あゆはやっぱり髪はロングが… (254レス)
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97: 2016/11/09(水) 01:24:27.66 AAS
宝島30 1993/8 皇室の危機「菊のカーテン」の内側からの証言 大内糺

・平成に入ってから、ご皇室のために長い間奉仕してきたものが驚かされた出来事は、浜尾さんの発言ばかりではない。
この春には、宮内庁で前代未聞の「事件」が起きた。
先帝陛下(昭和天皇)に長らく仕えてきたKという70歳を目前にした元侍従が、勲三等に叙せられることになった。
ところがK元侍従は「結構です」と辞退してしまったのである。
勲章制度には反対している人が少なくないし、毎年のように、勲一等や文化勲章など人がうらやむような名誉を拒む人が出ており、その一部はマスコミなどでも紹介されている。
しかし、ご皇室に使えてきた者が勲章の有難みを感じないということはあり得ない。
もちろん、戦前とは違うから勲章をもらったところで、直接的な恩恵など何もない。
だが、陛下から「ご苦労であった」と労いのお言葉を頂戴することであるし、陛下との結び付きを示す絆でもある。
陛下のお側にいられることに喜びを感じていた者が、それを拒否することは考えられないことである。
等級が不満だったということもあり得ない。
等級は身分や功労に応じて異なり、侍従の場合、勲三等は妥当な等級といえたからである。
それどころかK元侍従をはじめ先帝時代を知るものならばだれでも、先帝陛下ご自身が勲章を国民に授けることを最後まで大切にされていたことを承知していたはずである。
先帝陛下はご不例になられてからは少しずつ、ご公務を皇太子であられた今上陛下に代行させられるようになったが、最後まで叙勲はご自分でなさろうとしたのである。
権力を無くした象徴天皇にとって、自分にとっての忠誠度というか、可愛い者の順番を決定する勲章制度は、
ひいては天皇制を支えるもとにもつながるだけに、唯一にして最大の権力行使であると言ってよい。
先帝陛下はそのことを十二分に承知されていたのである。
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