[過去ログ] 宇宙世紀の小説書いてみてるんだけど (1002レス)
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91: ◆tyrQWQQxgU 2019/07/29(月)03:26:04.90 ID:UjUX7dCm0(1/4) AAS
何だか眠れないので書き進めました!
きりのいいとこまで投下!
156
(1): 2019/08/02(金)21:11:38.90 ID:fBn/4BRc0(1) AAS
お疲れ様です!

メアリーが人のことを色に例えるの、面白いです。
田口白鳥の白鳥がキャラクターを動物に例えるのとか、PSYCO-PASSの色相チェックとか!

大抵の人が緑、というのは「人間は基本的に穏やかである」という仮説ですかね?
追われていて夜も半分は起きてるような人は赤みがかっていくとか?
青は悲しみか冷徹さかな〜とぼんやり考えてます。
理屈でないポエティックな彩りならそれでも結構ですよ、理詰めは苦手です(笑)
208: ◆tyrQWQQxgU 2019/08/07(水)23:31:28.90 ID:9fEIOJPm0(2/15) AAS
>>206
>>207
読んでもらえてるみたいで良かったです!!
ただ投げてるだけだと、読まれてるかどうかもわからないので大丈夫かなと思っちゃいましたw

それじゃとりあえずこっちにも投下しますが、pixivの方がまとまってて読みやすいって方はお好みで!
330: ◆tyrQWQQxgU 2019/08/26(月)16:30:26.90 ID:0STwH1Iv0(1/16) AAS
「定時報告無し…。やられたのか?ストランドバーグ中尉」
 スペクター大尉が通信機器に向き合ったままひとりごちた。
 敵とあんな形で遭遇するとは考えていなかったが、どうにかミデア1号機は戦線を離脱出来た。そろそろ敵にも情報が渡り始めるはずである。
 エゥーゴの胃袋に入り込んだ形だが、突き破れなければそのまま喰われておしまいだ。
「どうだ?音沙汰無しか」
 アイバニーズ少佐が後ろから声を掛けてきた。まるで今日の天気でも聞くかのように、何の感慨も感じられなかった。
「やられたかもしれません。目視しただけですが、例のガンダムMk-?らしき機影も確認しましたし…」
「そうか。だがストランドバーグ中尉が一方的に落とされたとは考えにくいな。ここまで敵の追撃もない辺り、それなりに健闘しているのではないかな」
 やはりこの男の声から感情を読み取るのは困難だった。不気味なほど静かに、淡々と喋る。
「そろそろこちらもガルダ級との接触が近いですな。どうされます?」
省2
339: ◆tyrQWQQxgU 2019/08/26(月)16:37:38.90 ID:0STwH1Iv0(10/16) AAS
「エゥーゴの部隊は何をやっている!」
 スギ艦長は怒号を飛ばした。
「応答ありません!…壊滅したものと思われます…」
 オペレーターが震える声でそう答えた。まさか敵の部隊がもう到着するとは考えていなかったが、それにしても鮮やかな手並みだ。
「それで、状況は!?」
「ミデア輸送機は尚もこちらに向かって前進中。対空砲火で対応しますが、如何せんMS部隊が…」
「居ないものを頼るな!しかし…!何が目的だ…ヴォロ・アイバニーズ…!」
 敵の動きが完全には読めないが、エゥーゴの部隊がやられている以上、MSは既に展開中の筈だ。これ以上どうしようというのか。

「敵機2機!SFSとTMAがそれぞれ後方左右から来ます!」
「集中砲火で叩き落とせ!ミデアはどうした!?」
省7
463: ◆tyrQWQQxgU 2019/09/30(月)18:02:54.90 ID:b3n4q81Y0(2/7) AAS
 敵の注意を引きながら初搭乗の可変機を扱うのは容易ではない。それでもシェクター少尉はうまく順応しながら機体を操っていた。
 メタス改は背負った大火力のハイメガキャノンを主軸に、両腕のビームガンやサーベルなどの充実した兵装で戦えるTMSである。
 アトリエ中尉のガンダムにも十分追従出来る機動力があり、これまでのGディフェンサーの様に支援へ徹することは勿論、更に幅広い連携が取れるようになっている。
「大尉達は無事に取り付けましたかね?」
『多分な。俺らもそろそろ合流したいところだが…』
 敵に追わせつつ、突出した機体から順に徹底して叩く。アトリエ中尉は手堅く確実に敵の数を減らしていた。ガンダム本体とインコムの連携、そこに少尉の援護も加わっている。
 敵はなかなか追いつけないでいたが、それでも2人は絶えず敵の砲撃に晒されていた。まだ数機のジム2が追いすがってくる。
671: ◆tyrQWQQxgU 2019/12/31(火)16:29:58.90 ID:VILRIuWI0(3/26) AAS
『また死にたがりか』
 フジ中尉だった。長い間少尉の中で堰き止められていた何かが遂に決壊した。
「中尉に何がわかるって言うんです!?」
『わからんさ。わかりたくもないな』
「こんな辺鄙な宙域でいつまでも予定調和な哨戒任務ばかりやって、それで平然としてる方がよっぽどわかりませんよ!」
『死にたがるのは自由だが、そんな好奇心じみたものの為に少尉は人を殺せるのか?』
「何を今更!人を殺すのが仕事でしょ!?」
『2人とも…よすんだ』
 血が昇った2人とは対照的に、止めに入ったワーウィック大尉の声は恐ろしく静かだった。その有無を言わさぬ雰囲気に気圧され、口をつぐんだ。

 居心地の悪い沈黙のなか、少尉達の部隊は速度を落とし先行しているサラミスを追っていた。先程の敵も、もうこの宙域を離れている頃だろう。
省11
688
(1): ◆tyrQWQQxgU 2019/12/31(火)17:28:01.90 ID:VILRIuWI0(20/26) AAS
「指揮官殿は出られますかな?」
 レインメーカー少佐がこちらを見る。
「そうね…。こないだの連中が出てくる様であれば、それも考えるわ」
 ガルバルディ隊のテストは勿論だったが、本命のモビルスーツがまだ眠っていた。
 PRX-000…名をニュンペーと言う。シロッコ大佐から支給されたもので、木星船団のジュピトリス謹製らしい。メッサーラの様なエース機ではなく、連邦軍で本格的な量産に耐えうる機体を彼の独力で試作したいとの事だった。
 そのデータを元にして次の試作機を作るそうだが、テスト運用した限りでは非常に操縦性に優れたインターフェースを備えている。
 今頃彼はドゴスギアに乗艦している筈だが、そちらでも設計に携わった機体を配備しているらしい。
「あれは予備パーツが殆どないからね…。ここぞってとこでしか実戦には出せない」
「ニュンペーの為にガルバルディを用意した様なものです。戦局の見極めはお任せしますよ」

 話している間にも敵に動きが出始めていた。
省8
724: ◆tyrQWQQxgU 2020/01/15(水)13:26:15.90 ID:Q4XtGfBY0(24/34) AAS
「…ふん、つまらん爺め。よかろう。これ以上は時間の無駄だ」
 そういって大佐は立ち上がる。
「今回は捕虜を引き渡す。その代わり、即刻この宙域から立ち去れ。猶予はない」
「わかりました。それまでに追撃でもしてこようものなら、我々もこの基地を全面破壊させていただく」
 少佐は嘯いたが、大佐はもうこちらを見てはいなかった。

20話 条件
820: ◆tyrQWQQxgU 2020/06/07(日)13:44:32.90 ID:vuolscyX0(4/9) AAS
「さて、お前達!聞いたとおりだ。さっさと準備にかかれ」
 振り返ったグレッチの艦長の一声で皆作業を再開する。ぞろぞろと退出するクルー達に置いていかれる様にして、スクワイヤ少尉はひとりその場に残っていた。
「ん?どうかしたのかゲイルちゃん」
 気付いた艦長が首を傾げた。
「…今の話、何か引っ掛かるんですか?艦長」
「そうさな…他所さんと同じでうちも一枚岩じゃねぇだろ。アクシズと接触して、古巣に戻るやつらも出る筈だ。そうなった時、ほんとに上層部が言うほど事が上手く運ぶとは思えねぇからよ」
 髭を気にしながら、艦長は神妙な面持ちで言う。
「艦長にしては真面目な考察」
「悪いかよ!早くお前も持ち場に戻れやい」
「はいはーい」
省4
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