[過去ログ] あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part313 (750レス)
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658: アクマがこんんちわ ◆wg35mxeotnaW 2012/07/26(木) 11:06:52.45 ID:h7IIqGb8(8/9)調 AAS
王族が魔法の練習に用いる小さな運動場にすら、イザベラは出てこない。
父であるジョゼフ王は魔法の才能がない、それは周知の事実であるが、イザベラもまたその血を引いていた。
ドットの中でも、訓練を起こったら者らしい貧弱な精神力は、貧弱な魔法しか行使できない。イザベラはその典型だった。
実力もないのにプライドだけは高いイザベラにとって、宮殿は自分だけの王国であり、自分だけの監獄なのだろう。
しかし、そんな小さな王宮のそこかしこで、ヒーホーの姿を見かけるようになってからは、ヒーホーを探しに来たイザベラの姿も見られるようになった。
お気に入りのペットは自分で探さなければ気がすまないのだろう、というのがイザベラを見た者の共通認識だった。
だからこそ、運動場でイザベラを見かけたハロルドが、驚くのは無理もなかった。
「下から上にすくい上げて、捻りつつ引き戻して、つき出す瞬間に体を落として…」
「じょうずだホ〜」
身の丈より長い杖を持ったイザベラが、運動場で体を動かしている、傍らにはヒーホーがいてイザベラを応援していた。
「右手は添えて、杖を軸に、右、左、右…」
ゆっくりと踊るような動きに見えるため、何をやっているのか理解できないが、それが反復練習なのは間違いはない。
「こんにちわホ〜」
「ん?」
ハロルドに気づいたヒーホーが挨拶をして手を振ると、イザベラも気がついたのかハロルドを見る。
「これはこれは、汗をかく程熱心に何かをしておいでで、思わず見惚れてしまいました」
半分は世辞だが、半分は本当だ。ひたいに汗を浮かべて鍛錬するという行為は、どんな分野であろうと馬鹿には出来ぬものだからだ。
「世辞はいい。なんだ、何時から見てたんだい」
「今そこを通りかかった所です。身の丈より長い杖が見えたので、驚きました」
「ああ、この杖か…何かと便利だ」
「そろそろお休みするホ?かき氷作るホ?」
「この間ちょっと食べ過ぎたから…今日はいい」
そう言うとイザベラは、ハロルドに向き直った。
「なにか言いたいことがありそうだね?」
「…その、殿下はお変わりになられました。使い魔を召喚してからというもの、明るくなりましたな」
「そう見えるか」
「はい」
「ふぅん、まあいい。そう見えるならそうなんだろ。仕事に戻るといい」
「はっ…」
「ヒーホー、部屋に戻るよ」
「はいだホ〜」
イザベラは飛びついてきたヒーホーを抱えると、杖に座った。
そのまま地上1メイルを滑るように移動していく、レビテーションさえ使えれば出来る技だが、その動きに淀みがない。『フライ』程ではないが、速い。『レビテーション』ほど遅くないが、カドをほぼ直角に曲がるような動きは再現しにくい。
「いつの間にあれほど上達したのだ」
花壇騎士団員ハロルドは、自分の主…イザベラとは別の、ほんとうの主の姿を思い出し、きたるべき時が近づいたと感じた。
「イザベラちゃんは、キョーダイとか居ないホ?」
「ん?」
「ヒーホーにはたくさんキョーダイ居るホ」
「兄弟か…なんでそんなこと、聞くのさ」
「メイドさんが『キゾクは兄弟が多いとタイヘンだから一人のほうがいい』って言ってたホ。キョーダイたっくさんいたほうが楽しいと思うホー」
「ああ、それは…」
659(1): アクマがこんんちわ ◆wg35mxeotnaW 2012/07/26(木) 11:07:16.18 ID:h7IIqGb8(9/9)調 AAS
イザベラはどう説明しようか、少し悩んだ。
兄弟が多いと大変だ…その言葉で思いつくのは、兄弟が殺しあい、知らない兄弟が命を狙いに来るという貴族の姿である。
身にしみて知っているが、それを説明する気にはなれない。
「ニンゲンのキョーダイって、仲が悪いホ?」
「ああ、そうだね。喧嘩ばっかりさ」
「そんなの嫌だホー…。イザベラちゃんにも仲の良いキョーダイがいたら、きっと楽しいホ」
「……仲が良くても、取り巻きがいたら何にもならない」
「ホ?」
「いや、なんでもないよ。さあ部屋についた、氷の椅子を作ってやるからちょっと待ってな」
窓から部屋に戻ると、イザベラは水球を作り出し、氷の椅子を作った。
「ほら、グラン・トロワの玉座そっくりだ。お前は使い魔の王様だよヒーホー」
「オウサマ?オウサマホ〜」
ヒーホー用に作られた椅子は小さいが、造形にこだわりがある。
イザベラの魔法の腕は、いつの間にかかなりの上達を見せていた、氷細工を作れるほどに集中力が増している。
「ね、ね、イザベラちゃん」
「んー?」
「いつかボクタチのオウサマにも会って欲しいんだホ」
「ヒーホーたちの王様? どんなでっかい雪だるまだい?」
「ニンゲンのカタチしてるんだホ。でも、ボクタチすべてのオウサマだホ〜」
*********************
今回はここまでです。
姉妹スレの仮面はもうちょっとおまちくさいい・・・
660: 2012/07/26(木) 12:17:01.19 ID:gd6wz9en(1)調 AAS
乙っした!
661: 2012/07/26(木) 12:28:12.66 ID:T2BQiYqg(1)調 AAS
乙です!
仮面も大好きなSSなので楽しみに待ってます
662: 2012/07/26(木) 13:10:38.14 ID:OjGOFxSv(1)調 AAS
アクマさん乙!
でも名前間違えてるw
663: 2012/07/26(木) 15:28:35.05 ID:MVdRee2B(1)調 AAS
メガテン繋がりで葛葉ライドウを召喚。
香水イベントでシエスタを叱ってるギーシュの肩を手近にあったワイン瓶でトーントンと叩く。
それを「後にしてくれたまえ」と適当に流して、シエスタを叱る方を優先するギーシュを、今度は後頭部をトーントンと…
流石にイラッときたギーシュが嫌々振り向くと、そこには凄く良い笑顔でワイン瓶を振り上げるライドウさんが…みたいな。
664: 2012/07/26(木) 17:42:40.34 ID:8omwxqe2(1/2)調 AAS
メガテン系はアニメしか見たことないなあ
フェンリルとアバドンの漫才コンビが昔クラスの話題になってたっけ
665: 2012/07/26(木) 20:11:18.53 ID:A5jBLWyu(1)調 AAS
>>659
投下乙!
良かった……続きの投下があった
666(1): 2012/07/26(木) 20:24:05.67 ID:A/okz3Xv(1)調 AAS
ラスボスのユーゼスみたいにルーンの洗脳≠ェ効かないキャラってやはり少ないよね。
ましてやガンダールヴの力さえも意味がない、キャラはもってのほか。
667: 2012/07/26(木) 21:01:36.70 ID:u5mkzQFG(1)調 AAS
アクマの人、乙でした!! 待ってて良かった
ほかの職人さんたちも待っています
668: 2012/07/26(木) 21:04:45.43 ID:dkzbOojz(1)調 AAS
こんなに好きな作品同士なのに今まで仮面さんと同一人物だとは気づかなかった俺はド低脳・・・orz
669: 2012/07/26(木) 21:10:20.12 ID:cplf7NN9(1)調 AAS
待ってましたアクマ乙ー!!
イザベラちゃん&ヒーホー和むわぁ。
670: 2012/07/26(木) 21:55:07.09 ID:8omwxqe2(2/2)調 AAS
>>666
洗脳といえるほど強力な効果だっけか。明文はされてなかったと思うが
才人はルイズに反抗してるし、ブリミルはサーシャに殺害されてるからあまり強くないんじゃない?
671: 2012/07/26(木) 21:58:47.23 ID:+ZEYmMmh(1)調 AAS
乙、人修羅の続きが読めるとは…悪い夢…いや、良い夢…だった…
女神転生Wも楽しみだ
672(1): 2012/07/26(木) 22:02:39.35 ID:5Bd7LVlP(1)調 AAS
主人が近くにいる時は思い出に浸ってホームシックになったりせず帰りたいという願望が薄くなる
虚無の詠唱を聞くと戦意高揚して恐怖感が欠如しどんな死地にでも躊躇なく飛び込める
くらいか
673: 2012/07/26(木) 22:44:37.50 ID:hWn4wfIk(1/2)調 AAS
復活きたな
最近流行ってんの?
674: 2012/07/26(木) 22:46:02.77 ID:hWn4wfIk(2/2)調 AAS
>>672
主人が好きなだけ
戦闘で脳内麻薬ドバドバ
てなだけじゃない?これが洗脳?
675: 2012/07/26(木) 23:44:40.51 ID:cIfyL5Tn(1)調 AAS
洗脳よりはマインドコントロールに近いかもね
676: 2012/07/26(木) 23:52:28.57 ID:jC/qaymO(1)調 AAS
亀レスだがミント様も人修羅さんも乙です
ところでミント様、ヴィンダールヴの能力を得たルウ君
すなわち、ヴィンダールウ君の出番は来ないのですか?
677: 2012/07/27(金) 01:13:09.94 ID:RCsqKMzY(1/2)調 AAS
アクマの人待ってました!!!投下お疲れ様ですありがとうございます!
活気が戻ってきたみたいで嬉しいなあ
678: 2012/07/27(金) 01:31:09.10 ID:WGFEM3+m(1)調 AAS
就活終わったのか、いや中間テストか
679: 2012/07/27(金) 11:55:06.02 ID:f78Cz7hv(1)調 AAS
続きキタァー
人修羅の人乙乙乙ぅー!!!
しかも仮面ってあの仮面?
まさか同じ人だったとは
どっちも大好きです
次回更新楽しみに待ってます
680: 2012/07/27(金) 12:10:44.07 ID:yjcjNpf4(1)調 AAS
思うにサイトの場合はルーンによる洗脳ではなく、ストックホルム症候群では?
681: The Legendary Dark Zero 2012/07/27(金) 12:17:13.00 ID:ZsNvgWUa(1/9)調 AAS
残りの容量が少し危なそうですが、12:21頃から続きを投下したいと思います。
682: The Legendary Dark Zero 2012/07/27(金) 12:21:46.62 ID:ZsNvgWUa(2/9)調 AAS
Mission 31 <深淵の魔女> 後編
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
夜のチクトンネ街の通りをティファニアは全力で駆けていた。
ウェストウッドの森の中で暮らしてきたとはいえ華奢な体である上に元々体力があるわけではないし、おまけにこの修道服では思うように走ることができない。
走っては止まり、走っては止まり、と何度も繰り返していた彼女の体力はもう限界に近づいていた。
喉の奥からは荒い呼吸が絶えず吐き出され続けている。胸を押さえればはっきりと心臓が激しく動いているのが分かるくらいだ。
だが、ここで足を止めるわけにはいかなかった。
(スパーダさん……)
自分は決して、彼の力にはなれないのだろう。
戦う力もない自分が悪魔を倒すことはおろか、まともに相手をすることすらできないのだろう。
それでも、せめてその戦いだけは見届けなければならなかった。
……だが、あの三人は一体どこにいるのだろう。
裏通りは危ないとスパーダやマチルダは言っていたために人が多い通りを走り続けているのだが、悪魔と争っているのであればどこかが騒然とした状態になっているはず……。
「悪魔だ!」
「魔女だ!」
「化け物だああぁっ!」
何度目か分からぬ小休止を行なっていた時、通りにいくつもの悲鳴が上がった。
何十人という男達が血相を変えて逃げ惑っている姿が道行く人はもちろん、ティファニアの目にも映っていた。
その騒ぎに酒場からは何事かと僅かな客が顔を出し、外の様子を窺いだす。
相当混乱しているのか、勢いあまって倒れてしまう者まで出る始末だ。
「邪魔だっ! どけぃ!」
その中には貴族の人間もおり、他の平民の男達を押し退けていた。
(悪魔……)
やがて、最後の一人と思われる男が足をもつれさせながら地べたを這うようにして逃げてくるのを見届けた。
ティファニアはまだ少し息を切らしてはいたものの、ゆっくりと歩いて前へ進むことにする。
どうやら彼らが逃げてきたお店に例の悪魔がいるらしい。彼らが逃げてきた跡にはうっかり靴や帽子などといった小物が落ちている。
胸元で重ねた手を、母の形見の指輪と共にぎゅっと握り締める。
未だ心臓は呼吸と共にいつもより強く高鳴っていた
683: The Legendary Dark Zero 2012/07/27(金) 12:25:54.88 ID:ZsNvgWUa(3/9)調 AAS
妖雷婦<lヴァンはその二つ名の通り、強力な稲妻の力を操る上級悪魔である。
格の上では中の上といった所であり、同じ稲妻使いだったアラストルとは同等の地位と力を持っていた。
身に纏うドレスや従えているコウモリ達は彼女の魔力から生み出されているものであり、主にこのコウモリ達を介して自らの稲妻を相手にぶつけたり己を守る盾や鎧、
武器はおろか移動手段にも利用するという変幻自在な扱いができるのであった。
事実、今のネヴァンが纏うドレスはコウモリ達をさらに集めることによって三メイル近い高さにまで大きくなっており、
コウモリの群れによって運ばれて浮かんでいるネヴァンは酒場の中を素早く流れるように動き回っていた。
その軌跡を、アニエスの砲銃から放たれた砲弾が縫っていく。
「ちょこまかと!」
外れた砲弾は床に転がる椅子やテーブルを粉砕し吹き飛ばす。
アニエスは次の弾を込めようとせず、ネヴァンが腕を振るってコウモリ達と共に放ってきた無数の雷弾をかわしていった。
その稲妻の弾丸はアニエスだけでなく、舞台上にいるルイズ達にも向けられて放たれていた。
「How's this?(これはどうかしら?)」
さらにネヴァンがその美しい手を伸ばすと掌から轟音と共に稲妻の嵐が吹き荒れ、ルイズとスパーダに襲い掛かる。
ルイズの前に立つスパーダは正面で閻魔刀をクルクルと回転させてコウモリ達を弾き返し、ネヴァン自身が放った稲妻さえも受け止めていた。
背後ではルイズが杖を頭上に掲げたまま呪文を唱えている。
「――バーストっ!」
唱えたのはキュルケも使うライン・スペルのフレイム・ボールであったが、その呪文によって起こされた爆発はネヴァンをコウモリ達もろとも包み込んでいた。
爆風によってテーブルも椅子も豪快に吹き飛ばされ、四方に飛び散った残骸は三人に襲い掛かる。
スパーダはそのまま閻魔刀で防御を続け、アニエスはアラストルを振り回して叩き斬った。
煙が晴れると、そこにはあれだけネヴァンに従えられていたコウモリの群れはほとんどいなくなり、ドレスも小さくなっていつもの大きさに戻っていた。
(あの小娘……)
ネヴァンとしては攻防一体である己のしもべ達があんな小娘ごときに一瞬で全滅させられたことに驚いていた。
「はあああっ!」
そこにアニエスがアラストルを高く振り上げ、ルイズ達の方に注意が向いているネヴァンに斬りかかる。
まるで急襲を仕掛けた獣のごとき気迫と勢いであったものの、ネヴァンはアニエスの方を振り向こうともせずにショールを振り上げて弾き返し、
さらに振るった手を捻るようにして突き出すと、掌から雷光が迸った。
攻撃を弾かれたばかりのアニエスは咄嗟に態勢を立て直そうとするが、間に合わない。
――ブゥンッ。
不気味な唸りと共にアニエスとネヴァンを挟んだ空間が大きく歪み、ネヴァンの放った雷撃がその歪みの中で刻まれた無数の斬撃によって阻まれていた。
その斬撃にネヴァンは感嘆とし、ちらりと舞台上で閻魔刀による居合いの構えを取っているスパーダを見やった。
千年以上も昔にも目にした、冷徹な魔剣士としての面構え。普段から冷たい表情しか浮かべなかったスパーダであるが、戦いとなれば冷たさはさらに力を増すのである。
その瞳は彼が手にする剣のように研ぎ澄まされ、目の前に立ち塞がる者は全て斬り伏せると言わんばかりの信念がありありと感じられていた。
(変わってないわねぇ……)
思わずぞくりと背筋を震わせてしまったネヴァンは、斬りかかってくるアニエスの猛攻を余裕の動作で避け続けると黒い影と無数のコウモリへと姿を変えて離脱した。
684: The Legendary Dark Zero 2012/07/27(金) 12:30:20.99 ID:ZsNvgWUa(4/9)調 AAS
「何よ。やっぱり平民じゃ駄目ね」
アニエスの後方に姿を現したネヴァンを見てルイズが溜め息を吐く。
あのアラストルとかいう剣は先刻のスパーダとの会話からして、どうやらマジックアイテムか何かのようだがあれを使ってもあんなザマとは。
ここはやはり、メイジである自分の力を持ってあの悪魔を倒してやるしかないだろう。
ルイズは初めて直接、悪魔と戦うことになるわけだがスパーダがいてくれるだけで、恐れを感じずとても安心することができていた。
スパーダが一緒にいてくれれば負ける要素など何もないように感じてしまうのである。
杖を振り上げたルイズが、再び呪文を詠唱しようとしたその時だった。
ネヴァンが両腕を広げ高笑いを響かせながら、その身に稲妻を収束させてきたのだ。
何をやろうとしているか知らないが、すぐにでも吹き飛ばしてやれば良いだけのことである。
「きゃあっ! ちょっと、何をするのよ!」
ルイズは構わずに集中して呪文を唱えていたがスパーダが咄嗟に体を抱え上げてきたため、詠唱を邪魔されたルイズはスパーダの胸を叩きながら文句を言った。
その直後、ネヴァンの頭上から凄まじい轟音と共に巨大な稲妻が降り注いできたのだ。
まるで巨大な鉄槌が叩き込まれたような一閃は一瞬にして床一面に広がり、地上に転がる全てのものを焼き焦がしていた。
テーブルも椅子も黒焦げにされ、客が飲み残していった酒などは一瞬で蒸発してしまった。
スパーダはルイズを抱えつつ宙に飛び上がっていたために問題はなかったが、アニエスは地上に足を付けたままであった。
「……ぐっ」
膝をつくアニエスの体には、それほど大きなダメージはなかった。
床に突き立てられたアラストルが稲妻の力を吸い取り、彼女へのダメージを和らげてくれたのである。
ネヴァンが技を繰り出す直前、アラストルがアニエスの頭に我を突き立てよ≠ニ語りかけてきたため、その言に従ったおかげで重傷を負うのは間逃れていた。
もっとも相手はアラストルと同格の上級悪魔であるため、それでも軽く火傷は負ってしまったのだが。
「まだ、まだだっ……!」
全身から僅かに煙を吹かせ、アニエスはよろめきつつも立ち上がっていた。
「ふぅん。平民にしては根性あるのね」
着地したスパーダに降ろされていたルイズは再びコウモリを纏ったネヴァンに斬りかかるアニエスを見て嘆息した。
ネヴァンが次々と放ってくる雷弾をアニエスはアラストルで叩き落しつつ一気に駆け寄り、ネヴァンを守るコウモリ達を斬り伏せていく。
女なのに男顔負けの気迫を発揮しながら繰り出す怒涛の猛攻はスパーダが愛剣のリベリオンを棒切れのように軽々と振り回すのに匹敵するほどの勢いであった。
一振りする度にコウモリ達は赤い血飛沫を散らせながら霧散し、徐々にネヴァンの防御を崩していく。
「お痛は駄目よ」
もちろん、ネヴァンも黙っているわけではなくその場でクルクルと回転すると、纏っているドレスの一部が巨大な刃となってアニエスを斬り刻もうとする。
アニエスは咄嗟に後ろに跳び退ってかわし、すぐにまたネヴァンへの攻撃を再開した。
ああして諦めずに戦い続けるのは賞賛すべきだろうが、やはり平民では悪魔を倒せないのだ。
685: The Legendary Dark Zero 2012/07/27(金) 12:34:46.65 ID:ZsNvgWUa(5/9)調 AAS
メイジである自分と、頼れるパートナーにして伝説の悪魔であるスパーダに全てを任せておけばあんな淫乱な悪魔など一捻りである。
……というか、どうあっても自分の手で叩きのめしてやらないと気が済まない。スパーダとあんなに親しげにしていたのがそもそも気に入らない。
スパーダが悪魔である以上、色々な悪魔と出会っていたのだろうが……よりによってあんな淫乱女と知り合いだなんて!
「スパーダ! あいつのコウモリをひっぺがしてちょうだい!」
「いや、それは君の役目だ」
杖を振り上げ再び呪文を詠唱しようとしたルイズであったが、スパーダはこちらにも飛ばされてきた雷弾を閻魔刀を回転させて防御しながら言った。
アニエスから逃げ回るネヴァンはこちらとアニエスの両方に向けて次々と同時に攻撃を仕掛けてきている。
「奴の防御を崩すのは君の爆発の方が効率が良い。奴への直接攻撃はアニエスに任せろ」
そのスパーダの言葉に、ルイズは顔を顰めた。
スパーダは自分よりもアニエスにあの悪魔を倒させようとしている。それが気に入らない。
(何よ。何であんな平民の女なんか信頼するのよ!)
平民であるアニエスはあんなに苦戦していて倒せそうにないというのに、何故彼女に任せようというのか。
パートナーである自分に任せないなんて、どういうことなのだ。
「どうしたの? 前みたいに大胆に攻めてきてちょうだい」
ネヴァンが雷弾を放ちながらスパーダの方を見やってきた。
スパーダとしては自分が前に出るとルイズがネヴァンの攻撃の餌食になってしまうので、傍に付いて守ってやらねばならないのだ。
そのために攻撃をアニエスに任せ、ルイズにはそのための援護、スパーダはそのルイズを守るというポジションに付いているのである。
本来、使い魔という存在はこうした状況で主を守るとされているそうだが、今まさにそうした状況なのだ。
もっとも、ルイズが主でなかろがスパーダは彼女を守るのだが。
「そこの小娘が足手まといになってるのかしら?」
そのネヴァンの言葉に、苛ついていたルイズが溜めていた怒りが爆発する。
「な、何ですってぇ!? もう一度言ってごらんなさいよ!」
「何の因果でスパーダと一緒にいるのか知らないけど……スパーダが全然、攻めてこないんだもの。
私はスパーダと刺激を味わい合いたいのに……。そんなザマじゃ、小娘が足手まといになっているものだわ」
つまらなさそうに呟くネヴァンは攻撃の合間を縫って斬りかかってきたアニエスの斬撃をショールで弾いていた。
「相手にするな」
スパーダがルイズの怒りを静めようと語りかけるが、あんな淫乱女にここまで馬鹿にされて黙っていられるわけがなかった。
パートナーである自分が役立たず?
パートナーの足手まとい?
スパーダはメイジでパートナーの自分より平民のアニエスを信頼している?
……冗談じゃない。
自分は、役立たずなんかじゃない!
あんな平民なんかに舐められてたまるものか!
「……落ち着け、ミス・ヴァリエール」
プルプルと肩を震わせているルイズをスパーダが再度抑えようとしたが……。
「うるさい、うるさい、うるさい! うるさいぃっ!!」
「待て、前へ出るな」
けたたましい憤怒の叫びを上げたルイズはスパーダの制止も聞かずにずんずんと前へ出て舞台から下りていった。
「あたしはスパーダのパートナーよ! 足手まといなんかじゃ、役立たずなんかじゃないわっ!」
叫びながら杖を突きつけ、呪文を唱えようとするルイズ。
686: The Legendary Dark Zero 2012/07/27(金) 12:39:41.40 ID:ZsNvgWUa(6/9)調 AAS
ネヴァンは横二メイルほどの長さをした帯状の稲妻を両端に二匹のコウモリ達を付けて飛ばし、ルイズに向けて飛ばしてきた。
縦に三つほど並べられた稲妻の帯は上から順に放たれる。
「伏せろ!」
同じように舞台から下りたスパーダが素早く駆け寄りルイズを抱えて共に床に倒れるように伏せ、稲妻の帯をかわした。
ネヴァンの稲妻はスパーダ達の頭上をすれすれで通り過ぎていった。
「離してよ! このままあんな悪魔に……平民なんかに舐められるわけにはいかないのよっ!」
完全に頭に血が昇り我を忘れてしまっているルイズはスパーダの腕を振り払って立ち上がり、アニエスと交戦しているネヴァンへ近づいた。
「待てっ、ミス・ヴァリエール。奴に近づくな!」
起き上がったスパーダが呼び止めるも、突如足元が光りだしたのを目にし、即座に横転を行なった。
ネヴァンがスパーダがいた場所に轟音と共に巨大な稲妻を落とし、床を砕いてきたのである。
しかも避けたスパーダの移動先にも落雷を発生させてくるため、中々ルイズの元へと行くことができなかった。
「平民っ! そこをどきなさいっ! そいつはあたしが仕留めるわ!」
ネヴァンを守るコウモリの群れはアニエスの猛攻によって大分剥がされている。これならば自分の爆発を直接叩き込むこともできるはずだ。
これまでスパーダの指導の下、自分の新しい魔法として特訓を続けてきたバースト(炸裂)≠ヘ、
唱える魔法の呪文の長さによって爆発の規模が変わるということが判明していた。
系統魔法は下から順にドット、ライン、トライアングル、スクウェアと分かれており、高位のランクほど呪文の詠唱が長くなる。
つまり高ランクの呪文ほど威力が増すので、今度はトライアングルクラスの魔法の呪文を唱えることにした。もちろん、その分精神力の消耗も大きくなってしまうが……。
「ヴァリエール殿! 待て! ……ちっ!」
アラストルの加護により身体能力が強化されていたアニエスはネヴァンの頭上を身を翻しながら飛び越えた。
当然、ネヴァンは頭上のアニエスに稲妻を放ってきたが、不安定な体勢であるにも関わらずアニエスは巧みにアラストルを振るって攻撃を逸らしていた。
反対側に着地したアニエスはルイズの前に立ち、スパーダの代わりに盾になろうとする。
「ヴァリエール殿。前に出ては危険だ」
「平民が貴族に命令するんじゃないわ! 黙ってなさい!」
だがルイズは貴族としてのプライドと意地を露にし、アニエスを威圧すると杖を振り上げ、呪文を詠唱しようとする。
「くっ! おのれっ……!」
アニエスはネヴァンが右手の掌から放ち続けている稲妻の嵐をアラストルで防御するので手一杯だった。
おまけにまるで獲物をいたぶるかのように徐々にその力を上げつつ一点に集中させてきており、先ほどのダメージで消耗していたのが祟って押されている。
ネヴァンは冷たいしたり顔を浮かべながら二人を見下ろしていた。
ちらりとスパーダの方を見ると、未だ落とし続けている落雷をかわしながらこちらへ向かってきている。
「ぐっ……ぬぬっ……くぅ……!」
吹き飛ばされぬように全身に力を込めるアニエスであったが、もはや限界だ。
「うあっ!」
「バース――」
ルイズが呪文の詠唱を終え、いざ爆発を叩き込もうと杖を振り下ろそうとした時、閃光と共に巨大な轟音が鳴り響いた。
喉からそれ以上の声が出ることはなく、漏れてきたのは呻きのみ。全身に、この世のものとも思えぬ激痛が駆け巡る。
ネヴァンがさらに力を上げて放った稲妻がアニエスの体を弾き飛ばし、盾が無くなったことでルイズにも襲い掛かったのだ。
風系統の魔法にも存在する電撃で相手を攻撃するライトニング・クラウドは直撃すれば人間の命を奪うことなど容易いものである。
だが、ネヴァンの放った稲妻の嵐はそれを遥かに超える威力であり、一瞬にしてルイズの全身に浸透し、その身を内側まで焼き焦がしていく。
稲妻に打たれたルイズは苦痛の悲鳴を上げることはおろか、自分の体が稲妻に焼かれていることすら認識できなかった。
やがて、その華奢な体がビシャンッ、という鋭い音と共に豪快に吹き飛ばされ、舞台の上に無残に叩きつけられ転げまわった。
アニエスはアラストルの加護により耐えることができた一撃が、何の加護も受けていない、平民となんら変わらない人間の肉体であるルイズが耐えられるはずもなかった。
仰向けに力なく横たわるルイズは服もマントも杖さえも焦がされ、それを握っていた右手は指先から腕までほとんどが炭化していた。
生気の失せた虚ろな目を開けたままのルイズの体は、弱々しくピクピクと痙攣している。
既にその小さな口からは、呼吸一つ漏れてはいなかった。
687: The Legendary Dark Zero 2012/07/27(金) 12:45:10.62 ID:ZsNvgWUa(7/9)調 AAS
「This's the end.(これでおしまい)」
突き出していた手を下ろし、ネヴァンは呟いた。
生意気な小娘はこれで仕留めた。女剣士の方も生きてはいるが、あれではもう戦えまい。
吹き飛ばされたアニエスは崩れたテーブルと椅子の残骸に突っ込み、気絶している。手放されたアラストルは壁に突き刺さっていた。
「さあ、これで二人きり……っ!」
邪魔者を排除し、いざスパーダと刺激を味わい合おうと顔を向けた途端、ネヴァンは珍しく吃驚した。
いつの間にか目前に迫っていたスパーダが閻魔刀の柄頭をネヴァンの腹に打ち据えてきた。
「……!!」
ドコンッ、と音を立てて繰り出された一撃は上級悪魔であるネヴァンでさえ苦悶の呻きを漏らすほどに強烈だった。
以前はスパーダに剣で叩き斬られたり、貫いたりされたものだが、これも中々に堪える。
「……っ。ふふっ、その小娘は大事だったみたいね……」
後ろによろめき体を折りながらもネヴァンはスパーダの顔を見上げる。
千年以上も前のあの時、スパーダは何を思ったか人間達を守るために魔界を裏切り、剣を振るった。
その際、彼が浮かべていた時と同じ強い信念と戦意が込められている。
そして、今回はさらにもう一つの感情がその気迫ある冷徹な顔に刻まれていた。
……守るべきものを傷つけられた怒り≠ニいう感情を。
スパーダが瞬時にコートの中の背中腰に手を回し取り出してきた二丁の短銃。
ネヴァンに突きつけるなりスパーダの両腕には赤黒いオーラが湧き出て、握っている銃を包み込んでいった。
――バウンッ!
まるで大砲を撃ったような凄まじい銃声と共に、二つの銃口から通常より大きな魔力の弾丸が放たれた。
その反動と衝撃に耐えられず、スパーダの腕と共に跳ね上がった銃は粉々に砕け散ってしまう。
「はぐっ!!」
スパーダ魔力の全力を持って作られた弾丸は赤い光の尾を引きながらネヴァンの腹に直撃し、爆ぜた。
爆風に包まれるネヴァンはその強烈な一撃に耐えられず、床に倒れこんでしまう。
「……ああ、すごい。刺激的だわ……。前より力は衰えているはずなのに……」
その口から出てきた快感の呻きを漏らすネヴァンであったが、壊れた銃を投げ捨てるスパーダは静かに閻魔刀を鞘から抜き出し、歩み寄ってきていた。
ふと気付けば、朧げにスパーダの姿と共に彼本来の悪魔の姿が浮かび上がっている。
「っ……」
倒れこんでいるネヴァンの首を掴み上げ、無理矢理立たせたスパーダは閻魔刀を無造作に垂らしたまま冷たい目付きで睨みつけている。
何の感情も窺えない、だが見る者をゾッとさせる恐ろしさで満ちていた。
(ああ……素敵……)
思わず、ネヴァンは酔い痴れたように目付きをトロンとさせる。
『これ以上、他の人間達を傷つけてみろ。……三度は無い』
悪魔としての本性を露にした冷酷な声に、ネヴァンは更なる愉悦を感じていた。
ティファニアがある路地の近くまで来た時、凄まじい轟音が鳴り響いていた。
それは地の底から響いてくるような不気味な轟きであり思わず足を止めてしまったが、同時にそれが路地の奥から聞こえてくるものであることを察していた。
路地の奥で見つけた地下の扉を開け、恐る恐る中を覗き込んでみると、そこは地獄のような場所だった。
酒場とは思えない広さの空間には焼け焦げた椅子やテーブルが無残に転がっているのだから。
やはりこの中でスパーダ達は戦っていたことを確信するが、それにしてはとても静まり返っている。
(どうしたのかな……)
不安を感じ、そっと静かに扉を開けていく……。
そして、思わず目にしてしまった光景に絶句してしまった。
(ス、スパーダさん!?)
そこにいたのは紛れもなく、スパーダであった。
右手に持つ刀で土気色の肌をしている女の腹を容赦なく串刺しにしていたのだ。
688: The Legendary Dark Zero 2012/07/27(金) 12:49:46.46 ID:ZsNvgWUa(8/9)調 AAS
ボタボタと刀からは体を仰け反らせている女の血が滴り落ちている。
(あれが、悪魔……なの……?)
悪魔というと、ティファニアも目にしたあのおぞましい姿ばかりなのかと思ったのに、今スパーダが貫いている悪魔は息を呑んでしまいそうに美しい姿をしていた。
その妖しい美貌を持つものであろうと、スパーダは容赦なくその身を手にする剣で貫いている。
悪魔を睨みつけるスパーダの表情は、一見するとどんな感情を抱いているのか窺うことができない。
だが、ティファニアは察していたスパーダは……怒っている。
あれだけ自分に優しく接して父性を見せてくれた人が、今まさに悪魔らしい冷酷な姿を見せていることにティファニアは思わず恐怖を感じてしまった。
(大丈夫……。スパーダさんは、悪魔なんかじゃない……)
緊張で高鳴る胸を押さえ、ティファニアは店内へと足を踏み入れていた。
「ふふ、ふっ……。やっぱり、スパーダはスパーダね……。何一つ変わってないわ……」
その身を閻魔刀で刺し貫かれているにも関わらず、ネヴァンは妖しく笑いながら呟いて体を起こしスパーダの背と首に手を回していた。
スパーダはネヴァンを抱こうとはせず、閻魔刀を握る手を離さない。
「いいわ……。また一緒に付き合ってあげる……。これからも刺激を味わい合いましょう……ダーリン」
そう呟き、ネヴァンはスパーダの首を擦るとその頬にそっと口付けをした。
ネヴァンの体は雷光と共に眩い光に包まれ、消え去った。
代わりにスパーダの腕に抱えられていたのは、一振りの装飾を施された大鎌だった。
およそ140サントほどの長さで、鎌というだけあってその先端には鋭く弧を描く刃は備えられている。
電刃ネヴァン
上級悪魔ネヴァンの魂が肉体と共に姿を変えた魔具の一つであった。
スパーダはネヴァンの大鎌をじっと見つめて細く溜め息を吐くと、その手の中で淡い光に包まれながら小さくなっていく。
小さな光球へと姿を変えたネヴァンはそのまま透けるようにして消え、スパーダの魔力の一部となっていた。
(スパーダさんの、知り合い……?)
ティファニアはずいぶんとスパーダと親しげにしていたあの悪魔が鎌に変わってしまった光景に呆気にとられていた。
「付いてきたのか。もう終わったがな」
「あ、あの……ごめんなさい」
閻魔刀を鞘に収めつつ振り向いてきたスパーダにティファニアは思わず謝ってしまう。
「構わん。気にするな」
特に責めることもせず、スパーダは急いで舞台の方へと駆けていった。
「……ルイズさん!」
ティファニアは舞台の上で倒れているルイズの姿を目の当たりにすると、自分も思わず舞台へと駆け上がって行った。
全身を焼き焦がされたルイズの凄惨な姿に、悲痛な顔を浮かべる。
スパーダはルイズの体を抱え上げ、その顔に耳を近づけ、胸に手を触れた。
(呼吸が止まっている……)
それどころか心臓さえも止まってしまっていることにスパーダは深刻そうに顔を顰めた。
バイタルスターは持ってきてはいるものの、これでは体の傷を治すことはできても助かる可能性は著しく低い。
肉体の外傷は治せても、蘇生させることはできないのだ。
「Damm it!(くそっ!)」
拳を床に思い切り叩き付け、スパーダは呻いた。
※今回はこれでおしまいです。
現地調達の銃が壊れたので、そろそろ光と闇を持たせようか……。
689: 2012/07/27(金) 13:52:46.60 ID:AlFsSiMO(1)調 AAS
乙
ついでに次スレもよろしく
690: 2012/07/27(金) 14:03:28.11 ID:ZsNvgWUa(9/9)調 AAS
次のスレ立て完了。
(part314)
2chスレ:anichara
691: 2012/07/27(金) 14:11:04.87 ID:i5UqaICU(1)調 AAS
乙乙です
692(1): 2012/07/27(金) 15:39:30.01 ID:NDs6xeUN(1)調 AAS
おつー
ルイズ死亡確認
693: 2012/07/27(金) 16:44:37.78 ID:m2MjSebU(1)調 AAS
>>692
王大人乙
694: 2012/07/27(金) 16:45:18.72 ID:RCsqKMzY(2/2)調 AAS
パパーダの人お疲れ様です
695: 2012/07/27(金) 19:28:47.71 ID:eHkMUq9d(1)調 AAS
案の定痛い目に有ったねパパーダ版ルイズ。
696: 2012/07/28(土) 07:55:22.56 ID:qdK1f0pg(1/2)調 AAS
コントラクト・サーヴァントって唇にしないと駄目なの?
ルイズがたまたまそうだっただけで、実は鼻先とか額でも良いなんてことはないの?
697: 2012/07/28(土) 08:03:36.01 ID:eVCAe6MQ(1)調 AAS
First Kissから始まる二人の恋のStoryなんだよ
698: 2012/07/28(土) 12:31:58.54 ID:zBv1U2G1(1/2)調 AAS
亀頭にキスさせたご立派最強
699: 2012/07/28(土) 16:58:39.59 ID:qdK1f0pg(2/2)調 AAS
書く人のさじ加減ってことでいいですかねキス
ジュリオとヴィットーリオの契約も唇だったとか考えたくない
700: 2012/07/28(土) 17:20:19.64 ID:GNNUrafC(1)調 AAS
バグベアーはゼロ魔では目玉の方だったとおもったけど、あれにも口あるんかな
ヤドクガエルみたいな触っただけでもヤバいような生物召喚したらキツいな(笑)
そういうのは召喚されないようになってるだろうけど
701: 2012/07/28(土) 17:47:09.70 ID:lvycvyGv(1/2)調 AAS
ヤドクガエルは火で炙る等の危険を感じないと毒を分泌しなかったり、
人工飼育下では毒を合成できなかったりする
702: 2012/07/28(土) 18:34:18.44 ID:wEdrR2q6(1)調 AAS
聖剣伝説3クロスの「夜刃の使い魔」じゃ、ホークアイが口の中に毒針仕込んでて、ルイズがバッドステータス状態になってたな
703: 2012/07/28(土) 21:55:25.34 ID:zBv1U2G1(2/2)調 AAS
埋め
704: 2012/07/28(土) 22:05:24.17 ID:w2YweLtf(1)調 AAS
梅梅
705(2): 2012/07/28(土) 22:56:49.22 ID:IYFSnDFl(1)調 AAS
どうせ埋まるなら他愛も無い雑談しようぜ
ルイズが召喚したら喜びそうな人間キャラってどう言うキャラになりそうなのかな?
人間ってだけで誰が召喚されても喜ばないか特定の条件が揃っていれば喜ぶかを
皆に聞きたい、発言に対しての喧嘩は勘弁って事で
706: 2012/07/28(土) 23:05:18.97 ID:WcVZ8Vok(1)調 AAS
>>705
人を召喚していきなり手放しで喜ぶなんて事はないだろうな普通に考えると
だが同じ時間を過ごすうちに次第に好感度が上がっていくということはあるだろうけど
707(1): 2012/07/28(土) 23:05:52.44 ID:lvycvyGv(2/2)調 AAS
「信念と余裕を持っていて、自分を尊重してくれる人間」は始めは喜ぶけれど
後から劣等感を抱くことに成ると思う
708(1): 2012/07/28(土) 23:13:06.08 ID:7IpZpy2X(1)調 AAS
イケメンならちょろいだろうなルイズはわりとメンクイだし
サイトいなければ即落ちだよ母親もあれだから遺伝だね
709(1): 2012/07/28(土) 23:55:17.08 ID:d0Qsjizp(1)調 AAS
>>708
Dは喜んでたな、ハーフだけど
せんべいやならちょろいだろ
710: 2012/07/28(土) 23:59:53.62 ID:QDM5u9YQ(1)調 AAS
>>709
そもそもその二人に抵抗できる女性が殆どいないという事実
711: 2012/07/29(日) 00:05:11.62 ID:fxlfZAOB(1)調 AAS
>>705
ルイズを尊重しなおかつ劣等感を刺激しない、と言うとハードルが山より高くなるからなぁ。
712: 2012/07/29(日) 00:06:17.89 ID:oX0d8SYu(1)調 AAS
煎餅屋は小ネタで喚ばれていた
713: 2012/07/29(日) 00:08:11.17 ID:Lyim/CZM(1)調 AAS
千兵衛?
714: 2012/07/29(日) 00:38:38.45 ID:XiHqt1BA(1)調 AAS
>>707
なんとなく三国無双シリーズの趙雲を想像しました…アイツなら子供の扱いも上手そうだしさ
魔法も使えないし主君と仰いでいるならまず侮蔑とかも言わないから劣等感もそこまで刺激しないでしょ
設定でも美男子だったらしいから顔も水準には達しているんじゃないかな?
715: 2012/07/29(日) 01:06:53.25 ID:5gAC41or(1)調 AAS
趙雲さんは二重あご、マジで
716: 2012/07/29(日) 01:48:09.96 ID:Z40OBwUe(1)調 AAS
ブランカとかなら人間と思わずに喜ぶんじゃね
717(1): 2012/07/29(日) 02:01:08.12 ID:MbUCeseP(1)調 AAS
ブロッケン伯爵が出てきた場合のリアクションはすごそうだ
718: 2012/07/29(日) 07:56:01.47 ID:blUllkNv(1)調 AAS
ギーシュやマリコルヌに頭をサッカーボールにされそうな気がするw>ブロッケン伯爵
719: 2012/07/29(日) 13:49:43.97 ID:fy08brni(1)調 AAS
ブロッケンと聞いたらワールドヒーローズのヤツを思い浮かべた。
ジャーマンエクスプロージョンを発動させたら後で色々面倒がおきそうだな。
720: 2012/07/29(日) 15:46:44.01 ID:PbsjKRCk(1)調 AAS
>>717
でも伯爵ドイツ人だから名前的に「ゲルマニア人!? この成り上がり!!」とか反発しそう。
721: 2012/07/29(日) 17:44:04.09 ID:dsfeu6GA(1)調 AAS
じゃぁ似たような奴ってことで
ハーメルンのベース(リュート)を呼んでこよう
722: 2012/07/29(日) 19:29:39.42 ID:0f1/zfNA(1)調 AAS
ベルリンの赤い雨ェ
723: 2012/07/29(日) 19:45:53.46 ID:mTVCaKKb(1)調 AAS
もっとジャンプ漫画クロスが読みたい
ゼロ魔と禁書以外に読むのってジャンプぐらいしかないから頼むは
724: 2012/07/29(日) 19:58:15.31 ID:YGQ/p6Mo(1)調 AAS
昔のジャンプでタイムウォーカー零から原作終了後の刹那零を召喚とか考えてるが
どう展開させたものか・・・
お約束の骨董品回収依頼のドタバタでテレポートしようとした矢先に召喚ゲート
これまたお約束な子供のお守
決闘イベントはシエスタがくれた滋養メニューのおかげで回復して影分身
大雑把な内容は考えてるが、ラストまでの展開どうまとめたもんか・・・
終わったら元の世界に帰したいけどそこまでの展開思いつかないしなぁ
725: 2012/07/30(月) 03:47:43.48 ID:Fg/A5K+r(1)調 AAS
あー・・・誰かメタルスラッグとのクロス書いてくんねーかなー(チラッチラッ
726(1): 2012/07/30(月) 09:47:44.15 ID:O3gIhsZz(1)調 AAS
っ[鏡]
727: 2012/07/30(月) 15:50:31.94 ID:sdF5cdr2(1)調 AAS
>>726
使い魔召喚がこんな所に!?
728: 2012/07/30(月) 16:10:05.61 ID:NunYWRHw(1)調 AAS
嬉々として飛び込んだ先にはチュレンヌ徴税官が…
ご愁傷様www
729: 2012/07/30(月) 21:05:26.70 ID:u30DOUdt(1)調 AAS
HEEEEYYYY!あァァァんまりだアァアァ!
730: 2012/07/31(火) 01:24:55.39 ID:s03AhZjd(1)調 AAS
何KBまでだっけ?
731: 2012/07/31(火) 07:47:28.46 ID:Ru/LNvxs(1)調 AAS
500KB
732: 2012/07/31(火) 10:18:54.65 ID:9YVumHhl(1)調 AAS
流行でインテリ筋肉のベインさん呼ぼうぜ
733: 2012/08/01(水) 00:34:14.26 ID:7nkLbxLt(1)調 AAS
キャプテン・ブラボーが喚ばれたらルイズたちを熱血に導いてくれそう
734(1): 2012/08/01(水) 18:09:16.17 ID:hGjGWZmW(1)調 AAS
「魔物娘図鑑」のデルエラ様が来たらルイズは巨乳にしてもらえるのだろうか?
シスター姿的にダークプリーストあたりが適役かな。
逆にロリペタのバフォメットにされたらサバトを率いて巨乳組をロリ魔女へ変えてゆく
巨乳撲滅委員会を立ち上げそうだ。
しかしロリになっても変わらないテファの革命おっぱいに憤死しそうw
735: 2012/08/01(水) 18:20:31.43 ID:nMAgSrqa(1)調 AAS
よしキャプテン・ファルコンを召喚しよう、ポルトガルのほうじゃないのを
736: 2012/08/02(木) 07:29:33.07 ID:z/sfbUqj(1)調 AAS
>>734
誰が呼ばれても学園を中心に魔界化していきそう。
737(2): 2012/08/02(木) 11:42:21.68 ID:rj0sgNr6(1)調 AAS
キャプテン・アトランティスなら…どうなるんだろ
738: 2012/08/02(木) 15:43:12.58 ID:IjBrN+fc(1)調 AAS
>>737
そいつやサモエド仮面とかの変態召喚って、意外と少なかったな
739: 2012/08/02(木) 16:12:08.30 ID:QbYkjMdt(1)調 AAS
>>737
まず確実に背景とBGMを奪って歌が始まる
キャプテーン!
740: 2012/08/03(金) 15:59:55.07 ID:2y4N4ufo(1)調 AAS
そしてランディ・リッグスは訳も分からずハルケに来ることになるのか
741: 2012/08/03(金) 19:33:11.89 ID:t0pYjA1Z(1)調 AAS
?? ワロタw
742: 2012/08/04(土) 20:02:33.42 ID:3lbf8ohJ(1)調 AAS
いい加減コッチを埋めようぜ。
743: 2012/08/04(土) 22:52:11.27 ID:AUGyzog0(1)調 AAS
うっめぇ〜〜
744: 2012/08/04(土) 23:06:55.82 ID:0qiMzM4v(1)調 AAS
オレはルイズではなく、アブソリュート・フェニックスと契約する
745: 2012/08/04(土) 23:24:53.82 ID:ksT9/MCO(1)調 AAS
フォーッフォフォフォ!
746: 2012/08/05(日) 00:27:02.33 ID:xH+sqvzP(1)調 AAS
出たなバルタン星人!
747: 2012/08/05(日) 01:45:09.55 ID:tRwBbm/e(1)調 AAS
埋め
748: 2012/08/05(日) 03:47:11.25 ID:zBWsa9Lz(1/3)調 AA×
749: 2012/08/05(日) 03:47:52.63 ID:zBWsa9Lz(2/3)調 AA×
750: 2012/08/05(日) 03:48:30.15 ID:zBWsa9Lz(3/3)調 AA×
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