[過去ログ] あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part313 (750レス)
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23: 使い魔は妖魔か或いは人間か 2012/07/08(日) 22:11:36.18 ID:+IFZlcuZ(9/13)調 AAS
思案に意識を奪われていたルイズは、飛んでくる矢に気付かなかった。
「ルイズ!危ない!」
ワルドの忠告でようやく何者かに襲撃を受けたと気付く。
「大丈夫かい!」
ワルドが風の魔法で矢を防ぐと同時に、ルイズに呼びかける。
「敵!?」
懐から杖を構えて、ルイズは眼下を見る。
地上にいたアセルス達も崖の上にいる敵影に感づいていた。
軽く舌打ちする。
敵は単なる盗賊の類だろうが、あの男の前で力を披露するのは避けたい。
「エルザ、私が向かう先の敵に先住魔法を使うんだ。いいね?」
「はい、アセルス様」
エルザが頷いたのを確認すると同時に、馬車から飛び出す。
『おお、戦闘か!』
「黙って」
歓喜するデルフを一喝して黙らせる。
飛来する松明や矢を二本の剣で切り払いながら前進する。
突き出た岩を足場に軽々と崖を駆け上る。
「何だと!?」
追いはぎの格好をした一人が叫ぶ。
女性が跳躍で崖を飛び越える等と、誰が予想できるだろうか。
男が剣を構えるより早く、アセルスの剣が男の腕を斬り飛ばす。
別の男が弓を構えるが、腕が動かない。
「あ!?」
自分の腕を見ると、触手の様に伸びた木の枝が掴んでいる。
何が起きたのか理解したときには、男は首を跳ねられていた。
「せ、先住魔法だぁー!」
「妖魔がいるなんて聞いてねえぞ!?」
悲鳴をあげ、襲撃を仕掛けてきた賊は我先にと逃げ出していく。
だが、彼らの行く先を遮るように一匹の竜が降り立った。
「ファイアー・ボール!」
「ウインド・ブレイク」
竜に乗っていた二人が各々呪文を唱える。
風に煽られた火が一気に炎の壁となり賊の逃げ道を塞ぐ。
竜に乗っていた人物はルイズも良く知っている二人だった。
286: 2012/07/18(水) 01:06:54.18 ID:VklFWMnP(1)調 AAS
>>283
そこは改心したワルドがルイズを庇って死んでルイズが出家する展開だろ
322: 2012/07/18(水) 23:57:55.18 ID:A6OoaBar(3/3)調 AAS
自分は1年ちょっとだが、5年以上ってキャリア長いですな
5年前は院生やってたな
毎日てっぺん越してたあの頃が懐かしい
511: 2012/07/23(月) 16:54:45.18 ID:DMWNR+XI(1)調 AAS
まあ良い悪いは置いといて、実際殆どが同じことの繰り返しが多いのは事実だしなあ
659(1): アクマがこんんちわ ◆wg35mxeotnaW 2012/07/26(木) 11:07:16.18 ID:h7IIqGb8(9/9)調 AAS
イザベラはどう説明しようか、少し悩んだ。
兄弟が多いと大変だ…その言葉で思いつくのは、兄弟が殺しあい、知らない兄弟が命を狙いに来るという貴族の姿である。
身にしみて知っているが、それを説明する気にはなれない。
「ニンゲンのキョーダイって、仲が悪いホ?」
「ああ、そうだね。喧嘩ばっかりさ」
「そんなの嫌だホー…。イザベラちゃんにも仲の良いキョーダイがいたら、きっと楽しいホ」
「……仲が良くても、取り巻きがいたら何にもならない」
「ホ?」
「いや、なんでもないよ。さあ部屋についた、氷の椅子を作ってやるからちょっと待ってな」
窓から部屋に戻ると、イザベラは水球を作り出し、氷の椅子を作った。
「ほら、グラン・トロワの玉座そっくりだ。お前は使い魔の王様だよヒーホー」
「オウサマ?オウサマホ〜」
ヒーホー用に作られた椅子は小さいが、造形にこだわりがある。
イザベラの魔法の腕は、いつの間にかかなりの上達を見せていた、氷細工を作れるほどに集中力が増している。
「ね、ね、イザベラちゃん」
「んー?」
「いつかボクタチのオウサマにも会って欲しいんだホ」
「ヒーホーたちの王様? どんなでっかい雪だるまだい?」
「ニンゲンのカタチしてるんだホ。でも、ボクタチすべてのオウサマだホ〜」
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今回はここまでです。
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