[過去ﾛｸﾞ] 坐禅と動中の工夫13 (1002ﾚｽ)
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33: 2021/03/23(火)17:38 ID:0I3rn1XL(2/8) AAS
坐禅箴 勅諡宏智禅師正覚撰
仏仏要機、祖祖機要。
不触事而知、不対縁而照。
不触事而知、其知自微。不対縁而照、其照自妙。
其知自微、曾無分別之思。其照自妙、曾無毫忽之兆。
曾無分別之思、其知無偶而奇。曾無毫忽之兆、其照無取而了。
水清徹底兮魚行遅遅、空闊莫涯兮鳥飛杳杳。
仏仏要機、祖祖機要、
事に触れずして知り、縁に対せずして照す。
事に触れずして知る、その知自ずから微たり。
縁に対せずして照す、その照自ずから妙なり。
かつて分別の思無き、其（そ）の知無偶にして奇なり。
かつて毫忽（ごうこつ）の兆無き、其の照は取ること無くして了なり。
水清くして底に徹り、魚の行くこと遅々たり。
空闊（ひろ）くして涯（はて）なく、鳥の飛ぶこと杳杳（ようよう）なり。
参考文献：石井恭二訳『正法眼蔵１』
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