アーチェリーの楽しさを語るスレ 1射目 (872レス)
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547: 2010/08/08(日)22:15 ID:+R/YrPU+(1/9) AAS
アーチェリー (Archery) は弓で矢を射、標的を狙う射撃競技である。
日本語では「洋弓」と呼ぶことで「和弓」と区別することもある。
548: 2010/08/08(日)22:17 ID:+R/YrPU+(2/9) AAS
(弓の形態と種類)

リカーブボウ

オリンピック競技に使用されている弓。日本で最も普及している。
大きく分けて「ワンピースボウ」(ハンドル・リムが一体の弓)と「テイクダウンボウ」(ハンドルとリムが別の部品の弓)の2つに分かれる。
現在は「テイクダウンボウ」が主流。
弓の構成は主に、ハンドル、リム、スタビライザー(弓の振動を除去し、安定させる棒)サイト(照準器)からなっている。

ベアボウ

リカーブボウと使用する弓は同じだが、弓の構成パーツがハンドル、リムだけと限られている。
厳密には一定の直径の穴を弦を張らない弓が通り抜けられればよいので、小さな錘をハンドルにつけることは許されている。
省6
549: 2010/08/08(日)22:19 ID:+R/YrPU+(3/9) AAS
(射法)
1本の矢を射る一連の動作を分解して理解する方法は何通りかあるが、例えば全日本アーチェリー連盟では以下のように8節に分けている。

Stance スタンス(足踏み)
Set セット(胴造り)
Nocking ノッキング(矢つがえ)
Set up セットアップ(打ちおこし)
Drawing ドローイング(引き分け)
Full Draw フルドロー (会)
Release リリース(離れ)
Follow Through フォロースルー(残身(残心とも))
省1
550
(2): 2010/08/08(日)22:21 ID:+R/YrPU+(4/9) AAS
(競技形態)
アーチェリーは非常に多くの競技形態がある。
日本では、主に「アウトドアターゲットアーチェリー」「フィールドアーチェリー」「インドアアーチェリー」の3つが盛んである。
その他にも「スキーアーチェリー(ランアーチェリー)」もある(1964年に夏季オリンピック種目にも選ばれ、1972年のミュンヘンオリンピックから実施された)。

以下に、日本で盛んに行われている競技に関して、距離別に概要をまとめる。

インドアアーチェリー

インドアアーチェリーは室内体育館などで行うターゲットアーチェリーのことで、冬季に盛んに行われる。
距離は18mがあり、使用する的は直径40cmのターゲットまたは5点以下をカットし縦に3つ並べた3スポットターゲットの的を用いる。
競技者は30射ないし60射弓を射ち、総合得点(満点は60射で600点)で勝敗を競う。
的が小さく、太い矢を利用した方が高得点を取り易い傾向があるため、多くの人が専用の太いアルミ製の矢を使用する。
省12
551: 2010/08/08(日)22:23 ID:+R/YrPU+(5/9) AAS
>>550

フィールドアーチェリー

フィールドアーチェリーは上記の4タイプとは大分競技の趣が異なり、山や野原に設置されている的に向かって矢をうち、ゴルフのように各ポストを回って最後に総合計を競う競技である。
社会人を中心に多くの競技者がいる。
この競技にはマークドとアンマークドと呼ばれる2タイプが存在し、マークドではシューティングラインから的までの射距離が表示されているのに対し、アンマークドでは未表示であり自分の目測で距離を算定し照準を調整しなければならない。
レンジファインダーなどの測距機器を使用することはルール違反である(もっとも競技の始まる前に弓具チェックがなされ、レンジファインダーが見つかった場合は一時的に没収される)。

さらに、さほど普及していない競技ではあるが、以下のものもある。

3Dアーチェリー
省12
552: 2010/08/08(日)22:24 ID:+R/YrPU+(6/9) AAS
(日本での歴史)
もともと、イギリスやアメリカではポピュラーなスポーツである。
かつて、日本ではあまり知られておらず全日本弓道連盟によって「洋弓部」として管轄されていた時代がある。
現在でも、日本ではアーチェリーよりも弓道の方が競技人口が多い。

1947年に小沼英治、菅重義などが中心となり「日本洋弓会」を結成。
1956年(昭和31年)同会が「日本アーチェリー協会」に改名。
同年、日本体育大学、東京教育大学(現筑波大学)、学習院大学、玉川大学により「日本学生アーチェリー連盟」が成立。
1966年に開かれた「第24回世界アーチェリー選手権」でアーチェリーの代表が活躍したことによりその地位を確立し、日本アーチェリー協会は社団法人「全日本アーチェリー連盟」に改称した。
1969年には、それまで国際アーチェリー連盟(FITA)に加盟していた全日本弓道連盟から加盟権が全日本アーチェリー連盟に譲渡され、FITAはそれを承認した。
同年、日本体育協会への仮加盟の承認、日本オリンピック委員会への加盟も承認され、名実共に全日本アーチェリー連盟が、日本を代表するアーチェリー団体となった。
省1
553
(1): 2010/08/08(日)22:25 ID:+R/YrPU+(7/9) AAS
(著名なアーチェリー選手)
男子

守屋龍一 2005年世界選手権(マドリード)男子個人 銀メダル 近畿大学卒
山本博 1984年ロサンゼルスオリンピック男子個人 銅メダル、2004年アテネオリンピック男子個人 銀メダル 通称「中年の星」日本体育大学卒
松下和幹 1985年世界選手権(韓国・ソウル)男子個人 銅メダル 自衛隊体育学校卒
亀井孝 1977年世界選手権(オーストラリア・キャンベラ)男子個人 銀メダル 同志社大学卒
道永宏 1976年モントリオールオリンピック男子個人 銀メダル 同志社大学卒
ダレル・ペイス 1976年モントリオールオリンピック男子個人 金メダル、1984年ロサンゼルスオリンピック男子個人 金メダル
リチャード・マッキニー 1984年ロサンゼルスオリンピック男子個人 銀メダル
ジョン・ウイリアムス
省1
554: 2010/08/08(日)22:26 ID:+R/YrPU+(8/9) AAS
>>553
女子

早川浪 2007年世界室内選手権優勝(トルコ) 北京五輪個人6位入賞
田熊紘子 2006年世界学生選手権(スロバキア)優勝
児玉晶子 1986年全米選手権 優勝
石津裕子 1985年全米選手権 優勝
河淵志津子 1978年世界フィールド選手権(ジュネーヴ)ベアボウ競技 優勝
秋山芳子 1972年ミュンヘンオリンピック 女子個人 17位
松下紗耶未 2003年世界選手権団体2位
メアリー・ゾーン
省2
555: 2010/08/08(日)22:29 ID:+R/YrPU+(9/9) AAS
(外部リンク)
http://www.archery.or.jp/
http://www.archery.org/
http://www.student-archery.jp/
http://www.ajhaf.org/
http://www.joc.or.jp/
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