地学関連の話題なんでもスレpart3 (262レス)
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101
(1): 2014/08/04(月)15:20 AAS
>>99
君煽るのうまいですね^^
確かにAllegre&Turcotte(1986)みたいにMarble-cake mantleみたいに抽象的な言い方する人はいる
それでも科学で必要なのは、図示か数式だってこと
まぁ貴方はあまり高圧相関係とかそもそもの鉱物の物性に詳しくないようだから
ここらへんを読んでからもう一度考えてって本を挙げると(論文だと読むの大変だろうし)
Physics of Magmatic Processes (ed. by Hargraves)
Equilibrium Thermodynamics in Petrology (R. Powell)
Materials Science of the Earth's Interior (ed. by Sunagawa)
High temperature & High pressure crystal chemistry (Reviews in MIneralogy 41)
省4
102: 2014/08/04(月)15:44 AAS
https://www.youtube.com/user/sesendou/videos
103
(1): 2014/08/04(月)16:03 AAS
>>101
なぜハワイ海山列がファラロンプレート説やクラ海洋プレート説を否定してしまうのか、説明しましょうか?
それと、日本海はマーブルケーキ状、同心円状になっているかいないかは、海底堆積物が厚すぎて調べようが無いですね。
日本海プレートを知る為の材料は日本最古の地層が古生代の物であるという事からしか判断出来ないのでは?宇奈月の物は地層ではなく、全くの別由来の物でしょう。
それと、私は数学が全く出来ませんので、必要なら大量にいる数学愛好家にその都度、聞こうと思います。数学愛好家達は数式を立て、解を出す事に喜びを見い出すそうですから。
104
(1): 2014/08/04(月)17:52 AAS
>>103
いやマーブルケーキに関しては物の形状で抽象的な例えはあまり好まれないけど使う人もいるよって言う例であって…
ちなみにいうと、その構造はわからないことは無くて、Geomagnetismで大まかに見ることができるし(Isezaki & Uyeda 1973)
地震波トモグラフィーから応力分布もわかる(Jolivet & Huchon, 1991)
堆積層を越えて実際に掘削することもできる(多田・玉木 1992; TaTsumoto & Nakamura, 1991)
それで一番の問題は、日本海のBABBの様々な組成がNMORBとIAB一直線上に来ることで
それは通常のMORと違って水がそれなりに供給されてることとが必要となる
105
(1): 2014/08/05(火)12:58 AAS
>>104
ぢゃ、樹の年輪状とか…。なるべく誰が見てもわかるように書いているつもりなんですよね。
あんまり日本海が同心円状の構造である、というような図は一般的ではないですね。
日本海の堆積層は2000m程あるらしく、海底プレート質の採取は現在無理なんじゃないでしょうか。米軍の爆弾を使った実験結果らしいです。私達が生きている間に採取が成功して欲しいものです。
日本海の日本地塊内で岩石を採取しても、それは日本海沿岸で岩を拾う事と同じですからね。
106: 2014/08/05(火)13:14 AAS
>>78で、私は海洋プレートが片側開弧する事は無い、などと書きましたが、(現)太平洋プレートは片側開弧によって形成されたと思っています。
107: 2014/08/05(火)15:33 AAS
>>105
同心円状であるって最初からいえばいいですよ。
ちなみに私は一度も同心円状にならなくてはいけないなんて言ってないんですけどね。
私の挙げた論文は読みましたか?(特に多田&玉木 1992, 石油技術協会誌の図2)
実際のODPでの掘削結果では大体5〜600mからbasaltic lava and sillが出てきています
なので私は実際に採取できていると考えています
貴方の2000m堆積層があるという説とコンフリクトしていますので、貴方の言う2000mという説の元となっている論文を教えていただけないでしょうか。
108
(1): 2014/08/05(火)18:28 AAS
よく考えたら、私の「日本古太平洋プレート説」でも、日本海は同心円状の構造になっているはずですね。大陸寄りは古く、日本寄りは新しい、という構造のはずです。しかし、全て古生代の太平洋プレートであるはずです。
すいません、私はPCを持っておらず、全て暗記に頼っていますので、ご依頼の論文を紹介する事が出来ません。
しかし、今からまたその論文を探して上手くご紹介したいです。
109: 2014/08/05(火)19:03 AAS
あと付け加えて言うと沈み込みによる背弧海盆の形成っていうのは一般的で
例えばIMBの後ろとかでも起きてる(Ikeda & Yuasa 1989, CMP; Stern et al. 1990, EPSL)
この図とかが分かりやすいと思います
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e7/2008_age_of_oceans_plates.jpg
110
(1): 2014/08/05(火)19:35 AAS
>>108
ありました、ありましたよ。

グーグルで「日本海と大和堆」と検索してください。クボタのやつです。

しかし、私が見た物はその測定方法が米軍の爆弾を使った反射音による測定と書いてありました。こちらの物はさらっと書いてあります。
111
(1): 2014/08/05(火)20:35 AAS
>>110
堀田(1967)
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/13934/1/18_p111-131.pdf
中村ら
http://www.dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_1016202_po_13_46.pdf?contentNo=1
音響探査でオープンに読めるのだとここらへん
基本的には数百mという結果で、実際海洋底の玄武岩をサンプリングすることは可能です
ただ、中央から割れたとして、年代が古くなるような場所(例えば日本海盆中西部)では1000mを超えて2000m程度になる場所もあるようです
まぁつまり書きようによっては実際にサンプリングできない場所もある、という程度ですね
112
(1): 2014/08/06(水)12:18 AAS
>>111
せっかくご紹介頂いたページですが、私の携帯からは見る事が出来ませんでした。すいません。

日本海の掘削は日本海盆(日本海の平坦部)で行わなければ、海底プレート質を採取出来ないでしょう。
日本地塊内では日本地塊の海底火山の影響を受けた岩石しか採取出来ないので。

私の知る限り、日本海盆の中央部等で本格的な大深度掘削は行われていないようですが?
113
(1): 2014/08/06(水)13:01 AAS
それと、遅れましたが、ハワイ海山列がなぜファラロンプレート説やクラ海洋プレート説等を否定してしまうのか、説明します。

ファラロンプレートが東太平洋に分布し、北米プレートに向かって進んでいたとされるのが5000万年前です。
しかし、5000万年前のハワイ海山列の記録はただ北北西に向かっているだけなのです。ハワイ海山列の事実としての太平洋プレートの進行方向の記録と異なります。
また1000万年前に現太平洋プレートが北米プレートに到達したとありますが、ハワイ海山列の1000万年前の記録では太平洋プレートは北西に進行しています。
ハワイ海山列の進行方向、つまり太平洋プレートの進行方向は4500万年前に急に進行方向を変えたので、5000万年前と1000万年前では北北西、北西と、その進行方向が違います。
しかも、南太平洋の海山列もハワイ海山列と同じように4500万年前に北北西から北西に進行方向を変えています。
ですから、東太平洋だけが別の動き(北東に進行)をしていてはならないのです。
つまり、ファラロンプレート説等は北米プレートの太平洋沿岸を考える為の仮説なので、実際の自然とは大きく異なる物なのです。
主に、ジュアンデフカプレート(ファンデフカプレート)や、カリフォルニア周辺の別地塊(?)を説明しようとした物です。
114
(1): 2014/08/06(水)14:40 AAS
>>112
プレート質はマントルなんでそりゃあ掘れるわけないけど、クラストは掘ってますね
ODP127〜128のSite 797(N39, E134程度)が900mほど海盆を掘ってSillまで到達しています(多田&玉木 1992)。
知る限り、ではなく調べてください

>>113
ファラロンプレートは観測されています(Kawai et al. 2014)
115: 2014/08/07(木)15:32 AAS
>>114
掘れたらいいですね…日本海の海底プレート質が…。

ファラロンプレートが北米プレートの下にある、とは私の「古太平洋プレート説」とも一致する話です。
調査によると北米プレートの下に別プレートがあるようだ、という事ですね。
これは、先カンブリア代からずっと北米プレートの下に位置している東太平洋海嶺から、古生代に発散された「古太平洋プレート」が太平洋に拡散出来ずに北米プレートの下に溜まってしまった物である、と考えています。
東太平洋海嶺の北米部分は、上から北米プレート→「古太平洋プレート」→(現)太平洋プレートの順に重なっているはずです。
ですから、北米プレート太平洋沿岸には地下プレートのような物が観測されるのです。
また、「古太平洋プレート」が1ヶ所だけ北米プレートから太平洋プレートにはみ出てしまっている場所がジュアンデフカ(ファンデフカ)プレートなのです。
116
(1): 2014/08/07(木)17:06 AAS
いやだからね、クラストと、上部マントルの一部を合わせてプレートって言ってるんですよ
んで、マントルの組成はfertileとdepleteがあるもののそう変わらない
だからクラスト=火成活動で出来た海洋底=溶融の際の熱力学条件が分かるということで
クラスト、basaltic lava sillまで掘れてる事に意味があるんですよ
んでそのsillがNMORBとIABの中間にある時点で、海洋プレートとして生成されたわけじゃないっていう証拠になってるんですよね
117: 2014/08/07(木)18:48 AAS
>>116
なるほど、N-MORBとIABの中間値を表しているんですか。私の主張する「半陸半海の古生代の太平洋プレート」という物とも合致するような研究結果だと思います。
日本海盆の掘削地点を見ると、日本海盆と日本地塊の境目付近という感じですね。日本海のプレート質を推測するにあたり、信頼性の高い研究結果と言えそうです。
しかしやはり、日本海盆の中央部や、中央部より大陸寄りを大深度掘削してみたいものですね。でもそこは国境であり、難しい事なのでしょう。
118: 2014/08/08(金)15:41 AAS
>>100 続き

???のフィリピン海プレート、日本海プレート、千島海盆プレートについて説明します。
これら3枚のプレートは元々同一のプレートでしたが、現在の位置に到着してから3枚のプレートに分割しました。
これら3枚のプレート境界線に火山が発生し、形成された構造物が日本列島なのです。
それ故に、私の「古太平洋プレート説」の中ではこれら3枚のプレートをまとめて「日本古太平洋プレート」と名付けています。
「日本古太平洋プレート」は、古生代に東太平洋海嶺の南米沖から発散され、約3億年(?)かけてプレート運動により、現在の日本の位置に到達した物です。
また、「日本古太平洋プレート」の片割れ、もう一方はナスカプレートという事となります。
フィリピン海プレートの太平洋側+東日本島弧の太平洋側+千島列島の長さは、ナスカプレートの東太平洋海嶺側の長さとほぼ同じです。これはプレートテクトニクス論の基本に合致します。
当然ながら、「日本古太平洋プレート」は南半球で誕生し、赤道を通過して現在の日本の位置に到達した物であるのです。
これは平朝彦先生が著書「日本列島の誕生」の中で「南太平洋から赤道を通過して来た。」という謎めいた一文を残されており、これに合致するとは驚きです。
省3
119: 2014/08/08(金)16:52 AAS
また、似たような「不可解な古生代の化石」の例として、アリューシャン島弧の中央部で古生代の化石が発見されています。
アリューシャン島弧の形成は6500万年前です。
そして、アリューシャン島弧に面する太平洋プレートの年齢は約1億年前(?)と、古生代よりずっと後の太平洋プレートです。
つまり、アリューシャン島弧の形成時期と、アリューシャン島弧に面する太平洋プレートの年齢から見て、アリューシャン島弧に古生代の化石があるはずはないのです。
これは、アリューシャン海盆が別地塊であり、古生代に東太平洋海嶺から発散された「古太平洋プレート」の一枚である事の根拠のひとつなのです。
また、日本とアリューシャンの類似性も表しています。
※ここまで書いて、私は日本の古生代の化石とアリューシャンの古生代の化石の比較を精査する必要がある事に気が付きました。調べて後に発表しますね。
120: [age] 2014/08/14(木)05:29 AAS
地質学には全くの素人ですが、
ベーリング地峡があったころは
アフロ・ユーラシア・アメリカ大陸という超大陸があったんですね。
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