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嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 43も古参も (1001レス)
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蒼天の夢 07 後編
◆ozOtJW9BFA
2007/11/28(水) 17:30:21
ID:5sQgXovN(5/8)
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487: 蒼天の夢 07 後編 ◆ozOtJW9BFA [sage] 2007/11/28(水) 17:30:21 ID:5sQgXovN さて、どうしたものかと困っていると幸運にもティオーナ本人が気づいてくれた。 「おまえは」 威圧的な雰囲気は健在だが、口調は普段より柔らかだ。 「お久しぶりです」 「何用か?」 「少し話がありまして。すぐに終わります」 言い終わった瞬間、ティオーナの取り巻きの目つきが変わる。平民の分際でお嬢様に何を、と言わんばかりだ。 「……いいだろう。来い」 そう答えると俺に集まっていた目線は驚きをもってティオーナに返される。 異様な光景に思わず笑い出しそうになるがなんとか堪える。 対してティオーナは周りのことなどどこ吹く風。ドレスの裾を持ち上げ、さっさと歩き出した。 護衛の騎士が付き従おうとするが彼女は鋭い眼光でそれを制す。 「お前はここで待っていろ」 「しかし……」 「いいな?」 「……ハッ」 騎士は主人の命令に頭を垂れる。同時に俺に一睨みすることも忘れない。 流石は公爵家の護衛の騎士。例えスキッダー相手でも警戒心を隠そうともしない。 俺はティオーナを宴から少し離れた庭園の一角へとついていった。 そして彼女は適当な木の下で止まり、振り返った。 「ようやく何か話す気になったのか?」 闇に埋もれるのを拒むかのように輝く金髪に一瞬見とれてしまう。 「ぁ……いや、俺は先日の件で無礼を働いたことに謝りたいのです」 「なに?」 「その……あの時は負けてイライラしてました。大変申し訳ありませんでした!」 俺は頭を下げ、なるべくハッキリした声で謝ろうとした。 「つまり、おまえの技の話を聞かせてくれる訳ではないのだな」 彼女は額に手を当てながらため息をついた。 「え?あ、はい。ですから――」 「もういい。分かった」 ティオーナは俺の言葉を遮ると両手を太ももの上で合わせ、改めるように言った。 「あの時は私も大人気なかった。すまなかったな」 驚いた。貴族が平民に謝っている。 てっきり俺が一方的に責められ、罵詈雑言が飛んでくるものと想像していた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1195559243/487
さてどうしたものかと困っていると幸運にもティオーナ本人が気づいてくれた おまえは 威圧的な雰囲気は健在だが口調は普段より柔らかだ お久しぶりです 何用か? 少し話がありましてすぐに終わります 言い終わった瞬間ティオーナの取り巻きの目つきが変わる平民の分際でお嬢様に何をと言わんばかりだ いいだろう来い そう答えると俺に集まっていた目線は驚きをもってティオーナに返される 異様な光景に思わず笑い出しそうになるがなんとか堪える 対してティオーナは周りのことなどどこ吹く風ドレスの裾を持ち上げさっさと歩き出した 護衛の騎士が付き従おうとするが彼女は鋭い眼光でそれを制す お前はここで待っていろ しかし いいな? ハッ 騎士は主人の命令に頭を垂れる同時に俺に一みすることも忘れない 流石は公爵家の護衛の騎士例えスキッダー相手でも警戒心を隠そうともしない 俺はティオーナを宴から少し離れた庭園の一角へとついていった そして彼女は適当な木の下で止まり振り返った ようやく何か話す気になったのか? 闇に埋もれるのを拒むかのように輝く金髪に一瞬見とれてしまう ぁいや俺は先日の件で無礼を働いたことに謝りたいのです なに? そのあの時は負けてイライラしてました大変申し訳ありませんでした! 俺は頭を下げなるべくハッキリした声で謝ろうとした つまりおまえの技の話を聞かせてくれる訳ではないのだな 彼女は額に手を当てながらため息をついた え?あはいですから もういい分かった ティオーナは俺の言葉を遮ると両手を太ももの上で合わせ改めるように言った あの時は私も大人気なかったすまなかったな 驚いた貴族が平民に謝っている てっきり俺が一方的に責められ罵雑言が飛んでくるものと想像していた
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