[過去ログ] 国家安全保障政策/国家戦略研究スレッドPart25 (1002レス)
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66: sage [sage] 2023/04/08(土)01:17 ID:QKgjMXVj(1/21)
ローマ元老院は、市民選挙で選ばれる執政官や民会で選出される護民官のOBで構成される。
承認行為しか持たないはずだが、
構成員のアライアンスの総和はすさまじく、実態としてはローマ共和国は元老院が運営していた。

この元老院は、第2次ポエニ戦争でカルタゴの軍事的天才ハンニバルと、長く苦しい持久戦を戦い抜き、ついにこれをイタリア外に駆逐した。
凡庸な才能の「集合知」が天才に勝利した。
67: JTAC [sage] 2023/04/08(土)01:21 ID:QKgjMXVj(2/21)
エドワード・ルトワックが戦略のエッセンスとして強調する「ディシプリン(規律・忍耐)」は、イギリス、ビザンツを例示しているが、
その究極的な源流は「ローマ帝国」の戦略を指しているようだ。

ディシプリンはラテン語からの派生です。
68: JTAC [sage] 2023/04/08(土)01:28 ID:QKgjMXVj(3/21)
ルトワックの生まれ故郷のルーマニアは、古代ローマ帝国のドナウ戦線の一角で、ドナウ川に散在するリメス(壁)の遺跡で、昔のルトワック少年は遊んだようだ。
69: JTAC [sage] 2023/04/08(土)09:56 ID:QKgjMXVj(4/21)
経済無知で「謎の世界観」を持つプーチンらKGB出身者たち 河東哲夫×小泉悠

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/04/post-101296_4.php

「――KGB出身のプーチンも経済には無知であると。

■小泉 始末が悪いのは、無知なんだけど知っていると思い込んでいることじゃないですか。俺たちは情報機関なんだと。
俺たちのほうがよく知っているんだ、みたいな謎の自信が逆にある。

かつてプーチンの後継者候補とも目されていたセルゲイ・イワノフは、KGB時代に諜報員としてロンドンにもいて英語もすごくうまいんです。
だけどそのイワノフが、イギリスでは経済のほとんどは国家の管理下にあるって言うわけです。資本主義発祥の地なのに。

やっぱりKGBだから頭はいいはずで、英語もペラペラで実際ロンドンに住んでいたのに、全く現実が見えない。
ものすごく高い能力を持ちながら、謎の世界観をつくり上げて、それを信じてしまう不思議な傾向がKGBの人々にはある。
プーチンと彼の取り巻きの元KGBたちも、そういう変な世界観と経済観を持っているかもしれないです。

――スパイ出身者がトップを占めている国はあまりない。KGB出身のプーチンがトップであるということと、戦争やロシアという国がこの状況になっていることは何か関係がある気がします。

■小泉 私は大いにあると思います。特に2012年にプーチンが(大統領に)復帰してきてから、プーチンや彼の政権がKGBであるということの悪い面が前面に出た。

いつまでもプーチン政権であることで国民が不満を持つ、経済が悪化する、あからさまにプーチンの側近ばかりが私腹を肥やすことに国民が異議申し立てをする、
あるいはアメリカから民主化しろと言われる......というのを、全部彼らは陰謀として理解してしまう。

誰かが扇動するからこういうことが起こるんだ、あるいはアメリカは民主化の名目でロシアを弱体化させようとしていると思い、さらに強硬手段で応えるからまた話が通じなくなる。
負のスパイラルが2010年代から続いてきた気がします。
(続)
70: JTAC [sage] 2023/04/08(土)09:57 ID:QKgjMXVj(5/21)
(続)
今回の戦争に関して言うと、プーチンがFSBの諜報員をウクライナに送り込んで、世論調査めいたこともやっている。そのFSBのレポートをプーチンがものすごく信用するんだそうです。記者会見でも、メディアに流れている情報は全部ウソだ、私はFSBのレポートを読んでいるから、とプーチンは言うわけです。

やっぱり元KGB中佐としてFSBのレポートというものに、ものすごく信を置いているんでしょう。

けど、ずっとプーチンがやっているうちに、FSBがだんだんプーチンの喜ぶレポートばかり上げるようになってきた。
今回のウクライナに関しても、ロシア軍が攻めていったら相当ウクライナ人から反発されるだろうとFSBは薄々気付いていたんだけど、楽観的な報告ばかりプーチンには流していたという話です。
会社が駄目になっていくのとすごく似た感じがします。」

なるほど。
71: JTAC [sage] 2023/04/08(土)11:36 ID:QKgjMXVj(6/21)
官僚組織内で「妙な自己ナラティブ」が定着することがままある。<日本の財務省、総務省、厚生労働省、外務省・・・あ?ほとんど全部じゃんw

一番、酷いのは「財務省」で「日本は国債増発でデフォルトする!」と本気で信じてたフシがある。
自国通貨だてでどうやってデフォルトできるのか?デフォルトしたくてもできません。素人でも分かることを一応のプロがなぜ?

さらに「アベノミクスでハイパーインフレになる」て謎理論もあった。
なるかよw
こんなクソデフレの真っ最中に。

最近、一番笑えたのが事務次官が書いた「ワニ口」理論。
おやおや、マクロ経済を全く「知らない」。

組織内のナラティブの恐ろしいことよ。
72: JTAC [sage] 2023/04/08(土)11:45 ID:QKgjMXVj(7/21)
安全保障コミュニティでも以前から「チャイナの人口動態が南西危機を左右する」という「組織内ナラティブ(?)」が流布されていた。

「本当かよ・・・」と長年半信半疑でしたが、どうやらナラティブではなく「ガチ」だったようで。
というかドンピシャで。

ただし、時期が違ってた。危機が10年前倒しに始まった。
73: JTAC [sage] 2023/04/08(土)13:25 ID:QKgjMXVj(8/21)
【どうする家康】

甲斐の武田との挟撃により今川を滅亡させた徳川。
ただし、遠江の平定の際、今川氏真が籠る掛川城の攻囲に手間取り、結局は氏真助命を条件に開城させ北条への保護で手打ちする。
約定違反と激怒する信玄。
武田と北条の軍事的緊張が高まる。
どうする神君?

家康「左衛門尉」

酒井忠次「はっ!」

家康「・・・信玄に詫びといてくれ」

ディシプリンですな。我慢。我慢じゃぞ。

(ただし、史実では徳川はもう少し攻撃的で、北条、上杉と武田包囲網を作り、信玄は一時期、駿河の海岸部からの撤退を強いられる。
武田=織田、織田=徳川との同盟もあり、かなり複雑な国際関係となる。

その後、武田は北条領に侵攻、小田原攻囲、三増峠の戦いで北条にダメージを与え、当主・氏康の死により北条が対武田同盟から脱落。
さらに上杉と北条の対立が再燃し上杉も対武田同盟から脱落。
孤立した徳川は、この後、一身で武田の全圧力を受け存亡の秋に立たされる。)
74: JTAC [sage] 2023/04/08(土)13:36 ID:QKgjMXVj(9/21)
【織田信長の上洛作戦】

物見湯山どころではなく、6万の兵により南近江の六角や畿内の三好と激しい戦いになった。
京は廃墟に近く、この後、信長が再建して「今日の京都」に近くなる。
実は「現代京都は信長が造った」と言えるかもしれない。

徳川も東で武田と対峙しており余裕0ですが、上洛作戦に出兵し戦闘もしてたはずです。
物見湯山というのは嘘。

この信長の上洛作戦というのは、「攻勢的な戦域戦略のお手本」だと思います。
足利義昭の奉戴により「将軍不在の京都」を解消するという圧倒的なレジティマシーを獲得する。
そして、背後の武田、徳川と同盟を結ぶ。侵攻経路側面の浅井、松永を事前に調略する。
畿内の堺とも話がつけてある。
幕府の奉公衆(足利の親衛隊)とも話がついている。
後は孤立した六角、三好を殲滅するだけになってた。

(その後、義昭とこじれて酷いことになりますが。)
75: JTAC [sage] 2023/04/08(土)13:50 ID:QKgjMXVj(10/21)
チャイナの「台湾侵攻」との対比として、いつも思いだすのが「信長の上洛作戦」です。
信長は、上洛戦のテーマが「グローバルな国際関係の再編」だと言うことを理解していた。
それで、巨大な同盟を産み出しミリタリーキャンペーンとしても成功しました。
(その後、紆余曲折はあったが。)

対して、チャイナの台湾侵攻(危機)は、ローカルでしかないんだよね。
もう戦う前に敗けているんだ。
世界大戦をやってるという自覚がなく、単なる領土欲の延長でアメリカが構築しつつあるグローバルな同盟と対峙してしまってる。
その先に目指すべき「グローバルな国際関係の再編」というのが全くない。

気の毒なくらい田舎風の甘辛く漬物を煮込んだ前菜でフレンチの世界大会に出場してしまってる。
(そんなチャイナにマクロンが訪問してますが。 田舎風漬物同盟ですな。もうフレンチも終わりか。)
76: JTAC [sage] 2023/04/08(土)14:16 ID:QKgjMXVj(11/21)
【2021年のメルケル・マクロンの暗黒宥和策(アピーズメント)】

メルケル、マクロンがプーチンと首脳会談、コロナワクチン協力など協議
2021年4月1日(木)

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/04/post-95963_1.php

もう2年前ですが、フランスのマクロンとドイツのメルケルは、とんでもない失策をやってるんだ。

https://img-newsweekjapan.jp/stories/2021/04/01/2021-03-31T025537Z_1_LYNXMPEH2U04R_RTROPTP_2_UKRAINE-CRISIS-SUMMIT-NEWSER.jpg


プーチンのウクライナ侵攻時の判断に、完全に誤った材料を与えてしまった。
この人類悪とも言えるミスにフランス、ドイツはどう責任をとるのか?

(日本の安倍もたいがいでしたが、まぁ、故人ということで)

そして、全く反省せずに今なお太平洋で習近平とイチャコラしてるわけです。
マクロンとシュルツの対チャイナ外交は徹底的に叩くべきだよ。
お前ら、ウクライナ前のプーチンとのイチャラブの結果を忘れたのか?と。

(ただし、その前に日本も林を何とかしないと不味いですがね。)
77: JTAC [sage] 2023/04/08(土)14:30 ID:QKgjMXVj(12/21)
「プーチンのウクライナ侵攻を予測できなかった?」

昨年2月に侵攻するかどうかは自分も軍事的合理性の観点で予測できなかった。
(やっても戦力や兵站の規模が小さすぎて、作戦次元の観点で成功おぼつかなし、と。)
だが、一般論としてのウクライナ侵攻リスクはかなり高いというのは、心あるミリオタなら認識してたろう。
特に、コリン・グレイは亡くなる前にかなり警鐘を鳴らしてた。

なにより欧州は、ヒトラーに宥和策をとって侵略を助長した痛恨の黒歴史があったはずだ。
あの時は、イギリスのチェンバレンが最大の戦争犯罪人でしたが、だから、今の危機ではイギリスは厳しい対ロ政策なんだろうね。

ただ、今のフランスとドイツは酷いよ。
完全にWW2の黒歴史を忘れてる。

だから、もう「欧州」=「東欧」+「北欧」かなと。
いてもいなくても影響しないやつらなんてカウントするまでもないよ。

(日本もそう言われないようにね。岸田首相がウクライナを訪問して本当に助かった。)
78: JTAC [sage] 2023/04/08(土)15:59 ID:QKgjMXVj(13/21)
「陰謀論(ナラティブ)の自家中毒」

ナラティブ≒戦略という学派があります。
ローレンス・フリードマンはそうなんだろうな。
この学派は、「政策」と「戦略」を一体的に考える。分けて考えるグレイとは対照的です。

政治の世界では「物語」は全否定はできないね。
支持が集まり、票が入れば「正義」だから。

だが「戦略」ではそうはいかんのだ。
ファクトを見ずに、論理的思考を失えば破滅しかない。

この政策と戦略の微妙な関係から「陰謀論(ナラティブ)の自家中毒」が起きる。
顕著なのは、まさにロシアとチャイナだ。
そして自滅しつつある。

「陰謀論(ナラティブ)」は確かに危険ですね。
弄ぶと自分が中毒に犯される。

「政治的な有効性は否定できないが、実務的な戦略と混同すると破滅を招く。」
気をつけよう。
我々は、あくまでファクトに拘るべきだ。
そして、その高い次元で政治的なコンセンサスを作る。
ゲスゴミの「ナラティブ」から脱却しようぜ。
79: JTAC [sage] 2023/04/08(土)16:11 ID:QKgjMXVj(14/21)
確かにアメリカ大統領選挙一つとっても「ナラティブ」が勝敗を左右してる。
保守、リベラルとも、キャッチコピーでナラティブをふりまき相手陣営を攻撃し、勝敗を左右してる。
それは現実だ。

ただし、それに戦略が左右されてると国を滅ぼしかねんのも事実です。
トランプ派の議会襲撃なんかもろにそれだね。
ナラティブに踊らされた。

だから、政策次元、戦略次元をもう少し高みに、より高度で論理的な認知で「集合知」を形成すべく、さらなる進化が必要なのだ。

そして、ナラティブで世界を左右してるとされるプーチンや習近平も、実は自分のナラティブを自分で信じてたしまって自滅してる。
この現実も見るべきだ。

まさにディシプリン(規律、忍耐)。
これは戦略のエッセンスですね。
83: JTAC [sage] 2023/04/08(土)20:12 ID:QKgjMXVj(15/21)
(続)
ウクライナには西側からの武器が大量に届き始め、地上部隊の戦力の増強をもたらしている。
同軍は主力戦車「レオパルド2」と「チャレンジャー」の操縦訓練のため、戦車兵をドイツと英国にそれぞれ派遣している。

ミサイル防衛も着実に改善しており、地対空ミサイル「パトリオット」の配備により一段の進展が見込めるだろう。
パトリオットの操作を訓練したウクライナ軍兵士の第1陣は、現在欧州に戻っている。

しかし今後は部隊の統合が極めて重要になるはずだ。ISWのステパネンコ氏は「ウクライナ軍に必要なのは、反転攻勢に先駆け、諸兵科連合の戦術に向けた能力を増強することだ。
これには同軍の様々な旅団と統合火力との間で高度な連携を確立し、作戦を支えることが求められる」と分析した。

そのような戦い方はウクライナ軍の従来の戦術にはなく、一朝一夕で身につくものでもない。
昨年9月のハルキウ州ではロシア軍の欠陥に乗じて圧倒的な勝利を収めたものの、ヘルソンの奪還には長い時間がかかり、人的にも物質的にも格段に大きな損失を被った。

過去数か月間でウクライナ軍が受け取った装備は、あらゆる攻撃行動にとって不可欠なものだ。
具体的には破壊用弾薬、地雷除去装置、自走式架橋装備、耐地雷伏撃防護車両(MRAP)がそれに該当する。

加えて4000人以上のウクライナ軍兵士が諸兵科連合の訓練をドイツで完了した。この中には米国が供与したブラッドレー歩兵戦闘車や装甲車ストライカーを装備する2旅団が含まれる。
ドイツではこの他、ウクライナ兵士1200人から成る自動車化歩兵大隊の2隊も現在訓練を受けている。

西側の戦車は「槍(やり)の穂先」として機能するとみられるが、問題は果たして十分な数量が到着し、決定的な違いを生み出せるかどうかだ。
オープンソースの情報が示唆するところによれば、現在ウクライナにある西側の主力戦車の数は100両に満たないという。
84: JTAC [sage] 2023/04/08(土)20:18 ID:QKgjMXVj(16/21)
(続)
ロシアも当然ながら、ウクライナが新たな攻勢を計画していることは敏感に察知している。直近の数カ月を費やし、数多くの防御の層を築き上げてきた。
とりわけ南部においてはそうだ。

ライアン氏はさらに、ロシアが反撃のための機動部隊を準備する公算が大きいとみる。
情報収集と長距離兵器によって、こうした部隊に打撃を与えることがウクライナ軍の計画にとって重要な要素になる。

軍事史家のスティーブン・ビドル氏は、「浅い前方の防御なら、高度に組織化された諸兵科連合の攻撃で切り裂くこともできる。
しかし深い位置を取り、予備の部隊が相当数後方に控えているのなら、それは依然として攻撃側にとってより困難な問題をもたらす」と記す。

しかしビドル氏は以下の点も指摘する。つまり現実の戦争の結果を予測する上で最高の判断材料となるのは技量のバランスと、双方の動機だというのだ。
これはウクライナにとって良い兆候かもしれない。

ウクライナ軍はこれまで自分たちの機敏さや順応性、革新性を証明してきた。大半の部隊は、兵力で勝る相手と対峙(たいじ)しても士気の高さを見せつけている。
過去1年間、西側の軍隊は紛争のほぼすべての側面について訓練を施した。それは戦車戦から兵站、指揮系統まで多岐にわたる。

対照的にロシアの昨秋の動員は、戦場での趨勢(すうせい)を大きく変えるには至っていない。
加えて、トップダウン方式が際立つ組織にあって反対意見や指揮系統の不手際が報じられる状況からは、ロシアが戦力の規模に見合う戦果を挙げていない可能性のあることがうかがえる。

ウクライナの反転攻勢が成功するには、単に時と配置でロシアの意表を突くだけでなく、作戦を展開する速度を上げ、ロシアが反応する能力を圧倒することが求められると、ライアン氏は指摘する。
(続)
85: JTAC [sage] 2023/04/08(土)22:00 ID:QKgjMXVj(17/21)
(続)

早い段階での成功は、勢いを生む。
ライアン氏が付け加えたところによれば、ウクライナ軍はロシア軍の戦術的な防衛線を1回突破すればいい。
そうすれば後に続く部隊が一気になだれ込む。これを受けロシアは、大掛かりな配置の転換と部隊の撤退を余儀なくされるかもしれない。

米国のオースティン国防長官も2月、ウクライナが望むのは戦闘の最初から流れをつかみ、その後も自軍に有利となる戦況を作り上げることだと述べていた。

高額な兵器を供与され、数千人の兵士が訓練を受けている以上、ウクライナ軍は結果を出す必要があるのを理解している。
それによって、味方の国々からの信頼と支持をつなぎ止めなくてはならない。来年になれば米国は大統領選モードに突入し、ウクライナへの注目は薄れる公算が大きい。
ロシア政府も、紛争から手を引こうとする中でその点は心得ている。

ウクライナ軍としては今後あらゆる手段を試み、念入りに予行演習を重ねたいところだ。
そうして臨む戦いは、今回の戦争で極めて重要な局面となる可能性が高い。
(終)

む、凄い記事やの。

さすが(本性は)ウォーモーガンのCNNですね。
86: JTAC [sage] 2023/04/08(土)22:16 ID:QKgjMXVj(18/21)
>「戦争研究所(ISW)」のアナリスト、カテリーナ・ステパネンコ氏によれば、ウクライナの情報筋は6〜9の新たな旅団を編成し、反転攻勢に備えていることを既に明らかにしている

ウクライナに供与されたレオ2他西側戦車は150両程度。
目標の300に届いていない。
約1個旅団分ですかね。
他はT-72ですね。ポーランドからもらった奴とイジュームでロシアから鹵獲したやつ。
これを「先駆け」として、6から9個旅団、緒兵科軍が2個。
これが、ウクライナの反撃の主体か

戦いは相対的だ。
ロシア側の縦深戦力、作戦予備が薄い。
ISWによると、冬季作戦開始段階ですでに1個旅団ほどしかないという話でした。
今はもっと少ないだろう。
ロシアの防衛ラインは紙のように薄い。
バハムト攻めてる場合じゃないんだ。本当は。

紆余曲折あろうが、理論的にはウクライナの反攻作戦は成功すると予想する。
東部か南部かは分かりませんが、

>ウクライナ軍はロシア軍の戦術的な防衛線を1回突破すればいい。
>そうすれば後に続く部隊が一気になだれ込む。

こうなるだろうね。

ロシア側のミスです。

しかも、もうリカバリーする方法はほとんどない。

神に祈れ。
87: JTAC [sage] 2023/04/08(土)22:24 ID:QKgjMXVj(19/21)
純軍事的に合理的なロシアの対応策は「撤退」ですw
政治的に無理かな。

南部戦線を全て引き払って、南はクリミアまで後退。ペレコープ地峡に戦力を集中してクリミアを防衛。
メリトポリとマリウポリも諦めて放棄。
そして、東部2週に戦力を集中させて縦深戦力を確保する。
ウクライナの反撃を待ち受ける。
これがベター。

だが、やはり政治的に無理かな。
ウクライナ戦争の獲得領土をほとんど手放すわけで。
だが、できなきゃロシアのウクライナ侵攻軍は壊滅する。
シビアな決断ができるかな。
88: JTAC [sage] 2023/04/08(土)22:30 ID:QKgjMXVj(20/21)
ロシアがドラスチックな配置転換を行わない場合、ロシアは開戦時の親ロシア派占領地域まで失うね。
クリミアもやばくなる。
防衛戦力をどこからか捻出しないと。
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