[過去ログ] 孕ませ/種付/受精/妊娠/妊婦/出産/HRネタ総合【5】 (854レス)
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66
(2): 2006/11/29(水) 12:24:18 ID:leOYwjs/(1)調 AAS
見たいっていうだけなら誰でもできる
そこまで女性上位以外がみたいと言うなら自分で書くといい

SSの一つもスレに供給できやしないのに一方的に職人様方に注文や文句ばかりつけるのはどうかと思う
仮にも21歳以上なんだろ?
67: 2006/11/29(水) 12:33:58 ID:hV0a193e(1/2)調 AAS
>>66
同意
68: 2006/11/29(水) 13:03:49 ID:+ms3g3b+(1)調 AAS
>>66
禿同

誰とはいわないが学校に文句言ってるちゅうがくせいみたいでNGしたくなる
69: 2006/11/29(水) 13:53:04 ID:DN4NjBju(2/6)調 AAS
同意はするが、スルーせえと思うわけで。
70: 2006/11/29(水) 14:26:55 ID:tEqk6pBo(1)調 AAS
体技と聞いて「矢張り着床し易い体位で……」とか考えたのは
どうやら俺だけのようだな
71: 2006/11/29(水) 14:49:28 ID:PMc+fESy(1)調 AAS
HR系と言いつつオリキャラ萌えスレになっているのは否め無い。
同意こそ自演では?
作者自らだったりしてww
72: 2006/11/29(水) 14:54:06 ID:DN4NjBju(3/6)調 AAS
まあ、見たい言うこと自体は否定せんけどね。
見たいもの以外が投下されたときに暴れる馬鹿がいるからな。
73: 2006/11/29(水) 15:15:00 ID:dItsqnnK(1/3)調 AAS
寝取られスレに帰れよ
粘着荒らし
74: 2006/11/29(水) 15:36:46 ID:DN4NjBju(4/6)調 AAS
女性上位の話をしてたんだが・・・
75: 2006/11/29(水) 15:44:11 ID:dItsqnnK(2/3)調 AAS
ゲーパロ氏叩き、女性上位批判=寝取られスレから来た下手職人

荒らしてんのいつも自演して「NTR投下すれ→投下するぉ!」のヤツ

女が年上で主人公ハーレム大嫌いで、女の一人称が大好きな女浮気ネタ(寝取られ)好きの腐女子
76: 2006/11/29(水) 17:13:20 ID:Fe4rr9tU(2/3)調 AAS
NTRだろうが
女性上位だろうが
ゲーパロ氏だろうが
オリキャラ萌えだろうが

エロくてヌケりゃどうでもいいよ。
詠みたくなければ読まなきゃいいんだし。
77: 2006/11/29(水) 17:24:09 ID:dItsqnnK(3/3)調 AAS
寝取られ職人のはひたすら浮気する女の視点で書かれてるオナニーSSだから
全然エロくもない
78: 2006/11/29(水) 17:26:59 ID:Fe4rr9tU(3/3)調 AAS
そりゃ趣味と作家個々人の技量の問題。
自分の感性と経験で押し付けんな
79
(1): 2006/11/29(水) 18:07:26 ID:bS1lnE1a(1)調 AAS
ふと思ったんだが、ゲーパロ氏が居なくなったら、
このスレ立ち行かなくなるんじゃね?

寝取られ! って騒いでる香具師は残るだろうけど、
この騒ぎに辟易してる香具師(漏れ含む)は残るかどうか。

追い出すの追い出さないの、女性上位がイヤだの寝取られはダメだの言ってないで、
お互い、気に食わないSSをスルーすりゃ済む話だと思うんだが。
80
(1): 2006/11/29(水) 18:11:03 ID:DN4NjBju(5/6)調 AAS
だが、それができないのも厨だ。
81: 2006/11/29(水) 18:49:50 ID:UtnOe7AH(1)調 AAS
>>80
方羽の妖精さんですか?
国境付近の最前線からのぞいてらっしゃるとは。
82: 2006/11/29(水) 18:54:49 ID:DN4NjBju(6/6)調 AAS
この書き込みはゲーパロも見るのか?
あったら伝えてくれ

よう ゲーパロ 孕ませてるか?
良作、ありがとう。

         ───またな。
83: 2006/11/29(水) 21:03:46 ID:hV0a193e(2/2)調 AAS
>>79
そういう態度とはまた別のところに真意があると俺は思っている
たとえば、あえて空気を読まずスレの流れをせき止めることを
生きがいとするどうしようもなく悲しい奴の仕業とかな

この手の荒らしはありとあらゆるスレで登場する機会があり、
過去幾度となくこいつらはスレを潰してきた
特徴の一つとしては主に初秋から初冬にかけて繁殖しまくることが挙げられる
84: 2006/11/29(水) 22:54:42 ID:SOiJPGHv(2/3)調 AAS
なんで?
秋になると卵から孵るのか?
85: 2006/11/29(水) 23:16:31 ID:iQT0Q5HE(1)調 AAS
もう寝取られもゲーパロも(゚听)イラネ
86: 2006/11/29(水) 23:23:33 ID:HRgULnNl(1)調 AAS
おまえはいつも寝取られを擁護してゲーパロ氏を叩くな

寝取られ大好き腐女子職人
87
(1): 2006/11/29(水) 23:27:50 ID:SOiJPGHv(3/3)調 AAS
腐女子って言えば荒らせると思ってる奴は童貞
88
(1): 2006/11/30(木) 00:01:21 ID:VtqDrDU9(1)調 AAS
荒らしてるのは全部一人だから皆さん、気にしないように
あと、「NTR」「寝取られ」が入っているレスは全部スルーかNGで頼む
89
(2): 2006/11/30(木) 00:18:53 ID:DCnJCLeP(1)調 AAS
スレ住人のあまりのスルーできなさぶりに俺が泣いた。

自分と意見が違うから荒らし。
自分と意見が違うから腐女子。
自分の嗜好に合わないから出て行け。

こんなのは、自覚してようがしてまいがエロパロ板では荒らし扱いされる。

皆、スルーしようぜ!!
90: 2006/11/30(木) 00:35:14 ID:XkTasPhX(1)調 AAS
>>89
うるせーよ。お前が出て行け!
91: 2006/11/30(木) 00:51:23 ID:mBjsChCq(1)調 AAS
あ〜…
大将!
孕みありったけ持って来て!
92: 2006/11/30(木) 01:13:43 ID:bEY77WZg(1/3)調 AAS
すいやせんお客さん

今厨房が寝取らればっかりで

産卵しかないんですよ
93: 2006/11/30(木) 01:43:05 ID:y4SMSh6O(1)調 AAS
じゃあ子持ち昆布でひとつ
94: 2006/11/30(木) 01:57:50 ID:G9Y/Y5SE(1/2)調 AAS
大将!姉妹丼と孕みいっちょおくれ
95: 2006/11/30(木) 02:18:19 ID:Un944YxD(1)調 AAS
大将!孕み卵丼ひとつ
96: 2006/11/30(木) 02:24:34 ID:bEY77WZg(2/3)調 AAS
らっしゃい(´・ω・`)
ようこそ大将ハウスへ
ええ、『また』なんです、すいやせん
仏の顔もって言うし、許して貰おうとも思っちゃいません
ただ、その、お客さんは『孕み』って言葉を聞いた時
何か言葉じゃ説明できねえ『ときめき』みたいなものを感じたと思うんです
そのときめきを忘れてほしくないから、こんな店を建てちまったんですけどね・・・

さてお客さん、なんの「孕み」に致しやしょう?
97: 2006/11/30(木) 07:23:05 ID:r3ZEEa19(1)調 AAS
大将! 産姉妹丼おねがい!
98
(1): 2006/11/30(木) 09:28:04 ID:kKdt40xn(1)調 AAS
>>87-89
腐女子に過剰反応しすぎでファビョるうえ
単発IDでスルーでつよ連投で荒らし寝取られ職人本人だと判りやすいんだよなおまえは

特に腐女子は図星で痛かったらしくて見てらんないw
晒しといたよ。
腐女子・ウザい女2ちゃんねらのガイドライン35
2chスレ:gline
99: 2006/11/30(木) 10:03:32 ID:jZYn8qB+(1)調 AAS
俺は林家志弦信者で伊藤悠信者なので腐女子だって無問題

ぶっちゃけ上手けりゃなんでもいい
100: 2006/11/30(木) 10:56:36 ID:PhlvK4A4(1)調 AAS
じゃあ俺は大将の孕み1つ
101: 2006/11/30(木) 11:51:05 ID:xzKDXbqd(1/2)調 AAS
この孕ませは本当にいいもんだね、大将!
ここはネタが違うよ、やっぱり。
こんどは凌辱も仕入れといて!
じゃ、お愛想よろしく。
102
(2): 2006/11/30(木) 13:24:05 ID:rI/5yX80(1/2)調 AAS
>>98
そこのスレを見て思い出したが、確かに昔は投下前に注意書きがあって、「NTR系陵辱系など気に入らない物は自己責任でスルー」がテンプレにあったのに、今では無いんだよな。
それどころか、「気に入らない物は自己責任でスルー」はこの板の全スレの共通認識だと思っていたが、みんなは最近それを忘れていないか?
103: 2006/11/30(木) 13:31:16 ID:gG6MurEI(1)調 AAS
>>102
判ってて出来る奴は皆ワロスワロスとスルーしてるだろw
突っかかるのは「気に入らない物は自己責任でスルー」出来ない奴だけだってw
104: 2006/11/30(木) 14:16:15 ID:G9Y/Y5SE(2/2)調 AAS
無駄な議論でこれ以上無駄にスレを消費するのいい加減やめようぜ
ふいんき(ry悪すぎ
これじゃ職人様が去っていく一方だってわからないのか
105: 2006/11/30(木) 14:43:01 ID:G4Govj0O(1)調 AAS
じゃあ、流れを変える為に各自好みのシチュを一つ出してみようか。

・家族ぐるみの付き合いの幼馴染同士
家族公認、もちろん孕ませた後も幸せに暮らすのがデフォで。
106
(2): 2006/11/30(木) 15:04:32 ID:WdEy91fV(1/4)調 AAS
・血のつながった姉弟
・姉の処女と弟の童貞を等価交換で孕ませ
・当然孕ませた後も幸せに
107: 2006/11/30(木) 15:07:36 ID:XDNp9kBf(1)調 AAS
ンー

・調子に乗って円光してたら孕んじゃったじょしこーせー
・エロエロの転落人生

・・・なんてのもオツかも
108
(2): 2006/11/30(木) 15:27:50 ID:plmy6ZAQ(1/2)調 AAS
政略結婚予定で親に強制婚約させられ同棲開始
女がツンで寝室とかもちろん別々
だんだん好きあっていく
婚約はしてるが恋人同士じゃないとバレて別の女が男にちょっかい出し始める
好きな人を取られまいと体で男を繋ぎとめようとする
セクース中に男もこいつが好きだと自覚して、双方本気で孕みに行く

これだ(*´д`*)
109
(1): 2006/11/30(木) 15:42:13 ID:URLddRbR(1)調 AAS
>>106
姉萌えのオレにはたまらんシチュだ。

(*´Д`*)ハァハァ
110: 2006/11/30(木) 16:03:03 ID:4ou0HRfg(1)調 AAS
>>108

「ぁ…やなの…あぁ!」
「…何が嫌なんだ…っ」
「んぁ…!…あんな女に…貴方がいっちゃうなんて…んっ…」
「…っ!……」
「私を、置いてかないで…イくっ…あぁぁ!!」

こうですか?!分かりません!(´Д')
111
(1): 2006/11/30(木) 16:08:40 ID:WdEy91fV(2/4)調 AAS
>>109
「お姉ちゃんの中に出していいのは僕だけなんだ!!」
「うん・・・そうだよ。だからいっぱい出して?お姉ちゃんの子宮がパンパンになるまで。」
「お姉ちゃん!!でちゃうよ!!」
「全部受け止めて・・・そして赤ちゃんも産んであげるんだから。ずっと。ず〜っと一緒だよ。
 あとね、今日からはお姉ちゃんじゃなくて…名前で呼んで欲しいな・・・あ・な・た」

こういう妄想が浮かんだヽ(`Д´)ノ
112
(1): 2006/11/30(木) 16:09:00 ID:xQ9Fus1l(1)調 AAS
・幼馴染みの双子女子高生
・2人に告白されるがどちらも好きなので両方彼女に
・それぞれ孕ませ、双子(女)が産まれる
・そして15年後…昼はアットホームな7人家族、
 夜は女6人相手に種付けしまくり
113: 2006/11/30(木) 16:21:56 ID:WdEy91fV(3/4)調 AAS
>>112
素朴な疑問なんだが。
その状況で7人家族で収まるのか?
114
(1): 2006/11/30(木) 16:25:59 ID:0S8mjCFm(1)調 AAS
>>108
妻しぼりそのものじゃまいかW
115
(1): 2006/11/30(木) 16:32:40 ID:mzTCzed8(1)調 AAS
>>111
あねいもかふたご姉そのものだな
116
(1): 2006/11/30(木) 16:53:08 ID:o9c3QERB(1)調 AAS
ほんとここはリアルで女に相手にされない
「お姉ちゃんなら僕に優しくしてくれるはず」
って妄想が止まらないキモオタの巣窟ですね。
もしくはイケメンから彼女を寝取るありえない夢を見ているピザ?
117: 2006/11/30(木) 16:53:31 ID:WdEy91fV(4/4)調 AAS
>>115
マジ?
だったら会社帰りに買いに行くぜ!!
118: 2006/11/30(木) 17:00:52 ID:bEY77WZg(3/3)調 AAS
ガチレズの女を孕ませる

精神的にリョジョークって感じで
119: 2006/11/30(木) 17:29:05 ID:hqqTR7Pk(1)調 AAS
>>102>>116
はいはい
いい加減寝取られとスレ801スレへ帰れよ
ゲーパロ年齢腐女子

腐女子・ウザい女2ちゃんねらのガイドライン35
2chスレ:gline
120: 2006/11/30(木) 18:21:20 ID:plmy6ZAQ(2/2)調 AAS
>>114
マジ?
だったら今度帰りに買いに行くぜ!!
121
(1): 2006/11/30(木) 18:36:27 ID:xzKDXbqd(2/2)調 AAS
妻絞り近所になかった……

欲しい。
122
(1): 2006/11/30(木) 18:40:05 ID:rI/5yX80(2/2)調 AAS
>>106
処女と童貞って実は等価交換じゃないんだぜ。
外国だかの過去の裁判例で、童貞より処女の方が価値があるなんて判決を下した例があったらしい。
123: 2006/11/30(木) 19:00:19 ID:0Y7BtKvW(1)調 AAS
今はやりのサイレントマジョリティってやつだな
124
(2): 2006/11/30(木) 19:31:18 ID:4chMAacc(1)調 AAS
容姿に目をつけられて人買いに買われた幼い少女が同じ境遇の少年と行き会い、
主人の道楽のためにセクースさせられる。互いに寄る辺ないまま依り掛かり合う二人。
子供ができてママゴトのような家族を演じ、やがて子供も主人の玩具になっていく、みたいな。
125: 2006/11/30(木) 21:25:14 ID:i+b7kfKt(1)調 AAS
>>124
それなんてくろちゃん?
126
(1): 2006/11/30(木) 22:01:04 ID:JwdXzMrr(1)調 AAS
アレがはやってからやたらと等価交換言いたがる厨が増えてウゼェ
127: 2006/11/30(木) 23:09:46 ID:G3zhjekx(1)調 AAS
>>126
 パチンコブームでもあったか?
128: 2006/12/01(金) 00:25:53 ID:EFVQHk9I(1)調 AAS
>>122
お国柄にもよるが処女の女は「価値ある財産」とも言えるからな。
童貞の男なんかビタ一文にもならんが。
129: 2006/12/01(金) 01:41:36 ID:Zd7hVcNx(1)調 AAS
ふたなりが
正義と
言ってみる
130: 2006/12/01(金) 02:52:38 ID:XutpP40x(1)調 AAS
ふたなりはプリキュアまで読んだ
131: 2006/12/01(金) 09:25:30 ID:/OuPZZnC(1)調 AAS
ふたなりで自家受粉
まで読んだ
132: 2006/12/01(金) 09:58:38 ID:1mcji09m(1)調 AAS
>>121
アマゾンやソフマップで買えw
133: 2006/12/01(金) 22:35:17 ID:TNfE93ic(1)調 AAS
スレイマンがゲラゲラゲラgr(ry まで読んだ
134: 2006/12/02(土) 01:35:10 ID:xMaBY5/7(1)調 AAS
アルファ=オメガが女犯坊 まで読んだ
135
(1): 2006/12/02(土) 01:52:55 ID:VrOfhxDB(1/3)調 AAS
>>124
ぢゃあそのシチュのバリエーションで、
金持暇つぶしに飼われた美形の奴隷姉弟を、
強制的に番わせて近親孕ませさせるっちゅうのはどうかね?
でもって事前に脅迫して姉に選択させるわけぢゃよ
他の男に孕ませられるのがいいか、それとも弟の子種を受け取るか・・・
みたいなw
136: 2006/12/02(土) 09:41:29 ID:LCA22T6U(1)調 AAS
>>135
実に良い
137: 2006/12/02(土) 10:07:15 ID:U+gVRWfE(1)調 AAS
そこで近親相姦は絶対に駄目と姉が言って他の男を選ぶんだけど、
目隠しをされて実は弟とさせられるのはどうかね
138: 2006/12/02(土) 11:12:20 ID:4IKxQMMv(1)調 AAS
どこまで天才なんだ
139
(1): 2006/12/02(土) 12:57:23 ID:VrOfhxDB(2/3)調 AAS
勿論、姉には排卵誘発剤に媚薬、
弟は1ヶ月オナ禁の上に、毎晩根元を縛って寸止めフェラ、
食事の度に亜鉛錠剤とビール酵母を飲ませるw
そんな二人を真っ裸にさせて、同じ部屋に入れた後は
隠しカメラで見物だw
140: 2006/12/02(土) 14:33:09 ID:pFMs2dM5(1)調 AAS
>>139
弟の夢精を止める工夫が必要だな。
こればっかりは精神力でどうこう出来るもんじゃないw
141: 2006/12/02(土) 16:21:52 ID:hmcuk4wM(1)調 AAS
五人ぐらいの女の子を調教して「俺の子を孕んだら結婚してやる」と宣言
そこから五人のバトロワ的夜這いが始まる
142: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:23:33 ID:yP7/ttbv(1/23)調 AAS
<学園祭の美少女>完結編行きます。
例によって女性上位ラブラブ系が苦手の方は、
「ゲーパロ専用」で弾いてちゃってください。
143: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:24:03 ID:yP7/ttbv(2/23)調 AAS
<学園祭の美少女>3

「あっ! 彰っ! どこ行くのよっ!」
突然走り出した僕を見て、陽子が驚いた声をあげるが、
それはたちまちはるか後方のものとなった。
(な、なんで美月さんが……?!)
頭の中はパニック状態だけど、……僕はもう答えが分かっていた。
朝、出掛けに交わした会話とキスと「あれ」──。
熱っぽい瞳と、潤んだような表情。
最近、僕の帰りが遅くてさびしがっていた美月さん。
(美月さん、僕に会いに来たんだ)
最愛の妻の考えていることは、痛いくらいによくわかった。
くそ。
なんで、そういうのって、もっと前にわからないのかなあ。
昨日の晩とかに、それに思い当たっていたら、
今日は絶対、美月さんをさびしがらせたりしなかったのに。
こんなことをしでかす前に、美月さんをたっぷり安心させてあげたのに。
走りながら出なければ、僕は絶対に自分の頭を自分でぶん殴っていただろう。

階段を三段抜かしで駆け下る。
4階、3階、2階……僕の走るスピードは、
1階の最後の踊り場のあたりでは、ものすごいことになっていた。
手すりをつかんで、ぐるっと回り、最後の階段を一気に飛び降りる。
着地の音は意外に小さい。
都会っ子とはいえ、子供のころから休みになればこっちに帰省して、
野山を駆け回っていた僕は、けっこう身が軽いのだ。
階段を降りきった廊下。
右に曲がれば、昇降口だ。だが──。
「とりゃっ!」
僕は、まっすぐ突き当たりの窓が開いているのを見て取ると、
そのままジャンプしてそれをくぐった。
すぐ下にある植栽のツツジにさえ気をつければ、
中庭には、ここから飛び出るのが一番のショートカットだ。
144: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:26:16 ID:yP7/ttbv(3/23)調 AA×

145: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:26:51 ID:yP7/ttbv(4/23)調 AAS
「えっと……な、何してたの、美月さん?」
僕は何かを探している様子だった美月さんを不思議に思って聞いた。
「えへへ……ちょっと……」
美月さんは、なぜか、ぽっと顔を赤らめた。
「……?」
「……」
ちょっと疑問に思ったけど、それを口にする前に──。
「あーっ、だ、誰、その人っ……!?」
後ろから声がかかった。
「げっ、マサキマキっ!?」
振り向くと、さっき聖子先輩に担がれて連れ去られたはずのマサキマキがいた。
「お、お前、山奥に埋められたんじゃ……」
「勝手に人を不法投棄するんじゃないわよ! 聖子なら眠らせたわ」
「何いっ!?」
意外だ。果てしなく意外だ。
マサキマキもかなり運動神経がいいけれど、はっきりいって聖子先輩とは体力差がありすぎるはずだ。
「ふっふっふっ。化学部幽霊部員を舐めないで欲しいわね。即効性睡眠薬でイチコロよっ!」
マサキマキはあやしげな液体の入った小瓶を振って見せた。
……お前、それ犯罪だぞ。
「――と言うより、ちょっとっ!」
マサキマキは僕の手を取ると、ぐんと廊下の脇に引っ張る。
小声になって、ささやく。
「……あ、あの娘、誰よ! 紹介しなさいっ!」
「……な、なんだとっ!?」
ちらちらと美月さんを盗み見るマサキマキの眼は、獰猛な肉食獣の輝きを放っていた。
「す、すごい美人じゃないの。私の好みから言うとクールさが足りないけど、
それを補ってあり余る可憐さと清楚さ! ……知り合いなら紹介しなさいっ!」
……こいつは真性のレズだった。
「しかも、節操なしかよ!」
「な、な、なっ! わ、私は志津留先輩が本命よっ! でも……綺麗な人見るとクラクラ来ちゃう……。
ああっ、志津留先輩、こんないけない私を許してください……。
タイプは違うけど、どこか先輩に似た雰囲気なんです、あの娘……」
げっ、鋭い。
146: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:27:21 ID:yP7/ttbv(5/23)調 AAS
マサキマキがぞっこんな星華ねえと美月さんは、言うまでもなく姉妹だ。
性格はまるで違うように見えて、「原材料」は100%同じ二人が似ていないはずがない。
「……それに、あの娘、どこかで見たことがあるような……」
去年、マサキマキは、「下の神社」の流鏑馬に出るための練習に、志津留家の馬場に毎日通っていた。
生粋の地元っ子でもあるし、美月さんを見かけたことはあるだろう。
まずい。
美月さんの変装が見破られてしまうかも……。
僕はあせったが、その時、救いの手が差し伸べられた。
「おっ、真紀ちゃんじゃないの?」
聞き覚えのある声がして、僕とマサキマキは振り向いた。
「あ、宍戸さん……」
「げっ! ……し、宍戸さんっ!?」
二人は正反対の反応を示して、同じ名前を口にした。
「いえーす、あいあーむ!!」
ピースサインを作ってみせる、皮ジャン、Gパンの男の人は、
志津留家で働いている宍戸梅久さんだ。
何気ない様子で、宍戸さんは近寄り、マサキマキは一歩下がった。
「いやー。開場前から乗り込んだけど、やっぱいいなー、女子高はー」
「宍戸さん、ここ共学、共学……」
「あ、そうだっけ。俺、女の子しか目に入らないから。彰っちのことも見えない、見えない」
「あはは、ひどいや、宍戸さん」
宍戸さんは、志津留家の「郎党」だけど、僕にとっては馬術やその他スポーツの師匠だ。
いろいろないたずらも教わり、男の兄弟がいなかった僕と陽子は、兄貴分として慕っている。
だから、堅苦しい席でなければ、敬語は抜きで会話してくれるように頼んでいる。
ちっちゃな時は「アキラ」で、最近では、「彰っち」になったけど。
「ところで、げっ、って何よ。ひどいなー、真紀ちゃんは……」
「うっ、くっ……。い、いえ、おほほほほ……」
マサキマキは、生ぬるい笑みを貼り付けてまた一歩下がった。
ああ、馬場の管理人もしているから、マサキマキとも顔見知りなんだな。
言いながら、宍戸さんは何気ない動きで、マサキマキが下がった一歩分を無造作に詰めた。
すげえ、宍戸さん、あのマサキマキがたじたじだ。
さすがスーパー好色魔人(志津留家お手伝い女性陣からの命名)、頼もしい援護だ。
だが――。
147: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:27:52 ID:yP7/ttbv(6/23)調 AAS
「なあああにをしているのよっ!!」
どげしっ!
背後からの一撃!
宍戸さんはぶっ飛んで廊下の壁に貼りついた。
「――!?」
目を丸くする僕とマサキマキの前に現れたのは……。
「突然いなくなったと思ったら、こんなところでナンパしていたのねっ、こ、この浮気者っ!!」
制服姿にオーラをまとわりつかせた美女。
「……って、さ、」
小夜さん……と言いかけた僕は、ギンと睨みつけられて口ごもった。
「……って、あれ、彰さま……?」
やっぱり、宍戸さんと同じく志津留家の「郎党」をしている、双奈木小夜さんだ。
でも、なんで制服……。
「な、なんでもありませんわ、おほほ」
冷や汗をだらだら流しながら、小夜さんは、(何も聞かないでください)と目で訴えた。
よく見れば、ちょっと涙目だ。
何か、深い事情があるにちがいない。――たぶん、めちゃくちゃ恐ろしい類の。
僕は声なき声に言われたとおり、黙っていることにした。
――だけど、空気が読めない人間と言うのは存在する。
「……お姉さまと呼ばせてくださいっ!」
小夜さんに飛びついた影は――マサキマキだ。
「ちょ、な、何ですか、あなた!?」
「ファンです、今、お姉さまの大ファンになったマサキマキと申します!
ぜひ、これからお茶でもごいっしょに……!!」
「――お前、模範演武あるんじゃないんかよ……」
僕のツッコミを無視して、マサキマキは小夜さんにまとわりつく。
まあ、小夜さんは、こいつ好みのいわゆるクールビューティーな顔立ちと雰囲気の人だ。
ブレザー姿と宍戸さんへの激怒のせいで現状、すっかり台無しだけど、目を見張るほどの美人なところは変らない。
マサキマキのレーダーが反応するのは当然かもしれない。
「ちょ、ちょっと梅久、見てないで何とかしてっ……!」
「おおおー、女二人の生カラミっ! これはッ! 貴重ッ!」
「わっ、バカ! 携帯で撮るなっ!!」
……宍戸さん……。
148: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:28:31 ID:yP7/ttbv(7/23)調 AAS
「ってゆーか、お姉さま、宍戸さんの彼女ですかー?」
「えっ、えっ、……えええっ!?」
「やめといたほうがいいですわ! この人すごい浮気性ですよー。
すっごい美人の彼女さんがいるのに、あっちこっちに手を出して、私にも声かけるんですもん」
「えっ、やっぱり私って周りから見ても梅久の彼女に見えるの?
――って、そうじゃなくて、貴女にも声を掛けたぁ〜っ!?」
一瞬、ぱっと顔を輝かせた小夜さんは、宍戸さんの浮気問題に気がついて般若の表情になった。
「ま、まて、ちょっと落ち着け!」
宍戸さんが生命の危機を感じて後ずさる。
「だから、私とごいっしょにお茶でも、お弁当でも、しっぽりと……うっふーん」
マサキマキが小夜さんにしがみついて甘えた声を上げる。
「ちょ、ちょっと。……梅久は逃げるな!」
困惑と激怒の狭間にゆれる小夜さん。
すでに事態は収拾がつかないレベルまで飛んでいってしまった。
お釈迦様でも閻魔様でもどうにもならないだろう。
だけど――。

「あらあら、皆さん、仲がよろしいのですね……」
すっと、場の雰囲気が変った。
正確に言えば、その女(ひと)が歩を進めた瞬間、場の「中心」が彼女に移ったのだ。
「……」
「……」
「……」
喧騒の只中にいた三人が一瞬で沈黙する。
昇降口からあがってきた美女……いや、「美少女」の登場で。
ただの美少女じゃない、とびっきりの美少女だ。
それが、誰にも冒せない清浄な雰囲気であらわれると、
沸騰しそうだった空気が涼しげな穏やかさを取り戻す。
「……」
宍戸さんのあごがカクンと落ちた。
さすが生まれたときからの志津留家の「郎党」。変装くらいではごまかされない。
宍戸さんは、美月さんと小夜さんを交互に見ながら、何か言いたそうに口をパクパクさせた。
……まあ、無理ないよな。知っている人が見たらびっくりするどころの騒ぎじゃない。
149: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:29:19 ID:yP7/ttbv(8/23)調 AAS
「あっ、こ、こっちのお姉さまを忘れてた……」
マサキマキが慌てたような声をあげる。
相変わらず、空気が読めない奴だ。
「うふふ、楽しい娘に好かれたみたいね、さっちゃん」
「……さ、さ、さっちゃん?!」
突然付けられたニックネームに、小夜さんが驚きの声をあげる。
「な、な、何を……みづ……」
「みっちゃん、――でしょ?」
美月さま、といいかけた小夜さんに、唇に人差し指を当てた美月さんが先回りする。
「……」
「みっちゃん、――ね?」
穏やかなことばの強制力は、絶対的だ。
「は、はいぃ……みっちゃん……」
消え入りそうな声で、女子高生らしい呼び名を口にした小夜さん――いや、「さっちゃん」。
「じゃ、私たちはこれで。後はお任せしますわ……」
美月さんはにっこり笑って、僕の腕をとった。
くるりときびすを返して、昇降口から外へ出る。
「あ……ちょ……」
美月さんの言う「後」の内容が、自分にしがみついているマサキマキだということに気がついた小夜さんは、
慌てて声をかけようとしたようだけど、ことばを飲み込んだ。
最後にちらっと振り返ったとき、小夜さんは、ひしとしがみつくマサキマキを引き剥がそうとするのと、
その様子を嬉しそうに眺めながら周りをグルグルまわる宍戸さんをぽかすか殴るのに
ものすごいパワーを使っているところだった。
……なんとなく、小夜さんが血の涙でも流しているような気がして、僕は片手でそっと拝んだ。

「わあ。最近はすごいんですねえ……」
模擬店が並ぶ小運動場の区画に入ると、美月さんは感嘆の声をあげた。
たしかに、色とりどりの看板と売り子の声がかわされる模擬店は、
開場直後と言うのにかなり盛り上がっている。
「なんだか、生協の人がすっごく協力してくれてるみたいだよ」
「うふふ。黒石さん、でしょ?」
「あ、知ってるの?」
「ええ、私が在籍していたころも、ずいぶん手助けしていただいたもの」
150: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:30:35 ID:yP7/ttbv(9/23)調 AAS
高校にしてはめずらしく生協がある我が校の名物は、「生協の黒石さん」だ。
正体不明、年齢不詳の美女は、あらゆる場所にあらわれて学生生活をサポートする。
一説には、「黒石さん」は複数いるとも、生協が科学技術の粋を集めて生み出した
精緻な女性型アンドロイドだとも噂される。
もう十年近く、まったくかわらぬ容姿で闊歩する美女を見れば、
あながち冗談ではないかもしれない。
しかし、美月さんの時代から変らないというのは──驚きだ。
「うふふ。私のころは、学園祭じゃなくて、まだ文化祭って言っていたなー」
美月さんは懐かしそうに目を細めた。
「うん……」
美月さんが高校生のころ僕はまだ小学生で、星華ねえたちに連れて行ってもらったことがある。
美月ねえ(そのころ、まだ僕は美月さんをそう呼んでいた)は、
茶道とか華道とか、その手のものはみな免許皆伝の本職だから、色んな部からひっぱりだこで、
美月ねえが出る各部の催しものを見て回るだけで、一日がつぶれた。実に有意義に。
「ええと……どうしよう」
とりあえず、にぎやかなところに来ちゃったけど、
これからどうすればいいか、全然考えてなかった。
人目に付くところはまずい、という気もしていたけど、
きらきらとした表情であたりを見回している美月さんを見ると、そうは言い出せなかった。
かといって、友達や知り合いもいっぱい並んでいるところに美月さんを連れて行ったら、
目だってしょうがないし、あるいは、美月さんを知っている人が変装を見破ってしまうかもしれない。
僕は、これからの行動を決めかねて、模擬店コーナーの周りでうろうろした。
「……」
そんな僕を、美月さんは小首を傾げて見つめていたけど、
それから、すっと、視線を流して少し考え、またこっちを向いた。
ちょんちょんと、僕の肘の辺りをつつく。
「なに、美月さん?」
「……あれ、ほしい……」
美月さんが指差したのは、コーナーの端っこに店を出している綿あめ屋だった。
151: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:31:06 ID:yP7/ttbv(10/23)調 AAS
「――はい、どうぞ」
一個五十円の、ふわふわした夢の塊を二つ買ってきて、一個を渡す。
「ありがとうございます」
綿雨を手にすると、美月さんはにっこりと笑った。
童女のようなあどけない表情に、僕はどきりとする。
「うふふ。……じゃ、どこかそのへんで、ゆっくり食べましょう」
片方の手で綿あめを、もう片方の手で僕の手を引く。
校舎の裏手にちょっとした丘があって、そこは寄贈された植栽などを植えるスペースになっている。
今日みたいな日、特に皆が忙しく動き回る午前中は、誰も寄り付かない場所だ。
美月さんは、そこに僕を連れて行った。
植栽の合間、芝生の植わった場所に来ると、美月さんはそこに腰を下ろした。
「うふふ。ここ、まだ昔のまんま。――私、この場所、好きだったんです」
「あ……」
不意に、僕は、美月さんが何で綿あめを買ってくれるように頼んだのかが、分かったからだ。
美月さんが他人に対して、何かをねだることはめったにない。皆無に等しいといっていいだろう。
姉として、旧家の当主代行として、いつも美月さんは与える側の人間だった。
今、五十円の綿あめをねだったのだって、僕が人目につかないように思案しているのを悟って
あの場所を離れるきっかけを自分から作ってくれたのだ。
僕は、不意に切なくなった。
美月さんは、僕と夫婦になって、僕にうんと甘えられるようになったけど、
やっぱり僕よりも年上で、色々と気を使ってくれている。
優しくて、他人思いの美月さん。
「――ごめん……」
「……え?」
「ごめんね。いつも……」
気がつけば、僕はそんなことばを口にしていた。
でも、何が、ごめんなのか、それ以上うまく言えなくて……。
「ふふふ。――美月は幸せですよ、彰さん」
……僕を見つめてにっこりと笑った美月さんには、全部伝わっていた。
152: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:31:36 ID:yP7/ttbv(11/23)調 AAS
「美月さん……」
「美月は、幸せ。とっても幸せ。……私、彰さんと、こういうデートしたかったんです」
そういえば、僕は、美月さんとこうした「デート」したことはそんなに多くない。
家ではいつもいっしょに居るけど、まだ法的には正式に結婚していないこともあって、
二人でいっしょに外出することは、なんとなく控えていた。
「デート」と言うと、街で買い物したり、外で食事したり、といったイメージがあって、敷居が高かったし、
正直に言うと、大人の女性でしかも素封家の当主補佐をしている美月さんとそうしたことをするのに、
まだ学生の僕ができることには限界があるって勝手に思いこんでいたんだ。
──でも。
美月さんが望んでいたのは、雑誌に載るようなセレブなレストランやデートスポットじゃなくて……。
僕らは寄り添って、綿あめをちょっとずつかじった。
穏やかな甘さが、二人の口の中に広がって──僕らは自然と、もっと甘いキスを交わした。
「ごめんね。……これから、もっともっといっしょにデートしよう。こういう、デート」
「はい。……彰さんと二人で、御山の神社とか、馬場とかに行くだけだっていいんですよ。
私、何かをしたいんじゃないんです。……彰さんと、したいんです……」
美月さんは、頬を染めて言った。
「美月さん……」
僕は、その肩をぎゅっと抱きしめた。
「えへへ……。でも、こういう「学校でデート」というのも、してみたかったんですよ。
彰さんとは歳が離れているから、できないと思っていたけど、今日、できちゃいましたね」
美月さんは、さらに顔を赤らめながら言った。
「美月さん……」
「こうして<彰さんの恋人>になるの、私のあこがれだったんですよ……」
──僕と美月さんは八歳差だ。
美月さんが高校三年生の時、僕はまだ小学生だった。
だから、美月さんがどんなに望んでも、あの時、そういう関係にはなれなかった。
美月さんが、僕を男として好きになったきっかけになった事件の時でさえも、僕はまだ小学生だった。
「……美月さん……」
「うふふ。そんな顔、しないでください。……私、<彰さんの恋人>よりも、もっとなりたかったものがあるんですもの」
「……え?」
「――<彰さんのお嫁さん>。それには、ちゃあんとなれましたから、──美月は世界で一番幸せです」
美月さんはにっこりと微笑んだ。
──それは、今日見た美月さんの中で、一番素敵な笑顔だった。
153: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:32:10 ID:yP7/ttbv(12/23)調 AAS
突然、狂おしいほどの衝動に駆られ、僕は美月さんの唇を奪った。
さきほどの「恋人同士のキス」よりも、もっと激しく、深い「夫婦のキス」。
「あ……駄目です……こんな…ところでは……」
頬を真っ赤に染める美月さん。
僕は、身体の中にずうんと響く本能のまま、美月さんの手を取り、立ち上がった。
「――行こっ!」
「はい……」
こういうとき、美月さんは、「どこへ?」なんて聞かない。
手を引かれるまま、美月さんは僕についてきてくれる。
──僕が向かったのは、旧部室棟の裏手にある倉庫だった。
旧部室棟自体が来年取り壊される予定で、その裏手の倉庫に近づく人間はめったにいない。
ましてや、こんな忙しい日には。
倉庫は、思ったとおり、誰もいなかった。
「んっ……ちゅ……」
さびて重たい鉄の扉を閉めるのももどかしく、ぼくは美月さんともう一度口付けをかわす。
目を閉じた美月さんは、制服姿とあいまって、あどけないほどに可憐だ。
僕は、同い年の美少女とキスをしているような錯覚を抱いた。
「ふわ……彰さん……」
美月さんの潤んだ瞳やしっとりとした黒髪は、
倉庫の窓から入り込む、秋の午前のやわらかな陽光に、宝石のように輝いて見えた。
「……」
ごくりとつばを飲みこんだ僕は、美月さんの胸元に手を伸ばした。
清楚な美少女には似つかわしくないくらいに、大きく実った胸乳は、
ブレザーをぱんぱんに押し上げている。
こうしてみてみると、やっぱり美月さんは胸が大きい。
──昨日の晩、たっぷりこの中身を見せてもらったばかりだというのに、
僕の好奇心と欲望は、まるではじめて触れるもののような熱心さでそれを揉むことを命じた。
「んんっ……」
布地越しにゆっくりと触れると、美月さんはびくんと身体を震わせた。
力をこめすぎないように注意しながらきゅっと掴むと、もっと強く反応する。
美月さんのおっぱいは、すごく柔らかいのに、すごく張りがあるんだ。
僕の手は、ゴムまりのような弾力と、つきたてのお餅のような柔らかさを感じ取っていた。
154: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:32:43 ID:yP7/ttbv(13/23)調 AAS
「だめ……おっぱい、そんなに揉んじゃ……私……」
美月さんが身をよじった。
声が甘くかすれている。
「……濡れちゃう?」
僕が意地悪に聞いた。
「……!!」
美月さんが、顔を真っ赤にしてうつむく。
眼鏡越しのその表情は、はじめて見る、そして誰よりもよく知っているものだ。
「あれれ〜。返事がないよ〜、どうしたのかな〜?」
「巴里書房」のエロ小説の大ファンの美月さんは、ことばで責められるのが大好きだ。
僕は、美月さんが一番好きな方法で、美月さんを責めることにした。
「……おっぱいもまれて、濡れちゃうの、美月さん?」
「そ、そんなこと……」
「そうだよね。普通の女の子なら、おっぱい触られたくらいじゃ濡れないよねー。
でも美月さんはエッチだから、おまんこ濡れちゃうんじゃない?」
「……!!」
耳元でささやかれた女性器の卑称に、美月さんは激しく反応した。
「……確かめてあげようか?」
「……え?」
「美月さんのおま×こが濡れているか、僕が見てあげる」
「そ、そんなっ……」
「確かめなくていいの?」
「そ、それはっ……」
耳たぶまで真っ赤になった美月さんの答えは決まっている。
「……確かめて……ください」
その様子があまりにも可愛いので、僕はさらに意地悪をしたくなった。
「ふうん。――僕、女の子のあそこって、見るの、はじめてなんだ……」
「……え?」
美月さんはちょっとびっくりしたような表情になった。
でも、僕がさらに続けて、
「美月さんも、男の子にあそこ見られるのは、はじめて、でしょ?」
とささやくと、僕のしようとしていることを悟ったのだろう、
真っ赤になりながら、小さく「……はい」とうなずいた。
155: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:33:14 ID:yP7/ttbv(14/23)調 AAS
「……女の子のあそこってどんなふうになってるのかなあ?
……美月さんのは、どんなふうになってるの?」
僕は美月さんのおっぱいを揉みながら、スカートをもう片方の手の平でゆっくり上から下へなぞった。
布地越しにでも伝わるのだろうか、美月さんは電流が走ったようにびくっと身体を震わせる。
「……あ。そういや、僕、スカートめくりってしたことないんだっけ。美月さんで、してみてもいい?」
大嘘。
子供の頃、それくらいしたことはある。
第一今だってコスプレ衣装を集めたり、着たりするのが趣味の美月さん相手に、何百回もしている。
だけど、美月さんは「男の子がはじめてスカートめくりする標的にされた」ことに
くらくらするくらいに興奮を覚えている。
──僕は、自分でも呆れるくらい、美月さんを恥ずかしがらせる──悦ばせる方法を思いつく。
「…す、スカートめくり……ですか……?」
「うん。美月さんのパンツ、見たいんだ──いいよね?」
「……はい……」
美月さんがこくりとうなずくやいなや、僕は大胆にブレザーのスカートをまくりあげた。
「きゃっ──」
予想以上の乱暴な扱いに、美月さんが小さな悲鳴を上げて、――悦ぶ。
「わ、純白……」
もともと美月さんは、白とかピンクとかの下着をつけることが多いけど、
今日のショーツは、今どき、女子中学生でも着けるかどうかあやしいくらいに
清楚でシンプルなショーツだった。
いかにも嫁入り前の旧家の娘が穿きそうなそれは、
――たぶん、美月さんが高校時代に実際に穿いていたような種類のものだろう。
そう思うと、僕の興奮はさらに高まった。
「可愛いパンツだね……」
「……」
答えようがなくて、もじもじと身をよじらせる美月さん。
僕は、さらに彼女を悦ばせることにした。
「はら、両手でここを持って。――自分でパンツ見せて。僕に見せたいんでしょう?」
「あ……」
まくりあげたスカートの端っこを美月さんに持たせる。
美月さんは、立ったまま、下着を僕に見せる格好になった。
めくられて無理やり見られるのではなく、──自分の意思でスカートをたくしあげて。
156: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:33:45 ID:yP7/ttbv(15/23)調 AAS
「……!」
ぎゅっと目をつぶった美月さんは、恥ずかしさに震えている。
でも、それは嫌がっているのではなくて……。
「あれ……、美月さん、パンツのここ、なんか湿ってるよ……」
僕はショーツの中心をそっと指でなで上げた。
「ひっ……!」
美月さんが小さくのけぞる。
シンプルで上品なショーツは、清楚な分、性器を包むものとしてはなにか物足りないかもしれない。
でも、今、それは、最高のアクセントを自らの内側からにじませはじめた。
指先に感じる湿り気と温かさ。
「美月さん、――これ、なあに?」
「……そ、それはっ……」
「ひょっとして、これ、愛液っていうやつなのかな?」
「……!!」
恥ずかしさと興奮と悦びに、美月さんの足ががくがくと震えだした。
「……やっぱり、美月さん、濡れているんだ。おっぱい揉まれて、濡れちゃったんだ」
「……!!」
スカートの中をのぞきこみながら、そう追い討ちをかけると、美月さんの震えは大きくなった。
「ふうん……パンツの中って……どうなってるんだろう?」
僕は、美月さんの下着に手をかけた。
「あっ……」
するり。
立ったままの格好だから、ショーツは楽に脱がすことが出来た。
そうでなくても、美月さんの下着を脱がすことにかけては、僕は世界一の腕前だ。
……もっとも、僕以外にそんなことができる人間もいないけど。
倉庫の埃っぽい空気の中で見る美月さんの肌は、いつにもまして白く見えた。
見慣れた飾り毛さえも、未成熟な娘のもののように見えるから不思議だ。
「んーと……濡れてる……」
ショーツを下ろすときに、細い糸をひくくらいに美月さんのあそこは潤っていた。
「……!」
美月さんは、目をつぶって震えている。
──それだけで、美月さんが何を期待しているのか、僕にはよくわかった。
157: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:34:16 ID:yP7/ttbv(16/23)調 AAS
「これって、どこから濡れてるのかな……。僕、女の子のあそこ見るの初めてだからわからないや」
「……」
「ちょっと調べちゃおっ……いいよね、美月さん?」
「……はっ、はいっ……」
「それじゃ、遠慮なく……」
指でいじくると見せかけて──僕はいきなり美月さんの太ももの付け根に顔をうずめた。
「ひっ……あっ……」
美月さんのあそこに口付けをして、強く吸いたてる。
予想外の刺激に、美月さんは身を反らした。
かまわず、僕は、美月さんの女性器の中に、舌を差し入れた。
にゅぷ……じゅぷ……。
柔肉の抗いをゆるさず、粘膜と粘液の海に侵入する。
よくなじんだ、妻の味と匂い──。
中をたっぷりとかき混ぜてから、一度口を離し、秘唇の上にある真珠に口付けをすると、
美月さんは一気に絶頂にのぼりつめた。
「ひっ……ああああっ、い、いきなりそんなっ……」
美月さんの足元がぐらぐらとした。
手が、スカートをまくしあげていられなくなって、僕の頭の上に置かれる。
体重を支えるためと、――もっと強くそれを続けて欲しいという意思の表れ。
僕は、その希望の通りに行為を続けた。
美月さんが手を離してしまったので、僕は、降りてきたスカートの中に、
すっぽり上半身をもぐりこませるような形になったけど、
目の前が暗くたって、唇と舌先は、どこを攻めればいいのか、ちゃあんと分かっている。
淫らな軟体生物が、闇の中でうごめき、美月さんをさらなる絶頂へ向かわせるのには、数分もかからなかった。

「――もうっ、ひどいです、彰さん……」
倉庫に転がっていたソファの上で、くたっとなった美月さんが僕をなじった。
「あんなに、いきなり……」
桜色に上気した顔は、成熟した雌が、たっぷりと満足したときにだけ浮かべるもの。
それが、清楚な化粧と真面目そうな眼鏡の下に浮き上がると──こんなに妖しくなるのものなのか。
「ごめん、ごめん。美月さんがあんまり可愛かったから……」
そう答えながら、僕は、今度は自分の欲望が抑えきれないのを感じていた。
美月さんが、くすりと笑った。――全部お見通しだ。
158: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:34:48 ID:yP7/ttbv(17/23)調 AAS
「――んっ……んむっ……」
今度は攻守を変えて交わりが始まった。
ソファに腰をかけた僕の前にひざまずき、美月さんは僕のおち×ちんをしゃぶりはじめた。
美月さんは、フェラチオがすごく得意だ。
最初のときもすごかったけど、夫婦になっての一年間で、何度も僕と交わり、
経験と研究を重ねた美月さんのそれは、ものすごい腕前になっていた。
「ああ、いいよ、美月さん……」
先ほどの余裕の責めは何だったのか、僕は美月さんの手のひらの上で、
──いや、桃色の舌の上で悦楽のダンスを踊った。
「……あう……美月さん、もう……」
耐え切れなくなった僕がかすれた声を上げると、美月さんはにっこりと笑った。
「精子さん、出したいですか、彰さん……?」
「うん……」
「うふふ。最初の濃ぉい、元気な精子さんは、美月のここにくださいね……」
美月さんは、制服のスカートを外しながら言った。
ショーツは先ほど脱がしたままだから、美月さんの下半身は靴下以外何もつけない真っ裸だ。
上半身はブレザーを着たままだから、ハレンチなこと、この上ない。
じゅぷっ……。
ちゅく……ちゅく……。
ソファの上で、美月さんと僕の性器がつながった。
慣れ親しんだ粘膜が、いつもと違った感じで触れている。
美月さんも、普段と違う感じらしい。
小指を噛みながら声を押し殺そうとしているけど、形のいい唇のはしから甘い声がもれる。
「んっ……ふわああ……。あ、彰さん、すごい……」
「んんっ……み、美月さんも……」
学校の中で交わる後ろめたさに、僕は、声くらいは抑えようとしたけど、
下から聞こえる美月さんのあえぎ声に、あっさりとその意思は打ちやぶられてしまった。
「ん……。美月さん、気持ちいいよっ……」
一度声が漏れると、後はもう、一気呵成だ。
「ふっうん……。彰さん、どこがいいのですか……、美月のどこがいいのですかぁ……」
「み、美月さんのおま×こが、気持ちいいっ、気持ちいいよお……」
「あ、彰さんのおち×ちんも、気持ちいいですう……。美月、すごく……」
官能小説ファンの夫婦の、いつもの淫語まじりのセックスになる。
159: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:35:19 ID:yP7/ttbv(18/23)調 AAS
「ああ、いいよ、美月さん……ちょっとここをこうして……」
「はい……あふっ……」
僕は、ソファから立ち上がり、美月さんをもう一度立たせた。
足元がふらつく美月さんを、目の前の跳び箱にしがみつかせる。
「ほら、美月さん、お尻を突き出して……」
「はぁい……」
蕩けそうな声で従う美月さんは、言われたとおりお尻を突き出した。
この部分だけは、いくら美月さんが清楚でも成熟さのほうが勝っている。
白くて、大きくて、綺麗なお尻は、女体の中でもっとも熟れた部分だ。
しっとりと脂の乗ったなめらかさは、夫に毎日抱かれる妻しか持ち得ない。
このお尻は、僕のものだ。
僕だけのものだ。
その所有権を再認識すると、ぼくの男根は、さらに堅くそそりたった。
「ああっ……彰さん……来てください……」
美月さんの甘いおねだり声に、僕はわななきながら答えた。
限界まで膨れ上がり、敏感になった僕の先端が、美月さんの中に入り、つながる。
「ふあっ……あああ……んっ……!!」
「おおっ……」
妻も、夫も、互いの肉の甘さに打ち震えて声を上げた。
世界中でたった一人、自分のためにいる牡。
世界中でたった一人、自分のためにいる牝。
一生離してはならない、離すはずもない半身を確認する行為は、短く、そして長く長く続いた。
「――ああっ、彰さん! 私、もう……!!」
「――んっ、美月さん、僕も、もう……!!」
二人が限界に達するのは、まったく同時だった。
「ふわっ……、彰さん、そのまま、そのまま来てくださいっ……。
そのまま美月のおま×こに精子さん、出しちゃってくださいぃっ……」
「う、うん。……いくよ、美月さんっ……」
「はいっ、全部、全部っ……」
びゅくびゅくという音まで耳に届きそうなくらい激しく精が噴き出される。
──僕の愛しい妻の身体の奥深くに。そして美月さんはそれをすべて自分の子宮で受け止めた。
「ふああっ……あああ……んん……」
僕の精を受けた美月さんが、絶頂に達する。
160: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:36:38 ID:yP7/ttbv(19/23)調 AA×

161: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:37:10 ID:yP7/ttbv(20/23)調 AAS
「そろそろ戻らないといけませんね。――続きは、今夜に……」
たった一度の交わりだけど、いつもとちがうやり方だったせいか、
美月さんはたっぷり満足したようだった。
いや、たぶん、その前のささやかな「デート」がその充実感を増しているのだろう。
美月さんは、脱ぎ捨ててあったショーツを手に取った。
持ってきていた小さなバッグから桜紙を取り出して、あそこにそっとあてがう。
「うふふ。私の卵に出会うまで、彰さんの精子さん、こぼれませんように」
呪文のようにそっと呟いて、その上からショーツを穿く。
さっきまで、淫らさの象徴だった白い下着は、受胎を守る神聖な鎧と化した。
「そういや、さっき、美月さん、昇降口で何を探してたの?」
ふと思い出して、聞いてみる。
「え……あ、あの……その……」
美月さんはちょっと慌てた様子になった。
「?」
「ええと、そのぅ……」
ちょっと上目遣いの視線に、疑問系の僕の視線を絡ませる。
「……彰さんの下駄箱、探してました……」
「え……?」
何で?、という表情になった僕を見て、美月さんは顔を赤らめた。
「……んんー……」
──やがて、意を決したように美月さんはバッグの中から何かを取り出した。
「……これって……?」
「ええと、ね。彰さんの下駄箱に入れようかなーって、持って来ちゃいました……」
白い封筒をかわいいシールで封をした「それ」は……、
「え、え、これって、ラ、ラブレター?」
こくり、と頷く。
「はい。――たまにはデートしてもらいたいなあって、彰さんに伝えようと思ったんですけど、
──届ける前に、デートしちゃいましたね。うふふ」
僕は、どきどきしてしまった。
「……こんど、もっとちゃんと、デートしようよ。美月さん」
あまりにもどきどきしてしまって、それだけをいうのが精一杯だったけど、
「はい、喜んで──」
美月さんは、花が咲くような笑顔で答えてくれた。
162: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:37:41 ID:yP7/ttbv(21/23)調 AAS
「うふふ。でも彰さんは、その前に、今晩は早く帰ってきてくださいね」
美月さんのことばに、僕は、「さっきの続き」ということばを思い出して、今度は、顔が真っ赤になった。
「うん、絶対早く帰るよ!」
こくこくと、勢いよくうなずく。
「本当ですか? ――嘘ついたら、美月のこと、朝まで虐めていただきますよ」
うふふ、と美月さんは笑った。
美月さんと朝まで──恐ろしく甘美なことだけど、ものすごい気力体力を使う。
この間は、四時半くらいにミイラになるかと思った。
翌日が平日の時は、絶対できないプレイだ。
「あ、あはは」
返事に困って笑う僕に、もう一度くすくす笑いを返した美月さんは、携帯を取り出した。
「――あ。小夜さん? ……そちらはお忙しそうですね……え、大丈夫?
はい……。今、部室裏の倉庫にいます。ああ、宍戸さんならきっと場所が分かると思います。
はい。……はい……。お着替えお願いします……」
──しばらくして、小夜さんが、倉庫に美月さんの着物を届けにきてくれた。
首筋やほっぺにキスマークを付けられ、ブレザー服の胸元は乱れ、
片方の腕に、顔がボコボコになって気絶している宍戸さんを引きずってあらわれた小夜さんが、
今までどんな修羅場に陥っていたのか、――恐ろしくて何も聞けなかった。
はぁはぁと荒い息をつく小夜さんから紙袋を受け取った美月さんは、
中から着物を取り出すと、またたく間に着替えてしまった。
和服に慣れた人は、一人で着付けが出来るというけれど、美月さんのそれはまるで魔法だ。
襟元を正して立ち上がった美月さんからは、とてもさっきまでの乱れようは想像がつかない。
「うふふ。最後に彰さんと陽子の教室に行きたいのですけど……」
「あ、それいいね! 陽子にも顔見せてってよ」
僕は気軽にこたえた。
──それが悲劇の始まりだった。
163: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:38:12 ID:yP7/ttbv(22/23)調 AA×

164
(3): ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2006/12/02(土) 17:39:10 ID:yP7/ttbv(23/23)調 AAS
<おまけ>

「……はあぁ。……昨日はひどい目にあった……ぐすっ……」
「あら、何をため息をついているのですか、小夜さん?」
「……ひいいっ、み、美月さまっ……。な、何でもありません。
きょ、今日は、オヒガラモヨク、オ肌ノ艶モヨク……」
「うふふ。昨日は彰さんが一晩中……うふふ……してくださったから……」
「ああ……さっき、バス停まで歩いて行く体力もなくてお車で登校なされてましたね……」
「昨日はありがとうございました」
「い、いえっ……で、では失礼しますっ……!」
「あ、ちょっと待って……」
「は、はいいいっ……な、なんでございましょうかっ……」
「小夜さんに迷惑かけちゃったから、……はい、これ」
「え……? ……一週間の温泉旅行……」
「お爺様の知り合いから招待券いただいたの。最高級の旅館ですわよ」
「あ、あ、ありがとうございます……」
「あ、お部屋は二人部屋だから」
「……はい?」
「全身打撲で入院してる宍戸さんが退院したら、お二人でごゆっくり、ね……うふふ……」
「あ……ちょ、ちょっと、美月さまっ……!?」
165: 2006/12/02(土) 18:32:36 ID:0YXLYxOM(1)調 AAS
kitaaaaaaa! すんごいラブラブっぷりでGJ! <おまけ>の続きに期待!
166: 2006/12/02(土) 19:04:35 ID:DQin7BKv(1)調 AAS
ゲーパロ氏GJ!
<おまけ>にwktkです!
167: 2006/12/02(土) 19:09:12 ID:RqeBamHj(1)調 AAS
うはー。GJ!
いいなぁ、らぶらぶ。
168
(2): 2006/12/02(土) 21:20:16 ID:VrOfhxDB(3/3)調 AAS
ゲーパロ氏いい仕事乙ですw

ところで、孕ませもイイが、
授乳にハァハァすンのはこのスレでも多分オレだけだろう
若い母親が必至に自分で自分のチチ絞りなんてした日にゃあw
169
(2): 2006/12/02(土) 22:25:01 ID:vvYSA/ca(1)調 AAS
「生協の黒石さん」に激しくワロタ漏れはこのスレでは異端
170: 2006/12/02(土) 22:31:48 ID:JsE2FI2W(1)調 AAS
>>169
安心しろ、俺もワラタ
171: 2006/12/02(土) 22:35:15 ID:p/41hVPW(1)調 AAS
『蹴りたいお腹』
『世界の片隅で呪詛(じゅそ)を唱える』
『43歳のハローワーク』
『電車女』

とか、
この会社は何を目的としているんだろう……。
172
(2): 2006/12/02(土) 22:45:24 ID:Lac1Khje(1)調 AAS
>>164
ゲーパロ氏GJ!
この夫婦も好き物だねえw
173: 2006/12/02(土) 23:55:51 ID:nNH6Kwsg(1)調 AAS
ゲーパロさん乙&GJ
おまけの続き期待していいですか?

>>168
さて、何故かここに俺がもう一人いる件について
174: 2006/12/03(日) 00:23:47 ID:Tt6ADLx7(1/2)調 AAS
うちの姉の場合、子供が風邪引いて食欲が無くてチチ飲まなかったんだ
で、チチが溜まったママだと身体に悪いらしく、洗面台の前で必死に自分で
余ったチチを搾り出してたよ
なんだか顔とか真っ赤で、んん〜〜ッとか言いながらギュウギュウ揉んでんのw
もうほとんど作業なのねww
175
(1): 2006/12/03(日) 01:07:45 ID:k77D8ChE(1)調 AAS
搾乳器買ってやれよ
176: 2006/12/03(日) 01:12:19 ID:PQe4mJVT(1)調 AA×

177: 2006/12/03(日) 01:19:12 ID:Tt6ADLx7(2/2)調 AAS
>>175
バストライン崩れるっていうぢゃない?搾乳器
178: 2006/12/03(日) 02:26:21 ID:Zo8H1lcE(1)調 AAS
>>164
遅れたがGJ!!
続きキボン!
179: 2006/12/03(日) 05:33:19 ID:JY/uZi5r(1)調 AAS
やっぱ美月さんたまんねぇ!!!!!!!!1111111111

ゲーパロ氏いつもながらGJでした!
実は美月さんの後日談をずっと待ち続けてたので嬉しかったですw
180: 2006/12/03(日) 08:20:24 ID:IQyXh5v/(1)調 AAS
>>164
乙です。
取り敢えず双子とその相方編の前に梅久・小夜カップル編を是非、とせっついてみますw

>>168,169
よう、俺。

でも、自分の妹が赤ちゃんに授乳してるの見ても「お疲れ様」程度にしか感情の起伏が
起きない件について。
181: 2006/12/03(日) 09:13:21 ID:r0YdUaDP(1)調 AAS
Ω<じ、自分の妹に子供産ませただってー?!

近親相姦×孕み×母乳プレイじゃないくぁwせ(ry
182: 2006/12/03(日) 17:04:22 ID:4EMwVYtx(1)調 AAS
 ゲーパロさんGJです。やっぱりいいわ!掲示板に書いた逆受胎告知っぽいものもあったし、
ひょっとして意向を汲んでくださったのか?とうれしくなりました。
母乳を与えている姿みると、エロスよりほんわかした幸福感と言うか、幸せな感じがするな。
夫に授乳するプレイには当然ハアハアするがな!
183
(1): 2006/12/04(月) 23:22:18 ID:nNuJzio5(1)調 AAS
夫に授乳というか……
「ねえ、あなた? この子、左のおっぱいしか飲まなくて困るの。片方だけ張ったままになっちゃって、痛くて……」
「……だから、その……申し訳ないんだけど……… かわりに、吸って貰えない?」

と、もじもじしながらお願いされるのが萌える。
184
(3): 2006/12/05(火) 00:16:25 ID:XVwgcCMH(1)調 AAS
まぁ大人が母乳生で飲むと大抵腹壊すけどな
185: 2006/12/05(火) 00:49:02 ID:lV3MXHlV(1)調 AAS
>184
なんでそんなこと知ってんだよw
186: 2006/12/05(火) 10:07:18 ID:GQOwQAh9(1)調 AAS
>>184
いや、そんなことはない
187: 2006/12/05(火) 10:12:41 ID:wj6ywU2N(1)調 AAS
>>184
つ【外部リンク[html]:www.teck.co.jp
188: 2006/12/05(火) 21:03:24 ID:sMb5wQyA(1)調 AAS
薄くて不味いと聞いたことがあるが。
189: アトピック ◆0Wrn9WsOw. 2006/12/05(火) 23:39:19 ID:3CVepHpf(1/3)調 AAS
私、暁白湯ちょっとばばくさい名前と呼ばれる花の女子高生(17)。
今、私がいるのはホテルの一室とはいっても甘ったるい雰囲気とかはなく怖い黒服のお兄さん達
に囲まれている非常に殺伐とした状況。なんで私がこんなとこにいるかってゆーと、博打好きの両親
が私を担保にえらい借金を抱えて夜逃げした。どうなる私と考えてるとこに借金取りのおじさんが来て
「嬢ちゃん、運よかったな。いまなら助かるぜ、勝負に勝てれば・・・だがな」
と助け舟を出してくれたので、それに乗っかってみた。
そして指定されたホテルに行って、案内されてみればこの状況。やはり私は騙されたのだろうか?
これからされる行為を考えてたら部屋の奥から、ここにいる黒服とは違うオーラをまとった男が一人でてきた。
「やぁ、お嬢さん。こんばんは。」
「あ、こ、こんばんは」
「ああ、そんな怖がらなくていいよ。別にどうこうするわけじゃない
 ・・・話は聞かせてもらったよ、気の毒にね。」
「は、はぁ」
「あ、紹介がまだだったね。私の名前は城山宵、この会社の社長だ。
 しかし、気の毒とはいえ君のご両親が借りられた金額・・・2千万。
 額が額だよねぇ、人情とかそういうレベルでかたずけれる話じゃないよね」
ニコニコと笑顔でさらりと言う城山氏、顔は笑っているが後から感じるものはそうではない。
「でもね、私だって鬼じゃない。君にチャンスをあげよう、ちょっと私と勝負して勝てば全部チャラにしてやろう」
「本当ですか」
「ただし、負けた時は借金以外に他のリスクも背負ってもらう。まぁ、チャンス権が2千万だと思っていただきたい。」
うっ、と一瞬息が詰まる。やはりおいしい話には棘があるのだ。
しかし、少し考える。何をやらせられるかはわからない、しかし勝てば借金はチャラ。これはおいしいと思う。
借金にしてもそのままだと身売りくらいしか返す方法がない、というよりそれしか道がないだろう。
負ければ別なモノを背負わされるらしいが、おそらく体関係というのは間違いないだろう。
先に犯されるか、後で犯されるかの違いだ。それなら目の前のチャンスに飛び込むしかない。
「・・・やります、やらせてください。」
「うん、君ならそういうと思ったよ。いい目をしている。」
微笑みを浮かべて頷く城山氏、何をやらせられるのだろうか・・・。
「それじゃあ、これから僕とポーカーで勝負をしよう。山岡、例のものもってこい。」
と隣の黒服に指示を出し、トランプを持ってこさせる。
「ポーカーのルール知ってるよね、うんならいいんだ。でもちょっと今からやるのは変わっててね、ほら。」
と私にトランプカードを見せてくる、それは明らかに他のトランプとは違うものだった。
「見てわかるように特別製のトランプでね、ハートとジョーカー以外は全て透明。透けているトランプさ。
 これでポーカーをやろう、ふふふ、意外と白熱するよ。」
190: アトピック ◆0Wrn9WsOw. 2006/12/05(火) 23:40:37 ID:3CVepHpf(2/3)調 AAS
それから城山から話されたのはこのポーカーのルールについてだった。
勝負数は20回、20000点をお互いの持ち点としてそれを賭けて点数を争っていく。一点でも多かったら私の勝ち、
借金はチャラな上+100点ごとに10万のボーナス。私が負けた場合、借金はそのまま+リスクというわけ。
城山からはそのリスクがなんなのか言おうとしたのだが私はそれを制した。何をされるのかわからないがわかったところで
どうにもならないし、知ってしまったら恐れで負けてしまうと思ったからだ。
その他として、このポーカーは特別製トランプの特性上ハートが来ないパターン、つまり全て透明という時がある。
この時はさすがに勝負は成立はしないということで無効という事になった。
とはいえ、私はギャンブル経験0というハンデを背負っているため全て透明カードの時に私が勝っていた場合
無条件でその勝負は私の勝ちで100万の賞金を獲得し尚且つ勝負成立ということになった。
まぁ、ギャンブルは初めてだけど私専用の特例ルールがあるから圧倒的に有利だ・・・と思っていたんだけど
神様はどうやら私の敵らしい。
「フルハウス」
「ワ、ワンペア・・・」
現在19戦目、私10000点。城山氏30000点。
一応特例ルールのおかげで600万は手に入ったけど・・・もはや敗北は決定的だった。
「おやおや、渋い顔をしてますね。美しい顔が台無しですよ白湯さん」
「う、うるさいわね」
どうしよう、次の勝負をやることなく負けは決定だわ。
「ふふふ、これでは次の勝負をやるまでもないようですね・・・・面白くない。
 よし、最後の勝負に限り特別ルールでやりましょう。」
「え?」
「次の勝負、私は全額BETします。それにあなたが勝ったらあなたの賭け分に私の負け分をプラス・・・
 もちろん、特例ルールありですよ。」
ということは、次の勝負は私にとって凄い有利ってこと?この男案外馬鹿なのかもしれない。
「乗ったわ、それで勝負よ」
ざわ・・・ざわ・・・と黒服の間でどよめきが起こる、そりゃそうだろうな。
「ククク・・・コココ・・・来い・・・」
卓(鷲○麻雀の卓を想像してください)からカードを1枚ずつ引いてくる。
私の手にはハートがあるからこの勝負が流れることはない、とはいえ手は4カードこれなら勝てる。
「全部引いたわね、じゃあ・・・いくわよ!」
開示・・・、私はAの4カード、そして城山は・・・嘘。
「くくく、5カード。これだからギャンブルは恐ろしい。」
なんていう強運・・・勝てない、こいつには絶対に勝てない。
「それでは、いいね白湯さん。」
「ひ、ちょ離し・・・」
城山の合図で黒服が私を羽交い絞めすると布のようなものがあてられた。
(や、やっぱり。こうなるの、ね)
暗転する意識の中、私は天使のような笑顔の城山に抱き抱えられていくとこで暗い闇に落ちていった。
191: アトピック ◆0Wrn9WsOw. 2006/12/05(火) 23:43:22 ID:3CVepHpf(3/3)調 AAS
短いですが今日の投下分はここまで、続きは今週中にでも。

>>183
「ああ、そのかわり下の口で俺のミルクも飲んでくれよ」っていう妄想が。
192: 2006/12/05(火) 23:45:46 ID:9ANPY298(1)調 AAS
リアルタイムキター!
続き待ってます!(´Д`)ハァハァ
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スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ

ぬこの手 ぬこTOP 0.146s