[過去ログ] 嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 43も古参も (1001レス)
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114: 2007/11/24(土) 02:54:52 ID:3HgtZDpa(1)調 AAS
盗作はやめとけよ
115: 2007/11/24(土) 03:10:20 ID:eU/1b4D1(1)調 AAS
u-nn.....
116
(1): 2007/11/24(土) 03:25:04 ID:eJLtEPhK(1/3)調 AAS
どう見ても↓のスレの「赤い旋風 シスター・スカーレット」のコピペです
【許嫁】和風美少女でエロパロその3【家元】
2chスレ:eroparo

皆さん速やかに「緋色の妹 ◆kG/1f7K3bk 」をNG登録しましょう
117: 2007/11/24(土) 03:38:21 ID:cxwUTVi3(1)調 AAS
もう末期だなこのスレも…
118: 2007/11/24(土) 03:40:03 ID:HAgQ6NZf(4/5)調 AAS
>>116
だからモヤモヤしたのか・・・
119: 2007/11/24(土) 03:54:30 ID:PvmP9Gri(1)調 AAS
つーか、この感じからするとゴッキーとしか思えなくなってきた
まだ、生きてたのかあいつ
120
(1): 2007/11/24(土) 04:07:03 ID:eJLtEPhK(2/3)調 AAS
追伸
◆kG/1f7K3bkでググったところ、以前から幾つか違うスレでSS投下してたみたい

とりあえず存在が確認できたスレ↓
外部リンク[php]:w3.abcoroti.com
外部リンク[html]:scuffle.value-net.net
121: 2007/11/24(土) 04:12:03 ID:GFBp4Pd/(1/3)調 AAS
注意・これは誤爆です。

せれなー!まきしむっ!せれなー!まきしむっ!せれなーっ!

To be continued ESTPOLIS 1

エンディングで涙がぼろぼろ零れました。
戦術的な鬼は後回しにして1やります。
122: 2007/11/24(土) 05:08:22 ID:lQEWwalQ(1)調 AAS
>>120
なんか見事につまらない話だな。技術もなければ工夫もない。
123: 2007/11/24(土) 08:21:27 ID:m+Jk/0gO(1)調 AAS
歴史は繰り返されるか…
124: 2007/11/24(土) 09:42:36 ID:HAgQ6NZf(5/5)調 AAS
ネ甲の皆様、お待ちしております
125
(1): 2007/11/24(土) 12:06:47 ID:IMpwRS3O(1/2)調 AAS
デレデレな女の子、もしくは素直クールな女の子が、
「私以外の女を見ちゃいや」って抱きついてくるのも萌える。
126
(1): 2007/11/24(土) 15:56:27 ID:7lGExi01(1)調 AAS
素直クール「私は君が好きだ、だから私以外の女を見るのはやめてもらいたい・・・こんな我侭な女は嫌いか?」
ツンデレ「べ、別にあんたが誰を見ようと知った事じゃないけどその子に迷惑になるからやめなさいよ!
     あんたはわたしだけ見てくれれば良いのよ馬鹿・・・」
ヤンデレ「私を見て私を見て私を見て・・・」

各属性の特徴を考えて書いてみたんだがこんな感じか?
セリフ考えるのはツンデレが一番難しいかったわw
127
(1): 2007/11/24(土) 15:58:58 ID:9QsxsKFZ(1)調 AAS
>>125
忘れ物ですよ

⊃ツンデレ
128: 2007/11/24(土) 16:08:49 ID:eJLtEPhK(3/3)調 AAS
>>126
なんていうか素直クールって普段は話しづらい感じがあるけど、
主人公の事になると必死になったりする所が嫉妬・三角関係・修羅場に繋がったりするよな
129: 2007/11/24(土) 17:50:03 ID:IMpwRS3O(2/2)調 AAS
>>127
ツンデレは前に出ましたよ。
130: 2007/11/24(土) 20:38:57 ID:KS9/mzXJ(1)調 AAS
クー、ツン、ヤン……あとはヒートか。
131: 2007/11/24(土) 21:03:54 ID:X0Qodg65(1)調 AAS
普段は優すぎる娘や不幸な娘、天然系の嫉妬もいいと思う
132: 2007/11/24(土) 21:24:27 ID:eDz4mr6Z(1)調 AAS
一回天然系は見てみたい。
どう考えても俺の個人的な趣味ですほんとうにありが(ry
133: 2007/11/24(土) 21:35:28 ID:QMY1ga9Y(1)調 AAS
ラムネの七海のような嫉妬は大歓迎なんだがな
他の女の子を見ているだけでヤキモチを妬くし
アニメの2話もいい感じで嫉妬していたw
134
(2): 2007/11/24(土) 21:46:23 ID:T0JiFfZ9(1)調 AAS
趣味:女の子を嫉妬させて楽しむ

こんな主人公がいてもいいと思うんだ
135: 2007/11/24(土) 21:49:44 ID:xsZg50Wg(1)調 AAS
俺の中ではなぜかこう言う系の主人公の特徴として
・鈍感 ・女気なし 恋愛興味なし
が挙げられるんだよな。
136
(1): 2007/11/24(土) 21:56:26 ID:QXivwSYF(1)調 AAS
>>134
後半ふっきれて楽しんでる節のあった主人公は結構いたが
137: 2007/11/24(土) 22:04:31 ID:f3aQRY0e(1)調 AAS
>>136
あったか?
138
(1): 2007/11/24(土) 22:28:00 ID:gz0mALP6(1)調 AAS
伝説のゆうくんか?
139: 2007/11/24(土) 22:34:12 ID:GFBp4Pd/(2/3)調 AAS
>>138
あの子は肉便器と親友が欲しかっただけ。

草は確定。沃野はラストだけ嫉妬を肯定してたと思う。
140: 2007/11/24(土) 22:41:16 ID:0AbnWPHF(1/2)調 AAS
「あのー……加奈さん?」
「何、ゆー君?」
「夕飯ってのは、こういう形で採るものじゃないと思うんだ、俺は。っていう
か、子供じゃないんだから膝の上に乗るのは正直どうなんだ?」
「誰も見てないから、いいの! で、ゆー君、そろそろ食べさせてくれない?
 私、お腹すいてるの」
「……気持ちは分からないでもないけど、娘に嫉妬してどーする」
「むぅっ、私も一緒に学校休むって言ったのに、ゆー君許してくれなかったじ
ゃない。禁断症状で死にそうだったんだよ?」
「……二人同時に休んだら、クラスのみんなに怪しまれるだろ。そういうのは
避けたいってので、加奈も納得したじゃないか」
「納得はしたけど、本能が餓えてるの」
「はいはい。夕奈が起きてくるまでだからね。はい、あーん」
「うん、ゆー君、お粥の塩加減ぜつみょーだね♪」

※こっちと甘えん坊、どっちにしようか迷ったけど、
 冬の星空投下を期待してこっちに投下。
 このスレ、前から興味はあったんだけど、私が嫉妬書いても暗くならない……。orz
 ちなみに設定的には、二人は高校生ですが子持ちです。
141
(2): 2007/11/24(土) 22:48:14 ID:l1cPV5Oa(1/2)調 AAS
あれ?この設定に見覚えあり…
142: 2007/11/24(土) 23:24:31 ID:8w8WdgKn(1)調 AAS
>>141
おれには判断つかない
でも設定がかぶるくらいなら良いんじゃないか?
143: 2007/11/24(土) 23:34:46 ID:GFBp4Pd/(3/3)調 AAS
>>134
他スレの話で申し訳ないが、ヤンデレスレの保管庫にある『姉弟』の弟君のラストのセリフは最高だよ。

「背中に感じるこのゾクリとした感覚。危険を感じ、こわばる体、明確な判断をしようと高回転する自分の思考。その興奮がたまらなく好きになってきている」

「それは、あの姉でしか味わえない。自分をそこまで興奮させてくれる女性は、姉しか居ない」

他の女と会っている後ろを姉がストーキングしている時にこんなセリフを吐ける豪胆さには負けます。
144: 2007/11/24(土) 23:37:18 ID:l1cPV5Oa(2/2)調 AAS
142
そうではなくて、140さんが書いた小説を昔読んだ気がする。
145
(1): 2007/11/24(土) 23:44:58 ID:0AbnWPHF(2/2)調 AAS
>>141
YES、元の作品ありです。
パクリではなく、その作者本人です。
読んでいただき、ありがとうございます。
ではROMに戻ります。
146: 2007/11/25(日) 00:08:06 ID:C9zW5Zrd(1/3)調 AAS
>>145
・・・俺の記憶が正しかったらその元になったSSって、隠しサイトに18禁バージョンがあったりする?
んでもって主人公夫婦は試験のためにセックスを我慢してたり・・・
これが当たってたらメッチャ嬉しい
俺あのSS好きだったんだ・・・
147: 気まぐれ屋 ◆0aHsq3Lky6 2007/11/25(日) 00:33:00 ID:URTQKlHZ(1/4)調 AAS
阿修羅さんのまとめサイトで、ツバメの巣が完結?となっていましたが、まだ続く予定です。
私の書き方に問題だったので、勘違いさせてすみませんでした。
しかも、かなり行き詰っているので続きは結構先になると思います。
楽しみにしている方には、本当に申し訳がありません。
別にどうでもいいよ、という方もいると思いますがそれでも読んでもらえれば嬉しいです。
その場繋ぎとして、短編を書いたので投下させてもらいます。
148: 勝ち組?負け組? ◆0aHsq3Lky6 2007/11/25(日) 00:34:39 ID:URTQKlHZ(2/4)調 AAS
俺の人生って他の人から見れば勝ち組なんだろうけど、俺にしてみたらあきらかに負け組だ。

今日も一日の授業が平凡に終わり、あとは家へと帰るだけになった。
明日は古典の宿題の提出日だったから、さっさと帰って終わらせたいな。
見たい番組もあることだし、寄り道せずに帰るとするか。
そう思って、俺は下駄箱で靴を履き替えて校門の外へと向かって行く。
「和馬くーん!!待ってーーーー!!!」
だがしかし、そうは問屋がおろしてくれないらしい。ここでいつものようにあいつがやって来た。
今日も今日とて、でかい声で俺の名前を呼ぶなよな。生徒が一斉に見てくるから恥ずかしいんだよ!
「待って!待ってったらー!無視しないでよ〜。」
「でかい声で呼ぶなって、前にも言ったろ?恥ずかしいからやめてくれ。」
「だって、和馬くんが先に帰っちゃいそうだったから・・・」

ここで彼女について紹介をしよう。
彼女の名前は、小野寺 千草(おのでら ちぐさ)。同じ高校に通う一個上の2年生だ。
一見、鈍そうにに見えるのだが以外に運動はそこそこできる。勉強も学年で上位に入るほどの頭の良さを持っている。
髪は肩より少し下くらいあり、日本人形を思わせるような綺麗な髪だ。身長も平均女子高校生の上はある。(女子高生の平均身長は知らないが)
スタイルも良く、胸は前に”私の胸はDカップだよ!”と聞いてもいないのに教えてくれたのでDカップだそうだ。
人付き合いも良いので男女ともに人気がある。
今までに告白された人数は両手両足の指を入れても数えきれない。
「ねぇ。何をさっきからブツブツ言ってるの?」
「いや、何でもないから気にしないでくれ。」
そんなクラスのアイドル的存在が俺に好意をよせていると聞けばとても羨ましいのだろうが、2つ問題があるのだ。
それは・・・
「ねぇねぇ。これからどこか行かない?私この前いい雰囲気の喫茶店見つけたんだ!
絶対に和馬くんも気に入ると思うから行こうよ!ね?」
「古典の宿題があるから駄目。」
「えぇ〜。宿題なんて後でいいから一緒に行こう。」
「絶対に駄目!!あと、そんなにくっつかないでくれ!!」
「そんなに恥ずかしがらなくてもいいよ。本当は嬉しいくせに〜♪」
「あぁー!!嬉しくないから離れてくれ!!姉さん!!」
そう。彼女は俺の、小野寺 和馬(おのでら かずま)の血の繋がった実の姉なのだ。
149: 勝ち組?負け組? ◆0aHsq3Lky6 2007/11/25(日) 00:37:43 ID:URTQKlHZ(3/4)調 AAS
そして、もう一つの問題がそろそろやって来ると思うのだが。
「かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁずぅぅぅぅぅぅぅまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ほら、来たよ。
「私というものが居ながら、他の女とイチャイチャしているとわ!!!!!!!!!!!!
しかも!!!!!!!よりによって、その女なんかとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」
「うるさいからもう少し声を抑えてくれ。」
「そうよ!静かにしなさいよ!!」
「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!
私の和馬にひっついてるんじゃないぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
「あなたの和馬じゃないわよ!私の和馬よ!!」
「どっちも違うよ!!」

いきなり出てきて大声で叫んでいる女は、俺と同級生で同じクラスの直素 熱美(なおもと あつみ)である。
俺が何故こいつに付きまとわれるようになったかというと、昼飯を一緒に食べたのがきっかけだった。
入学から半年くらいは経っていたのだが、直素はいつも一人で昼飯を食べていた。
そこに、俺は何を思ったのか一緒に飯を食べないか?と誘ってしまったのだ。
直素と一緒に飯を食べて話しをしている内に、俺はこいつがいつも一人で飯を食べていた理由が分かった。
こいつは友達がいるのはいるのだが、うるさいせいか必要以上に友達が寄って来なかっただけなのだ。
そして、直素は俺に突然告白してきたのだ。
実際、姉さんのことを考えると面倒なことになりそうなので断ろうと思った。
だが運の悪いことに、そこに姉さんが乱入してきたことにより状況が一気に悪化。
その後も色々とあり、今や2人は犬猿の仲。
いつになったら、俺はちゃんとした彼女ができるようになるのだろうか。

「もう許さん!!今日こそは決着をつけるぞ!!!」
「望むところよ!!!」
「危ないからやめてくれよ、2人とも。」
「和馬くん。話し合いで解決できるのなら、とっくにもうこんな争いは終わっているの。
だけど、今もこうやって私たちはぶつかってばかりいる。何でか分かる?
私も熱美ちゃんもこれだけは譲れないからなの。和馬くんだけは駄目なのよ。
もし、和馬くんを取られちゃうと私たちには何も残らない。
和馬くんが他の女に取られるくらいなら、いっそのこと和馬くんを殺して私も死のうとか考えていたりしてる。
それぐらい、和馬くんのことが好きなのよ。」
「争うことでしか物事を解決できないの人間の本能!!
今も尚、世界のどこかに小さいが戦争があるのか!それは、それしか方法がないからだ!
話して終わるならそれに越したことはないだろう。だが!それでも解決しないことがある!
ならば武力で、己の力で相手に分からせるしか方法があるまい!!
恋愛も同じだ!!言葉で分からせる事が出来ないから、こうして拳で相手を倒すしかない!そう!!恋愛は戦争なのだ!!」
「「だから邪魔者は排除する!!!」」
何でこういう時だけ意見が合うんだよ・・・

俺がどうしようか考えている間に、2人はもう戦いを始めていた。
現在、俺の目の前でドラゴン○ール並の戦闘が行われております。
2人の壮絶な戦いの周りでは、生徒が大勢集まってどちらが勝つか賭けまでしている様だ。
とりあえず、2人ともスカートなのでパンチラを撮影しようとカメラを持っているやつらだけは殴って没収しておこう。
その後は、家に帰るとするか。古典の宿題をやらないといけないからな。
2人は知らん。腹が減ったら終わるだろう。
そんなことを考えながら、俺はギャラリーの中へと消えていった。
150
(2): 気まぐれ屋 ◆0aHsq3Lky6 2007/11/25(日) 00:43:05 ID:URTQKlHZ(4/4)調 AAS
投下終了です。
今回は素直ヒートを思い出したので、書いてみました。
全然違うじゃん、と思ったのならすみませんでした。
とりあえす、ツバメの巣は絶対に完結させたいので頑張ります。
151
(1): 2007/11/25(日) 00:49:38 ID:ZjAgsg7K(1/2)調 AAS
>>150
GJ!
いいね、素直ヒート!
ツバメの巣も楽しみにしてるぜ!
152
(2): 2007/11/25(日) 00:49:38 ID:AvwUgA9T(1/3)調 AAS
>>150

一番乗りGJ!
何と言う多ジャンル嫉妬

ツバメの巣もwktkしてお待ちしております
153: 2007/11/25(日) 01:27:44 ID:ZjAgsg7K(2/2)調 AAS
>>152
すまん・・・。
154: 2007/11/25(日) 01:38:57 ID:oW4dsCc5(1)調 AAS

155: 2007/11/25(日) 01:44:38 ID:WqTMPsx2(1)調 AAS
一番槍GJ(´・ω・`)カワイソス
156
(1): 2007/11/25(日) 03:08:43 ID:AvwUgA9T(2/3)調 AAS
>>151

いや、こちらこそすまなんだ
157: 2007/11/25(日) 03:10:09 ID:AvwUgA9T(3/3)調 AAS
>>156>>152だった

安価ミスったww
ホントにすまん
158: 2007/11/25(日) 05:05:20 ID:gBJ5ooT1(1)調 AAS
すまん誰か前スレのdatくれ
すこし目を離してたら落ちてた
159
(1): 2007/11/25(日) 09:28:29 ID:mgWV4B3N(1)調 AAS
外部リンク:www.23ch.info
160: 2007/11/25(日) 16:37:53 ID:ohe2G/M0(1)調 AAS
ツンデレ少女の嫉妬SSは書くのが難しいというか
ツンデレのお約束事とかたくさんあるので難しい現状だな
でも、ツンデレ少女は嫉妬しやすい傾向にあるので
ツンデレと嫉妬SSは共存できるはずだw
161: 2007/11/25(日) 19:36:52 ID:FL5FevB4(1/2)調 AAS
ツンデレから修羅場を経てヤンデレになるというSSなら結構あるんだが・・・
ツンデレのままとなると難しいな。
162: ◆SVNDcoHudE 2007/11/25(日) 20:52:29 ID:abHD3xLj(1/9)調 AAS
投下します。
163: 冬の星空 ◆SVNDcoHudE 2007/11/25(日) 20:54:07 ID:abHD3xLj(2/9)調 AAS
この時期のロングホームルームは、私達受験生にとって貴重な自習時間だ。
どの生徒も友達と共に、あるいは一人で、自身が用意したテキストに向かう。
中にはおしゃべりをしたり、カードゲームをしたりして時間をつぶしている者もいるが、
担任はそのことも承知の上で、あえてこの時間は席を外している。
――要と秋穂は今、バラバラだ。
秋穂は多くのクラスメイト達に囲まれ、それぞれに笑顔で対応している。
一方の要は、飯田君達と机を並べ、互いに教えあいながら、勉強を進めている。

クラスメイトが一箇所に集まり、さらに担任はいない。
しかも秋穂と要はバラバラ。
二人の席は教室の端と端だから、今互いが干渉することもまずないだろう。
私個人にとっても、この時間はまさに絶好のチャンスだ。

「……ねえ、皆に聞いて欲しいことがあるんだけど」
開いていた参考書を閉じ、机を合わせているクラスメイト達に声をかける。
「ん……なに? 美希」
私の言葉を聞き、参考書に目を落としていた涼子が、一番最初に顔を上げた。
その目は腫れぼったく、昨日の夜何かあったであろう事は容易に想像がついた。
こんな状態で遅刻してまで涼子が学校に来たのは、彼女自身のプライドと、
木村君に対する当てつけの両方の意味があるのだろう。
「なんか美希、昼から変だったのよ。なにかあったの?」
「どしたん? 悩み事かなんか?」
麻希や山田君達もおしゃべりを中断し、私に注意を向けた。
だけど、高田君だけは顔を上げず、ただ黙って窓の外を見つめていた。
もしかしたら彼は私が何を言おうとしているのか分かっているのかもしれない。
だったら何故止めようとしないのか、何故、何も言わないのか。
窓の外には、綺麗な青空と見慣れた街並みが広がっている。
そんな景色を見ながら、彼が何を考えているのか、私にはわからなかった。
――でも言うしかない。もう、これ以上要と秋穂をあんな風にしておきたくない!
意を決して、私はゆっくりと言葉を紡ぐ。
「……私と高田君の事なんだけどさ。はっきり皆に言っておきたいんだけど、
私達なんでもないの。付き合ってないし、変な関係でもないのよ」
164: 冬の星空 ◆SVNDcoHudE 2007/11/25(日) 20:54:49 ID:abHD3xLj(3/9)調 AAS
皆の顔に、困惑の表情が浮かぶ。
私の言いたいことがいまいちよく分かってないようだ。
「え? 何言ってんの? だってあんた……」
涼子が何かを言いかけ、しかし躊躇したのか、言葉を切った。
多分、美穂の事を言おうとしてたんだろう。
涼子がどこまで美穂から事情を聞いたのか、それは分からない。
でも要と私の関係は知らないはずだ。
でなければ私とこんな風に話すことはないだろうし、秋穂に対する態度も変わっていたはず。
――だからこそ、彼女には特に聞いていてもらわないといけない。
彼女と美穂の繋がりの強さは、私もよく知っているから。
……美穂はなんて言うだろうか。どうするだろうか。
嫌な結果にしかならない事は分かってる。でも……!
「本当だよ。……私、他に付き合ってる人いるもの」
「……え? 誰よ?」
「あの人……」
私が指差した先を、皆の視線が追う。
40人近い生徒がひしめくこの教室の中で、私の指差した空間にだけ、
不自然なほど綺麗に生徒がいなかった。
そうなると必然的に、そこには要と飯田君達だけが残されることになった。
「は……? 山下?」
麻希が素っ頓狂な声を出し、目を丸くした。
「え? なんで山下?」
「ど、どゆこと?」
山田君達も、皆驚きの声を上げている。
「マジで……? マジで山下と?」
鳩山君の表情が徐々に険しくなる。
同時に、涼子や麻希の目も鋭くなっていく。
高田君は私の話を聞いているのかいないのか、ずっと窓の外を眺めている。
……もう言うしかない。言わなきゃ駄目だ。

「……そうだよ。付き合ってるの。私と要は」
165: 冬の星空 ◆SVNDcoHudE 2007/11/25(日) 20:55:40 ID:abHD3xLj(4/9)調 AAS
――言った。とうとう言ってしまった。
指差したまま、要の方へと視線を移す。
要は私達の様子になどまるで気づいていない様で、飯田君達と笑い合いながら、
楽しそうに勉強を進めている。

もうすぐだ。もうすぐ私もあの場所へいける。
そして終わりにする。今のこの状況も、なにもかも。
この一年半、ずっと隠し続けていた私達の関係。
とてつもない苦しみに縛られ続けていたこの一年半。
ようやく、その苦しみから解放される――

けど、そんな私の思いは見事に打ち砕かれることになってしまった。

「ぷ……ぷくくくく」
「ふ、ふふふふふふ」
麻希と涼子が、突然口元に手を当て、笑い始める。
「はっ……はははは」
「み、三浦さん。急に真顔で何言い出すのかと思えば……ぷぷぷ」
山田君と鳩山君も、笑いを堪えきれなくなったかのように吹き出し始める。
「……え? 皆、どうしたの?」
理解できなかった。なにがそんなにおかしいのか。
私は事実を言っただけだ。ちゃんと、真面目に。
だけど――

「「あははははは!!」」

「!?」
166: 冬の星空 ◆SVNDcoHudE 2007/11/25(日) 20:57:04 ID:abHD3xLj(5/9)調 AAS
教室中に、彼女達の大きな笑い声が響き始める。
その声に、散らばっていた他のクラスメイト達も反応し、私達に視線を向けた。
「え? え? なにがそんなにおかしいの?」
困惑する私の肩を、涼子が軽く叩く。
「あはは! だ、だって、いきなりすごい真顔で何言い出すのかとおもってさ」
「ふふふ。あんたが山下と? なんでそうなるのよ。ほ、ほんと笑わせないでよ」
麻希も腹を抱えながら笑い続けている。
「ち、ちがうよ! 冗談じゃないってば! ほんとに付き合ってるの!」
「ははは……はぁ。分かってる、分かってるよ。美希」
私の肩に手を乗せたまま、涼子がうなずく。
「美穂の事でしょ? ……いいのよ。気にしないで。あの子にもわかってるはずだから」
「……え?」
「人の想いってさ、やっぱり届かないこともあるのよね。こっちがどんなに想っててもさ。
私、それが昨日よくわかったの……。きっとそれは美穂にもわかってると思う」
そう言いながら、涼子の目がどこか遠くでも見ているかのように細くなった。
――って違う!何勝手に勘違いしているんだ!
「だから違うってば! ……そんなに言うなら、証拠、見せてあげるよ!」
「へ? ちょ、ちょっと、美希!」
涼子の声を無視し、要の席に足を向ける。
乱雑に並ぶ机を無理やりどかしながら、一歩一歩、要に近づく。
――さっきから教室中の視線が私に釘付けになっているような気がする。
それならそれで好都合だ。
これからクラス中、いや学校中に私たちの事を知らしめてやる!
「要っ!」
「ん? ……あっ!」
近づいてきた私にようやく気づいたかのように、要が声を上げた。
要と机を合わせていた飯田君と氷川さんも私に気づき、驚きの声を上げる。
「み、三浦さん!?」
「え! な、なに? お、俺らになんか用?」
まるで珍獣を見るかのような目で、二人は私を見つめてきた。
丁度いい。この二人には特等席でしっかりと認識してもらわないといけない。
要は私のモノなんだってことを、しっかりと。
167: 冬の星空 ◆SVNDcoHudE 2007/11/25(日) 20:58:03 ID:abHD3xLj(6/9)調 AAS
「あ、あの……三浦さん? 僕に何か用?」
要が怯えたような目で私の顔を見つめながら、やけに小さな声で話しかけてきた。
……なんでそんな顔するのよ。秋穂の時は嬉しそうに笑うくせに。
内心の苛立ちを隠しきれないまま、要の手を取る。
「ちょ、ちょっと! なにするの、三浦さん!」
「三浦さん、なんて呼び方やめてよ! いつもみたいに呼んで! 美希って!」
私の叫び声に、要の体が一瞬ひるむ。
だけど、それでも決して私の手を取ろうとはせず、椅子から動こうともしない。
「み、三浦さん。とにかく離して。皆見てるよ」
周りの視線を気にするように、キョロキョロと教室を見渡す、要。
確かに、今や教室中のクラスメイトがおしゃべりや勉強をやめて、私達に注目している。
氷川さんと飯田君にいたっては、なにが起きているのかまるで理解できていないようで、
完全に固まってしまっている。
「三浦さん。離してくれ。お願い、だから……」
しどろもどろになりながら、要は視線を泳がせる。
そんな要の態度が、私を余計に苛立たせた。
「なんで? なんでよ! もう我慢の限界なの! もう言っちゃおうよ! 私達付き合ってるって!」
「……っ!」
「要っ!」
俯く要の手を、さらに強く握ろうとしたその時、突然私の手首を誰かが掴んだ。
「……やめてくれるかな? 三浦さん。要君、困ってるじゃない」
「……秋穂!」
いつの間に自分を囲む輪の中から抜け出してきたのか、秋穂が私達のすぐ側に立っていた。
私の手首をしっかりと握り、冷たい目つきで私を睨みつけてくる。
一瞬、その冷たさに気圧されそうになったが、こちらも負けずに睨み返す。
「離してよ! あんたに関係ないでしょ! 邪魔しないで!」
「離して欲しいのはこっちよ。要君の顔、よく見てみなさいよ。すごく嫌がってるじゃない」
私の威嚇するような声にもまるで動じず、決して手首を離そうとはしない。
要は要で、私達の顔を交互に見つめながら、どうしていいかわからないような顔をしている。
「……ねえ、要! なんとか言ってよ! 」
「…………」
「要ってば!」
「…………」
168
(1): 冬の星空 ◆SVNDcoHudE 2007/11/25(日) 21:00:37 ID:abHD3xLj(7/9)調 AAS
要は何も言わない。
ただ、助けを求めるかのように、秋穂の方へ視線を移す。
「……ほらね? 嫌がってるじゃない。離してあげてよ、三浦さん」
要の視線を受け、勝ち誇ったような表情で、私に薄く笑いかける秋穂。
そのまま私の手を振り払い、自分の手を要の手の甲へ重ねる。
そんな秋穂の様子を、ほっとしたような表情で見つめる要。
秋穂も小さく微笑みながら、要に応えている。
その光景は、まるで仲睦ましい恋人達の逢瀬の様だった。
――なによ、これ。
これじゃまるで私の方が……
「美希! いったいどうしたってのよ?」
「あんたホント変だよ? なんで急に山下なんかに……」
慌てふためいた様子で、涼子と麻希が私の側に近寄ってきた。
だけどその二人も、ここに秋穂がいると分かった途端、足を止めてしまう。
「しょ、庄田……」
「うっ……」
「あら、村田さんに戸田さん。私の顔になにかついてる? そんな怖い顔しないでよ」
二人の様子を見て、クスクス笑う秋穂。
そんな秋穂を見ながら、涼子と麻希はばつが悪そうな表情をし、立ちすくむ。
「……くっ!」
ぐるっと、教室中を見渡してみる。
気づけば教室中のクラスメイト達が、私達に注目していた。
皆、呆けたような表情をしながら、黙って私達の様子を伺っている。
そんな中で高田君だけは一人、ずっと窓の外を眺め続けていた。
まるで私達の事になどまるで興味がないかのような、そんな振る舞いだった。

秋穂に助けを求めた要。
そんな要を見て、勝ち誇る秋穂。
その秋穂を見て、まるで動けなくなった涼子と麻希。
そしてすべての事情を知っているはずの高田君は、私達の様子にまるで興味を示さない。

――このクラスに味方は誰もいない。
そのことに、今になってようやく私は気がついた。
169
(4): ◆SVNDcoHudE 2007/11/25(日) 21:01:39 ID:abHD3xLj(8/9)調 AAS
終わりです。
170: 2007/11/25(日) 21:03:40 ID:hshfdzhU(1)調 AAS
GJ!
これからどうなる事やら、続きに期待してます。
171: 2007/11/25(日) 21:19:58 ID:hr2dCvzt(1)調 AAS
GJ
…ついにこの時が来ちゃったー
172: 2007/11/25(日) 21:23:22 ID:FcmrFKB+(1/2)調 AAS
GJ、そろそろ怪我人が出そうな予感
173: 2007/11/25(日) 21:40:53 ID:FL5FevB4(2/2)調 AAS
>>169
GJ!
秋穂黒すぎ要ヘタレすぎw
174: 2007/11/25(日) 21:50:27 ID:l5dNLjDp(1)調 AAS
GJだぜ!!
1週間ぶりなので嬉しいですぜ!!

で、これは秋穂一人勝利EDに直行ですかw
続きが気になる!!
175: 2007/11/25(日) 22:08:17 ID:C9zW5Zrd(2/3)調 AAS
>>169
久々の投下乙です
ばらすにしても根回ししてなかったのは美希のミスですな
追い詰められた美希がどういう行動に出るか次回に期待してます
176
(1): 2007/11/25(日) 22:10:23 ID:OeQHhn7e(1)調 AAS
>>169
乙ー。待ってたぜ!!

>――このクラスに味方は誰もいない。

これ、要を含めてなんだよなー。
すれ違ったままとは言え、何か切ない (つд`)
177: 2007/11/25(日) 22:19:27 ID:4Aj/1Dfc(1)調 AAS
高田が何も言わずに黙っているのは・・・・・・・・・
美希を手に入れるためか。

てか、何で要は普通に他人の振りをしているのか
さっぱりとわからん。

そうだよ。
と一言を言うだけで、全て丸く収まるじゃんw
178: 2007/11/25(日) 22:26:18 ID:G0LDmkGF(1)調 AAS
>>176
まずsageれ。
>>169
久々の星空、マジ嬉しい。
美希ざまぁwww
179: 2007/11/25(日) 22:55:36 ID:wRhhateL(1)調 AAS
それにしても、要はヘタレすぎ
てか、ついに美希を見放したのかw
180
(1): ◆SVNDcoHudE 2007/11/25(日) 23:04:26 ID:abHD3xLj(9/9)調 AAS
すいません>>168ですが
>気づけば教室中のクラスメイト達が、私達に注目していた。
は 教室中のクラスメイト達が、私達に注目している。

>まるで私達の事になどまるで興味がないかのような、そんな振る舞いだった。
は 私達の事になどまるで興味がないかのような、そんな振る舞いだった。

>そしてすべての事情を知っているはずの高田君は、私達の様子にまるで興味を示さない。
は そしてすべての事情を知っているはずの高田君は、私達に興味を示さない。
です。すいません。
181
(1): 2007/11/25(日) 23:05:47 ID:LIEiMn/E(1)調 AAS
そのまま、YOU次回分も投下しちゃなよ
182: 2007/11/25(日) 23:33:16 ID:HccnVy6/(1)調 AAS
>>180
修正お疲れ〜

>>181
気持ちは分かるがまあ待てw
待つまで妄想するのもこのスレの醍醐味だぜ!
183: 土と麻薬◇SSjM7F7B 2007/11/25(日) 23:42:52 ID:P6cScg7D(1/5)調 AAS
スレの初めの方で投下した者で、続き投下します。
184: 土と麻薬◇SSjM7F7B 2007/11/25(日) 23:43:47 ID:P6cScg7D(2/5)調 AAS
誰もいない店内。コーヒーカップを見つめるたんびに浮かんでくるあやしい妄想を振り払って溜息をつく。
 いけない、いけない、そんなことしたらただのヘンタイだ。 
あたしはもう今日一日で何回洗い終わったかもわからないカップをまた磨いて、なんとか気を紛らわせた。
洗剤の白い泡を落として、残った水滴を拭く。
年季の入ったカップの底は、もう取れなくなったコーヒーの色で薄く染まっている。
 これで池澤はいつもコーヒー飲んでるんだよな…… そう思うだけで、カップ触れている指先がポッと熱くなりそのねつが
すっと全身を駆け巡りほてらせる。
けれど、奇麗に磨かれた白いカップに映りこんだ自分の浅黒い肌の色を見ると、そんな気分も重苦しさにかすんだ。
どんなに洗ったって落ちないこの色は、いつもあたしを抑え付けてきた。
生まれた時から、ずっとこんなだったから両親や親戚に活発な子と言われて、いつも外で近所の子と走り回っていた。
もちろん、悪いことじゃなかった。けれど今でもふと、通りかかった幼稚園のお庭でおままごとなんかしているのを見て、
言いようのない羨望をおぼえる事がある。ちいさな男の子と女の子の、ちいさな夫婦。そんな物が羨ましかった。
それは幼い頃にも感じたことだった。もし、その輪に勇気を出して入っていたら、このがさつな性分も少しはマシだったのかも
知れない。でも、小学生になったときあたしは既に、運動好きの男勝りなおてんばになっしまっていた。周りの友達もそうだと
決め付けていたんだろう。あたしがすこし少女漫画や恋愛物のドラマについて話しただけで、熱でもあるんじゃないかと驚いた。
それ以来、あたしはずっとこうだ。
やけみたいになって、気に入らないことがあったら男子だろうとケンかをして勝った。勉強もしないで、ずっとバカみたいに
走り回ってた。
悪いことじゃない悪いことじゃない――だけど、今になって後悔ばかりしている。
もうちょっと女の子らしければ、池澤の好みになるんじゃないか。そんなことだけ考えている。
185: 土と麻薬◇SSjM7F7B 2007/11/25(日) 23:46:19 ID:P6cScg7D(3/5)調 AAS
学のとき友達に相談したことがあっただけど、池澤のことを話すとその友達は怪訝な顔つきでこう言った。

「池澤ねぇ、なんか由加とはそりが合わないと思うなあ、インドアとアウトドアって感じで正反対じゃん」

何だかその言葉は、あたしの今までとこれからの全てがこの浅黒い肌と小さく未熟な体躯で決まっていくと言っているみたいで
その後もしばらく否定的な意見が続いたけれど、あたしはもう初めのそれだけで、ダメになって残りは生返事ばっかりだった。
鉛みたいな言葉が手枷、足枷になって池澤を見ているとき話しているとき絡み付いて、そいつらが身動き一つ取れないない位に
あたしの小さな体を抑え込んで組み伏した。小さな囁きが何時も耳から離れなかった。

ゆっくりと大きな溜息をついて、あたしは頭の中で動いていたネガティブな考えを吐き出した。
 こんなときは、思いっきり体を動かしでもしたらいいんだけどな。 このバイトじゃ無理か……
先ほどとは矛盾した思いが自然と浮かんで、やっぱりあたしはこういう性質なんだと半ば清清しささえ伴った諦めが
ポンッとでて来た。
 池澤は昨日来たからどうせ今日はこないだろうし……ヒマだ。
あいつは週一でしか来ない。客はめったに来ないじゃ、お金貰ってるとはいってもなかなか辛いものがある。
 まあ、おかげであいつにケーキを作ったりもできるんだけど……  まったく一体何が期限ギリギリなんだか
あたしは空のカップを持って、何時も池澤がするみたいにちょっとゆううつそうな表情で傾けた。
こうしてると、なんだか自分が池澤に成っていく様で不思議だった。いつもなら途中で止めてしまうことが出来そうな気がする。
人差し指に掛ったカップは変な角度に落ち着いて、真正面に向けないとくちびるをふれさせられない。不安定に揺れる
カップと心を抑えるあたしは早鐘のような心臓に微かな罪悪感を抱いて、眼前のそれをゆっくりとじぶんのくちびるに――

けれどその行為は不意に聞こえたベルの音と扉から現れた人影に中断させられた。

「何してんだ。 お前」

「べっ別に何もしてないけど」

 なっ、何で池澤が? 二日連続で来るなんてはじめてじゃないのか
あたしは、あんまりに予想外な来客にうろたえてカップを隠すように流し台に置き何とか体裁を繕った。
けれど当の池澤は別段どうと言う風でもなく、何時ものように目の前のカウンターに座りコーヒーを頼んだ。
186
(1): 土と麻薬◇SSjM7F7B 2007/11/25(日) 23:50:05 ID:P6cScg7D(4/5)調 AAS
これだけです。少ないですが、初回からあまり日が経つと
冷やかしみたいなので投下しました。
187
(1): 2007/11/25(日) 23:54:23 ID:C9zW5Zrd(3/3)調 AAS
>>186
一応トリップについてアドバイス
◇SSjM7F7Bを名前欄に打ち込むんじゃなくて、#******って感じで英数字を打ち込むんだ
そうしないと◆が◇になっちゃうぞ
188
(1): 2007/11/25(日) 23:54:36 ID:FcmrFKB+(2/2)調 AAS
トリップは#の後に好きな言葉を入れて作ります
偽者を防ぐために直接◆を入れると◇になります
例えば#abcdと入れると◆wYUuBm6d7Qになります
これでよく分からないならググって下さい、くれぐれもこのスレでトリップテストをしないようにして下さい
189: 2007/11/25(日) 23:54:48 ID:vy576RQN(1)調 AAS
GJ!続きに期待。
190: 2007/11/25(日) 23:56:26 ID:t3K4M9dL(1)調 AAS
GJ。投下お疲れさん。
まあ自分のペースで投下してよ、時間があいたって全裸でいつまででも待つさ
191: 土と麻薬 ◆4lhfg6uukk 2007/11/25(日) 23:58:37 ID:P6cScg7D(5/5)調 AAS
>>187
>>188
すみませんでした
親切な説明ありがとうございます
192: 2007/11/26(月) 00:02:37 ID:K32VdxWT(1)調 AAS
頑張るよろし。こちら側としても全裸で待たせて頂きますww
193: 2007/11/26(月) 00:37:29 ID:NaKUrv3k(1)調 AAS
阿修羅氏お疲れ様です!!
194: ◆tVzTTTyvm. 2007/11/26(月) 00:46:51 ID:xzTLXBWb(1/5)調 AAS
投下します
195: 白き牙 ◆tVzTTTyvm. 2007/11/26(月) 00:48:02 ID:xzTLXBWb(2/5)調 AAS
 アンナにとって父ハルトの口から告げられた告白は、それはあまりに衝撃的だった。
 だがそれは決して悪い印象ではなくむしろ……。
 何故なら――。
(まさかセツナさまが本当にアタシのお姉さまだったなんて……)
 そう、セツナに強く惹かれていたアンナにとってむしろ喜ばしい事だったと言えた。
 あの日、初めてセツナと出会った日――。
 自分の窮地を救ってくれた其の姿はアンナの目には凛々しく美しく、神々しくすら映った。
 そして強大なモンスター相手に死の恐怖に竦んでた自分に向けてくれた微笑。
 其の微笑に恐怖に凍りついた心を癒される思いだった。

 物心つく前に母親を亡くしていたアンナ。
 だが父親や近隣の人々がそんな彼女になるべく寂しい思いをさせまいと心を尽くしてくれた為、
アンナの幼少時代は母親がいない割りに愛情に包まれた恵まれてたものだった。
 だがそれでも全く寂しさを感じてないわけではなかった。
 そんな彼女は年上の女性に対し母親や或いは姉のような存在を求める気持があった。
 だがセツナに惹かれたのは……、それはそれだけではなく感じたからなのかもしれない――。
 それは予感。 或いは本能として、自分との血のつながりを――。
 そして父から其の事を直接聞かされ確信へと変わった。

 しかし手放しで喜んでばかりもいられない状況でもあった。
 アンナと姉妹であると言う事の判明、それは彼女の父と父娘である事が判明したから。
 だが父ハルトとセツナとの出会いは、あまり思わしくなかった。
 其の事に対するセツナの態度ははっきりとした拒絶に他ならなかったから。
 それは、父の事が大好きでセツナに好意と親愛の念を抱くアンナにとっては心苦しいもの。
 しかし其の事に対してもアンナはそれほど悲観的でもなかった。
 何故なら――。
(だったらアタシが二人の仲を取り持ってみせるわ……!)
 そうアンナは心に強く思っていたから。
 例え出会った時の状況が思わしくないものだったとしても、でも仲良くなれないわけが無い。
 何故なら血の繋がった肉親同士なのだから。
 そして自分ならば必ずそれが出来る。 そうする事こそが自分に課せられた使命なのだ。
 そう心に誓いながらアンナは真っ直ぐ向かっていた。 セツナの部屋へと。
196: 白き牙 ◆tVzTTTyvm. 2007/11/26(月) 00:49:11 ID:xzTLXBWb(3/5)調 AAS
「……何の用です?」
 だが部屋の扉の前に来たアンナの目前にそれを阻むように立つ人影があった。
 ――クリスだった。
「あ、あの……」
 アンナにとってクリスは正直苦手であった。
 セツナとリオとともに命を救ってくれた恩人であるが、だが前者二人の其の戦いぶりが
優美でしなやかな印象すら受けたのに対しクリスの戦いぶりはあまりに荒々しく――。
 そう、人知を越えた驚異であるモンスターを、それを更に上回る圧倒的な力で屠った其の力は、
それは見るものに恐怖すら与えるもの。
 だがそれ以上に――。

「姉さんは今お休み中です。 お取引願えますか」
 クリスは厳しい口調でアンナに口を開いた。
 その声にアンナは怯みつつも口を開く。
「あ、あの……でしたら目が覚めるまでお姉さまの側で……」
 だが其の声を遮るようにクリスは声を発する。 それは先程までと比べ更に厳しい口調。
「おい! 以前にも言いましたよね。 姉さんのことを馴れ馴れしく呼ぶなって……!」
 口調だけではない。 其の視線もまた、まるで猛獣や猛禽を思わせるほど鋭かった。
「いえ……呼ばせて頂きます」
 アンナは其の視線に呑まれそうになりながらも怯む心を奮い立たせ声を振り絞った。

「何度も言わせないでくれますか! 出会って間もない癖して図々しい口利くなって――」
「貴方の方こそ……そんな資格あるんですか?」
「何だと?」
 クリスの声に敵意の色が滲み出す。
「血も……繋がってないくせに"姉さん"なんて。 貴方にこそそんな資格あるんですか……?!」
 其の声にアンナは押されながらも声を発した。 其の声は震えつつもどこか強気ですらある。
「貴様……!」
「少なくともアタシにはあります……! だって……アタシとお姉さまとは……」
「黙れ!」
「――実の姉妹なんですから」
 厳密には腹違いではあるが、だが確実に血の繋がった姉妹。
197: 白き牙 ◆tVzTTTyvm. 2007/11/26(月) 00:52:27 ID:xzTLXBWb(4/5)調 AAS
「黙れといってるだろうが! それはあんたの父親が姉さんと父娘だから、と言いたいのか?!
だが! 姉さんは其の事を否定してたんだぞ?!」
「それは、あの時あまりに急すぎたからです。 でも、紛れも無い事実で……」
「やかましい! 姉さんはな! 今其のせいで苦しんでるんだぞ! 分かってるのか?!」
 クリスは尚も声を荒げる。 しかし――
「でも……分かってもらえるはずです。 だってお姉さまと私とお父様とは
血の繋がりで結ばれてるんですから」
「そ、そんなもの……」
 ――其の声は先ほどに比べどこか余裕に欠けてるかのよう。
 それに対しアンナの声は未だ震えながらも、しかしその芯はしっかりしていた。

「分かりますわよ。 血の繋がりと言うのは何よりも強いものなんです。
貴方には分からないでしょうけどね。
いくらお姉さまと親しくったって所詮赤の他人の貴方には……」
 アンナのその言葉を遮るようにクリスは其の胸倉を掴み壁にたたきつけた。
「人が大人しくし訊いてりゃいい気になりやがって! そんなに血の繋がりが重要か! えぇ?!
だったら! 其の自慢の血を一滴残らず搾り出してやろうか! あぁ?!」
 其の言葉に、睨みつける視線に、ほとばしる殺気に、アンナの貌が恐怖に染まる。
 アンナの脳裏に浮かんだのはそれは、かって目の当たりにしたクリスの豪力。
 屈強なデーモンをまるで紙切れを引き千切るかのように蹴散らしてた圧倒的な力。
 そして今其の力が向けられてるのは自分自身。
 其の事にアンナは震え上がり凍りつく。
 それは今までのどんなモンスターと対峙したときとも比べ物にならないほど。
 アンナは恐ろしさのあまり悲鳴すら発する事も出来ず身を震わせ目を瞑る。

「何をしてるんです!」
 その時二人の間に割って入るように声が響いた。
 リオだった。

To be continued....
198
(1): 2007/11/26(月) 00:55:37 ID:xzTLXBWb(5/5)調 AAS
投下終了
自分以外のファンタジー、大御所二人の作品もそろそろ待ち遠しいです

阿修羅様更新お疲れ様です
199: 2007/11/26(月) 01:29:21 ID:bi7ww6P2(1/2)調 AAS
>>198
GJ!
クリスは一番繊細な子だから心配だぜ。

大御所が誰かはわかんないけど、俺は蒼天の夢が待ち遠しいです。
200: 2007/11/26(月) 03:02:30 ID:9EkZE2eU(1)調 AAS
阿修羅さんどうも!!!!!!
201: 2007/11/26(月) 03:20:17 ID:cDrmgVSs(1)調 AAS
GJ

あと>>159の人ありがとう
202: [SAGE] 2007/11/26(月) 11:37:44 ID:1Y8zWN5t(1/2)調 AAS
職人様、阿修羅氏GJです
203: 2007/11/26(月) 16:28:24 ID:9p1WIZV6(1/11)調 AAS
ちょっと留守にしている間に結構たまったな
さて、約束通り感想を上げるよ
まずは勝ち組とやらからだな
204
(1): 2007/11/26(月) 16:29:17 ID:9p1WIZV6(2/11)調 AA×

205
(1): 2007/11/26(月) 16:29:49 ID:9p1WIZV6(3/11)調 AAS
>入学から半年くらいは経っていたのだが、直素はいつも一人で昼飯を食べていた。
同じクラスで半年も過ごしたのなら、直素がうるさいことくらいは分かっているのでは?
余り目立たない、控え目なうるささなのかな。
そうか、主人公はこれまで怠学気味だったんだ。

>こいつは友達がいるのはいるのだが、うるさいせいか必要以上に友達が寄って来なかっただけなのだ。
高校生の感覚では、そんなの友達とは言わないだろ。

>そして、直素は俺に突然告白してきたのだ。
ここなんだ、この作品を読んでみて一番ダメだって思ったところは。
どうしてこの全く魅力の感じられない主人公がモテて、2人の女が殴り合いしてまで奪い合ってるのか?
主人公から伝わってくるものが何もないのでは、感情移入などできようはずがない。
前編に漂う、薄っぺらで中身のない作品という印象は、まさにここに原因があるように思える。

>「争うことでしか物事を解決できないの人間の本能!!
できないの“は”人間の──。しかも、そんなの本能じゃないだろ。習性くらいにしとけ。

>今も尚、世界のどこかに小さいが戦争があるのか!それは、それしか方法がないからだ!
“〜からだ!”と決め付けたいのなら、先に“何故か”と問いかけなくっちゃ。
せっかくのクライマックスなのに……。

悪いけど、この後の独りよがりの恋愛=戦争論は読むに耐えなかった。
書いてる本人はもっともらしいことをキャラに言わせて悦に入ってるんだろうけど、
陳腐すぎて感想も付けられない。

戦争を恋愛の比喩的表現として用いるのなら、戦う相手は恋愛対象であるはずだろう。
この戦いは単にバカ女同士の醜いいがみ合いにすぎず、主人公への切なる思いが伝わってこないな。
せっかく力入れて格好良く書いたのに残念だったね。

それにしても一人称SS、それも頭の悪そうな主人公の告白形式で書かれたSSは、
文法的な間違いについての感想をつけるのが難しいな。
文脈的におかしな箇所があっても、主人公がバカだからなのか、
それとも作者の文学センスの欠如によるものなのか判別しにくいからな。
今回の場合は、あきらかに後者であると思われるが……。
206
(1): 2007/11/26(月) 16:30:59 ID:9p1WIZV6(4/11)調 AAS
語彙や表現力が乏しいのも絶望的だが、構成力のなさは致命的とさえ言える。
可愛いがキモイ実姉と皆に敬遠されているクラスメートにしつこくつきまとわれて、
主人公が周囲から「勝ち組」などと思われることが有り得ようか?
君同様に負け組とハッキリ言わせてもらうよ。

あと、♪とか!!!の嵐とか、本当に止めてくれたまえ。
知的障害でもあるように見えて仕方がないから。

今回は見るべきものが何もなかったが、俺様も自信作「ツバメの巣」とやらを待っている。
この程度の腕じゃ、内容も知れてるだろうけど、取り敢えずは奥底まで掘り下げて読ませて貰うよ。
なんなら暇つぶしにこれまでの投下分にも感想付けてあげようか?
207: 2007/11/26(月) 16:32:14 ID:9p1WIZV6(5/11)調 AAS
お次は土と麻薬とか言う意味不明の作品の番だな
208
(1): 2007/11/26(月) 16:33:15 ID:9p1WIZV6(6/11)調 AAS
>あたしはもう今日一日で何回洗い終わったかもわからない──
「終わった」と完了形が連続するのは違和感があるな。普通に「何回洗ったかも」でいいんじゃないの?

>年季の入ったカップの底は、もう取れなくなったコーヒーの色で薄く染まっている。
多分、漂白剤で落ちるよ。こういう衛生観念が疑われる表現は控えた方がいいね。

>もし、その輪に勇気を出して入っていたら、このがさつな性分も少しはマシだったのかも知れない。
過去の事象を仮定しているのだから、導かれた結果は「マシになっていたのかもしれない」と表現するのが自然だね。

>気に入らないことがあったら男子だろうとケンかをして勝った。
ケンか→ケンカ。ストUのSSでも書いたことあるのかな?

>学のとき友達に相談したことがあっただけど
学クンって誰? 前の彼氏である学と付き合ってたときってこと?
名字は「中」であってるよねw 読み返していないでしょ?

>あたしの今までとこれからの全てがこの浅黒い肌と小さく未熟な体躯で決まっていくと言っているみたいで
少なくとも、「あたしの今まで」は決まっていかないよ。
もう終わった過去の話だから。

>鉛みたいな言葉が手枷、足枷になって池澤を見ているとき話しているとき絡み付いて、そいつらが身動き一つ取れないない位に
>あたしの小さな体を抑え込んで組み伏した。
ここ、ちょっと情報を詰め込みすぎていて一文が長すぎる。
2つに分ければ、もっと自然な表現ができるよ。

>あたしは頭の中で動いていたネガティブな考えを吐き出した。
ネガティブな思考なのに、頭の中での動きはポジティブなんだな。表現法に一工夫した方がいい。

>なんだか自分が池澤に成っていく様で不思議だった。いつもなら途中で止めてしまうことが出来そうな気がする。
なんだかよく理解できなくて、意味不明。ぜひ解説して欲しい。
209
(1): 2007/11/26(月) 16:35:26 ID:9p1WIZV6(7/11)調 AAS
君は本を読む時、もう少し時間を掛けて読んでみるといい。
借りてきたような表現を理解できないまま無理に使っているから、構文全体が破綻している。

それと、書き上げたら即投下ではなく、何回も読み返して耳に引っ掛かる部分はないか、
不自然な表現はないかを確認すること。
読点のミス、誤字脱字も目を覆わんばかりで一切読み返しをしていないことが明白だ。
漢字で書くべきところと平仮名にし、平仮名にすべきところを漢字にしているのも目立つ。

それと色黒短躯を救いようがないほど否定的に書きすぎているのはどうだろうか。
読者の中にも同じような人がいることを考えて、周囲からは好意的に取られているような表現があってもよかったのでは?
とにかく内容がまるでなく、スカスカのスポンジケーキを食べた後のような食感だけが残った。

初心者らしいので感想はこれぐらいにしておくが、続編があるのならもっとデリケートな推敲を求む。

もっとも、続編があるのならの話だが。
210: 2007/11/26(月) 16:36:25 ID:9p1WIZV6(8/11)調 AAS
最後は意気込みだけは感じる白い牙とやらだな
211
(1): 2007/11/26(月) 16:42:32 ID:9p1WIZV6(9/11)調 AAS
>アンナにとって父ハルトの口から告げられた告白は、それはあまりに衝撃的だった。
「──は、──は」って表現は、作者があまり書き慣れていないような印象を受けるな。

>だがそれは決して悪い印象ではなくむしろ……。
>何故なら――。
失語症にかかったみたいな表現だな。しつこすぎる。

>そう、セツナに強く惹かれていたアンナにとってむしろ喜ばしい事だったと言えた。
喜ばしいのは過去の話なの? 「喜ばしい事だと言えた」のでは?

>そして強大なモンスター相手に死の恐怖に竦んでた自分に向けてくれた微笑。
>其の微笑に恐怖に凍りついた心を癒される思いだった。
に、に、ばかりだな。

>物心つく前に母親を亡くしていたアンナ。
体言止めの乱発は鼻につくだけでなく、かえって効果を削ぐな。語尾に変化を付けたい気持ちは理解できるが。

>アンナの幼少時代は母親がいない割りに愛情に包まれた恵まれてたものだった。
ここ、センスのなさに満ち溢れた一文だな。

>それはそれだけではなく感じたからなのかもしれない――。
句点が付されているからにはここで一文が終わってるんだよね。
>それは予感。 或いは本能として、自分との血のつながりを――。
こんな不自然な倒置表現は文豪の作品でもお目に掛かれない。編集で直されるだろうから。

>例え出会った時の状況が思わしくないものだったとしても、でも仲良くなれないわけが無い。
「でも」は不要だな。 「でも」は前の事柄を一応肯定しながら、それが普通結果として
予想されるものに反する内容を導くときに用いる接続詞だ。
この場合は文頭にある「例え」で用は足りている。

>「おい! 以前にも言いましたよね。 姉さんのことを馴れ馴れしく呼ぶなって……!」
呼び掛けだけが乱暴なんだね。なんか笑ってしまった。

>クリスの声に敵意の色が滲み出す。
敵意はとっくに溢れていたけど。読んでて痛いほどに伝わってきてた。

>其の声にアンナは押されながらも声を発した。 其の声は震えつつもどこか強気ですらある。
「其の視線」「其の声」が頻繁に繰り返されて文章が平坦に感じるな。
212
(1): 2007/11/26(月) 16:43:03 ID:9p1WIZV6(10/11)調 AAS
>「──だが! 姉さんは其の事を否定してたんだぞ?!」
断定しながらも疑問を感じているのか?!

>アンナのその言葉を遮るようにクリスは其の胸倉を掴み壁にたたきつけた。
即死だねぇ。
怒りに我を忘れたクリスに、人知を越えた驚異であるモンスターを更に上回る圧倒的で
見るものに恐怖すら与える力でやられたんだから。

>アンナの脳裏に浮かんだのはそれは、かって目の当たりにしたクリスの豪力。
意外に弱っちそうだけど?

>屈強なデーモンをまるで紙切れを引き千切るかのように蹴散らしてた圧倒的な力。
──の持ち主のはずだよね。
怒りで我を忘れながら、力をセーブできるほど大人には感じないけど。このガキ様は。

>其の事にアンナは震え上がり凍りつく。
でもアンナの耐久力ならなんとか大丈夫そう。

>それは今までのどんなモンスターと対峙したときとも比べ物にならないほど。
「それ」はどこにかかり、「比べ物にならないほど」なんだっての?

>To be continued....
できる?

さて、君の作品で一番悪いところは、代名詞の使い方だな。
直前の語句を飛ばして、とんでもなく離れたところにかかっていたり、かかるはずの語句が何処にも見当たらないこともある。
語彙の繰り返しを代名詞のみに頼らず、別の語彙に置き換える練習をした方がいい。

それと倒置的表現の乱発が非常に鼻につく。
あまり文のあちこちに出現するのでは、表現の強調にならないのでは?

これまでの作品は知らないけど、これまで誰も注意喚起してくれなかったの?
冷たい読者だなあ。
213
(1): 2007/11/26(月) 16:49:03 ID:9p1WIZV6(11/11)調 AAS
今回の作品を読んで感じたのは、推敲不足のためつまらないミスが目立つってこと。
1回くらいは読み直してみれば、せめて誤字脱字は防げるはず。
それくらいの労は読み手のために払ってあげてもいいだろう。
この程度の文字列にGJ付けて激励してくれる読み手に少しくらいは感謝しようよ。

あと、凝った表現を使おうとして、文章自体が破綻してしまっている。
文の上手さを競うより、まず読みやすさと話の面白さに重点を置いてみては?

幸い君たちには、冬の星空という優れたお手本が直ぐそばにあるんだから。
214: 2007/11/26(月) 16:55:10 ID:dYQ6FbdK(1/2)調 AAS
以下何事もなかったかのように↓
215: 2007/11/26(月) 17:02:55 ID:Lt8ttGRQ(1)調 AAS
厳しい現実から目を背けてはいけないなぁ↑
216: 2007/11/26(月) 17:04:42 ID:CeaNg1nR(1)調 AAS
そういえば、高田は結局何でいきなり空気になっているんだろうかとw
要が感じた寝取られを、あのビッチ女も感じているのか。

だが、同情するのは要だけどなw
217: 2007/11/26(月) 17:06:58 ID:W8gL2GqI(1)調 AAS
こうして注釈つきで読み返すと、なるほどと頷ける部分ばかりだな
読んだ時にも違和感あったけど、こうして具体的に指摘されるとなるほどとおもた
乙でよかったorz
218: 2007/11/26(月) 17:09:58 ID:nREwgxFC(1)調 AAS
冬の星空も叩いてみろよ
一番の人気作品だから住民を敵に回しそうだから出来ないんだろ
219
(3): 2007/11/26(月) 17:11:42 ID:EzGH1xnO(1)調 AAS
ウナギイヌが必死に評論しているが・・・・・
読みづらい。しかも、無駄にレスを消費しているから
避難所のスレでやってくれないかな?

せめて、何の作品を批評しているのか
★は5つとしてどれくらいの評価ぐらいはやって欲しい

後、批評するならばちゃんと人を見下す文章ではなくて
ちゃんとしたアドバイスしような
220: 2007/11/26(月) 17:16:45 ID:FWyskqo5(1/4)調 AAS
そもそも感想に感想つける義務はないんだけどね
221
(1): 2007/11/26(月) 17:16:58 ID:WezB+uQI(1)調 AAS
◆SVNDcoHudE氏の作品はストーリー自体が面白いからな
それに客観的に自分を自分で指摘できる能力を持ってるようだし
正直あの部分以外は完璧だし、ケチをつける部分ってある?
222
(1): 2007/11/26(月) 17:19:27 ID:dtibAc9P(1)調 AAS
また、ウナギイヌがスレを荒らしているのか
>>221
IDを変えて、他の作品を讃えて、他の作品を叩く
1年前から全くやり方は続いてません。

そろそろ、ウナギイヌのテンプレを書くとするか。
223: 2007/11/26(月) 17:20:34 ID:tnQYy8H/(1)調 AAS
ウナギは>>219に言ってるんではなく、作者に言ってるのだから無理して読む必要ないと思うが
何の作品かは冒頭に書いているし、★が付いてないのは評価0ってことだと理解しているw
224
(1): 2007/11/26(月) 17:24:00 ID:Euwh7Fff(1)調 AAS
>>219今回のことで、本当に見下されてたのは作者が適当に書いたSS読まされてる俺たち住民だとわかった。
225: 2007/11/26(月) 17:25:46 ID:q7Xgq5P1(1/6)調 AAS
まあ、こういうときはまったりと過去の作品でも見てると落ち着くよね
226
(1): 2007/11/26(月) 17:27:18 ID:csWEGBni(1/3)調 AAS
>>224はウナギイヌだな
この時間帯に人はやってきませんよ

IDを変えて必死ですね。

ウナギイヌのテンプレは頑張って考えているから
せいぜい頑張ってくれ。後、削除人依頼出しておくから

作家の皆様は安心して投稿してください
227: 2007/11/26(月) 17:27:23 ID:yii2AzWN(1)調 AAS
>>222
>>1年前から全くやり方は続いてません。

コーヒー吹いた、日本語でおk
228: 2007/11/26(月) 17:30:51 ID:lgMmn/F5(1)調 AAS
>>226自身は人でなし
229: 2007/11/26(月) 17:31:05 ID:rPucxqhF(1/3)調 AAS
>>219
それは思った
> >to be continued...
  出来る?

↑とかはもう指摘でもなんでもないよね

てか誰かウナギイヌ詳しく頼む
230
(1): 2007/11/26(月) 17:35:42 ID:DjVKkudW(1/2)調 AAS
だからお前等構うなよヽ(´ー`)ノ
231: 2007/11/26(月) 17:36:38 ID:vDBYsskQ(1)調 AAS
冬の星空というか◆SVNDcoHudE氏の熱烈なファンだと思う
まさか他の書き手を追い出そうとしている本人ではないだろうが
232: 2007/11/26(月) 17:40:06 ID:q7Xgq5P1(2/6)調 AAS
>>230
OK、了解したぜ兄妹ヽ(´ー`)ノ
233: 2007/11/26(月) 17:47:58 ID:SIrG+Dn1(1/26)調 AAS
そもそもスレに迷惑かけるのが目的だから仕方ない
息を吐くように屁理屈こねるし
234
(1): 2007/11/26(月) 17:57:10 ID:f03pKrLq(1/2)調 AAS
ここではROMの俺だが、例の批評は非常にためになっている
指摘されてる誤りは俺もよくやってることだし、今後は気をつけようと思う
読み手なら騙せてもやっぱり書き手はごまかせないな
235: 2007/11/26(月) 18:00:18 ID:csWEGBni(2/3)調 AAS
>>234
ウナギイヌ自作自演乙
普通はスレを荒らした人間が書いたモノを誉めるはずがありません。
これ以降はスルーの方向でお願いします

何があれば、避難所の方に書き込んでください
お願いします
236
(1): 2007/11/26(月) 18:05:21 ID:csWEGBni(3/3)調 AAS
とりあえず、
>>204
>>205
>>206
>>208
>>209
>>211
>>212
>>213

は削除依頼出してこようと思っているんだが
どうやって、削除依頼出せばいいんだ?
237: 2007/11/26(月) 18:08:03 ID:J2M7Ms51(1)調 AAS
まあルール違反の奴が何言っても説得力ないがな。

犯罪やっといて拘置所入れられるのは人権侵害だ!
って暴れてるのと同じ
238
(2): 2007/11/26(月) 18:12:01 ID:ntynNUpX(1)調 AAS
俺は悔しかったら指摘を受けない作品を書くのが書き手としての筋だと思うがなぁ
まったく根拠のない誹謗じゃないんだし
ホントのこと言われて遠吠えするのは負け犬のすることだろ?
よけいに惨めさが漂うだけだよ
239
(1): 2007/11/26(月) 18:14:31 ID:HG2otxPI(1)調 AAS
>>236
お前みたいなのが律義にレスしてるから削除対象にならねえよ
240: 2007/11/26(月) 18:17:17 ID:/nCIoOYq(1)調 AAS
>>238
>>239

ウナギイヌ・・・・・・w
自作自演ID多いぞw
1-
あと 761 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ

ぬこの手 ぬこTOP 0.155s*