[過去ログ] 宇宙世紀の小説書いてみてるんだけど (1002レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
889: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/08(水)21:47 ID:QhFDALG00(11/14) AAS
「こんの…!デカブツ!!」
初手のマラサイの突進をいなした青い機体に向かって、スクワイヤ少尉はビームサーベルで斬りかかる。敵は驚くほど俊敏にそれも躱しつつ、カウンターに蹴りを繰り出してきた。両腕でそれを防ぎながら、バルカンで敵の関節部を狙う。敵の膝を集中的に攻撃すると、ようやく体勢を崩した。
「貰った!」
『少尉!』
追撃をかけようとした少尉をフジ中尉が制止する。すんでの所で下がると、ガブスレイの射撃が機体の目の前を掠めていった。ワーウィック大尉のマラサイと共に一旦距離を空ける。
『ガンダムじゃなくても…やるじゃないか』
「あの子は出来過ぎてるんですよ。たまには私も身の程も知らないと」
スクワイヤ少尉はワーウィック大尉と軽口を叩く。敵に増援が加わったが、それでもまだ2対3だ。
『この辺りに敵影はあと1つ。増援はそちら側から移動してきた様ですが…』
フジ中尉が辺りのデータを共有してくれていたが、先程の先制攻撃は賭けだった。高性能なエコーロケーションを利用した索敵とはいえ、味方の可能性も無くはなかったのだ。中尉の分析をあてにはしているが、仲間を撃つのは御免である。
省3
890: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/08(水)21:48 ID:QhFDALG00(12/14) AAS
『性能差はあるが、どうにかここを押し切れば…』
その時、大尉の声を遮るようにして爆発音が振動と共にあたりに響く。
「な…何なの!?」
『爆破したのか!?』
中尉が声を荒げる。只でさえ狭い通路が瓦礫に埋もれ始めた。強烈な振動は尚も続き、連続的にあちこちで爆発が起こっているのがここからでもわかる。
「何なのよもう!」
『下がれ!死ぬぞ!』
頭上が崩れ、大小の岩が降り注ぐ。どうにか躱しながらあたりを見渡すが、照明がやられた様で周囲はかなり暗くなってきた。
『ちぃ!退くぞ!中尉、ナビゲートを!』
そうこうしている間にも敵との間に大きな岩が落ちてくる。分断されたタイミングで一気に来た道を戻り始めた。敵も後退を始めた様だ。
省17
891: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/08(水)21:48 ID:QhFDALG00(13/14) AAS
『元々ジオンがMSを開発していた時、重機の延長ということにして連邦の監視を躱していたらしいな』
岩を退かしながら大尉が言う。
「だったらこれがMSのほんとの仕事な訳ですね」
『本当にそうだったら良かったのにな。だが、そうはいかなかった』
「私達だってそうでしょう?別に殺し合う為に生まれてきた訳じゃない」
大尉の返事はなかった。
『そういえば…。大尉はニュータイプの存在を信じてらっしゃるので?ジオニズムとでもいいましょうか』
珍しく中尉が雑談に加わる。
『そうだな…。ジオン・ズム・ダイクンの言うような大それたものじゃないだろうが、遅かれ早かれ人の革新はあると思っているかな。実際に人類が宇宙に生活圏を拡げたのもそうだろ』
「ふーん。そんで、最後はその宇宙で生き埋めになる?」
省7
892: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/08(水)21:49 ID:QhFDALG00(14/14) AAS
通路の向こうは比較的被害が少なかった様で、殆ど原形を留めていた。急にあたりが明るくなったせいか、幾らか眩しさすら覚える。
『上出来だ。早く行こう』
大尉に促され、まずは先導役のフジ中尉が通り抜ける。それに続いて大尉のマラサイが進み、最後に少尉のGM2が通り抜けようとした。
しかしその瞬間、支えを失った天井が再び崩れ落ちてきた。
『少尉!!』
「うわっ!!」
機体に直撃する形で瓦礫が降ってくる。あっという間にあたりは暗くなり、大尉達の姿は見えなくなった。
50話 綺麗事
893(1): 2020/07/09(木)07:18 ID:woKbY9J60(1) AAS
乙
894(1): 2020/07/09(木)18:08 ID:A1TC5o2Z0(1) AAS
乙です!
高速戦闘用バッタさん、逝く...仲間を庇いつつ機体をオシャカにするのは、もう彼の生き方そのものですね
マンドラゴラは改修√ですか。ついに0083〜Zの直系ミッシングリンクがグヘヘ...あら涎が垂れちゃいましたw
アナハイムの補給も基地からの鹵獲も充実してるようですし、どうなるか楽しみです!!
ネモ×EWAC×メガバズ、盛り杉ぃ!...すンごく好みです(笑)
サブジェネがあるとは言えジムIIだと複数機要りそうな辺り、ネモってもアナハイムの最新鋭機ですね!
ゲイルちゃんにボオル...ジオンの幻陽でパブリク配備したエゥーゴなら出しかねないw
それは冗談として大尉再びマラサイ...pixiv曰く元の長柄サーベルにはゲルググのデバイスが採用されてるそうなので
ナギナタを持たせてやるのはエゥーゴの補給体制に合わせつつ、機体への無理も少ないという意味で正解かもです
で、ゲイルちゃんもジムII回帰。僕はZ外伝をそう知らないのですが...主役級が赤ジムIIに乗るのって極めて稀では?
省26
895: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:32 ID:YVtOvx+T0(1/12) AAS
>>893
>>894
いつもありがとうございます!
さて、百式改も大破してマンドラゴラも中破。イレギュラーな乗り換えイベントで初期機体に戻してみました。初期機体が量産型だとこういう時融通利いていいですね。
マンドラゴラの改修についてはもうアイディアがあるんですが、それは後ほど…。
そろそろティターンズ組も話が大きく動き始めます。
エゥーゴ組との対比も重要な部分になっているので、初期からの経緯も振り返ってもらえたらと思います。
地球から宇宙へ飛び出した人類は、本当に戦い続けるしかないのか?っていうのもテーマのひとつです。ある種のニュータイプ論といいますか…。
これも掘り下げていきますので、良かったら最後までお付き合いください!!
実は結構書き溜めていて、2章ラストに向けて一気に話が進んでいきます!楽しんでください!
896: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:35 ID:YVtOvx+T0(2/12) AAS
「く…。敵も味方もよくやるものだ」
何者かが基地を爆破したらしかった。駐留軍がヤケになったのか…なんにせよ本部襲撃は退けた。ソニック大尉は胸を撫でおろしつつ状況を確認した。
「取り敢えず敵襲は去ったが…くそ」
敵機の反応が離れていった。しかし大尉はその場から動けずにいる。最後に貰ったバルカンが致命的だった。おかげで機体は立ち上がることが出来なくなっていた。
「…やむを得ん。機体は放棄する。俺を拾えるか?…ステム?」
応答がない。辺りは暗く、目視ではガブスレイを確認できない。
「くそ!こんなとこでやられるなよ!ステム!!」
何度呼びかけても反応がない。熱源を見るにすぐ側にいる筈なのだが。
「ステム!!応答しろ!!」
『…煩いなあ』
省8
897(1): ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:36 ID:YVtOvx+T0(3/12) AAS
状況が飲み込めないまま、注意深く周りを確認する。
「何故こんな事を?誰かの差し金か?」
『誰の差し金でもない。俺自身の意志だ』
ステム少尉の声は怖いほど静かだった。それだけでも彼の決意の固さは察するに余りある。
「…エゥーゴか?それともジオン残党か?」
『…はあ。やっぱりあんたの脳味噌は筋肉で出来てるらしいな』
依然として銃口を向けたまま、ステム少尉が溜息をついた。
『先のコロニー落とし…。俺の姉、リディル・オーブ中尉は負傷した。今頃はゼダンの門でリハビリをやってる。…何故こんな事になったと思う?』
「それはエゥーゴが…」
『違う!!あんたらがしくじったからだ!!』
省18
898: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:36 ID:YVtOvx+T0(4/12) AAS
『往生際が悪いんだよ!』
「お前の爪が甘いだけだ」
揉み合いになりながら、膠着の隙をみてコックピットハッチを開く。左腕以外まともに使えない状態ではまともにやり合えるはずがない。自爆装置のタイマーを起動すると、機体から飛び降りた。
機体から転げ落ちる様にして脱出する背後で、ゼクの自爆装置が作動した。爆風に煽られ、着地も上手く出来ずに近くのコンテナへと落下した。
「ぐっ…くそ…」
幸いコンテナの天板を破ったことがクッションになり、死なずには済んだ。半壊したコンテナの切れ目から、遠くでガブスレイが撤退していくのが見える。ほんの少しの間だが気を失っていた様だ。
ソニック大尉は重い身体を壁で支えながら立ち上がる。身体の節々が痛むが、幸い四肢は無事だ。大きな出血も見られない。
「さて…どうしたものか」
彼の裏切りは予想出来なかったが、恐らくはステム少尉ひとりの動きではない。そうなると部隊に戻るのも危険に思えた。
「誰の差し金なんだ…。ドラフラか?いや、あいつに限ってそんな。…或いは」
省8
899: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:37 ID:YVtOvx+T0(5/12) AAS
「痛っ…」
計器の光だけが取り残されたコックピットの中で、スクワイヤ少尉は頭をさすった。
『大丈夫か!?』
ワーウィック大尉の声がする。
「何とか。でも…」
機体を動かそうと試みるが、うんともすんともいわない。
「出られそうにないです。外から見たらどうなってます?」
『完全に姿が見えないな。埋もれてる』
フジ中尉もいささか心配そうにしている。
『すぐに助けを呼んでくる。下手なことはせずにそこで待ってろ。いいな?』
省13
900: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:37 ID:YVtOvx+T0(6/12) AAS
ガンダムほど上等なショックアブソーバーがある訳ではない。脱出の衝撃でコックピットのあちこちにぶつかりながらも、所々生き返ったモニターでどうにか辺りを見渡す。
地形が変わるほどのことは無いが、辺りの色が違う。火災が起きているようで、壁が橙色に染まっているのがわかった。
「…もしかしてアイリッシュがやられてる?」
嫌な予感がよぎり機体を立て直そうとするものの、GM2は先の無茶な戦闘と脱出で限界を迎えたらしい。立ち上がろうとして逆に姿勢を崩した。
「何やってんのよ!これじゃ意味ないじゃない!」
脱出したもののこれではどうすることもできない。少尉は途方に暮れ、思わずシートにもたれかかった。
「この際…いっちゃうか」
ヤケクソ気味に呟いた少尉は身体を起こし、素早く身支度を整えるとハッチを開いた。モニターで見るよりも鮮明になった景色が広がる。やはり所々火災が起きているが、空気が比較的少ないのかあまり燃え広がってはいない様だ。
少尉はノーマルスーツのブースターを吹かしながら機体を離れ、生身でアイリッシュがいる拠点の方向へ向かった。
しばらく道なりに進んでいくと、徐々に辺りの惨状が見えてくる。爆破による通路のダメージも目立つが、どうもこの先で拠点が襲撃されているらしい。恐らく敵が反撃に出たのだろう。
省4
901: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:38 ID:YVtOvx+T0(7/12) AAS
少し開けた場所に出てきた。その通路の先で、交戦中のアイリッシュが見えた。拠点の内外から挟まれる様な形で襲撃を受けているのがわかる。
「やっぱりか…。でもどうすんの私」
近くまで来れたのは良しとしても、この中を突っ切ってアイリッシュまで走るのは無謀どころの話ではない。死にに行くのと同義だ。少尉は足を止めざるを得なかった。
すると、すぐ近くに敵のハイザックが下がってきた。慌てて壁に背を付けて息を殺す。少し被弾して一時後退したらしい。
それを追うようにしてフジ中尉のネモが近づいてきた。的確にコックピットを撃ち抜き、ハイザックを沈黙させる。
「あっぶな…。爆発したらどうすんのよほんと!」
中尉は彼女の存在に気付いていないらしく、すぐにそのまま踵を返した。
「あ!中尉!…気付くわけ無いか」
通信も試みたがうまく繋がらない。まさか少尉が生身で戻ってきているとは思う筈もなく、ネモは再び戦線へ戻っていった。仕方なく、十分に注意しつつ少しずつアイリッシュへ近づく。
大体の状況が掴めてきた。爆破の混乱に乗じて襲撃されたのだろう。それなりの戦力を投入してきたらしく、辺りに倒れている機体だけでも4機は確認出来る。あの慌ただしさからしてまだまだ居るのだろう。
902: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:38 ID:YVtOvx+T0(8/12) AAS
すると、倒れていた機体の内の1機が上体を起こす。どうも撃破されたフリをしてやり過ごしていたらしい。すぐ近くで少尉は身を潜めた。
そのハイザックは、瓦礫の影からビームランチャーへ手を伸ばす。
「こいつ、芋ってんのね」
まだ敵機の存在に誰も気付いていない様だ。アイリッシュまでの射線を遮るものは何もなく、このままでは艦長達が危ない。
「はあ…こんなの正気の沙汰じゃないってば…」
選択の余地はない。少尉は駆け出すと、ビームランチャーへと飛び移り、必死でしがみついた。
「あー!!もう嫌!!!」
絶叫しながら少尉はビームランチャーのスコープ近くにしがみついていた。敵はそれに気づかないまま、ゆっくりとランチャーを構える。少尉からしてみれば全くゆっくりではないが、振り回されながらも絶対に手を離さなかった。
「…はあ…はあ…」
息も絶え絶えになりながらよじ登る。携行している装備はハンドガンしかないが、スコープを傷付けるくらいのことは出来るはずだ。敵の動きが止まったのを確認すると、素早く立ち上がりスコープと対峙する。
省13
903: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:39 ID:YVtOvx+T0(9/12) AAS
「必ず…必ずやつらの墓標をここに」
ウィード少佐は人目を憚らずに呟いた。本部による自爆から命からがら生き延び、共にアレキサンドリアで合流出来たのはステム少尉だけだった。彼にはそれ以上何も聞かなかった。いや、聞けなかった。
アレキサンドリアに帰還し、レインメーカー少佐から報告を受けた。上層部は揃いも揃ってコンペイトウから脱出。残された兵達は死に物狂いで敵旗艦アイリッシュを襲撃しているとのことだった。彼らも無駄死にする気は無いようだ。
「全く本部の連中は…。しかし、我々はどう出ましょうか」
神妙な面持ちのまま、レインメーカー少佐は訪ねてきた。
「どうもこうもありませんよ。我々は直ちに出港。のち、やつらの出口を塞ぐ。殲滅次第残存部隊を回収して、我々もゼダンの門へ」
今まさに戦っている兵達を見捨てることはできない。彼らの戦いに報いる為にも、生きる希望を捨てさせるようなことをしてはならなかった。
「そうおっしゃるだろうと思いました。準備はしておりますよ」
アレキサンドリアは最大戦速ですぐさま出港した。一刻も早く援護に向かわねばならない。ウィード少佐も再びニュンペーの元へ急ぐ。
格納庫ではステム少尉も準備に取り掛かっているところだった。
省5
904: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:39 ID:YVtOvx+T0(10/12) AAS
『もうすぐ作戦区域です。準備はよろしいですか?』
レインメーカー少佐から通信が入る。
「いつでも。ステム、行けそう?」
『はい』
ステム少尉の返事がいつもより短い事を気にしつつ、ニュンペーをカタパルトに接続する。
『MS隊を射出後、アレキサンドリアは援護射撃で突破口を開きます。混乱に乗じて、お2人は破壊したシェルターから侵入してください。隙をみて本艦も上陸します。友軍の回収はそれからです』
「わかりました。頼みます。…ニュンペー、出るぞ」
既に火の手が上がり始めているシェルターの近くへ急いだ。ここで早々に敵を叩かねば、増援が来てしまう。その前に友軍を回収し、撤退する必要がある。後ろからステム少尉のガブスレイもついてきている。
間を置かずに艦砲射撃がシェルターに向けて行われた。外部に固定されていたサラミス改が腹から折れ、爆炎を上げる。更なる砲撃に晒し、シェルターの中がはっきり見て取れるまでになった。
『少佐、ご武運を』
省5
905: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:40 ID:YVtOvx+T0(11/12) AAS
まず周囲を確認すると、敵の数は片手で数える程になっていた。友軍による決死の作戦が功を奏したらしい。とはいえこちらの損害も尋常ではなく、かなりの数居たはずの駐留軍は10機程度にまで減っていた。
ウィード少佐は友軍全てにチャンネルを開いた。
「皆よく聞いてほしい。よくぞここまで粘ってくれた。ここを切り抜ければ、シェルター外にアレキサンドリアが待機している。敵に構わず脱出せよ。繰り返す、脱出せよ」
彼らは責務を果たしたのだ。今度は殿としてウィード少佐が撤退を支援せねばならない。それが、全ての兵達に示せる精一杯の誠意だった。
通信を切ると、友軍達がシェルターの外を目指し始める。追いすがる敵機を妨害する為、ニュンペーは再び地を蹴った。
『敵の殲滅はどうするんです??』
ステム少尉からだった。
「我々でやる。これ以上は彼らに任せられない」
『しかし…』
「私ひとりでもやる。残るか、撤退するか…ステムは好きな方を選んでいい」
省2
906: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/10(金)00:41 ID:YVtOvx+T0(12/12) AAS
追いかけて来たネモが、逃げる友軍の1機を背後から切り捨てた。更に追おうとするところをライフルで牽制する。こちらに気付いた敵機達が身を翻し向かってくる。
「来い…!全員こっちに来い!」
全身の血が沸き立つ様な心地の中、切り結び、押し飛ばし、撃ち落とす。自分の中で何かが切れてしまっているのを感じていた。この先に何があろうと構わなかった。
先程のネモによる正確な射撃を受ける。すんでのところで躱したものの、追撃が迫った。
「くそっ…!」
斬撃をサーベルで受け止めたものの、足が止まってしまう。別のGM2が横から更に斬りかかってきた。
が、すぐにライフルがそれを撃ち落とした。ステム少尉のガブスレイである。
『僕も…自分にやれることをやります』
「かっこつけちゃって…。後悔しないでよ」
53話 彼女の選択
907(1): 2020/07/14(火)09:44 ID:Udvf6FPm0(1) AAS
どうせなら大友克洋版宇宙世紀にしてくれ
908(1): 2020/07/15(水)00:02 ID:inQwcbp80(1) AAS
乙!
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 94 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.031s