【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part3 (551レス)
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536: 2014/11/09(日)07:23 ID:K2sNYQPry(1) AAS
「カバラ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 50) ---
Like the Minor Cards, the Court Cards may also be referred to the Zodiac.
「小アルカナのカードたち」と同様に、「コートカードたち」もまた「黄道十二宮」に言及
されるかもしれない。
--- ここまで ---

前述したように、ゴールデン・ドーンにおいては、「小アルカナ」の2〜10の計36枚の数札
については、その「四大元素」の属性を含めて、割とすんなりと、「白羊宮」を起点とした
「黄道十二宮」を3分割した「36デカン」に割り当てられています。
また、「大アルカナ」についても、「黄道十二宮」の属性を持つ12枚のカードがあります。

このため、当然のように、残りの「エース」や「コートカード」と、「黄道十二宮」との
関わりについても、マサース氏は、色々と考えてみたということなのでした。
マサース氏は、それなりに頑張ったとは思うのですが、伝統的な体系の流れをあえて
無視した、従来理論との互換性を考慮しない、厨二的な独自規格となってしまっており、
結果的に、かなりアレなことになってしまっています。
そもそも「コートカード」は、元々が「四大元素」の象徴化であるというのが基本定理です
ので、無理して「占星術」の体系と融合させる必要性は薄いわけなんですけどね。

結局のところ、魔術的なネタとしての面白さはともかくとして、あまりに独自解釈すぎる
理論のため、実用性に欠けているので、ワタシとしては、いまいち使いづらいわけですよ。
そういう意味では、ある程度、伝統的な体系の流れを引き継いだ「ライダー・ウェイト版」
の「コートカード」の方が、しっくりと使いやすいというのは確かなんですよね。

ワタシ的には、ここは「獅子宮のレグルス」と同様の扱いになっている部分なのでした。
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