【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4 (196レス)
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4: 2014/11/14(金)06:58 ID:hSV1ics6Y(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 53) ---
1. KETHER: The Crown
1. ケテル:王冠

The Four Aces
「四枚のエースたち」
--- ここまで ---

新しい章の始まりの最初の節は、もちろん「ケテル」と「エース」から始まります。

この「ケテル」は、全ての始まりであるため、「Primordial Elements/原始的な元素たち」
として、全てのものを含むとされています。

そして、これとは対称的に、全ての終着点として「マルクト」があり、「Base Elements/
基底的な元素たち」として、こちらも全てのものを含むとされています。

つまり、この対称性のために、上位「マルクト」と下位「ケテル」は、連結可能であると
いうことなのですよね。

ただし、完成された「マルクト」とは違って、「ケテル」というのは未分化な状態であり、
将来性というか可能性というか、とにかくまだ曖昧としている部分が数多くあるわけです。
そして、そういった、何の種かもわからないような曖昧な存在を、しっかりと育てあげ、
たくさんの枝葉を出していくことで、大地に根ざした大きな「木」へと成長して、皆に
多くの恩恵を与えてくれる存在へと成長していくことになるわけですよね。

とにかく、人は誰でも、最初はちっぽけで、取るに足らない存在なわけです。
そして、「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、
多くの麦を結ぶ。」(『新約聖書:マルコ福音書12:24』)にあるように、種である「ケテル」
自体は、宙に浮いた存在であるために、まだ大した価値はありません。
地に落ちて芽を出さないと、実は何も始まらないわけですからね。

ということで、のんびりマターリと始めていきましょう。(^_^)/
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