MEGA-NET生涯学習ガイド (432レス)
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(2): 中葉 02/01/13 08:49 AAS
>12
レスありがとうございました。

>  生涯学習従事者に何らか共通の効用を見い出すことができれば、それを一
> 般的な「目的」と見なしていいと思いますが、そもそも「生涯学習」という
> 言葉のさすものが明確でない(少なくとも一つの定まった「制度」ではない)
> ために、効用や目的について一般的なことが言えないからです。

ごもっとも、同感です。しかし、一般的なことが求められているようにも思います。

>  質問者にもっと実のある答え方をするには、「生涯学習」という現にある
> 学習のあらゆる形にはまる「枠」が必要ということになります。しかしこれ
> は可能でしょうか。

枠を、言葉だけ替えれば、フレームワークになります。可能かもしれませんが、
危険性もあると思います。

またまた言葉だけですが、私は「ガイダンス・システム」ならば可能だし、危険性も
少ないと思いたい、というところです。このスレの名称も、 >>1 の文言も、
そういうニュアンスを表現したかったのです。

> 制度や受け皿は各種
> あれど、無数の目的と効用を発見するのは生涯学習者自身であり、あたかも
> ウィルスのごとく(笑)、被害、もとい、効用が発見された時、受け皿や前
> 例があろうとなかろうと、それは生涯学習である。
>  「個人的自発的にその都度発見される学習の形」ということしか言えない。
> とすれば、上記の問答は本質を衝いているんじゃないでしょうか。

これは至言です。付け加えることはありません。

しかしながら、これで終ったのでは十分ではありませんん。

>11 さん、
上記のように、ご疑問に直接のお答えはまだできません。しばらくお待ちください。

私自身の一つの拠り所は「カール・マンハイムについて」
2chスレ:sociology
に多少書いているように、カール・マンハイム著「自由・権力・民主的計画(未来社)」
であり、その講義録版は http://www.mega-net.org/plan1.htm
にあります。

また、ロバート・N・ベラー著「善い社会(みすず書房)」も、現代社会の基本的な
問題の「構造的な側面」を如実に表現しております。これは、言い方を変えると
>>1 社会再構築の
課題であり、生涯学習の根本課題としての「社会再構築」のデザインのベースです。

このデザインについては、John Friedmann が Retracking America
(1973, Anchor Press/Doubleday)で基本的なアイデアを書き、
Planning in the Public Domain: From Knowledge to Action
(1987, Princeton University Press)で詳細を論じています。

もっと実践的なフレームワークは、1995年にコペンハーゲンで開催された
社会開発サミットの最終宣言 http://www.kokuren.org/centre/pdf/summit.pdf
をご覧ください。

すべて、これからの生涯学習、広い意味の社会教育の基盤となる重要なガイダンスだと
確信しています。
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