【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4 (196レス)
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5: 2014/11/15(土)16:29 ID:TuD1QxGwO携(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 53) ---
□ All that Is; the Breath of That which Is Not
□ 「存在」するもの全て、それは「非存在なるもの」の「息」

□ The Source of Energy from the Infinite Unmanifest
□ 無限の「非顕在なるもの」からの「精力の源」

□ The First "Motion"
□ 最初の「運動」

□ God the Creator
□ 「創造主」である「神」

□ That from Which we come, and to Which we shall return
□ 我々が生み出され、そして我々が戻るべき「ところ」

Symbols: Crown, Point, Swastica
「象徴たち」:「王冠」、「点」、「まんじ(卍)」

Color: White
「色」:「白」
--- ここまで ---

まず最初に、「ケテル」についての、5つのキーワードと、2つの属性が示されています。
そして、本では、この文章の右側に、「象徴たち」である「王冠」と「点」と「まんじ」
の図、そして「生命の木」の図における「ケテル」の位置が示されています。
ちなみに、「Swastica/まんじ」は、通常は「Swastika」と綴ります。
なお、ナチスの「Hakenkreuz/鉤十字」とは、十字の曲がりが逆ですので、ご注意ください。

さて、最初の文は、『旧約聖書:創世記』の、神の天地創造の「言葉」や、最初の人間に
命を吹き込む「息」についての記述です。

2番目の文は、「ケテル」を生み出した、「アイン(否定)」「アイン・ソフ(無限)」、
「アイン・ソフ・アウル(無限の光)」についての記述です。

3番目の文は、中世の天動説理論における「Primum Mobile/原動力(原動天)」という
概念であり、日本の魔術界では、「Primum Mobile/原初動」と訳されています。
この「原初動」と、大宇宙の動きを司る、見えざる根本原理&根本エネルギーであり、
下位の「恒星天=コクマー」、「土星=ビナー」、「木星=ケセド」、「火星=ゲブラー」、
「太陽=ティファレト」、「金星=ネツァク」、「水星=ホド」、「月=イェソド」、
そして「地球=マルクト」を動かしている神的な存在でもあります。

4番目と5番目の文は、まあ、説明しなくても、大体わかりますよね。

とりあえず、こういった「創造主」的なイメージが「ケテル」にあって、そして「エース」
のカードたちにも「神的」な属性があるということであり、すなわちこれは、「エース」は
最も「大アルカナ」に近い「小アルカナ」である、ということにもなるわけですよね。
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