[過去ログ] 宇宙世紀の小説書いてみてるんだけど (1002レス)
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10: 2019/07/24(水)01:18:46.54 ID:XfFrIQoe0(10/20) AAS
 私は開戦当初から搭乗していたMS-05を使い続けた。
 改修しつつ騙し騙し使っていたものの、取り巻く戦況の変化に順応出来なかった私と同じように、この機体もまた時代の変化には早々についていけなくなった。
75
(1): 2019/07/27(土)07:31:16.54 ID:6R7Qs1tn0(1) AAS
カラバのSFSってドダイ改だったかな?
ベースジャバーはティターンズと何故かアクシズ軍でも使っていた記憶がある
131: ◆tyrQWQQxgU 2019/08/01(木)14:34:32.54 ID:kgBteTo80(14/27) AAS
「…こういった感じでして。しかし追われているというのは今聞きました。ティターンズの連中ということでしょうか」
「こんな幼い子を追いかけ回すとは、そんな趣味でもあるのかねえ?いや失敬。
 まあ何か事情があるのだろうが…。お嬢さん、因みにどんなお家に住んでたのかい?親御さんは?」
「メアリーよ!親の顔は覚えてないわ。いつも白い服の人達と一緒に暮らしてたけど、外に出してくれなくて面白くなかったから抜け出してやったの。
 そしたら慌てて追いかけて来てね!面白かった」
 どうも何か施設に居たようだが、本当にMSまで駆り出してくるというのならよほどの事だ。少なくとも何かしらの軍事関係施設と思われる。
「じゃあその施設に送り返してやればいいじゃねぇか」
 中尉がぶっきらぼうに言うと、メアリーがまたけたぐった。
「痛えな!冗談だよ!つまんないとこに返されたらたまんねぇよな、わかるぜ?」
「意外と優しいのね」
262: ◆tyrQWQQxgU 2019/08/08(木)20:17:09.54 ID:fbFLZnPE0(1) AAS
>>261
レスありがとうございます!
すみません、書くペース上がってきたせいでここに投下してる分と僕の頭の中の話に距離が開きはじめてたもので…w
こんがらがる前にある程度投下しました!

少し後で補完しようとは思ってますが、アトリエ中尉が撃たれたSFSは即爆散したわけではないので、孤島の近場まで墜落しに行ったんだなって程度に思っててください!w

ワーウィック大尉は一年戦争からのベテランですし、新型乗ってる以上は頑張ってもらわないとですね!w
いうてグリプス戦役はものすごい勢いで技術革新が進むんですが…
映像化したいですー!サンライズさーん!w

ここからはムラサメ研究所から出向してきてる艦の描写に入るので、色々わかってくるかもです!区切りのいいとこまでは倒れずに頑張ります!!w
329: ◆tyrQWQQxgU 2019/08/25(日)22:31:15.54 ID:xjRu3I7I0(1) AAS
>>328
ディテクター良いですよね!
プラモがRE/100で出たのは予想外でしたが…笑

1st然り、物語の作り上仕方ないんでしょうが、敵側はバンバン機体乗り潰すのに味方は割とそのまま乗り続けるじゃないですか。
今ならいっぱい機体の選択肢もありますし、何なら色々出てきた方が楽しいまであるんで、様々な形で登場させられればと思います!
389: ◆tyrQWQQxgU 2019/09/18(水)14:47:18.54 ID:HyF4PF3W0(10/23) AAS
『何事かと思ったよ。こんなにわらわら一つ目を連れてくるなんて聞いてないぜ』
 アトリエ中尉から通信が入る。どうにか皆無事だった様だ。
「すまんな。古い友人とその仲間達が来てくれた。とても正式には救援として要請する訳にもいかなくてな」
『何ていうか、真面目なのか破天荒なのかよくわかんねぇよなあんたって』
 そういいながら中尉は笑った。他の面子もこちらと合流する。
『ワーウィック大尉…!来てくれると信じてました。援軍感謝します。もう駄目かと…』
 シェクター少尉が憔悴した様子でこぼす。
『来てくれるって信じてたんならそんな弱気にならなくてもいいじゃねえか!』
 少尉をアトリエ中尉が茶化す。とはいえ、実際かなり際どいところだったのは彼らの消耗具合を見れば明らかだった。
『しかし、ジオンとはな。後で何言われるかわかったもんじゃないぜ大尉』
省3
429: ◆tyrQWQQxgU 2019/09/26(木)21:31:03.54 ID:qi6b4+Mv0(4/14) AAS
「あれからよく立ち直れたもんだ」
 後ろからアトリエ中尉が声をかけてくる。彼も腰に手を当てながら私の横で戦艦を見上げた。
「手酷くやられたからな。私もここまで早く復旧出来るとは思っていなかったが」
「整備班の連中、ぶっ倒れる寸前までやってたぜ。設備や人員のあるでかい基地とはいえ、流石にこの規模の改修は大変だったろうよ」
 そんな話をしながら艦内へと入る。格納されたモビルスーツが立ち並び、まばらに散った整備士達がゆるやかに作業をしていた。
 我々モビルスーツ隊の機体も本格的な改修を行ったので、パイロットである私達も改めて確認に来たのだった。

 私のマラサイはティターンズが量産体制に入ったこともあり、カラバでもようやく純正部品での修理が容易になった。
 腕部も元に戻り、私の戦闘スタイルに合わせて両肩をシールドに換装した。中距離の近接戦が多い私には、敵の射撃なども防御出来る面が多い方が助かる。

「私もそろそろ新しい機体が欲しいな」
 冗談混じりに中尉を小突いた。
省5
547: ◆tyrQWQQxgU 2019/10/17(木)09:58:54.54 ID:wPn+fNLE0(4/8) AAS
「さて…どうやって帰るかだな…」
『救援を待ってもいいが、かなり掛かりそうだ』
 瓦礫を退かしながらマラサイが立ち上がる。その時、アトリエ中尉の脳裏に何か予感の様なものが走った。
「大尉!」
 遅かった。マラサイの背後から半壊したジムクゥエルがビームサーベルを突き立てていた。
『…救援など来ない』
 敵の声だった。崩れ落ちるマラサイ。
「うあああああ!!」
 中尉は叫びながらビームサーベルを抜いた。しかしいくらバーニアを吹かしても機体は動かない。脚部が崩落した天井の瓦礫に挟まれている。
『よくやったが…これまでのようだな』
省5
648: ◆tyrQWQQxgU 2019/12/22(日)23:21:21.54 ID:JcV85rst0(15/30) AAS
 スクワイヤ少尉は殆ど除け者にされた状態で、話だけがトントン拍子に進んでいる。とりあえず2人に付いてきた形だ。
『これは…追いかけてきた甲斐がありましたね』
 中尉が唸る。よくわからないが、敵母艦の居場所を掴んだらしい。
『これだけ判れば長居は無用だ。追撃は中断して帰還するぞ。しかし、まさか中尉がここまで優秀とはな…。』
 ワーウィック大尉が嬉しそうに笑う。それを見て、少尉は何となく嫉妬に近い感情を中尉に抱いた。
「まあ、私が敵を泳がせたからこそですけどね」
『よく言う。仕留め損なっただけだろうに』
 中尉が相変わらず冷徹に言い捨てる。やはりこの男は好きになれない。
 正直いって、あのハイザックは落とせた。その上で意図せず取り逃したのも事実だが、こうも言われれば腹も立つ。
『喧嘩するんじゃない、全く…。中尉だけじゃない、勿論少尉もよくやってくれたさ』
省2
722: ◆tyrQWQQxgU 2020/01/15(水)13:25:13.54 ID:Q4XtGfBY0(22/34) AAS
「これはこれは…」
 レインメーカー少佐は、ランチから眺める敵の基地に思わずこぼした。着艦指示のあった正面の港には、複数のMSが整列していた。その中には例のバッタも見える。
 こちらもニュンペーを伴って基地へと着艦する。試作機故あまり見せびらかすべきではないが、他にまともに稼働出来る機体もない。また、敵に過度な警戒をさせない為にも軽装な機体の方が都合も良い。
『MSはここまでだ』
 敵パイロットの声。バッタに制止されたニュンペーが立ち止まる。
『ロックしていくが…絶対に触るなよ』
 ウィード少佐が釘を刺しながらコックピットハッチを開いた。まだ半人前の娘だが、今回の交渉もひとつ勉強になるだろう。
『後で難癖つけられてもたまらんからな』
 そう言い返し、バッタもハッチを開く。ノーマルスーツで顔は見えないが、2人は向き合う格好になっていた。

 ランチの着艦が完了し、レインメーカー少佐も敵地へと降り立つ。出迎えたエゥーゴの士官に案内されて施設へと歩いていく。その後ろを、ウィード少佐とバッタのパイロットが続く。
省8
730: ◆tyrQWQQxgU 2020/01/15(水)13:29:56.54 ID:Q4XtGfBY0(30/34) AAS
 中尉の言うとおり、そこは目立つデブリのない視野の開けた宙域だった。隠れる場所はない。
『ここでやつらを殲滅出来れば、周辺の脅威はひとまず無くなるだろう』
 大尉が言った。索敵しつつ敵艦との距離を詰めていく。
「あのテスト機、本採用されると厄介ですね」
『それなりにコストは掛かってそうだが…どうだろうな』
「あのパイロットの腕がいいだけならいいんですけど」
『そうであってほしいな…噂をすれば!』
 敵艦から機体が出撃するのが見えた。2人は速度を上げ、敵機を追い始める。敵は母艦から離れ過ぎない距離を保ちつつ2人を引きつけていた。
「アレキサンドリアはどうします!?」
『今はMSを先に叩いてください!MSを剥ぎ取れば艦はデカい的ですからね。艦砲射撃でアレキサンドリアをこちらに引きつけておきます』
省2
783: ◆tyrQWQQxgU 2020/02/28(金)15:53:32.54 ID:98Jcq17H0(4/14) AAS
 スクワイヤ少尉は味気ない部屋へと帰ってきた。サラミスの時より広い自室になったものの、相変わらず置くものがないせいで余計にその広さが味気なさを強調していた。いつもの様に支度を済ませると、ベッドへ寝転がる。
 模擬戦だったとはいえ、アトリエ大尉との戦いは鬼気迫るものがあった。あれこれ余計な事を考える暇もないほど追い立てられたし、彼を倒すこと以外は考えられなかった様に思う。
 少尉は天井を見つめながら思考を巡らせた。死への恐怖も、そして好奇心も変わらずある。しかし、それを傍らに置くことが出来ればいいのではないかと思えてきた。
 無理に克服したり、押さえつけたりしなくてもいい。目の前の事に必死になれる自分をようやく見つけられたのかもしれない。
『…ゲイルちゃん!寝てんのかー?』
 しばらくうつらうつらしていたところに通信が入った。身を起こすと、目を擦りながらモニターを触る。
「む…。どうしました?」
『大変なことになった。すぐブリッジに来い』
 そういって艦長は通信を一方的に切った。何事かわからないまま、バタバタと部屋を出る。

 程なくしてブリッジに到着すると、皆集まっている様だった。一様に表情は硬い。
省14
868: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/01(水)14:55:59.54 ID:GwywEkd60(4/11) AAS
 説明が終わり、それぞれ持ち場へと戻っていく中にワーウィック大尉を見つけた。
「今度こそ私も出れそうですね」
「少尉か。やはり少尉抜きだとなかなか上手くいかんよ」
 頭を掻く大尉と横並びで格納庫へと向かう。
「私がいないんじゃ大尉も実力発揮出来ませんからね」
「まあそんなところだ。ガンダムはもういいのか?」
「あの子だけ一応アナハイムの技師がついてるんで、修理は比較的早いんですよ」
 マンドラゴラは試作機ということで、アナハイムから出向した技師が世話を焼いてくれる。技師の話に依れば、マンドラゴラの元になった機体はデラーズ紛争時にこのコンペイトウで散ったという。
 表沙汰にはなっていない話の様だが、人の記憶・口頭の伝承までは消せはしない。その証人がマンドラゴラとも言える。
「…マンドラゴラの兄弟達がここで戦ったらしいんです。何かの縁かもしれませんよね」
省10
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