[過去ログ] スレタイ 箱入り無数目を語る部屋4 (1002レス)
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(2): 2022/10/31(月)22:55 ID:V6kL7bYX(29/47) AAS
次は内測度の方を示す。A⊂[0,1)^N を任意に取る。μ_{N*}([0,1)A)=μ_{N*}(A) を示したい。
A⊃B∈F_N なる B を任意に取れば、[0,1)A ⊃ [0,1)B∈F_N なので、
μ_{N*}([0,1)A) ≧ μ_{N*}([0,1)B)=μ_N([0,1)B)=μ_N(B) である。
A⊃B∈F_N なる B は任意だったから、そのような B の sup を取れば、
μ_{N*}([0,1)A)≧μ_N^*(A) となる。次に、[0,1)A ⊃ B ∈ F_N なる B を任意に取る。
両辺の ()^[1] を考えて、([0,1)A)^[1] ⊃ B^[1] である。([0,1)A)^[1] = A なので、
A ⊃ B^[1] である。B^[1]∈F_N に注意して、μ_{N*}(A)≧μ_{N*}(B^[1])=μ_N(B^[1]) である。
そして、>>の定理からμ_N(B^[1])≧μ_N(B)である。よって、μ_{N*}(A)≧μ_N(B) となった。
[0,1)A ⊃ B ∈ F_N なる B は任意だったから、そのような B での sup を取れば、
μ_{N*}(A)≧μ_{N*}([0,1)A) である。以上により、μ_{N*}(A)=μ_{N*}([0,1)A) である。
405: 2022/10/31(月)22:56 ID:V6kL7bYX(30/47) AAS
次に、[0,1]^N の 〜 に関する完全代表系を1つ取って T と置く。
よって、決定番号の写像 d:[0,1]^N → N∪{0} が定義できる。
念のため書いておくと、次のようになる。

s∈[0,1]^N を任意に取る。ただ1つの t∈T が存在して s〜t が成り立つので、
∃i_0≧0, ∀i≧i_0 s.t. s_i = t_i が成り立つ。このような i_0≧0 には
最小値が存在する。その値を再び i_0≧0 と置く。この i_0 のことを d(s) と定義する。

こうして、s の決定番号 d(s) が定まり、よって写像 d:[0,1]^N → N∪{0} が決まる。
406: 2022/10/31(月)22:58 ID:V6kL7bYX(31/47) AAS
任意の k≧1 に対して、

(d≦k)∩[0,1)^N = [0,1)^k(T^[k]∩[0,1)^N)

が成り立つことが確かめられる。特に、

μ_N^*((d≦k)∩[0,1)^N) = μ_N^*([0,1)^k(T^[k]∩[0,1)^N)) = μ_N^*(T^[k]∩[0,1)^N),

μ_{N*}((d≦k)∩[0,1)^N) = μ_{N*}([0,1)^k(T^[k]∩[0,1)^N)) = μ_{N*}(T^[k]∩[0,1)^N)
省4
407
(2): 2022/10/31(月)22:59 ID:vpuiD3x9(4/8) AAS
>>388
>d:[0,1]^N → N は前スレでも散々定義した決定番号の写像。


1)もともと時枝では、>>1より
「どんな実数を入れるかはまったく自由,例えばn番目の箱にe^πを入れてもよいし,すべての箱にπを入れてもよい.
 もちろんでたらめだって構わない.そして箱をみな閉じる.」
 だったよね?
2)”どんな実数を入れるかはまったく自由”だから、(-∞、+∞)でしょ!!w
3)e^πとかπって、それらがいつから区間[0,1]に入ることになったんだ?w
 π=3.14・・でしょw
408: 2022/10/31(月)23:01 ID:V6kL7bYX(32/47) AAS
次に、μ_{N*}(T^[k])=0 (k≧0) が成り立つことを示す。まず、

Poly = { s∈[0,1)^N|有限個の i を除いて s_i=0 }

と置く。(Poly, [+], o) は [0,1)^N の部分アーベル群であることに注意せよ。
さらに、Poly^[k] = Poly (k≧0) が成り立つことに注意せよ。

また、(Poly, [+], o) の加法 [+] に関する逆演算を [-] と置くとき、
任意の s,t∈[0,1)^N に対して、

s 〜 t ⇔ s [-] t ∈ Poly
省1
409: 2022/10/31(月)23:01 ID:V6kL7bYX(33/47) AAS
この Poly について、

(T∩[0,1)^N) [+] Poly = [0,1)^N

が成り立つことが言える。さらに、T の性質から、左辺は直和であることが言える。
k≧0 として、両辺の ()^[k] を取ると、

(T∩[0,1)^N)^[k] [+] Poly^[k] = [0,1)^N

が成り立つわけだが、(T∩[0,1)^N)^[k] = T^[k]∩[0,1)^N かつ Poly^[k] = Poly により、
省2
410: 2022/10/31(月)23:02 ID:V6kL7bYX(34/47) AAS
さて、Poly は無限集合なので、異なる可算無限個の v_i∈Poly を取れば、
(T^[k]∩[0,1)^N) [+] Poly が直和であることから、

{ (T^[k]∩[0,1)^N) [+] v_i }_{i≧1}

は互いに素である。ここで、B⊂T^[k]∩[0,1)^N なる B∈F_N を任意に取る。
すると、B [+] v_i ∈ F_N である。また、B [+] v_i ⊂ (T^[k]∩[0,1)^N) [+] v_i により、
{ B [+] v_i }_{i≧1} は互いに素である。また ∪[i=1〜∞] (B [+] v_i) ⊂[0,1)^N である。
両辺の μ_N を考えると、

Σ[i=1〜∞] μ_N(B [+] v_i) ≦ μ_N([0,1)^N) = 1

である。さらに、μ_N(B [+] v_i) = μ_N(A) である。よって、Σ[i=1〜∞] μ_N(B) ≦ 1
となったので、μ_N(B)=0 となるしかない。B ⊂T^[k]∩[0,1)^N なる B∈F_N は任意だったから、
省1
411
(1): 2022/10/31(月)23:03 ID:V6kL7bYX(35/47) AAS
今の時点で、

・ μ_N^*(d≦k) = μ_N^*(T^[k]), μ_{N*}(d≦k) = μ_{N*}(T^[k]),
・ lim[k→∞] μ_N^*(T^[k]) = 1, μ_{N*}(T^[k])=0 (k≧0)

が得られている。特に、ある k_0≧1 が存在して、k≧k_0 のとき μ_N^*(T^[k]) > 0 である。
よって、μ_N^*(T^[k]) > μ_{N*}(T^[k]) (∀k≧k_0) である。すなわち、

μ_N^*(d≦k) > μ_{N*}(d≦k) (∀k≧k_0)

である。([0,1]^N, F_N, μ_N) の完備化 ([0,1]^N, F_{Nw}, μ_{Nw}) について、
>>392の定理により μ_{Nw}^* = μ_N^*, μ_{Nw*} = μ_{N*} だから、
省3
412: 2022/10/31(月)23:04 ID:V6kL7bYX(36/47) AAS
補足:「 k≧k_0 のとき (d≦k) は非可測である」とは、
「有限個の k を除いて (d≦k) は非可測である」という意味に他ならない。

では、残りの有限個の k に対しては、(d≦k) は可測なのか?それとも非可測なのか?
実は、使用する完全代表系 T によっては、有限個の k に対して (d≦k) が
ゼロ集合になるようにできる。この場合、それらの (d≦k) は可測になる。この意味において、

「有限個の k を除いて (d≦k) は非可測である」

という主張は最良の結果である。
413
(1): 2022/10/31(月)23:06 ID:V6kL7bYX(37/47) AAS
補足:以下では、有限個の k に対して (d≦k) が可測になる例を挙げておく。

U={s∈[0,1]^N|s_0=s_1=s_2=0 } = {0}^3[0,1]^N

と置く。[0,1]^N 上の同値関係 〜 をU上に導入すれば、〜 はそのまま U 上の同値関係になる。
U の〜に関する完全代表系を1つ取って T_0 と置くと、これは [0,1]^N 上の〜に関する
完全代表系にも なっていることが確かめられる。
この T_0 から決定番号の写像 d:[0,1]^N → N∪{0} を作った場合には、

(d≦k)∩[0,1)^N = [0,1)^k(T_0^[k]∩[0,1)^N) (k≧1)

をk=2に対して適用すれば、
省6
414
(2): 2022/10/31(月)23:08 ID:vpuiD3x9(5/8) AAS
>>389
御託はいいから、証明かけよ
おれのためじゃなく、証明を要求したID:Rh3Q9O/g氏や
その他にも、証明を見たいって人いるだろう?

>別に読まなくても構わんが、その場合はスレ主は>>371-372を受け入れなければならない。

不同意!
数学では、そんな理屈はないよ
おれは、あんたのクソ証明を見て、
ID:Rh3Q9O/g氏や他の人が、どういう反応を示すかみたいだけ

ID:Rh3Q9O/g氏や他の人が、クソ証明だというならば、多分それはクソだよね
省6
415: 2022/10/31(月)23:08 ID:V6kL7bYX(38/47) AAS
さて、「ある k_0≧1 が存在して、(d≦k) は k≧k_0 のとき非可測」であることから、

{ k≧0|∀k'≧k s.t. (d≦k') は非可測 }

という集合は空でない。そこで、この集合の最小元を再び k_0 と置くことにする。
よって、k_0 ≧ 0 であり、k≧k_0 のとき、(d≦k) は非可測である。

・ もし k_0=0 なら、任意の k≧0 に対して (d≦k) は非可測ということになる。

・ もし k_0≧1 なら、k_0 の最小性から、(d≦k_0−1) は可測、すなわち
  (d≦k_0−1) ∈ F_{Nw} ということになる。
416
(1): 2022/10/31(月)23:09 ID:V6kL7bYX(39/47) AAS
定理:>>376の確率空間(Y_n,E_n,α_n)について、ここでは n=99 の場合を考える。
d:[0,1]^N → N∪{0}は決定番号の写像とする。z=(z^{0},…,z^{98})∈Y_99 に対して、

D(z):= max{d(z^{j})|0≦j≦98}

として D:Y_99 → N∪{0} を定義する。このとき、α_99^* (D≧k_0) > 0 である。

証明:k_0=0のときは、α_99^* (D≧0) > 0 を示せばよいが、そもそも D は非負なので、
(D≧0)=Y_99 であり、よって α_99^* (D≧0) = 1 > 0 である。
以下では、k_0≧1 としてよい。(Y_99,E_99,α_99)の完備化(Y_99, E_{99w}, α_{99w})について、
>>392の定理により α_99^*=α_{99w}^* が成り立つことに注意する。
417: 2022/10/31(月)23:10 ID:NkNyx+A/(4/7) AAS
>>414
おまえは3歳児か
418: 2022/10/31(月)23:11 ID:V6kL7bYX(40/47) AAS
さて、α_99^*(D≧k_0)>0 を示したいのだった。α_99^*(D≧k_0)=0 と仮定する。
このとき、>>392の定理により (D≧k_0)∈E_{99w} かつ α_{99w}(D≧k_0)=0 である。
(Y_{98},E_{98},α_{98})と([0,1]^N,F_N,μ_N)の積空間が(Y_99, E_99, α_99)であるから、>>393の定理により、

α_98.a.e. u∈Y_98, μ_N.a.e. v∈[0,1]^N s.t. ¬( (u,v)∈(D≧k_0) )

が成り立つ。すなわち、

α_98.a.e. u∈Y_98, μ_N.a.e. v∈[0,1]^N s.t. (u,v)∈(D≦k_0−1)

が成り立つ。よって、あるゼロ集合 M_98∈E_98が存在して、
省2
419: 2022/10/31(月)23:12 ID:V6kL7bYX(41/47) AAS
そこで、u∈Y_98−M_98 を1つ取って固定する。よって、

μ_N.a.e. v∈[0,1]^N s.t. (u,v)∈(D≦k_0−1)

が成り立つ。よって、あるゼロ集合 M_1∈F_N が存在して、

∀v∈[0,1]^N−M_1 s.t. (u,v)∈(D≦k_0−1)

が成り立つ。すなわち、
省2
420: 2022/10/31(月)23:12 ID:NkNyx+A/(5/7) AAS
>>387
>あなたには http://www.ma.huji.ac.il/hart/puzzle/choice.pdf Theorem 1 の証明の中の間違っている文を挙げることができない
>ということでよろしいか?
にできると言いながら挙げない時点で詰み
できるできる詐欺かw
421
(1): 2022/10/31(月)23:13 ID:V6kL7bYX(42/47) AAS
D(u,v)= max{ d(u^{0}),…,d(u^{98}), d(v) } だから、

∀v∈[0,1]^N−M_1 s.t. d(u^{0})≦k_0−1, d(u^{1})≦k_0−1,…, d(u^{98})≦k_0−1, d(v)≦k_0−1

ということになる。特に、

∀v∈[0,1]^N−M_1 s.t. d(v)≦k_0−1

である。これは [0,1]^N−M_1 ⊂ (d≦k_0−1) を意味する。
特に、μ_{Nw}^*([0,1]^N−M_1) ≦ μ_{Nw}^*(d≦k_0−1) が成り立つ。
すなわち、1≦μ_{Nw}^*(d≦k_0−1) である。一方で、>>411で見たように
μ_{Nw*}(d≦k)=0 (∀k≧0) なので、特に μ_{Nw*}(d≦k_0−1)=0 である。よって、
省3
422
(1): 2022/10/31(月)23:13 ID:vpuiD3x9(6/8) AAS
>>403
挙げている
アホか
お前はwww
423: 2022/10/31(月)23:14 ID:V6kL7bYX(43/47) AAS
さて、>>375-383の証明を修正しなければならない。>>382

>B∈E_w だったから、>>375の補題により、α_99.a.e.z=(z^{0},z^{1},…,z^{98})∈Y_99 に対して、
>B の z での断面 B_z は B_z∈F_{Nw} を満たす。すなわち、あるゼロ集合 M∈E_99 が存在して、
>任意の z∈Y_99−M に対して、B の z での断面 B_z は B_z∈F_{Nw} を満たす。

この部分までは、修正の必要はない。ここから先は、新しく証明を書き直す。
状況を整理しておくと、A が可測であるという仮定のもとで、

B = { (y^{0},y^{1},…,y^{99})∈Y|d(y^{99})≦max{d(y^{j})|0≦j≦98} }

という集合について、
省2
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