他板に投稿された、興味深い格言の転載スレ 16 (310レス)
他板に投稿された、興味深い格言の転載スレ 16 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/
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レス栞
219: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:44:48.65 ID:jQxX6wbN ★ 怒りの結果は、怒りの原因よりはるかに重大である。 ★ 人間はお互い同士のために創られた。 ゆえに彼らを教えるか、さもなくば耐え忍べ。 ★ 君が怒って破裂したところで、 彼らは少しも遠慮せずに同じことをやりつづけるであろう。 ★ 未来を思い煩うな。 必要あらば、現在役立ちうる知性の剣にて、十分に未来に立ち向かわん。 ★ 人の一生は短い。 君の人生はもうほとんど終わりに近づいているのに、 君は自分に尊敬をはらわず、君の幸福を他人の魂の中に置くことをしているのだ。 ★ いかなる自然も芸術に劣らず。芸術の仕事は全て自然の物事を真似ることなり。 ★ もっともよい復讐の方法は、自分まで同じような行為をしないことだ。 ★ 遠からず君はあらゆるものを忘れ、 遠からずあらゆるものは君を忘れてしまうであろう。 ★ 君の精神は、君の平生の思いと同じようになるであろう。 なぜならば、魂は思想の色に染められるからである。 ★ 競技場では、競技相手の攻撃を好意をもって避ける。 人生という競技場でも、共に競技をしている人たちを 大目に見てあげようではないか。 人を疑ったり憎んだりせずに避けることは可能なのだから。 マルクス・アウレリウス http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/219
220: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:45:16.69 ID:jQxX6wbN ★ 各々の物はそれが創られた目的に向かって惹かれる。 惹かれるものの中に、各々の目的がある。目的のある所に各々の利益と善がある。 ★ 幸福な生活をするのに必要なものはほとんどない。 それはあなた自身の中、心の持ちようにある。 ★ 今の瞬間だけに生きよ! ★ 空中に投げられた石にとって、 落ちるのが悪いことではないし、昇るのが良いことでもない。 ★ 自分に欠けているものよりも、 自分がすでに持っているものについて思いをめぐらせ。 ★ 他人の過ちが気に障る時は、即座に自らを反省し、 自分も同じような過ちを犯していないか考えてみるといい。 ★ あたかも一万年も生きるかのように行動するな。 不可避のものが君の上にかかっている。 生きているうちに、許されている間に、善き人たれ。 ★ 存在するものは、変化のためのみに存在することを忘れるな。 ★ 人に善くしてやったとき、それ以上の何を君は望むのか。 君が自己の自然にしたがって行動したということだけで充分ではないか。 ★ 君はいつでも好きなときに自分自身の内にひきこもることが出来るのである。 実際いかなる所といえども、自分自身の魂の中にまさる 平和な閑寂な隠家を見出すことはできないであろう。 マルクス・アウレリウス http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/220
221: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:51:54.55 ID:jQxX6wbN ★ ここで生きていくのなら、もう慣れている。 よそに行って生きるのも、君の望み通りにできる。 死ぬとすれば、使命を終えただけのことだ。 他には何もない。だから勇気を出せ。 ★ ある事をなした為に不正である場合のみならず、 ある事をなさぬ為に不正である場合も少なくない。 ★ 大きな夢を見よう。大きな夢だけが人の心を動かす。 ★ おまえの心を明るく楽しくしようと思うならば、共に暮らす人びとの長所を思え。 ★ もし君にできるのならば、(悪いことをした人間を)改心させよ。 もしできないならば、かかる場合のためにこそ 寛大というものが君に与えられているのだ、ということを思い起こせ。 ★ 物言わぬ先から、人の言おうとすることを、 顔つきから読み取れなければならない。 ★ みせかけの微笑を見せたり、心に仮面をかぶったりしない、真心のこもった、 裸のままの親切には、人は決して抵抗できないものだ。 もしこちらがあくまで親切を続ければ、 たとえ良心のひとかけらもない人間でも、必ず受け入れてくれるだろう。 ★ なにか、悲しくなりそうなことに出会ったときは、つねに自分にこう言いきかせよ。 これは不幸ではない、これに高貴に耐えることが幸福なのだと。 ★ 他人の厚顔無恥に腹が立つとき、ただちに自らに問うてみよ。 「世の中に恥知らずの人間が存在しないということがありえようか」 …「ありえない」と答えるだろう。それならば、ありえぬことを求めるな。 ★ あなたを支配するのは、出来事ではない。 その出来事に対するあなたの見方が支配するのだ。 マルクス・アウレリウス http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/221
222: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:52:09.46 ID:jQxX6wbN ★ 人生を建設するには一つ一つの行動からやっていかなくてはならない。 ★ 人間の生の営みはすべて、今にある。 過去はすでに為されたものであり、未来は不確かなものだから。 ★ 人生のあらゆることを、それが最後だと思って行いなさい。 ★ 人間の真の価値は、何を目指すかによって判断される。 ★ 不死の神々と我々に喜ばしきことを与え給え! ★ もし君が同時に継母と実母とを持っているとしたら、 君は前者に仕えるはずであろうが、しかし君が絶えずもどって行くのは 実母のもとであろう。宮廷と哲学は君にとってちょうどこのような関係にある。 ★ 君がなにか外的の理由で苦しむとすれば、 君を悩ますのはそのこと自体ではなくて、それに関する君の判断なのだ。 ★ 善い人間のあり方如何について論ずるのはもういい加減で切り上げて 善い人間になったらどうだ。 ★ あらゆる行動に際して一歩ごとに立止まり、自ら問うてみよ。 「死ねばこれができなくなるという理由で死が恐るべきものとなるだろうか」と。 マルクス・アウレリウス http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/222
223: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:52:47.45 ID:jQxX6wbN ★ 哲学が君をつくりあげようとしたその通りの人間であり続けるように努力せよ。 神々を畏れ、人々を助けよ。人生は短い。 地上生活の唯一の収穫は、敬虔な態度と社会を益する行動である。 ★ 死は誕生と同様に自然の神秘である。 同じ元素の結合、その元素への〔分解〕であって、恥ずべきものでは全然ない。 ★ 君が宮廷生活の不平をこぼすのをこれ以上誰も聞かされることのないように、 また君自身も君のこぼすのを聞かされることのないようにせよ。 ★ 今すぐにも人生を去って行くことのできる者のごとく あらゆることをおこない、話し、考えること。 ★ 山の鼠と家の鼠。前者の恐怖と狼狽。 ★ 君の全生涯を心に思い浮べて気持をかき乱すな。 どんな苦労が、どれほどの苦労が待っていることだろう、と心の中で推測するな。 それよりも一つ一つ現在起ってくる事柄に際して自己に問うてみよ。 「このことのなにが耐え難く忍び難いのか」と。 ★ 祖父ウェールスからは、清廉と温和(を教えられた)。 ★ もうしばらくすれば君は灰か骨になってしまい、 単なる名前にすぎないか、もしくは名前ですらなくなってしまう。 そして名前なんていうものは単なる響き、こだまにすぎない。 人生において貴重がられるものはことごとく空しく、腐り果てており、取るに足らない。 マルクス・アウレリウス http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/223
224: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:53:08.39 ID:jQxX6wbN ★ 元老院において、またあらゆる人びとにたいして、 整然と、判然と話すこと。健全な言葉づかいをすること。 ★ たとえば睡気、暑気、食欲不振。 以上のいずれかのために不機嫌になった場合には、 自分にこういいきかせるがよい。私は苦痛に降参しているのだ、と。 ★ 事物はそれ自体いかなるものであるか、 その素材、原因、目的に分析してみるべきである。 ★ 君は理性を持っているのか?「持っている」それならなぜそれを使わないのか。 もしそれがその分を果しているならば、そのうえ何を望むのか。 ★ 他人のなすあらゆる行為に際して自らつぎのように問うてみる習慣を持て。 「この人はなにをこの行為の目的としているか」と。 ただし、まず君自身から始め、第一番に自分を取調べるがいい。 ★ 悪をなす者はみずからにも悪をなす。 ★ 我々が死によって失うものは、時間のわずかな一部、現在の一瞬のみ。 ★ 巣箱の利益にならざることは、蜜蜂の利益にもなり得ず。 マルクス・アウレリウス http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/224
225: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:53:31.95 ID:jQxX6wbN ★ 幸福はどこにあるのか?名誉を愛する人は、他人の行為の中にあると考える。 快楽を愛する人は、自分の感情の中にあると考える。 悟った人は、自分の行動の中にあると考える。 ★ そんなことより、疫病と人間の避けられぬ運命である死について、考えるべきではないか? ★ 死は感覚の休息、衝動の糸の切断、心の満足、 または非常招集中の休止、肉への奉仕の解放にすぎない。 ★ 幸福は、その人が真の仕事をするところに存す。 ★ 忍耐は正義の一種である。 ★ 良い人間のあり方を論じるのはもう終わりにして、 そろそろ良い人間になったらどうだ。 ★ 罪を犯す者は自分自身にたいして罪を犯すのである。 不正な者は、自分を悪者にするのであるから、自分にたいして不正なのである。 ★ かつて私はどこにおきざりにされようとも幸運な人間であった。 「幸運な」とは自分自身にいい分け前を与えてやった人間のこと、 いい分け前とはよい魂の傾向、よい衝動、よい行為のことである。 ★ ソクラテスはこういうのをつねとしていた。 「どんな理性的動物(をあなたがたはお望みか)?健全な?それともよこしまな?」 「健全な」 「ではなぜそれを追い求めないのかね」 「私たちはもうそれを持っていますから」 「ではなぜ戦ったりいい争ったりするのだろう」。 ★ 宇宙の自然の善しとすることの遂行と完成とを、 あたかも自己の健康を見るような眼で見よ。 したがってたとえいささか不快に思われることでも、 起こってくることはなんでも歓迎せよ。 マルクス・アウレリウス http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/225
226: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:53:50.26 ID:jQxX6wbN ★ つねに、そしてできることならあらゆる場合において、 自分の思念に物理学、倫理学、論理学の原理を適用してみること。 ★ 無花果の樹が無花果の実をつけるのを驚いたら恥ずかしいことであるように、 宇宙がその本来結ぶべき実を結ぶのを驚くのも恥ずかしいことである。 同様に医者や舵取りが患者に熱のあるのや逆風の吹くのを驚くのも恥ずかしいことである。 ★ 「物事に対して腹を立てるのは無益なことだ。 なぜなら物事のほうではそんなことにおかまいなしなのだから」 ★ 何かをするときいやいやながらするな、利己的な気持からするな、 無思慮にするな、心にさからってするな。 君の考えを美辞麗句で飾り立てるな。余計な言葉やおこないをつつしめ。 ★ 君は理性を持っているのか?「持っている」それならなぜそれを使わないのか。 もしそれがその分を果しているならば、そのうえ何を望むのか。 ★ 君が宮廷生活の不平をこぼすのをこれ以上誰も聞かされることのないように、 また君自身も君のこぼすのを聞かされることのないようにせよ。 ★ 今すぐにも人生を去って行くことのできる者のごとく あらゆることをおこない、話し、考えること。 ★ 事物はそれ自体いかなるものであるか、 その素材、原因、目的に分析してみるべきである。 ★ 肉体もまたがっしりかまえているべきであって、 動作においても姿勢においても歪められていてはならない。 ★ 一緒になって大きな声で嘆かぬこと、騒がぬこと。 マルクス・アウレリウス http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/226
227: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:54:14.93 ID:jQxX6wbN ★ ルスティクスからは、けちなお説教をしたり、 道に精進する人間、善行に精進する人間として 人の眼をみはらせるようなポーズをとらぬこと(を教えられた)。 ★ つまり理性と公共精神という善きものにたいして、 大衆の賞讃とか権力とか富とか快楽への耽溺のごとく本質の異なるものを いっさい対抗させてはならないのである。 すべてこのようなものは、とつぜん我々を打ち負かし、 道ならぬところへ我々をつれ去ってしまうものなのだ。 ★ 顔に怒りの色のあらわれているのは、ひどく自然に反することで、 それがしばしば見られるときには、美は死んで行き、 ついには全く再燃も不可能なほどに消滅してしまう。 ★ 「一緒になって大きな声で嘆かぬこと、騒がぬこと」 ★ 死とは感覚を通して来る印象や、我々を糸であやつる衝動や、 心の迷いや肉への奉仕などの中止である。 ★ マクシムスからは、(...)克己の精神と確固たる目的を持つこと。 いろいろな場合、たとえば病気の場合でさえも、 きげん良くしていること(を教えられた)。 ★ あたかも砂丘がつぎからつぎへと上にかぶさってきて 前のものを覆い隠してしまうように、人生においても初めのものは あとからくるものに間もなく覆い隠されてしまうことを考えよ。 ★ エメラルドは、人に褒められなくても、その価値を失わない。 ★ マクシムスからは、克己の精神と確固たる目的を持つこと。 いろいろな場合、たとえば病気の場合でさえも、 きげん良くしていること(を教えられた) ★ 賢者は言った、『静かな一生を送りたいのなら、仕事を減らせ』と。 ★ 苦痛は耐ええぬものでも、永遠に続くものでもない。 もし、その限界を忘れず、おまえのほうから、それに余分な想念を付け加えないかぎり。 マルクス・アウレリウス http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/227
228: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:55:01.88 ID:jQxX6wbN ★ 自分一人の判断には自信がない分、世間の判断に頼りきろうとするのは通常である。 だがこの場合の世間とは、自分が普段接している人たち、 つまり所属する党派や宗派、教会、階級を意味しているにすぎない。 ★ 尊厳の感覚。それは幸福の根幹をなしており、 これと対立するものは、一時的な場合を別にすれば、 彼らにとっては欲求の対象とはなりえないほどである。 ★ 彼(ベンサム)が見落としているのは、厳密な意味での人間本性の道徳的部分だけではない。 彼は他のあらゆる理想的目的をそれ自体として追求することを 人間本性に関する事実としてほとんど認識していない。 ★ 高貴な人物がその高貴さによってつねに幸福であるかは疑問の余地があるかもしれないが、 その高貴さが他の人々をより幸福にし、 それによって世界は全体としてはかりしれない利益を得ているのである。 ★ 社会に監視される人は、いつも自分の本性に 従わないようにしているので、やがて従うべき本性をもたなくなる。 人間としての能力は萎縮し、衰えていく。 強い望みや自然な喜びはもてなくなり、たいていは自分のものだといえる意見や感情をもたなくなる。 これが人間性の望ましい状態だろうか。 ★ 社会の初期の頃は、人の活力が強すぎて、人々を訓練し管理する社会の能力を超えていた部分があった。 しかし今では、社会は個性をほぼ押さえつけられるようになっている。 そして人間性を脅かすものは、個人の衝動と好みの過剰ではなく、不足になった。 ★ 数学の真理には特異な性格があり、論拠は全て一方の側だけにある。 反対意見はなく、反対意見への論駁もない。 ★ 人間の能力は知覚、判断力、違いを見分ける感覚、思考力のいずれも、 道徳感情すらも、選択を行うことによって鍛えられる。 それが慣習だからといって行動する人は選択を行わない。 最善のものを見分ける力も、最善のものを望む力もつかない。 ★ ある人の欲求と感情が他人より強く多様だというのは、 その人が人間性の素材を豊富にもっているということである。 衝動が強いとは、活力があるということの言い換えにすぎない。 ジョン・スチュアート・ミル(イギリスの哲学者) http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/228
229: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:55:35.01 ID:jQxX6wbN ★ 人は疑わしくなくなった点については考えなくなるものだが、 これは人間の誤りのうち半分の原因になるほど致命的な欠陥である。 "決着がついた問題は深い眠りにつく"とある論者が語っており、まさに至言である。 ★ 物事について自分の側しか知らない人は、そのことについてほとんど知らない。 ★ 慣習であるからといって、これをなすという人は、何らの選択をも行わない人である。 ★ 自分の胸に「いま、幸せか?」とたずねたら、途端に幸福ではなくなってしまう。 ★ 改革の精神は必ずしも自由の精神ではない。 なぜならば、改革の精神は、改革を欲しない民衆に対して それを強制しようとするかも知れないからである。 ★ 人間性は樹木のようなものだ。 指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、 あらゆる方向に伸び拡がらなければならない。 ★ 人間というものは、幼いときから労せずして得た栄誉を持っていると、 成長するにつれて必ずそれを自慢したくなるものである。 ★ 死後に残す人々の運命を、自分自身の運命と感じ得る能力が欠如している者ほど、 また利己的にのみ生きてきた利他の喜びを実感した経験のない者ほど、 老年に至って自分自身の快楽がゼロに近づくに及んで いよいよ利己的な形における生命の存続を妄執するものである。 ★ 真理はつねに迫害に打ち勝つという格言は、実際、あのほほえましい虚偽にすぎない。 つまり、人から人へと口真似されて、ついには決まり文句になるが、 あらゆる経験によって反駁されるあの虚偽である。 歴史は、真理が迫害によって踏みにじられた実例に満ちている。 ★ 国家の価値は、結局国家を組織する人民の価値である。 ジョン・スチュアート・ミル http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/229
230: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:55:53.71 ID:jQxX6wbN ★ 人間の自由を奪うものは、悪法よりも暴君よりも、実に社会の習慣である。 ★ 人生の色々な楽しみは、通りすがりに味わえば、人生を楽しくしてくれるが、 一旦それを人生の目的とすると、とたんに物足りなくなる。 ★ 人生の楽しみではなく、喜びを求めていこう。 ★ 真実の中には、個人的な経験を経て初めて本当の意味が理解できるものも多い。 ★ 人間の運命の大きな改善は、彼らの考え方の根本的な構成に 大きな変化が生じない限り、絶対に不可能である。 ★ 道を示す自由、これが天才の要求できるすべてである。 ★ 主流の意見は、自分でものごとを判断する能力が それほど優れているわけではない人に対して、圧倒的な影響力をもっている。 ★ 個人の幸福に最大の関心を持っているのは本人である。 社会が一人の個人にもつ関心はごくわずかでしかないし、まったく間接的なものでしかない。 そして自分の感情や状況を理解するという点では、 普通の人であれば誰でも、他人とは比較にならないほど豊富な手段をもっている。 ★ 人は誰でも社会の保護を受けている以上、ある原則を守る義務を負うことが不可欠になる。 第一に、互いに他人の利益を損なわないこと。 第二に、社会かそれを構成する個人を危害と干渉から守るために、 公平性の原則のもとで各人が決められた労働と犠牲を負担することである。 ★ 習慣であるが故にこれをなすという人は、何らの選択をも行なわない。 ★ 悪人が自分の目的を遂げるのに、善人が袖手傍観していてくれるほど好都合なことはないのです。 ★ 力によって他人にその道を強要することは、 他の人たちすべての発展および自由と合致しないばかりでなく、優れた当の本人を堕落させる。 ジョン・スチュアート・ミル http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/230
231: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:56:13.46 ID:jQxX6wbN ★ どんなに正しい意見でも、十分に、たびたび、そして大胆に議論されることがないならば、 人はそれを生きた真理としてではなく、死んだドグマ[教条]として抱いているにすぎない。 ★ 思想の自由は、ただ単に、あるいは主として、偉大な思想家を生み出すために必要なだけではない。 普通の人間を可能なかぎり精神的に成長させる、そのためにも必要である。 いや、むしろ、そのためにこそ必要なのである。 ★ 古代の偉大な雄弁家キケロが残した記録によれば、 彼はつねに論敵の主張を、自分の主張以上にとはいえないまでも、 それと同じくらい熱心に研究したのだそうだ。 ★ 意見の違いがありうる問題の場合、 真理は、対立し衝突し合う二つの意見をあれこれ考え合わせることによってもたらされる。 自然科学の分野でさえ、同一の事実について、 つねにまた違った説明を加えることが可能なのである。 ★ 自分の頭で考えず、世間にあわせているだけの人の正しい意見よりも、 ちゃんと研究し準備をして、自分の頭で考え抜いた人の間違った意見のほうが、 真理への貢献度は大きい。 ★ 真理に備わる本当の強みは、つぎの点にある。 すなわち、ある意見が真理であるならば、それは一度、二度、あるいは何度も 消滅させられるかもしれないが、いくつかの時代を経るうちに、 それを再発見してくれる人間がたいてい現れる。 ★ 真理は、ただ真理というだけで、間違った意見にはない固有の力が備わり、 地下牢や処刑台に打ち勝つ、などというのは根拠のない感傷にすぎない。 ひとびとは真理よりも間違った意見を熱狂的に支持することもある。 ★ 再発見された真理のいくつかは、幸運な事情に恵まれて、迫害をまぬがれ、大きな勢力となる。 そして、そうなった後は、いかなる抑圧の企てにも耐えられる。 ★ 深刻な論争が、あの問題でもこの問題でも、つぎつぎに終結していくのは、 意見がひとつにまとまっていく流れの必然的な現象なのだ。 ジョン・スチュアート・ミル http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/231
232: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:56:38.52 ID:jQxX6wbN ★ 涵養された精神は、自然の事物、芸術作品、詩的創作、歴史上の事件、 人類の過去から現在に至るまでの足跡や未来の展望など、 周囲のあらゆるものに尽きることのない興味の源泉を見出す。 ★ 利己心に次いで、人生を満足のいかないものにする重要な要因は、精神的涵養が不足していることである。 ★ 簡単にわかるようなものでない問題については、 一般に流布している意見がしばしば正しいけれども、 それが真理の全体であることはめったに、というか、絶対にない。 あくまでも真理の一部分にすぎない。 ★ 数学と物理以外の領域で、およそ知識の名に値するものは、 人が反対論者と論争をするときに働かせるのと同じような思考のプロセスを経ていなければならない。 それは人から強制されたものでもよいし、自分で見つけたものでもよい。 ★ 簡素な生活のすばらしさ。 人工的な社会の束縛と偽善が、人間を無気力にし、堕落させること。 この思想は、ルソーが主張して以後、教養のあるひとびとの心からけっして消し去ることのできないものとなった。 ★ 真理を見よと迫って、われわれの目を開かせようとする人は、 逆に、われわれに見えている真理が見えていなかったりする。 人間のことを冷静に判断する人なら、そんなことについても、憤慨すべきものとは思わないだろう。 ★ たとえば夕日に照らされた雲の美しさに感動したとしよう。 その感動は、雲が水蒸気でできていることと、 大気中の水蒸気のあらゆる法則に支配されることを理解する妨げにはならないはずだ。 ジョン・スチュアート・ミル http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/232
233: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:57:07.10 ID:jQxX6wbN ★ ことさら言うまでもないが、秩序とか安定をうたう政党と、進歩とか革新をうたう政党は、 どちらも健全な政治のために必要な要素である。 ★ 功利性の理論が無神論として激しく非難されることを聞くのは珍しいことではない。 ★ スウェーデンの有名な化学者ベリマンについて、 彼は多くの発見をしたが、彼の最大の発見はシェーレを発見したことであった。 同様にジェイムズ・ミルについても、人間の進歩についての彼の最大の貢献は、 彼が研究仲間と後継者として教育した彼の息子であったと言うことができるであろう。 ★ こんなやり方は行きすぎだと思われるかも知れない。 そう言えなくもないが、それは、子供の間違いに腹を立てたことだけだと思う。 生徒というものは、できないことを要求されて初めて力の限りを尽くすのだから。 ★ 「理論」の正しい意味も知らず、しかもそれを現実と対立するもののように扱うとは、 おそるべき無知をさらけ出したのだと私は思い知らされたのである。 ジョン・スチュアート・ミル http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/233
234: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:57:39.69 ID:jQxX6wbN ★ 人は30歳にして、自分を馬鹿者ではないかと思う。 40歳にして自覚し、計画を練り直す。 50歳にして不名誉な遅延に怒り、さらなる決意を新たにする。 ★ 富は向こうからやってくることがあるが、知恵はこちらから近づかねばならぬ。 ★ 家柄自慢をする者は負債ばかりをこしらえる。 ★ 時間を失って初めて時間に気がつく。 ★ 浪費された時間は単なる生存にすぎない。使用された時間のみが生活である。 ★ 無神論者も夜になると、神に対して半信半疑になる。 ★ あらゆる人間は、自分以外の人はすべて死ぬと思っている。 ★ 自然は回転するが、人間は前進する。 エドワード・ヤング(アメリカの旧約聖書学者) http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/234
235: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:57:59.85 ID:jQxX6wbN ★ 地位が低いからといって卑下する必要はない。 卑下すべきは、地位が低くて能力のないことである。 ★ 貧しいからといって、恥じる必要はない。 恥ずべきは、貧しくて志がないことである。 ★ 死を迎えるからといって悲しむ必要はない。 悲しむべきは、死んだあとに、この世に役立つものを残さないことである。 ★ 年老いたからといって嘆く必要はない。 嘆くべきは、年老いて目的もなく生きていることである。 呂坤(中国・明代の儒者・哲学者) http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/235
236: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:58:44.04 ID:jQxX6wbN ★ 本当の絆とは何なのか。 それは、生きていくために、食べていくために力を合わせて働くこと。 ★ 右肩上がりの時代は、もうとっくに終わりました。 これからは生活を悪戯に膨張させるのではなく、 生活の質を高めていくこと。それが成熟した社会のあるべき姿です。 ★ より強いとされる者がより弱いとされる者に、 かぎりなく弱いとおもわれざるをえない者に、 深くケアされるということが、ケアの場面ではつねに起こるのである。 ★ 現代は、待たなくてよい社会、待つことができない社会になった。 私たちは、意のままにならないもの、どうしようもないもの、 じっとしているしかないもの、そういうものへの感受性をなくしはじめた。 ★ 1つ1つはだれもがもっているものであるにしても、 それらの組み合わせにひとりひとり独自のものがあるのだ。 ★ (若者たちは)バブルが崩壊して以降、一度も右肩上がりの社会というのを体験したことがない。 「明日は今日よりきっと良くなる」という幻想も共有していない。 鷲田清一(哲学者) http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/236
237: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:59:18.71 ID:jQxX6wbN ★ わが子が熱を出してもすぐに帰ることができる。 停電になっても徒歩で帰ることができる距離に暮らすことが普通ではないか。 若い人たちに新しいサイズ感が生まれつつあることに希望を抱く。 ★ グローバル経済。ずっぽりと組み込まれて、いわゆる国民経済が成り立たなくなっている。 経済というのは「経世済民」を略した言葉で、世を治めて民の苦しみを救うという意味だ。 ところが、企業は株主利益を最優先にしたグローバルな市場で 熾烈な競争を強いられ、最大の関心は自社防衛、生き残りになった。 ★ 僕はこれまで「限界哲学」をやってきたところがあり、 こういう場面で(「折々のことば」で)哲学をやりたいという気持ちがある。 ぴかぴかっとしたものを探し回っています。 ★ 昔から、すごい言葉は手で写す癖があるんです。 ★ ファッションは行動のスタイルである。だからそのプロセス自体が問題になる。 ★ 一つのアイディアを制度として定着させようとするとき、 一つの発見を医療の現場で活かそうとするとき、 さらには一人の画家の仕事をまとめ展覧会を開こうとするとき、 法律や経理、調達や広報といった別のプロフェッショナルたちと しっかり組まなくてはなりません。 鷲田清一(哲学者) http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/237
238: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2019/06/03(月) 17:59:35.21 ID:jQxX6wbN ★ 別のプロの、自分とは異なった視線、異なった関心をそれとして理解しようとせず、 自分の専門領域の、内輪の符丁で相手を抑え込もうとする人は、 そもそも専門家として失格なのです。 ★ 上空を旋回する報道のヘリコプターの轟音に、 救出を求める人の声が聞こえないと憤る人もいれば、 「だれかが見守ってくれている」と感じる人もいるでしょう。 人の思いというものはこのように、立っている場所でずいぶん異なります。 ★ 哲学者というのは、言葉で世界に拮抗したいという人間の強い意思というか、 あるいは最後の牙城かもしれないけれど、そういう危うさを一番よく知ってるし、 それが嘘か誠かもわからないものと知りながら、 そこの立脚点で現実と戦おうという、その確信だけはある。 ★ リーダーシップとおなじくらい、 優れたフォロワーシップというものが重要になってきます。 自分たちが選んだリーダーの指示に従うが、みずからもつねに全体を見やりながら、 リーダーが見逃していること、見落としていることがないかというふうに リーダーをケアしつつ付き従ってゆく、そういうフォロワーシップです。 ★ (真に強い集団とは)日々それぞれの持ち場でおのれの務めを果たしながら、 公共的な課題が持ち上がれば、だれもがときにリーダーに推され、 ときにメンバーの一員、そうワン・オブ・ゼムになって行動する、 そういう主役交代のすぐにできる、しなりのある集団です。 ★ 成熟というのは、未熟さを守ること。 ★ 教養とは「何が大事で何が大事でないか」という価値判断、 「絶対いる」「あったらいい」「端的になくていい」「絶対あってはならない」 というのを即断せずに持続させるのに必要な「知性の体力」である。 ★ プロとしての自分たちの思いとはうんと隔たったところで ものを感じている患者さんやその家族の思いに、 十分な想像力をはたらかせられない医療スタッフは、プロとして失格なのです。 鷲田清一(哲学者) http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1543855957/238
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