリとしていた。
「はぁ・・・」
慌ただしい宮中の様子を悟りながらセリムはため息をついた。
先ほどアリから件の花婿候補について説明を受け落ち込んでしまった。
自分の他にも花婿候補があと数人はいるという事実。
セリム様が本命ですよ、とアリは付け加えたものの心境は微妙である。
皇位継承・政治の駆け引きがあるにせよ、なかなか納得はできない。
シャラのくれたアンクレットを撫でながら、本当に今夜来てくれるのだろうかと心配になる。
自分はシャラのものだが、シャラを独占する事はできないのか。
中庭の隅にある大木に寄り掛かりながらそんな事を考えた。
「馬鹿な・・・」
それはセリムにとって浅ましい考えだった。
木の幹に頭を打ち付けて考えを霧散させる。
神を独占できるものか、聞いた事もない。
もう日が沈みそうだ。
真っ赤な空を見上げながらセリムは自室へと足を向けた。
広い中庭がどんどん影に侵食されていく。
セリムは追われるように歩を進めるが、前方の不審な影に足を止めた。
黒づくめの人影がみっつ。
「誰ですか?」
あまり友好的でない雰囲気にセリムは眉をひそめた。
すると一人が走り寄り、セリムの足を払ってなぎ倒す。
もう一人がセリムのストールを取り上げた。
「印だ」
覆面をしているためくぐもった男の声が頭上からする。
首の後ろを見られた。
「離して下さい!」
武術の心得はある、実践はこれが初めてだが。
セリムは黒づくめの男達に反撃を試みた。
まだ少年のような体つきのセリムは盛大になめられていたようだ。
隙だらけの男達は簡単に倒されていく。
ところがそこは経験の差であろう。
生まれて初めて人を殴ったセリムは、戦いの流れに取り残されてしまっていた。
しかも相手は三人。
セリムはあっという間に抑え込まれ、地面に顔をこすりつけられた。
砂利が頬に食い込み、腕はねじり上げられて痛む。
悲鳴を上げる間もなく猿ぐつわを噛まされた。
その手際のよさは驚くほどだった。
根がのんびりしたセリムでは、この展開の早さについていけなかった。
目隠しをされて身体を持ち上げられ運ばれていく。
馬車のようなものに乗せられてなお盛大に暴れてみせた。
戒められた両手足をばたつかせ、声にならない声を発してみる。
傍にひかえているはずの男たちは無口だった。
荷台にセリムを放り投げたまま、もう手を出すことはなかった。
馬車が乱暴に動き出す。
力の限り抵抗するセリムの身体は荷台の上で跳ね、頭を強く打ち付けた。
とっくに真っ暗な視界の中に白点が煌めいたように見えた。
そしてゆっくりと意識が遠のいていく。
セリムを乗せた馬車は行商人のそれと混じって街へと紛れ込んでいった。
166: お姫様×僧侶的な 2009/07/09(木) 20:06:57 ID:wY0NSHBW(5/10)調 AAS
「おねえさま、届きましたわよ」
「どれ」
濃厚な花の香りと二人ぶんの女の声でセリムは目を覚ました。
目隠しはもうされていないようだ。
だが未だ視界が朦朧としていてぼやける。
「ほんとうに、あの方にそっくりだ」
「でしょう?間違いないですわ」
「さて・・・」
バチン、といきなりセリムはビンタを見舞われた。
「ちゃんと眼を覚ませ」
低い女の声だった。
花の香りはこの女の香油のようだ。
セリムの叩かれた頬の痛みと連動して、思いだしたかのように後頭部も痛んだ。
そして戒められた両手足の痛み。
尋常な状態ではない。
そしてここはどこで目の前の女は誰なのか。
「お前がセリムか?」
そう言った女の顔をみてぎょっとする。
亜麻色の髪で、奇妙なことに銀の仮面をしていた。
仮面の奥の金色の瞳だけが興味があると物語っていた。
「首の後ろに確かに印がありましたわよ、おねえさま」
次に顔を出したのは同じ髪の色をしたふくよかな女だった。
この二人は姉妹のようだ。
「早く答えよ、また殴られたいか」
仮面の姉が低くよく通る声ですごんで言った。
「お前が、セリムか?」
「は、い・・・」
セリムの顔を汗が伝う。
誰かもわからないのにこの名を明かしてもよかったのだろうか。
「声もそっくりですわ!」
妹の方はキンキンと甲高い声だった。
姉はあきれたようにため息をついて妹に言った。
「ポニカ、お前はあの方の声を聞いた事などなかろう」
「想像してた通りって事ですわ。おねえさま、早くしてしまいましょうよ」
妹ポニカは何かを急かすように、姉にすり寄った。
姉の方はそれに構うことなく、セリムの検分にかかる。
「お前は自分の出生の秘密を知ったか?」
急にセリムの頭が冴える。
危険な問答だ。
セリムは何も答えず視線をそらした。
「それより、ここはどこですか?」
落ち着いて見渡すと、ここがどこかの地下牢であることが想像できる。
石畳に石壁のひんやりとした空間、高い位置に鉄格子があり月光が差し込んでいる。
自分がさらわれてからどのくらい時間が経ったのだろうか。
その冷ややかな光が、銀の仮面を不気味に浮かび上がらせていた。
「お前の父親の事をシャラに聞いただろう」
シャラの名前にセリムの鼓動が跳ねあがった。
その動揺した様子に女は仮面の下でやはりな、とほくそ笑む。
「わらわはキイア、皇太王女だ」
その名はあまりに有名な名だった。
この国に生まれた者なら誰でも知っている貴人、次代の女皇帝である。
その皇女は不幸にも顔に醜い傷を負ってしまい、人前では仮面を被っているという、
その噂は本当だったようだ。
その他にもいろいろよからぬ噂はシャラの宮で耳にしていた。
「殿下・・・!」
167: お姫様×僧侶的な 2009/07/09(木) 20:07:27 ID:wY0NSHBW(6/10)調 AAS
つまりこの二人は東の宮の姉妹、シャラの政敵だ。
慌ててセリムはうつむき礼をする。
「賢しいことよ、かしづく相手が違うのではないか?」
ふん、と鼻を鳴らしてキイアは銀髪の後頭部をあざけった。
「まあ楽にせよ」
キイアが指を鳴らすと覆面の男たちがセリムの両手足の戒めが解かれた。
「ここはわらわの宮だ」
震える声でセリムは問う。
「なぜ私をここへ・・・」
いやな予感がする。
なぜ、と問いながら答えはわかっている。
「わらわ二人のうちどちらかが、お前との子をなすためだ」
シャラにはない単刀直入で冷たい言い回しだった。
「そんな・・・!」
セリムの心臓が高鳴る。
「お前の血を入れる事により、我が東の宮が事実上の皇位継承を受けることができる。
 前皇帝の血統が入れば誰も意を唱えることなどできない。
 こしゃくなあの南の宮であってもな」
楽しげにキイアは言った。
セリムはぎゅっと目を閉じて口を開いた。
「無理です、お断りします」
セリムが非難の声を上げるが、
キイアの低くくぐもった声と足踏みの音にかき消えた。
「わらわは現皇帝の第一皇女なるぞ。ただの神の使い人ごときが意見できる立場と思うな!」
神経質そうなキイアの声音が鋭くなる。
「いくら前皇帝の子とはいえ先の時代に消し去られた血統だ。
 お前には権利などない、肝に命じよ」
キイアの後ではポニカがクスクスと笑っている。
おびえるセリムの姿が楽しくてしょうがないといった感じだ。
「お断りします!」
セリムは唇をかみしめたあと声を荒げた。
自身の全てはシャラのものだ。
血も骨も心も全て。
「シャラ様が左様せよとおっしゃるならまだしも、私を拉致して利用するなど盗人のする事です」
それを聞いてピクリとキイアの肩が上がった。
「貴様、誰にものを説いている」
ピリピリとした鋭さを低音に現わして、キイアは懐から短剣を取り出した。
「おねえさま!」
慌ててポニカが止めに入ったがキイアはそれをはねのけた。
「ポニカ、だから殺してしまえと言ったのだ!
 わらわに対してこのような無礼な物言い、許しておけぬ」
「もうおねえさまったら、利用できる価値は十分にありますのよ」
ほら剣をしまって、とポニカがなだめる。
セリムは剣先にひるむこともなくじっとそのやり取りを見つめていた。
力にものを言わせた暴虐不尽なこのやり方に迎合することなどできない。
ましてやシャラへの裏切りは一番嫌だ。
頑ななセリムの表情を見てポニカはにっこりと笑った。
「わたしに任せて下さいな、おねえさま。しっかり躾けてみせますから」
甘えるようにキイアに絡みつき、お願い、とポニカはねだってみせた。
「しばらく経ってもまだ口答えするようなら、そうしたら殺してもいいですわ」
無表情な銀の仮面が月光に輝いた。
短剣を懐にしまいポニカの肩を撫ぜて言った。
「・・・任せる」
キャーと甲高い歓声を上げてポニカは踊るようにして喜んだ。  
「その血統と命に用があるだけだ。事が起きればいかようにもできる」
キイアは低く呟いて背を向けた。
セリムはその背中が扉の向こうに消えるまで睨み続けた。
168: お姫様×僧侶的な 2009/07/09(木) 20:07:57 ID:wY0NSHBW(7/10)調 AAS
ひどく抵抗したセリムは拷問台に繋がれた枷に両手足を大の字に繋がれていた。
丸裸にされた無抵抗の男をうっとりと眺めながら、ポニカはため息をつく。
「ほんとう、美しいですわね」
ゆっくりと服を脱ぎながらポニカは晒されたセリムの腹を撫でた。
「くっ・・・」
ぎゅっと腹筋に力を入れてセリムはこの刺激に耐えた。
「シャラったら、いい趣味をしてるじゃない」
セリムの男根を戒めている布を見てケラケラと無邪気に笑う。
シャラが悪戯で縛ったものがある事をセリム自身忘れていたのに。
二人だけの秘密を暴かれたようで居心地が悪かった。
「殿下、お願いですから。私を南の宮へ帰して下さい」
何回この願いを口にしたか。
何度懇願しても聞き入れてもらえず、説き伏せるというよりいよいよ繰り返すだけになった。
ポニカは軽快に無視を続け、ドレスを脱ぎ去った。
シャラが身に付けていたものと似た飾りが裸体を彩っている。
太り気味のポニカの裸に飾りが食い込み、下品な卑猥さを演出していた。
シャラの倍はありそうな乳房が揺れ、慌ててセリムは視線を外した。
ポニカは台に腰かけセリムの頭の両脇に腕を立てた。
セリムを見下ろすとニッコリと笑った。
柔らかな肉がセリムの脇腹に当たる。
「躾けるなんて言っちゃいましたけど・・・」
そのままゆっくりと足を上げるとセリムの腹の上に腰をおろした。
ぐっと息をつめてセリムは重さに耐えた。
「何から始めましょうかしらね」
セリムの顔に押し付けるように豊満な乳房を持ってくる。
が、顔を横に向けてセリムは頑なに反抗する。
シャラ以外の女性と性交渉するなど考えられない。
しかし理性と身体が相反する事ももう知っている。
現に柔らかなポニカの攻撃に下半身が疼いてしまっている。
悔しくてセリムは涙が溢れそうになった。
セリムの下半身の反応を見てポニカは楽しげに笑って言った。
「シャラに仕込まれる以前は女の身体なんて知らなかったんですわよね」
ポニカは地方の神の使い人の性事情に詳しかった。
「一番に食べてみたかったですわ、あなたを」
自らに禁欲を強いる神の使い人が、シャラの手によって堕ちていく様を想像して
ポニカは身震いをする。
ゾクゾクするほど魅惑的な行為に思えた。
「ああ・・・」
ポニカはセリムの腹の上で腰を振りこすりつけた。
真珠の飾りが腹に押し付けられるのと同時に、ヌルヌルとした感触にセリムは気づいた。
「あん、感じるぅ」
ポニカの大きな尻にはセリムの反りたった自身が当たる。
「ふふっ、やっぱり男は男ですのね」
セリムにはもう自分が信じられなくなっていた。
自分の身体の操縦もままならない。
ならば、と唯一動かせる頭を傾け自分の肩を思いきり噛んだ。
鋭い痛みが傷口を目がけて襲い来る。
口の中に鉄の味が広がり、彼女らが欲しがる血とやらを見せつけてやった。
「あら」
自分の尻にあったっていたセリムのもが萎えていくのをポニカは感じた。
セリムは痛みで性欲を制御しようと考えたのだ。
「まあ、そんな感じでくるとは思いましたわ」
ポニカは予想していたのか動揺することはなく、覆面の男たちに命じて猿轡を噛ませた。
その轡は銅製の筒状のものであり、セリムはそれを咥えさせられる。
「舌でも噛まれたら大変ですもの」
ポニカはにやりと笑った。
169: お姫様×僧侶的な 2009/07/09(木) 20:08:24 ID:wY0NSHBW(8/10)調 AAS
ふーふーといったセリムの息遣いが筒から響く。
頭を振ってなんとかならないものか暴れるセリムが次第に落ち着くのを待って、
ポニカは流れる血を舐め取った。
「うふふ、この状況でも必至に抵抗なさるのね。私のペット達にもそんな子がいましたわ」
ポニカは男を手なずける事をほとんど趣味としていた。
高貴な者の宮廷遊びとして昔からあった風習でもあるようだが、
特別彼女は淫乱な男好きとして有名でもあった。
性戯に明るい国なので否定的な感じではない。
しかしただやみくもに享楽にふけるわけではなく、
皇族に献上される相手は皆種無し男や石女である事が条件であった。
子孫を作る事の大事とは別物として考えているのである。
そんな皇族達にセックスのためだけに仕えている彼らを、
ポニカは犬猫と同じに考えていた。
「こんなに素敵な子は初めてですわ」
肩口から首筋を舐め上げる。
「ううぅ」
セリムはくぐもった声を上げて上半身を震わせた。
もう言葉を発する事はできない。
「あなたは利用できる人間だとは言いましたけれど、
 ほんとうはおねえさまやシャラや継承争いなんてどうでもいいんですの」
むっちりとした胸をセリムの固い胸に押し付けてポニカは言った。
「あなたみたいな綺麗な子を飼いたかったの。
 子供も今は別にいらないから、避妊に効く薬草を飲んでますわ。
 あ、おねえさまには内緒ですわよ」
あきれるような事を言う彼女に、だったらすぐに帰してくれとセリムは叫びたかった。
あるいはすぐにでも殺してほしかった。
ガチャガチャと手枷を鳴らして抗議のうめき声を上げるが取り合ってくれない。
「ほら、わたしを楽しませてくださるかしら」
ポニカの手がセリム自身をギュッと握った。
「うう、う!」
セリムの目がかっと見開いた。
腰が引ける。
ポニカの後ろ手で握ったそこはあっという間に固さを取り戻した。
楽しくてしょうがないというように、ポニカは甲高い声で下品に笑った。
「あははは、やっぱり若い男の子はいいですわあ」
ポニカは自分の乳房を抱え乳首に舌を這わせた。
「ほんとうはあなたに舐めてほしいけど、しょうがないですわね」
赤い舌を見せつけるようにして躍らせる。
セリムの腹がますますぬめりを帯びてきた。
両脇腹が肉付きのよい太ももに挟まれてひきつった。
ポニカの身体はシャラと比べて段違いの柔らかさだった。
だが動くたびに肉が揺れる様は決して上品とは言えなかった。
見下ろすポニカの顎と腹には段ができている。
彫刻のように造形の美しかったシャラと同じ人種とは思えなかった。
「ほら、入ってしまいますわよ」
気がつけばポニカはセリムのものを濡れた股間に擦りつけていた。
「うー!うっ、ううー!」
なんてことだろう。
手枷足枷を鳴らし、頭を振り、腹を上下させたりとセリムは懸命に抗議した。
ペニスに濡れた感触を押し付けられて危機感に追われる。
「もう、女じゃないのにやたら守りたがりますのね。
 避妊してるんだからシャラの邪魔にはなりませんのよ」
避妊をしているというポニカの言うことが本当だとしても、
そんな問題ではない。
裏切りという罪を犯すなど二度あってはならないのだ。
170: お姫様×僧侶的な 2009/07/09(木) 20:08:59 ID:wY0NSHBW(9/10)調 AAS
シャラに捧げたこの身体はシャラのものだ。
そしてあの約束を違える気はない。
「ほら、入るわ、入る・・・んっ」
ぷちゅ、と水音がした。
「うううー!!」
あの快感が下半身に走る。
セリムは問題のそこに視線を走らせると信じられない光景があった。
ポニカに飲み込まれたかと思っていたそこに、白い筒状のものが被せられていた。
濡れて暖かく肉厚な感触は女性器と同じなのに、と不思議な感覚に陥った。
これは一体何なのか、目を見開いて驚くセリムにポニカはまた高く笑った。
「引っ掛かりましたわねー!これはうちの子達に使っている玩具ですのよ。
 西の国に白い樹液を出す不思議な樹が生えていますの。
 その樹液を固めて加工したものなんですのよ。
 そこに性液に似せて作った液体を流しこんだもの」
得意満面にポニカはけたたましく喋る。
「あははははは、あー可笑しい!」
驚愕するセリムをあざけるように笑う。
あんまりな仕打ちだ。
セリムは都に来て以来初めての怒りを感じた。
「うううう!うう!うううー!」
怒りの音を発して赤く染まった瞳で睨みつけた。
ポニカは構う事なく下卑た表情で甲高く笑っている。
「ほら、ほら、気持ちがいいんでしょう?」
笑いながらセリム自身にはめた玩具を上下させる。
怒りに歪んだセリムの顔は次第に快楽を感じて変化していく。
くちゅくちゅと音を鳴らしながら強弱を付けて玩具に弄ばれる。
口にはめられた筒から唾液が垂れて頬を伝う。
「ほら、ほら、さっきまでの威勢はどうなさったの」
「うう、うう、う――」
セリムはどんどん登りつめ、ペニスに巻かれた布が取り外された。
同時に視界が白く濁り、とうとうセリムは絶頂を迎えた。
腰が勝手に上下し全てを吐きだそうと震えて止まらなかった。
「あらら、シャラにすでに仕込まれてるかと思いましたのに。
 以外に我慢がきかないんですのね」
嘲るようにポニカは言い、玩具を取り外すとセリムの放ったものの匂いを嗅いだ。
「ん、ふふ、すごい」
ほら、とポニカはそれをセリムの顔に近づけた。
「たっぷり出ましたわ」
その性液をためこんだ玩具をゆっくりと口枷を狙って傾けようとする。
「うう!」
口の中に注ごうというのか、あまりの事にセリムは怯えた声を出す。
「冗談、ですわ」
ひょい、とそれを遠ざけるとポニカはまた甲高く笑った。
悔しい、なんという仕打ちだ。
同じ皇族でもシャラは人を慈しむ事を知っていた。
意地悪を言っても愛は感じられた。
ポニカは、見下し馬鹿にする事でしか目下の者を扱えないのだ。
あまりにシャラとは違っていて、驚きすら覚える。
世間知らずのセリムでも彼女の異常さに気づいた。
同時にそんな彼女が悲しく可哀想だと感じる。
自分の悲劇ばかりを嘆いてはいられないとも思った。
神の使い人の存在は神と人とを信仰によって繋ぐ役目もあった。
ひいては人々のために存在する者、と大まかに位置づけられる。
この女性を信仰によって助けたいと思った。
が、心の中でセリムは自嘲する。
そもそもすでに自分は神の使い人ではなくなった。
裏切り行為をし、救ってくれることもなかった神をまだ頼るのか。
セリムはすっと涙を流した。
なんの救いも解決策も見つけられない無力な自分が悔しかった。
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