【阿曇・住吉・宗像】海人族 Part.8.1 (373レス)
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87: 05/23(木)18:30 AAS
事勝国勝長狭神(ことかつくにかつながさのかみ)

古事記では塩椎神、日本書紀では塩土老翁または塩筒老翁と記され、潮流を司る神として、また製塩の神としても信仰されています。

日本書紀によると、天孫降臨したニニギに、海人の王であった事勝国勝長狭神(イザナギの子)が、笠沙、阿多にあった自分の国を奉ったとされます。ニニギは、この地で阿多隼人の祖神となった大山祇の姫、コノハナサクヤと新居を構えます。

さらに、海幸山幸の神話では、釣り針を失くして途方に暮れていたコノハナサクヤの子、山幸を竹籠に乗せて竜宮に送った老翁として登場し、神武東征の際には「東方に良き土地がある」と進言し、神武の決意を促したとされています。

阿多隼人を率いて諸国を平定した塩土老翁は、東北に留まり、人々に漁業や製塩を教え、宮城県塩竈市に鹽竈神社に祀られました。鹽竈神社は、塩土老翁を祀る神社の総本社とされています。

鹿児島県には、垂水鹿児島神社、新屋敷塩竈神社の他、神話を裏付けるかのように南さつま市に塩土老翁を祀る神社が3つ(野間神社、田布施神社、塩釜神社)存在します。
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