坪内祐三 2 【たいしたことないのに威張ってる】 (513レス)
1-

497: 05/11(土)02:22 ID:fQtER3+C(1) AAS
教授のおすすめ!セレクトショップ
August 15, 2021
「ポトラッチ的書評」と言われれば、まあ、そうなんだが・・・

 そんなことを考えているところで、最近、坪内祐三さんの書かれた『文
学を探せ』という、割と辛口の本を読みまして。

 で、この本の中に「批評としての書評とポトラッチ的批評」という一文
がある。

 で、この中で坪内さん曰く、自分は一部世間から「書評家」のように思
われているフシがあるけれども、連載は別として、単体で書評をしたこと
はほとんどない。というのも、その手の書評は新聞社とかがある特定の本
を指定してきたり、あるいは「この中から書評したい本を選んでくださ
い」的な依頼をしてきたり、そういうのが多いから。坪内さん的には、そ
もそもその時点で、坪内さんが考える書評の在り方と違っていると。

 坪内さんとしては、まず自分で本屋に日参し、今、どういう本が出てい
るのかをチェックする。そして興味があれば自腹で買う。そしてそういう
中から、自分としてどうしても紹介したいという本があれば、それを自分
の連載とかの中で書評的なことをする。その意味で、坪内さんの書く書評
は、大半が「この本はいいよ!」というタイプの書評になるけれども、そ
れが坪内さんとは全く利害関係のないことであると。

 で、それに比べて、今、一般に書評として出回っているものは、知人と
か友人の本を褒める「仲間褒め」とか、あるいは特定の本を褒めてやるか
ら、その分、色々配慮しろよな的な、利害関係丸出しのものばかりではな
いかと。そういうのは、坪内さんがある本を褒め、薦めるのとは全く質が
異なる・・・。

 とまあ、そういう趣旨のことを述べられているわけ。
1-
あと 16 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.004s