熱帯亜熱帯を野生生物保全その他の視点でレスるスレ (590レス)
1-

491 2020/10/17(土) 17:31:16.20 ID:???
米航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙飛行センター(Goddard Space Flight Center)が協力した今回の調査は、
森林破壊を食い止める取り組みや土壌の二酸化炭素貯留量のより正確な測定の指針を示すデータを
研究者や自然保護団体に提供するものだ。

研究では、面積130万平方キロを対象に、1万1000枚を超える衛星画像を分析した。ディープラーニング技術の
活用にはプログラムを訓練する必要があり、ブラント氏は丸1年かけて9万本近くの木を自ら数えて分類した。

 論文を査読した米ニューメキシコ州立大学(New Mexico State University)植物環境科学部の
ナイオール・ハナン(Niall P. Hanan)氏とジュリアス・アンチャン(Julius Anchang)氏は、
今回用いられた技術について「一定の制限はあるものの、間もなく世界中の全ての木々の位置と大きさを
地図化することが可能になるだろう」と述べている。(c)AFP/Sara HUSSEIN

>丸1年かけて9万本近くの木を自ら数えて分類した。

1つの衛星画像の地点の下に降りて、そこで樹種や大きさ(直径樹高材積のみならず場合によっては各種バイオマス)を
調べ上げそれを教師データに出来たら、砂漠全体の画像を作った判別マシンに掛けて
確かにどんどん出力できるよなあ

大したもんだ

>一定の制限はあるものの、間もなく世界中の全ての木々の位置と大きさを
地図化することが可能になるだろう

未知の樹種とかもどんどん出て来たり
だが樹種が〜である確率何%って表示されるから、何か中途半端な樹種があって怪しいならそこに行って調べれば良いんだよな
492 2020/10/17(土) 17:35:30.10 ID:???
https://www.afpbb.com/articles/-/3310275
「適切な」生態系3割回復で、種の絶滅7割回避 研究
2020年10月16日 18:07 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]

【10月16日 AFP】農地など人間の用途のために開発されて久しい土地の生態系を30%回復できれば、絶滅が予測されている
動植物種の70%が救われ、産業革命以降の人間活動で排出された二酸化炭素(CO2)量の半分が吸収できる──
地球を癒やすための野心的な青写真を描いた論文を、国際専門家チームが14日に発表した。
ただし、適切な回復対象を選ばなければ、最大限の効果は望めないとしている。

 筆頭著者でブラジルのリオ・カトリック大学(PUC-Rio University)で教える国際持続可能性研究所
(International Institute for Sustainability)のベルナルド・シュトラスシュブルグ(Bernardo Strassburg)所長は、
「優先度の高い地域で生態系を回復することで、気候と生物多様性の二重の危機の克服に大きく貢献できる」とAFPに語った。

 研究では、かつて湿地だった土地を元の自然状態に戻すことが、種の保全と地球温暖化の抑制の両面で最も費用対効果が高いと分かった。

 2番目の優先分野は熱帯雨林だが、温帯林やサバンナ、低木地などあらゆる種類の生態系に、それぞれ果たすべき役割があるという。
生態系の回復を目指すべき面積は合わせて約900万平方キロで、ブラジルの国土とほぼ同じ広さとなる。

 研究チームはコスト面にも着目。手当たり次第に保全活動を行うよりも、重要な地域に集中的に投資するほうが、
費用効率性は少なくとも10倍向上すると結論付けた。

 シュトラスシュブルグ氏は、国連(UN)が2020年代を「生態系回復の10年(Decade of Ecosystem Restoration)」と位置付けている点を指摘。
自然環境を再生するほうが、工学的・技術的な解決策を開発するよりはるかに安価な「手に届く果実」だと考えている企業も多いとして、
「新型コロナウイルス流行による経済危機からの回復に際し、各国が環境にやさしい方法を選択するか
どうかに多くが懸かっている」と述べた。(c)AFP/Marlowe HOOD
493 2020/11/12(木) 18:19:43.59 ID:???
AFPBB NEWS 2020年11月11日 17:44 発信地:パリ/フランス
https://www.afpbb.com/articles/-/3315265
新種のサル発見 すでに絶滅の危機か ミャンマー

 【11月11日 AFP】ミャンマー中部の森で樹上生活をする新種のサルを発見したとする論文が11日、動物学専門誌
「ズーロジカル・リサーチ(Zoological Research)」に発表された。

 発見されたのはラングールと呼ばれるサルの一種で、ミャンマー中部にあるポパ山(Mount Popa)にちなみ、
「ポパラングール(Popa langur)」(学名:Trachypithecus popa)と命名された。

 ぼさぼさのグレーの毛、目の周りの白い輪が目立つ仮面のような顔と柔軟な体が特徴で、木の上で生活し、葉を主食にしている。

 論文によると、ポパラングールは少なくとも100万年前から生息していたが、野生に現存する個体は200〜250匹のみ。
 そのうち約100匹を擁する最大の個体群が、ポパ山麓に生息しているという。

 ミャンマーの最大都市ヤンゴンにある環境保護団体フローラ・ファウナ・インターナショナル(FFI)の研究員で、
今回の論文の責任著者であるフランク・モンバーグ(Frank Momberg)氏によると、ポパラングールは分布域全域において生息地の消失や狩猟の脅威にさらされている。
 専門家は、ポパラングールを「近絶滅種」に指定するよう勧告するつもりだ。
494 2020/11/18(水) 20:37:15.43 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8151c0e4b4dae8ddae3f2ad54686e5532f5b57f
ヘビ? トカゲ? 進化の過程で四肢をなくし、再び取り戻した例外的な生物
11/18(水) 18:50配信
──進化の過程で四肢をなくした後、再びこれを取り戻した例外的な生物。その理由が明らかに......
進化論では「長い年月を経て脚などの複雑な構造が一度失われると、その子孫がこれを再現することはほとんどない」と考えられてきた。
しかし、フィリピンの一部の島に生息するトカゲの一種「ブラキメレス属」は、進化の過程で四肢をなくした後、
再びこれを取り戻した例外的な生物である。

約6200万年前に四肢を失い、約2100万年前に取り戻した

米クラーク大学やオクラホマ大学らの共同研究チームは、進化形態学、生体力学、生態学、古気候学を効果的に統合し、
その形態や移動様式、生息地の環境や気候にまつわるデータをもとに、四肢を失ってヘビのような形態となっていた
ブラキメレス属がどのようにして再び四肢を取り戻したのかを解明した。

一連の研究成果は、2020年11月11日、英国王立協会の学術雑誌「フィロソフィカル・トランザクションズB」で公開されている。

ブラキメレス属は約6200万年前に四肢を失ったとみられている。古気候データによると、約3000万〜5000万年前は、
生息地が乾燥し、土壌が緩かったことから、ブラキメレス属はこの環境下で進化し、四肢をなくしたと考えられる。

その後、2500万年前までには気候がより湿潤化して、土壌は水を含んで固くなり、植生も増えた。ブラキメレス属が
さらに進化して四肢を取り戻したのは約2100万年前で、生息地で気候が現在のような
熱帯モンスーン気候に遷移した時期とほぼ一致している。
495 2020/11/18(水) 20:41:09.60 ID:???
■ 湿潤な環境では、四肢を持つ種のほうが速く移動できる

研究チームは、5本指の四肢を持つ種や四肢のない種を含め、ブラキメレス属の13種147匹をフィリピンとタイで捕獲し、
乾燥地や湿潤地といった環境の違いによって、歩行や穴掘りなど、それぞれの動作がどのように異なるのか実験を行った。

その結果、湿潤な環境では、四肢を持つ種のほうが速く移動でき、湿った固い土壌で穴をうまく掘ることができた一方、
乾燥した環境では、四肢のない種のほうが移動しやすく、土の中にも潜り込みやすいことがわかった。

研究チームは、一連の研究結果をふまえ、「気候が湿潤化するにつれて、固い土壌でも穴掘り移動ができるよう、
ブラキメレス属が進化し、四肢を持つようになったのではないか」と考察している。
Brachymeles
496 2020/11/25(水) 18:17:03.05 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/e55b4b2575944b00820a8950800c234fc47a4929
気温38℃でも森は育った、温暖化で「熱帯林が危機」は誇張? 通説覆す研究結果
11/25(水) 7:16配信
光合成を直接抑制するという説に反証、閉鎖空間「バイオスフィア2」の森
世界で最も高温の熱帯雨林は、南米アマゾンではなく、米国アリゾナ州ツーソン郊外の砂漠にある。閉鎖空間の人工生態系「バイオスフィア2」の中だ。

 1990年代初頭に施設内に植えられた、熱帯の樹木に関する研究の成果が最近になって報告され、驚くべき事実が明らかになった。
ここの樹木は熱帯林が今世紀中に到達すると見積もられているどの推定よりも高い温度に耐えているという。

 最近、森林科学者に希望を与える研究成果が多く発表されている。今回の研究もその1つだ。地球がもっと高温になり、
大気中の二酸化炭素濃度が高くなっても繁栄できるような予想外のメカニズムが植物には備わっているのかもしれない。

 熱帯林は今も人間と自然の両方からの脅威にさらされているが、一部の研究者は、気候変動によりいまの熱帯林が
差し迫った危機に直面しているという悲惨な報告には誇張があるのではないか、と考えるようになっている。

ry
497 2020/12/09(水) 17:53:21.40 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Tortuguero_National_Park
コスタリカのカリブ海側の国立公園
年間雨量6400mmの所もある
最高標高230mでこれは凄い
498 2021/01/11(月) 18:44:48.57 ID:???
クモがカエルを捕食。 2枚の葉っぱを縫い合わせた「新型トラップ」を発見(マダガスカル)

 アフリカ南東沖に浮かぶマダガスカル島にて、アシダカグモによる新型のトラップ(罠)が発見されました。

 このトラップは、2枚の葉っぱを絹糸で縫い合わせるようにしたもので、間に空洞のようなスペースができます。

 この空洞に日差し避け目的で入りこんだ獲物を、中で待ちかまえていたクモが仕留めるようです。

 研究は、昨年の12月11日付けで『Ecology and Evolution』に掲載されています。

(以下略、続きと画像はソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021/1/10(日) 21:00
https://nazology.net/archives/79266
499 2021/03/07(日) 16:13:02.04 ID:???
カンボジアの希少なカメ、ロイヤル・タートルが飼育下で産卵 国内初

【AFP=時事】カンボジアで絶滅の危機にひんして保護されている希少なカメ、ロイヤル・タートルが飼育下で初めて産卵した。
 自然保護団体が今週、明らかにした。
 同国の動物保護活動にとっては大きな成果となる。

 野生生物保全協会(WCS)は2日、飼育中のロイヤル・タートル5匹が計71個の卵を産んだと発表した。

 正式にはサザン・リバー・テラピン(Southern River Terrapin)に分類されるロイヤル・タートルは、捕獲や川砂の浚渫(しゅんせつ)により、繁殖地である岸が破壊され、カンボジア国内では2000年に絶滅したとみられていた。
 しかしその後、巣が発見されて保護活動が慎重に始められた。

 WCSの自然保護プロジェクトの責任者は、「雌のロイヤル・タートルは、2006年に保護センターで順調に育ち始めたが、飼育中のロイヤル・タートルが産卵したのはこれが初めてだ」と語った。

 今後は、ふ化用の人工的な巣をつくるか、このまま様子を見るという。

AFP=時事 3/4(木) 15:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d20e81599df8db6612d7973ff6b66e2ddea74964
500 2021/03/19(金) 20:02:17.16 ID:???
カメ食べて19人死亡 マダガスカル

【AFP=時事】アフリカのマダガスカルで、カメの肉を食べた住民らが食中毒の症状を訴え、子ども9人を含む19人が死亡した。現地当局が18日、明らかにした。

 保健・食品安全当局によると、東部バトマンドリ(Vatomandry)で15日、保護対象動物のカメを食べた34人が病院に搬送され、10人が死亡したという。

 一方、地元知事によれば、同じカメの肉を食べた子ども9人が自宅で死亡した。

 保健当局は、カメや20種類余りの魚について、夏季の11〜3月には有毒性の海藻を餌としている恐れがあるため食用にしないようかねて警告していた。

AFPBB News 2021年3月19日 12時0分

https://www.google.com/maps/@-19.328515,46.7357537,7z
首都アンタナナリボとほぼ同緯度くらいのところで海岸沿い
まあ熱帯多雨林地域だろうが森林破壊が酷い国だからなあ
501 2021/04/25(日) 01:29:19.13 ID:???
>>177
その辺りにも一応はキャノピーウォーク付きの森林公園があったみたいだが
小規模なものか

同様に小規模なのがバンコクの
Ptt. Forest In The City
8/6 Sukhaphiban 2 Rd, Dok Mai, Prawet, Bangkok 10250 タイ
本来は熱帯季節林いやサバンナ程度のところで
水を乾季に与えまくって森林っぽく見せているような所

現在はCovid-19変異株のため休業中

それよりはバンコクの南に隣接する
シーナコンクアンカン公園
73 Soi Wat Rat Rangsan, Bang Kachao, Phra Pradaeng District, Samut Prakan 10130 タイ
の方が規模も大きいかな
502 2021/05/12(水) 21:34:07.26 ID:???
ブラジルでオレンジ色の新種カエル発見、紫外線で蛍光を発する

■大西洋岸森林の高地に生息、「新種」には異論も

 オレンジ色で、蛍光を発し、親指の爪ほどの大きさしかない新種のカエルがブラジルの大西洋岸森林で発見された。
 コガネガエル属の一種で、新たに付いた学名はBrachycephalus rotenbergae。
 論文は4月28日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された。

 コガネガエル属には少なくとも36種が存在し、ハロウィーンでおなじみの野菜に色が似ていることから
英語では「pumpkin toadlet(カボチャ小型ヒキガエル)」と呼ばれている。
 コガネガエル属の鮮やかな皮膚の色は、ヤドクガエルなどと同様に、触れると死に至るほどの
毒があることを捕食者に知らせる警告色ではないかと考えられている。

(以下略、続きと画像はソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 5/12(水) 18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/98fefe6ee1c5df9855b637e557c407fbc6b42667
503 2021/05/26(水) 09:09:31.91 ID:???
Stichophthalma uemuraiウエムラワモンチョウはベトナム中南部の山地に分布する、
というのでもうちょっと見たら普通にBao Locでダラットもあるラムドン省であった

♂ですら前翅長70mmとゴドフレイと比肩(オスに限れば超えている?)という大物
まあ、年中多雨多湿なところに本来はユーラシア熱帯性のものが南下して
たまたま雨量の多い山地で巨大化したり、綺麗な紋を作ったりすることが
随所で見られる、という現象の一例か
504 2021/06/01(火) 14:44:01.32 ID:???
チョコレート色のアマガエル、ニューギニアの熱帯雨林で新種発見

(CNN) オーストラリアの研究チームが、ニューギニア島低地の熱帯雨林でチョコレート色をした新種のアマガエルを発見したとして、オーストラリアの動物学会誌に論文を発表した。
 
 アマガエルといえば普通は緑色をしているが、今回見つかった種は褐色をしていたことから「チョコレートフロッグ」と命名された。

(以下略、続きと画像はソースでご確認下さい)

CNN.co.jp 5/31(月) 12:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/6676ac23724eef98b44fc574f923f40a96fc5ab1
505 2021/06/07(月) 14:16:21.05 ID:???
タイ伝統的ハーブ「ファータラーイジョーン」を新型コロナ治療薬に承認

タイ保健省は、タイの伝統的なハーブ薬である「ファータラーイジョーン(???????????)<
英名 Andrographis paniculata、和名 穿心蓮>」を、新型コロナウイルスの軽度の症状に対する治療に使用することを承認しました。

アヌティン・チャーンウィラクーン副首相兼保健大臣率いる国家医薬品システム開発委員会は、
「ファータラーイジョーン」を国家必須ハーブ薬リストに追加する発表を行いました。2021年6月2日付けの官報に掲載され、すでに有効です。

タイ式医療・代替医療開発局とタイ式医療従事者は、長らく「ファータラーイジョーン」が新型コロナウイルスの
症状を緩和させることをタイ保健省に認めさせるために戦ってきました。

同局はこれまで、臨床試験で「ファータラーイジョーン」が新型コロナウイルスに有効であると主張。
しかし、科学的根拠はないと主張する西洋医学を学んできた医師らの強い抵抗に遭ってきたとのことです。

タイランドハイパーリンクス
https://www.thaich.net/news/20210607ca.htm

キツネノマゴ科の植物
506 2021/07/04(日) 21:47:14.12 ID:???
https://www.thaich.net/news/20210704bs.htm
タイ水産局、13の外来種を飼育・繁殖禁止に
2021年7月4日 配信

タイ農業・協同組合省水産局は2021年8月16日より、在来の水生生物や地域の生態系に
脅威を与えていると考えられる、13種類の外来種の飼育と養殖を禁止することを明らかにしました。

水産局チャルムチャイ・スワンナラック副局長によると、外来種が在来種に大きな影響を与えているとし、例として3年前に
エビ養殖場に入り込んだSarotherodon melanotheron(ブラックチンティラピア)を挙げ、
養殖場と在来種に大きな損害を与えたと述べました。

魚種
1. ????????????? Blackchin tilapia
Sarotherodon melanotheron
2. ??????????? Mayan cichlid
Mayaheros urophthalmus
3. ?????????????? Zebra cichlid
Heterotilapia buttikoferi
4. ???????????????? Cichla ????????????
Peacock cichlid, Butterfly peacock bass
Cichla spp.
507 2021/07/04(日) 21:51:16.21 ID:???
5. ???????????????? Rainbow trout
Oncorhynchus mykiss
6. ????????????????? Sea trout
Salmo trutta
7. ??????????????? Largemouth black bass
Micropterus salmoides
8. ???????????????????? Goliath tigerfish, Giant tigerfish Hydrocynus goliath
9. ?????????? Jade perch Scortum barcoo
10. ?????????????????????????????????????? GMO LMO
他の水生種
1. ??????? Chinese mitten crab Eriocheir sinensis
2. ???????????? Triangle shell mussel Hyriopsis cumingii
3. ????????????????????????????? Hapalochlaena Blue-ri nged octopus Hapalochlaena spp
508 2021/08/01(日) 17:55:45.09 ID:???
ボルネオ島固有のカエル2新種発見 京大グループ

 ボルネオ島のマレーシア領内にある世界自然遺産の山で2種類の新種のカエルが見つかったと京都大学の研究グループが発表しました。

 京都大学の福山伊吹さんらの研究グループは、ボルネオ島のムル山に生息する固有種のカエル「タカネチョボグチガエル」の新種2種類を発見したと発表しました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

tv-asahi [2021/07/31 10:22]
news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000224179.html
509 2021/10/10(日) 09:28:32.07 ID:???
フアイカーメイン滝の源流が900mクラスのカラー山だったのか
510 2021/10/11(月) 00:56:32.80 ID:???
14.852502,98.9419984,13z
khaokala
幾つかの昆虫の名産地と言われたことがある

棚の美しいHuai Mae Khaminの滝の源流もある
シーナカリンダムの湖の西岸の北の方
基本的には乾燥している山の筈なんだがなあ

更に近隣にマラリア対策云々まで書かれている施設すらある
これは危ない

それにしても「某クリーク」といい、全山がじめじめヌルヌルの
湿った山が好生息地って訳ではないんだなあ
サンクラブリーやトンパープムの西の方だけなのかと思ったら
局所的にあちこちに良い所があるのか
511 2021/10/23(土) 10:45:41.92 ID:???
Bingのお薦めで
バウカカイという地名が出て来て
ベトナムのクアンガイ省にあると

どこかと思ったら緯度経度で
15.3674987,108.8264911
なのか

海のそばにある湖のような所で
タケで湿地(というか決して浅くない沼地)に柵のような構造で
囲った部分を作り
そこに泥を盛り上げ、そこにマングローブを植える
そこでマングローブが育つ

マングローブは数十mもあるような高木ではないし
熱帯の低地の水辺は栄養塩類だけは豊富なことが多い(土壌酸が多いとか白砂だとダメだが)から
まあ10年もしたら、防潮林という意味では十分に育つ

切ったらまずいところは残すべきだが、余裕があるならある程度伐採して炭にする
固い木材が多いので木炭としては適しているし既に各国で計画植栽と伐採利用もされている

そして切った部分だけで一定期間エビ養殖もする
しかしエビ養殖で酸素を入れ過ぎて硫酸酸性化し始めたら養殖を止めてすぐ石灰投入、
またタケ切って来て泥盛り上げる所から始めると

安価なルーティーン化が出来れば湿地の森林利用として確かに回せるって事で
実際、多くの国が中進国化した東南アジアではあちこちでこんな事をやっている

でも政情不安定だとこういうコツコツ手間のかかる事は出来なくなってしまうからなあ
512 2022/01/23(日) 13:37:14.67 ID:???
タイで新種のタランチュラ、竹の空洞に生息 人気ユーチューバーが発見

(CNN) タイ北西部の森林で、竹の幹の空洞の中に生息する新種のタランチュラが発見された。
 同国コンケン大学の研究者によると、竹にしか生息しないタランチュラが見つかったのは初めてだという。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

CNN 2022.01.20 Thu posted at 10:58 JST
513 2022/01/25(火) 05:06:18.36 ID:???
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/122400634/
最大の花「ラフレシア」の栽培に初めて成功した植物学者の物語
「そんなことは不可能だとみんなに言われました」、10年で16の花を咲かせる
2022.01.22

寄生植物であるラフレシアは、宿主を圧倒しない程度に個体数を制限していると、インドネシアのジャワ島にある
ボゴール植物園の植物学者ソフィ・ムルシダワティ氏は語る。しかし、人間からの圧力でその存在が危ぶまれる中、
ラフレシアのこの性質が、みずからの生き残りを困難にしている。

ラフレシアの花は、雄花と雌花に分かれている。受粉のためには、雄花と雌花が同じタイミングで1.5km以内の距離
(媒介者が花粉を受け渡せる程度の近さ)で咲かなければならない。開花期間が1週間にも満たないことが、
問題をいっそう複雑にしている。ラフレシアの寿命が数カ月?数年であることを考えれば、受粉のチャンスはほんの一瞬と言っていい。

 ムルシダワティ氏がラフレシアを咲かせるのに用いる方法は、手で受粉させる方法でも、種子から発芽させる方法でもない。
彼女が編み出したのは、ラフレシアに寄生されたミツバカズラの組織を、別のミツバカズラに接ぎ木するという方法だった。

ムルシダワティ氏がラフレシアの研究を始めたのは、海外の大学院を修了してボゴール植物園に戻ってきた2004年のことだった。
いろいろなプロジェクトを考えていた彼女は、ジャワ島原産のラフレシア・パトマ(Rafflesia patma)を養樹場で
栽培することを指導教官から提案された。ほかの植物学者たちが70年間も挑戦と失敗を繰り返してきたテーマだ。

ムルシダワティ氏は試行錯誤の末、以前英国でトネリコの繁殖に用いられた接ぎ木の手法を改良して用いることにした。
514 2022/01/25(火) 05:08:30.75 ID:???
ラフレシアの種子や、ラフレシアの花芽が出ているミツバカズラの根を採取した。初期の頃は、
ラフレシアが寄生したミツバカズラの全体を根こそぎ引き抜いて持ち帰ったこともあった。

次に、種子を植える試験と、ラフレシアが寄生したミツバカズラを復活させる試験、そして、
ラフレシアの寄生したミツバカズラの根を、養樹場で育てたミツバカズラの根に接ぎ木する試験を並行して進めた。

彼女は、自分の仕事はラフレシアの研究にとっては大きな一歩だったが、種の保存にとっては小さな一歩だったと言う。
花芽の死亡率は90%と高いし、ラフレシア・パトマ以外のラフレシア(ジャワ島の隣の島に自生していて、
採取が容易なラフレシア・アルノルディイなど)の栽培はまだ成功していないからだ。

マレーシア・クランタン大学の生態学者ズルハズマン・ハムザ氏は、ムルシダワティ氏の取り組みは種の保存を
バックアップする重要なものだが、栽培を強調しすぎると、自然の生息地でラフレシアを保護するという
真の仕事から遠ざかってしまうと指摘する。

ほかの研究者は、栽培することでラフレシアの生存率が上がり、世界中の人々がこの自然の驚異を目にしやすくなると
擁護する。「その生物の保護が促進されるのであれば、どこで栽培してもいいのです」と、モリーナ氏は言う。
彼女が「植物界のパンダ」と呼ぶラフレシアの面白さを知れば、ラフレシアの保護に貢献したいと思う人はもっと増えるはずだ。
515 2022/01/28(金) 21:34:15.45 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/260b77d0f15596ecec81a1830e2734c701f79d01
「幽霊のような」サルなど224の新種動植物、メコン川流域で発見=WWF
世界自然保護基金(WWF)は26日、東南アジア5カ国を流れるメコン川流域で2020年に見つかった新種の動植物224種のリストを発表した。

新たに見つかったのは、目の周りが幽霊のように白いサルや、カエル、イモリ、多肉性の竹など。絶滅危惧種も含まれる。

メコン川はカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ヴェトナムを流れる。
516 2022/03/03(木) 21:44:59.54 ID:???
幻の花ラフレシアの新たな自生地を発見 国立環境研究所などの研究

 ラフレシアは「世界最大の花」として知られているため、名前や姿くらいは知っているという人も多いと思うが、実は生息地は少なく、また生態に関しても謎が多い。
 そのラフレシアに関して、国立環境研究所らの研究チームが、これまで未知であった新たな自生地を発見した。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

財経新聞 2022年3月3日 10:47
https://www.zaikei.co.jp/article/20220303/662501.html
517 2022/03/06(日) 14:49:51.25 ID:???
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/030400098/
アマゾンの森の昆虫は高さで激変、まだ大半が新種か、最新報告
「すごい、まるで新大陸を発見したようだ」と研究者も驚愕
2022.03.04
518 2022/03/19(土) 05:12:47.65 ID:???
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/031400120/
キングコブラは実は4種だった、謎氷解、遺伝子から明らかに
種の保全や効果的な抗毒素の開発につながる期待も
2022.03.15

 2021年8月、インドの非営利団体カリンガ財団の生物学者で、キングコブラを専門に研究する
P・ガウリ・シャンカル氏らは、キングコブラには遺伝的に異なる4つの系統があると学術誌
「Molecular Phylogenetics and Evolution」に発表した。

これらの系統は、以下のように地域によってわけられる。ガーツ西部(インド南西部)、
インド=中国(インド東部と中国)、インド=マレー(インドネシアとマレーシア)、ルソン島(フィリピン)だ。
519 2022/05/26(木) 09:47:20.13 ID:???
>>443
コスタリカのサンホセは大平洋岸寄りの標高1000m程度の高原にあり
年間雨量は1700~1900mmとかなり多いが乾季がかなり強く
熱帯雨林とはちょっと言えない

そこから5時間ほど北西に行って標高1400mにモンテ・ヴェルデ雲霧林があり
ここは一気に年間雨量が3000㎜になって、有名な鳥のケツァール等も見られる

これは雨量が多いとして知られるカリブ海側なのかなあ?と思ったら意外にも太平洋岸の方が近い

比較的乾燥しているとされるエルサルバドルにも山地には2500mm程度の雨量の地域がある
520 2022/07/02(土) 20:48:03.56 ID:???
https://www.cnn.co.jp/fringe/35189857.html
地中で獲物を捕らえるウツボカズラの新種発見 インドネシア
2022.07.02 Sat posted at 13:00 JST

食虫植物ウツボカズラの新種がこのほどインドネシアで発見された。獲物を捕らえる袋状の部分が地面の下に伸びているのが特徴で、
ミミズや昆虫の幼虫、甲虫など地中で暮らす生き物を餌にしているとみられる。

これらのウツボカズラは、同国ボルネオ島に位置する北カリマンタン州の土の中から見つかった。他のウツボカズラ同様、
葉が変化した捕虫袋があり、その中に落ちた獲物を栄養源にする。(大型の種の中にはネズミを捕らえるものもいる)

これまで知られた中で、獲物を地中で捕獲する種は存在していなかった。

このウツボカズラは特殊な地下茎を形成し、小さくて白色の、葉緑素のない葉を付けると、研究者らは説明する。
捕虫袋はこの葉よりはるかに大きく、赤みがかった色をしている。

チェコのパラツキー大学オロモウツに在籍し、今回の研究論文の筆頭著者を務めたマルチン・ダンチャーク氏が
報道向けに発表したところによると、当該の種の捕虫袋は最大で長さ11センチ。くぼんだ地形もしくは土壌で直に形成され、
地中で暮らす生き物を捕らえる。たいていはアリやダニ、甲虫を捕まえるという。
521 2022/07/04(月) 20:43:19.45 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2f81cf0422c40df3999e211f991272fa7a0ba8b
巨大スイレンの新種発見 英キュー王立植物園 7/4(月) 17:43
【AFP=時事】英ロンドンのキュー王立植物園(Kew Gardens)は4日、スイレン科オオオニバス属の
新種を発見したと発表した。新種の発見は19世紀半ば以来となる。

 オオオニバス属はこれまで、「オオオニバス(Victoria amazonica)」と「パラグアイオニバス(Victoria cruziana)」の2種類が知られていた。新種はオオオニバスだと
思われており、キュー王立植物園で177年間、ボリビア国立植物標本室(National Herbarium of Bolivia)で34年間、気付かれずにいた。

しかし今回、キュー王立植物園とボリビアの専門家らが調べたところ、第3の種であることが判明した。数年にわたる調査の研究結果は4日、
学術専門誌「フロンティアーズ・イン・プラネット・サイエンシズ(Frontiers in Plant Sciences)」に掲載された。

 新種のオオオニバス属「Victoria boliviana」は、野生では葉の直径が3メートルにもなり、世界最大。
522 2022/08/04(木) 13:14:54.44 ID:???
>>177
ベネズエラのマラカイボ湖周辺は
そこらの書籍に「極めて高温多湿で熱帯病多発地帯」と書かれているが
一方で気候を見ると年間雨量1000mmにも達せず場所によっては砂漠気候にすらなる

しかしマラカイボ湖の南の地域であるSur del Lagoはカカオの産地として知られる

この辺りは標高2000mもある山地もあって、雲霧林も広がっている
そういう所でならカカオ栽培ができると
523 2022/08/20(土) 20:30:58.83 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/a96263aa3d781a02c79c1d24d5e16dd8323f12f6
非常に珍しいハチドリの一種、約10年ぶりに撮影される
8/20(土) 9:30

コロンビア在住の自然保護活動家が、このほど世界で最も見つけにくく謎めいたハチドリの一種、アイガシラハチドリを再発見しました。
光沢をたたえるエメラルドグリーンの羽が特徴的なアイガシラハチドリが目撃されたのは10年強ぶりのことで、
撮影された目撃例としては今回がわずか2回目。悲しいことに、この鳥もまた生息地の消失に脅かされる地域で見つかる生物なのです。

アイガシラハチドリ(学名Campylopterus phainopeplus)は、もともと1946年にコロンビアのシエラ・ネバダ・デ・サンタ・マルタ山地で発見された鳥です。
ケンバネハチドリ属の仲間と同様に、ハチドリとしては大きい方。そのうえオスはエメラルドグリーンの羽、わずかに湾曲した黒いクチバシ、
そして光の量や当たる角度によって色の変わる青い首という専門家が見れば簡単に識別できるような特徴を持っています。
しかし、この鳥は発見以来見つけにくいままで、これまでの確認された目撃情報は2010年、大自然の中での1度のみでした。

アイガシラハチドリはその希少性から、2021年には自然保護団体のパートナーシップによる『再発見したい鳥10種リスト』に
連ねられるほどになっています。前述のパートナーシップはリストの公開に合わせて、NGOのRe:wildが主導する
The Search for Lost Birdsという新たな取り組みの発足も発表しました。

ry
524 2022/08/21(日) 13:40:52.68 ID:???
https://flowercenter.jp/15296
2022年5月17日
世界最大級のウツボカズラ(ネペンテス・トランカータ)展示中

兵庫県立フラワーセンターの大温室【食虫植物室】で、展示中のウツボカズラ(ネペンテス・トランカータ)の捕虫袋がギネス級の大きさになっています!
現時点のサイズで、世界最大級56.5㎝(捕虫器本体は53㎝:ギネス世界記録(捕虫器)は43㎝)になります。
この個体は6月中旬くらいまで、ご覧いただけると思います。ぜひこの機会に世界最大級をご覧ください。

その後長さ部門でギネス認定された

Nepenthes truncataはミンダナオ固有種で低地から1000mまでに生息する
525 2022/08/27(土) 11:44:16.59 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Quararibea_cordata
Quararibea cordata
South American sapote or chupa-chupa

semi-deciduous, fruit tree (up to 45m in height), native to Amazon rainforest vegetation in Brazil, Colombia, Ecuador, and Peru.
It bears orange-yellow fruit which are soft, juicy, sweet and contain 2-5 seeds. Fruit is usually eaten out of hand, though it may be juiced.[2]

アオイ科というが元アオギリ科辺りかなあ
アマゾン流域などで45mにもなるが栽培すると10m位に留まる
甘くて繊維質で直径10cmオーバーの果実をつける

何か世界各地で植えられ始めている
526 2022/09/28(水) 21:07:42.43 ID:???
新種のヘビ3種を発見、南米エクアドルの墓地で

■岩の裂け目でひそやかに暮らす「地球上で最も研究の進んでいないヘビの仲間」

 南米エクアドルで、新種の陸生ヘビ3種が発見された。
 いずれもサンゴヘビモドキ(Atractus)属の仲間で、2022年9月15日付けで学術誌「ZooKeys」に記載された。

ナショナル ジオグラフィック日本版 9/28(水) 7:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/51679ae9aaa4d270e1b0e689e88fd4094df3569b
527 2022/10/08(土) 21:13:57.99 ID:???
【AFP=時事】ブラジルと英国の研究チームはブラジル北部イラタプル川自然保護区(Iratapuru River Nature Reserve)で、
樹高が25階建てのビルに相当する88.5メートル、幹周9.9メートルの巨木にたどり着いた。
 アマゾン(Amazon)熱帯雨林でこれまでに確認された中で最も高い木だとしている。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

AFP=時事 10/8(土) 12:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/717b6c3340cff1092650078f706cf120dec64dd1

https://en.wikipedia.org/wiki/Dinizia_excelsa
Dinizia excelsa
The tallest measured specimen is 88.5 m (290 ft) with a circumference of 5.5 m (18 ft)

アマゾン流域は東南アジア島嶼部ほど平均樹高が高くないのだが
この樹種だけは東南アジアのものを超えるなあ
気温が高く水の凝集力も小さくなりがちな熱帯で88.5mはよく頑張った
熱帯だと水の凝集力で水を上昇させられるのは150m以下だったか
528 2022/10/10(月) 10:06:19.72 ID:IVkDhCVJ(1/2)
熱帯もなにも
日本世界含め野生動物に餌が足りない
ちゃんと食えてるのは動物だけか?
529 2022/10/10(月) 10:06:51.30 ID:IVkDhCVJ(2/2)
動物園の動物だけだろしっかり食えてるのは
ひどいやつらだなまったく
どんどん投げろよ 食い残し インドを見習えよ
530 2022/10/17(月) 03:15:01.83 ID:ghu+blaw(1)
ケッペンのサバナ気候とサバンナの生態系の分布が微妙に違っている件
もちろんサバナ気候の乾燥限界寄りの方では重なる部分もあるだろうけど、もっと乾燥したサンブルやツァボやカラハリ砂漠でも多く見られる
ケニアで本当にサバナ気候のモンバサ辺りだと、世界遺産ミジケンダカヤの聖なる森林群みたいに森になってしまう
サバンナの生態系が乾燥寄りの方がいいのは、草食獣にとっては乾燥を好む草が栄養価が高い種類が多いことと、肉食獣にとっては草食獣が特定の水場近くに集中してて狩りやすいことがあるみたいだけど、
なぜケッペンは年降水量1500mm以上の地域までサバナ気候にしたんだろう
上限が1000mmでもいいくらいだと思う。まあ現地に行ってないのは確実だけど。でも、地理の授業で典型としてあげられるブラサビルやバンコクやダーウィンは絶対周辺の植生はサバンナじゃないと思う
531 2022/10/26(水) 16:35:58.02 ID:???
>>530
動植物と気候の関係は生物学で出て来る気候とバイオームの関係図で見た方が良い

ブラサビルやバンコクやダーウィンはバイオームの雨緑樹林という事で良い

そしてバイオームとケッペン気候を比べて何だよこれはと見直す事になる
熱帯雨林と熱帯多雨林でどう違うんだとか、
実際には熱帯でも最少雨月60mmって結構難しいぞとか(アフリカでは非常に少ない)

またケッペンは亜熱帯を定義していないとか、バイオームではサバンナの下にステップ気候がなくて
いきなり砂漠になるとか色々違う
532 2022/10/26(水) 16:51:15.47 ID:???
ケッペンのは農業の区分と考えると良い、という説がある
熱帯が最寒月平均18℃以上としたのもココヤシ栽培が出来る限界との事

だがこれも突っ込みどころがあって「北半球で栽培されているココヤシの限界」らしい
ココヤシは南半球で誕生したため南半球のココヤシの方がDNA塩基配列の変異が大きく
もうちょっと涼しくても栽培できるものがあり、ロードハウ島などではそれが植えられている
一方、北半球で現在あるものでは沖縄本島では植えてはあるが熟さない

旧ソ連は20世紀後半に独立したばかりのアフリカ各国を支援し、そこでケッペン区分でステップ気候の地域には
放牧を指示してちゃんと成功している
もうちょっと雨が多かったら綿花とかゴマとかなど

農業も本来は生態学に沿うべきなんだが、こういう例外もあるからそこは柔軟に対応するしかない
533 2022/10/28(金) 21:39:40.05 ID:???
アマガエルの新種6種、中米エクアドルで発見(1/2) - CNN.co.jp
www.cnn.co.jp/fringe/35195308.html

2022.10.28 Fri posted at 16:56 JST

(CNN) 南米エクアドルの環境省は、アンデス山脈の東側斜面でアマガエルの新種6種が見つかったと発表した。

発表によると、新種のアマガエルは教皇庁立エクアドルカトリック大学と国立生物多様性研究所の研究者3人が、
リャンガナテス国立公園とサンガイ国立公園で発見した。両国立公園は、アマゾンの森林の豊かで多様な生態系が守られている。

3人の研究者の1人、サンティアゴ・ロン氏は26日、カエルの新種6種の発見は4年がかりだったとCNNに語った。


研究チームは山奥の森林で2008年と15年、17年に調査を行い、データを分析して論文をまとめた。
534 2022/11/03(木) 01:07:13.95 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Salix_tetrasperma
Salix tetrasperma, commonly called Indian willow, is a medium-sized tree of wet and swampy places,
shedding its leaves at the end of monsoon season.

It grows in many parts of south and southeastern Asia, including India, Pakistan, Bangladesh,
Nepal,[2] Laos, and Thailand,.[3]
535 2022/11/03(木) 21:21:16.22 ID:???
つべの
6mLHajvEHXA

タイ マングローブ林再生プロジェクト
ブラザー工業がタイランド湾で行ったマングローブ植林
536 2022/11/05(土) 20:21:39.73 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f7cdb7f0ff604e5fbe74467f49baf599948a9a4
新種のフクロウを発見、100年前から謎だった奇妙な鳴き声の主がついに判明
11/5(土) 8:30

アフリカのプリンシペコノハズク、だがすでに絶滅の恐れ

アフリカ大陸西海岸の沖に浮かぶ小さなプリンシペ島では、夜な夜な奇妙な鳴き声が聞こえるという。

その声を耳にした者はそう多くはない。誰も住む者のない島の南部に広がる原生林から、日暮れ直後に聞えてくるのは、
虫か、猫か、はたまた猿の鳴き声か。島民が初めてこれについて記したのは1928年のことだが、夜の闇のなか、
高くそびえる木々の間を見通す術もなく、これまで正体がつかめていなかった。

 しかし最近になってようやく、その声の主は小さな黄色い目を持つ新種のフクロウであることが明らかになった。
この発見は、2022年10月30日付けで動物学の専門誌「ZooKeys」に発表された。

「プリンシペコノハズク(Otus bikegila)」と名付けられた新種は、体が小さく茶色いコノハズクの仲間で、木の上から獲物を探し、
襲い掛かる捕食者だ。今のところ、夜行性のプリンシペコノハズクが何を食べるのか、どのように狩りをするのか、
その奇妙な鳴き声の意味はなど、まだわかっていないことが多い。
537 2022/11/19(土) 10:48:32.35 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Afromontane
The Afromontane regions are subregions of the Afrotropical realm, one of the Earth's eight biogeographic realms,
covering the plant and animal species found in the mountains of Africa and the southern Arabian Peninsula.

エチオピア区とされる地域のうち山岳地だな

アフリカは乾燥地が多く熱帯雨林は赤道寄りの西アフリカに多いと言われがちだが
それらの地域も2ヶ月かそれ以上の乾季があるのが普通だ

一方で東アフリカの山岳地には、平均気温では23℃くらいとバイオームとしては熱帯でなく亜熱帯だが
いわゆる月降水量60㎜を切る乾季が無いところも一部あったりする
もちろん、東アフリカの低地の大半は乾季が半年どころか下手すると9か月も続くような草原地帯だ

コーヒーの原産地とされるエチオピアなどではこのような山地でコーヒーノキ属各種が分布しているが
比較的雨の多いこのような場所は人も住むし農業地帯にもなるし水源にもなるし、というわけで
どんどん開発が進み、やっぱり森林は減ってしまう
538 2022/11/19(土) 11:12:11.56 ID:???
バンコクの周辺の植生か
そもそも海に近くて湿地で塩分濃度が微妙に多くて
高さ20m以上の高木もあまり生えなかったんだよな
マメ科セスバニア属の低木がびっしり生える藪とか
場所によってはガマがいっぱい生えた湿地だったりした
(今でもバンコク都内東部のミンブリー区やバンコク南東のサムットプラカーン県などは
そういう所が多い)

その中で川の流れに比較的近い所は樹木が生えたが
乾季に葉を落とすものも多い雨緑樹林で
超出木的な、高さ40mを超えるものは殆ど無かった

だがチャオップラヤー川沿いで特に海に近くもないのに川が蛇行してくっ付いて島化した
クレート島とか、運河で島化したシーナコーンクアンカン公園のある地域などは
土壌の水分濃度などもあって少しだけ高い木があったりもして、そんな中でベンガルボダイジュ辺りが気根を垂らしまくってたりすると
やっぱり熱帯雨林っぽくない?って思ってしまう人もいるか

カンボジアでは乾季のある所でも土壌の上の方はそこそこの粗さあるいは細かさの粒子(砂質だとダメ)、
下は粘土、などだと、上手く乾季に水が残って樹木が40m以上に高木化するところもある
そして粘土質云々でちょっと引っ掛かるのは、上記のタイのクレート島は粘土質の土を使って
ミャンマー南部のモン族(Mon)の人達が古くから移民して素焼きの陶器を作っている地域であるという事である

バンコクではスクムウィット通り沿いでベンチャキティ公園が拡張して森林公園と名乗るようになったが
まだ樹木はそんなに大きく育っていない
水を撒いているうちに30mとか余裕で超えて来るだろう
しかし数百m離れたルンピニー公園から来た?ミズオオトカゲは早速住み着いているのかw
539 2023/01/07(土) 18:02:04.09 ID:???
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%A1%E5%B1%9E
トンカマメ属
中南米熱帯の超出木、というのだが樹高30mくらいのものも多い
木材として優秀でブラジリアンチークなどと呼ばれるものも多い
また幾つかの種類は豆が食用になったり脂が取れたりクマリンを多く含み香料になったりする
540 2023/01/12(木) 21:41:47.14 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Blue_River_Provincial_Park
リビエール・ブルー州立公園
ニューカレドニア南部

>>118
例えば上記の国立公園はニューカレドニアで最も美しい森林公園、らしいんだが
ちょっと検索してみると赤土の乾いた土地も多い

>The park includes two biomes typical of New Caledonia: maquis shrubland overlying peridotite rock and tropical rainforest.

主要都市ヌーメアから一番近いところにあるが、それで峠の向こうは面倒だから行かないでおこうとなったら
最後まで乾燥した低木林しか見ずに終わるという訳だ
541 2023/01/13(金) 03:44:43.38 ID:???
https://www.peacocksuk.com/peafowl-breeds/spalding-peacocks/
マクジャクとインドクジャクの雑種でスポルディングクジャク、というが
これを紹介した文献が日本に全く無いぞ

オスのマクジャクとメスのインドクジャクの雑種とされる
マクジャクは雌雄とも緑が強いがインドクジャクのメスは茶色い
この雑種だとメスもある程度色付くがマクジャクほどでなく
オスはインドクジャク寄りの青い首だがちょっとだけ首の羽毛が粗い感じになるとか
中間的になる
更にこれを戻し交配してしまうともう何が何だがという感じになる

更に本来はインドクジャクとマクジャクは分布が全く重なっていなかったのだが
今ではマクジャク生息地に飼育し易いインドクジャクがどんどん逃げ出していて
いつ交雑してもおかしくない状況である
542 2023/01/31(火) 21:15:45.00 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Chukrasia
Chukrasia tabularis
インドマホガニーと呼ばれる事もあるセンダン科植物
ニームとも違う
30~40mにもなる
原産地はインド~東南アジア大陸部だが
カメルーンやナイジェリアや南アフリカやコスタリカやプエルトリコやアメリカ合衆国でも
導入されている
https://tropical.theferns.info/viewtropical.php?id=Chukrasia+tabularis

ニームのように薬になったりサントールのように果物を食べたりは出来ないが魅力的な樹木
543 2023/02/02(木) 20:28:20.40 ID:???
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%A2%E3%83%93
モアビ
Baillonella toxisperma
アカテツ科

アフリカでも最も高くなる木の1つか
60~70m等と書いてある
ガボンやコンゴ共和国に分布

サクラに似た材質で木材としても重要で
また果実も食用になり種子(というか仁)の油も食用油になる
ただし種子そのものは催吐作用があって焼くようになる
学名も毒のある種って意味なのかな

木材のおがくずは刺激性が強くて微粉だと喉がイガイガするとか書いてある
密度は0.8台でかなり重い

湿潤林に多いが、乾季が多少ともあるアフリカ低地熱帯林に合わせて
葉が落ちてから花が咲くなどの性質もある
拠水林あるいは河畔林に多い、という

東南アジアにコオムパッシア・エクセルサに代表される80mオーバーの木が多いのだが
南米アマゾンも>>527みたいに88.5mもある木もある

東南アジアはアルプス~ヒマラヤ造山帯+フィリピンの太平洋造山帯のお陰で
火山性で土壌の養分が比較的多いので高木化し易い!などというが、
ゴンドワナのやせ地を無理に熱帯化しただけで50mが精一杯と言われるアフリカや南米も
一応は高い木は存在しない訳ではない、という事になる

でもフタバガキ科のように菌根菌を上手く使っているかというとまだまだなんだろうなあ
マメ科なら根粒菌は飼っているが、リン酸を集めないと始まらない
544 2023/04/13(木) 01:03:19.06 ID:???
世界最大の淡水魚、次に記録を更新する魚は? 300kgのエイが昨年久々に塗り替え高まる期待
■「巨大魚はまだそこにいる」、次もメコン川? それともアマゾン? あるいは……

 世界最大の淡水魚を見つけ、研究し、保護する「メガフィッシュ・プロジェクト」をゼブ・ホーガン氏が思いついたのは、20年前、東南アジアのメコン川で仕事をしていたときだった。
 プロジェクトの核にあったのは、「どの種が最も大きいのか?」という問いだ。
 「簡単な答えがあると思ったのです」と、米ネバダ大学リノ校の魚類生物学者であるホーガン氏は言う。
 「それは間違いでした」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e30513f190e18406ca57b048ede40c88de7511cb

Urogymnus polylepis「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」や
メコンオオナマズや
パーカーホーや

あるいはピラルクーやピライーバ
あるいはナイルパーチ

あるいはヨーロッパオオナマズ
あるいはオオチョウザメ、シロチョウザメ
あるいはアリゲーターガー

淡水魚最大議論は止まらないが、
まともにやるとチョウザメばかりが上位に来るなんて言う人もいる
545 2023/04/13(木) 01:31:47.06 ID:???
>>538
タイ南部で北緯11度以南ならケッペン区分としてはAmで
バイオーム区分で熱帯多雨林、という所が出て来る

観光・リゾート地のプーケット島などは年間雨量2200㎜だが3ヶ月は乾季がある、
という事になっている
しかし山がちな地形ゆえ山の斜面で海に面した所なら年間雨量が3000㎜を超える所も多く
そういう所では40mオーバーの超出木につる植物や着生植物が付きまくった
いかにも熱帯多雨林という感じになっている

島で最も栄えているビーチであるパトンビーチに行く直前の道でも沿道からそんな山が
見える所もある
20世紀中期まではトラもいて、20世紀後半まではアンフリサスキシタアゲハが飛んでいた、
というが、今では大型動物は少ないしビーチ近くではカの駆除のため薬剤散布もしているので
昆虫などはなかなか見かけない
ゾウは内陸の保護・観光施設で見られるが、大型のチョウなんて一部の保護林くらいでしか
見つからないか

超出木!と思ったら、それネジレフサマメだよwwwって事もある
そこそこ巨木だし板根もできるが
546 2023/04/13(木) 17:23:43.26 ID:???
プーケットだと山に遮られた島の内陸部はやっぱりサバンナ的になりがちで
一度伐採された所などはオープンフィールド寄りになってなかなか回復しない
土壌は赤土の所もあるが珪砂質の所もあってどちらにしろ痩せている

農業をするとしたら大量に堆肥などを作って投入しないといけない
生ゴミなどを集めて赤土と適量混ぜて腐葉土化したものを使ったりする
また雑草とかコケとか池の底に溜まる泥とか色々使う

更にここで「森林が乾燥しないためには60mm/月あれば何とかなるが
畑地だと100mm/月でも足りない、下手すると150mm/月以上だ」というのが効いて来てしまう
ケッペンの通りだと乾季3ヶ月と思っていたら農地で考えると5ヶ月くらいやっぱり水が足りないとなって
灌漑施設がどうしても必要になる
幸いにして世界有数の観光地ゆえ所得の多い人が多く税金も大量に投入されているから
良い野菜や果樹や観賞用植物のために金を掛けて大小様々な灌漑施設が作られている
(バンコクよりも平均所得が高くタイで最も豊かであるとされる。とにかく欧米の金がどんどん落ちるので
物価も高い)
547 2023/04/13(木) 17:33:23.02 ID:???
ゴム園のタッピング作業のロボット化は中国で研究しているが
実際にゴム園を見ると「雑草刈りが先だ」と気付くだろう
ゴム園の地面から高さ1~2mくらいが草に覆われているような所も多く
その中でパラゴムノキの樹皮をV字型に削ってラテックスを受ける容器を取り付けないといけない

しかし雑草を刈りすぎると雨季に土壌が流出してしまうから迂闊にやらない方が良い
適度な高さだけ刈ってある程度残す、切ったものはマルチ化して撒く、などした方が良いか

今はAIが発展してきているが、物体検出でパラゴムノキの樹幹だけ見分けて
そこに取り付いて更に樹皮の刻み目の適度に下に容器を取り付け、
その僅かに上をV字型に削る、というのが必要になる
削りながら、次に作業すべき樹木を探していくことになる
その土地の区画の周縁に来たら隣の列のパラゴムノキへと作業を移すとか
決して易しくない

パラゴムノキ産業では今でも周辺国の低賃金労働に頼っていたりして
それらが発展したらもう無理になってしまう
一方で、パラゴムノキ栽培地は乾季の厳しい所にも広まっていて
乾季にはラテックス採取も出来ないがとにかく木材としては使えるから、という事で
頑張って植えられていて、かなり大きくなっている地域もある
しかし塩分に弱いので岩塩の多い所に植えられて枯れてしまう例もある
548 2023/04/13(木) 17:48:46.88 ID:???
ゴムよりもっと儲かるとされているのがアブラヤシだがこれは批判されまくりである
広大な土地を使い、その中をトラックで移動しながら果実の房を収穫していき
それを即日に加熱して種子内部を生化学的に不活性にしないと油が分解してしまうから
林内は逆に草を刈られまくっていて生物多様性が低いと文句を言われまくりである

クローラ型の作業車量にすると燃費が落ちてしまうので、導入も難しいか

タイ南部ではそれでも雨量が多いのでアブラヤシを植え易いが
これをタイ中部以北で植えようとしたら灌漑用水を相当使わないと栽培できない
いい加減に植えて水を撒くだけで何とかなると思っていた施設で
どんどん枯れてしまった、という事例もある
土壌水分センサーと水道管電磁弁搭載の点滴灌漑装置を使って年間雨量980㎜地帯だけど栽培できた!
という所もあるが、まだ普及には遠い

水利権に強い農場だけがうまく栽培出来ていて、格差ばかりが広がっている、などともいう

本来は乾季には木の葉が半分以上落ちてしまう雨緑樹林だからアブラヤシなんて
無理に植えない方が良いのだが
パラゴムノキも熱帯性半落葉樹で乾季の末に落葉する

スリランカでは教育その他用に大量に電子工作キットを導入して
確かに技術者は育成していて各国で働いているのだが、これを地元のIoTにはまだ活かせていないという
去年の経済破綻危機も化学肥料高騰を有機農業で補う!とやろうとして大失敗したというものであった
549 2023/04/14(金) 04:06:51.35 ID:???
>>101
かなりの内陸の乾季でも夜間の湿度が80%を軽く超えていたりする
これでうまく風が吹いて山の斜面を登れば、
100mで飽和水蒸気量到達前に1℃減、到達後0.5℃減ペースであれば
(0.55℃というのは飽和水蒸気量を考慮せずガバガバ過ぎるという)
https://sys.amsstudio.jp/region/baggage_ace/tokyo/0000010681/doc/00004.pdf

の表に従えば
例えば最低気温25℃で湿度80%だと
23.1*0.8=18.48だが、21.1℃で飽和してしまう

実際飛行機で離陸すると僅か高さ300m台で雲がある事もある

夜間に湿度ほぼ100%になるような所もあり、朝あたりに風向き次第で
うまく結露してくれれば湿度が保たれる、という事になるか
550 2023/04/25(火) 10:41:27.83 ID:???
天然繊維製造のフードリボン(沖縄県大宜味村、宇田悦子社長)は、パイナップルの葉などから繊維を抽出する機械を独自開発した。
葉に高圧で水をたたきつけ、繊維以外をそぎ落とす。同社は国内外のパイン産地に機械を置き、天然繊維の大量生産を目指す。
捨てられていた葉を活用するため、農家の所得向上にもなる。

これまでは回転する金属の刃で葉を削る手作業で繊維を取り出していた。
乾燥までの作業工程は数時間かかっていたが、新しい機械は5秒で済むという。
3年がかりで開発し、特許も取得した。パインの収穫が始まる石垣市で5月から稼働させ、導入する地域を広げていく。

同社が覚書を結ぶインドネシアの農業団体から、パイン産地9千カ所への設置要望もある。同国では今秋の量産を計画している。
フィリピンやタイ、中国でも設置に向け、現地で協議している。

《後略》

(東京報道部・照屋剛志)

全文はソース元でご覧ください
沖縄タイムスプラス|2023年4月25日 9:00
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1141631
551 2023/05/19(金) 21:49:39.57 ID:???
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B8%E3%82%AF
オオバイチジク
中華人民共和国南部から東南アジアが原産。標高130メートルから2100メートルの地域で育つ。
葉は大きくて厚い[1]。実は甘く、食用である。幹に直接花を咲かせ実を付ける幹生花(幹生果)である。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f0/Tr%C3%A1i_v%E1%BA%A3.jpg
こんな典型的な幹生花のイチジク属植物だが、何とか甘くて食えると
だが東南アジアでもフィリピンなど多くの地域では見向きもされず、有毒なのではと食べない人も多いという

一方で栽培は困難だという
イチジクのように挿し木でどんどん増える訳ではないと
552 2023/06/18(日) 15:06:39.59 ID:???
Macrophasma biroi
ニューギニアの巨大ナナフシ
海野氏が紹介
足込みで40㎝以上という
頭から腹先まで25㎝は確実にあるが腹先の尾毛も2㎝込みでか
この尾毛はマダガスカルオオトビナナフシAchrioptera fallax
のように長さ3~4㎝で幅も木の葉のように広いとかではない
553 2023/07/26(水) 21:00:46.45 ID:???
「地中」で花を咲かせて実を結ぶ新種のヤシ発見
■現実の世界は人間が想像しうるよりずっと奇妙だ。

 宇宙は私たちが考えている以上に奇妙であるだけではなく、私たちが考えうる以上に奇妙である。- ヴェルナー・ハイゼンベルク「Across the Frontiers」(1974)

 生物を学ぶ学生として、私は数多くの奇妙な物事に出会ってきたが、想像すらしたことのない奇妙なものの1つが、地中でのみ花を咲かせ、実を結ぶ植物だ。
 この植物は科学にとっての新参者であり、ヤシ科(Arecaceae)の中で、地中に花を咲かせ、結実させる唯一の種だ。
 この植物はその生き方、たとえばどうやって受粉するのか、どの生物が授粉するのか、送粉者(昆虫や鳥類など)はどうやって花を見つけるのか、など数々の疑問を私に抱かせた。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

forbesjapan 2023.07.25
554 2023/07/28(金) 05:21:54.99 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/El_Yunque_National_Forest
アメリカの自治連邦区であるプエルトリコの北東端近くにあるエル・ユンケ国立森林

最高標高1065mとそんなに高くないが年間雨量6000mmに達するところもあり
熱帯雨林となる

プエルト・リコは書籍によっては熱帯雨林気候と書かれているが
実際にはケッペンで見ると1~2ヶ月くらい乾季があって
バイオームで見ると低地は年間雨量1500mmにも達しない所が多く
完全な熱帯雨林ではない所の方が多い
実際低木林で安定している所も多い

そんな中で少なくともここだけは完全な熱帯雨林という事になる
まあ、どうしても山には行かないといけないという事か
555 2023/09/09(土) 19:34:09.13 ID:???
https://nangokuzukan.ti-da.net/e12032622.html
日本国内で、オオシママドボタル(沖縄本島では移入種)が
アフリカマイマイ(当然移入種)を食おうとしている画像が載っている

もっと大きなサンヨウマドボタル類などがアフリカマイマイを食っている画像は多い
556 2023/09/19(火) 13:27:10.36 ID:???
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A2%E3%83%B3_(%E6%A4%8D%E7%89%A9)
マモン(スペイン語: mamon Melicoccus bijugatus)は、ムクロジ科の植物。球状の実を付ける果樹である。
中南米、カリブ海の熱帯地方に自生あるいは移植されており、アフリカ、太平洋の一部にも広がっている。

高さ25mに達し、複葉の葉序は互生である。葉は長さ5 - 15cm、幅2.5 - 5cmの楕円形。雌雄異株であるが、しばしば雌雄混株が見られる。
花は花弁が4枚、雄蕊が8本。実は緑色で長さ2.5 - 5cm、幅2cm程の卵形である。
果肉はオレンジ色、サーモンピンク、黄色であり、食感はみずみずしいものから練り物のようなものまで見られる

実は房状に成り、ライチとライムの間と評される。密着した薄く硬い外皮を持つが、歯でひびを入れるのが伝統的である。
外皮の下の果肉(仮種皮)は酸味があってなめらかであるが、種が大半を占めるため、全体を口中に含んですすって食する。

熱帯原産の植物であるため、高温を好み、氷点下では葉が損傷する。 もっとも、南アメリカでは高度1000mの高地にも分布し、
氷点下付近の気温も耐えるなど低い気温も許容し、渇水にも適応し降水量の乏しい地域でも生育する。

街路樹としても一般的に用いられている
557 2023/09/24(日) 09:23:47.28 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Dracontomelon_dao
Dracontomelon dao, the Argus pheasant-tree,[3] Pacific walnut, Papuan walnut, New Guinea walnut,
paldao or simply dao,[4] is a tree in the family Anacardiaceae, native to tropical Asia.

ウルシ科で樹高37m以上の高木になるパルダオ
熱帯アジア~オセアニアに広く分布するが多雨地域の方が多いか
果実は食用で木材も加工しやすく木目も美しく有用とされる
558 2023/09/24(日) 09:44:13.92 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Sumac
中東地域に「スマック」「スィンマーク」という香辛料があり
原料はシチリアヌルデRhus coriariaという地中海のウルシ科ヌルデ属の植物の果実
酸味がある
だが北米のスタグホーン・スマックRhus typhinaも同様に使われる
アジアの温帯~熱帯各地に同属の種類がある
Rhus taitensisは東南アジアからオーストラリアまで分布する
そして各地のアラブ系移民がそれらを使っている、という事になる

だが同じウルシ科のToxicodendron radicansなどがそっくりの赤い実をつけるので
西アジア系の移民が皮膚炎を起こす事もあった

日本のヌルデは白っぽく熟すが表面にリンゴ酸カルシウムが結晶して上品な酸味がある
現時点で日本のクルド人移民がこれを使っているという例は無いようである
559 2023/09/24(日) 09:50:39.75 ID:???
大きなスズメガであるパノプススズメについて調べていたら
英名がmango hawkmothで幼虫の餌がマンゴーとドリアンとマンゴスチンと
後が上記のパルダオとスマック
巨大なガで見栄えもするが現地では害虫だな
560 2023/09/27(水) 21:45:32.41 ID:???
https://www.instagram.com/panama_photos/
パナマで撮影された画像に
「白い帯模様の細いキプリスモルフォ」というのがあった
561 2023/10/03(火) 18:05:52.85 ID:???
日本で戦国~安土桃山時代に使われた火縄銃の球の鉛は
タイの今のカーンチャナブリー県北部のトンパプーム郡の
中央平原のソントー鉱山で採掘されたものであった
現地でビルマからの支配を脱したナレースワン大王も活躍した時代である
(ナレースワン王の映画にも火縄銃が、それも手持ちのハンドガンタイプのものが多数登場するが
下手するとフリントロック銃まで登場する)

一方で火縄銃の引き金にバネをつけて引き金を引いてから点火までの時間を
少しでも早くしようとしたのはこれまたタイ南部のリゴール、今のナコンシータマラート
付近で始まった、らしい

全く関係ないのだが、この両地域とも何故かテナガコガネがいる地域なんだよなあw
特にナコンシータマラートのテナガコガネは遠く離れた台湾のものに
模様やオスの生殖器がやや似ている
カーンチャナブリー北部のテナガコガネはこれより特化が少ないがそれでもミャンマー南東部の個体群と
基本的には同じ特徴を持つ、要するにレーマンテナガコガネに似ている?とされるものである

山など自然が豊かな所に鉱山があり、あるいは山と海に面した深い港もあるところが貿易中継点となって
栄えた、というだけと言えばそれまでだが
ナコンシータマラートのテナガコガネについて「台湾から香木の大径木を持ち込んだ時にウロにでもいたのか?」
という珍説を唱える筋もごく一部にいる
それほどに特異な隔離分布なのである

近世の大航海・戦国時代と物流と、近隣の森林地帯(そのものが香木など産物を多く出した筈である)との関わりとか
もっと素直に昔の第三紀~第四紀の気候・地質の変遷による隔離か、とか、想像するだけなら色々可能である
562 2024/01/06(土) 22:50:21.68 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/7db142b2e1992c729db733dba5e5125a9ccf4216
《ブラジル》棘なし「ペキ」が市場に=知られざるスーパーフード
25年にわたる研究の末、棘のないペキの苗木が今年市場に出回る見込みだ。ペキは中部ゴイアス州特産の果実で、
中心にある種の周りには棘があり、食べる際に注意が必要だが、新しい品種ではその心配がなくなる。
ゴイアス州の育苗業者が生産し、数カ月後には市場に供給される予定だと、5日付CBNサイトなどが報じている。

ペキは、先住民の言語であるトゥピ語で「とげのある皮」を意味し、鋭い大量の棘がこの果物の特徴で、それを噛まずに
注意深く食べる必要がある。それ故に敬遠する人も多いが、くせになる独特の風味があり、
栄養面でも優れており、魅力的な果物であることも確かだ。
 抗炎症作用で知られるオメガ9系の不飽和脂肪酸が豊富で、ビタミンAの前駆体であるカロテノイドやビタミンCが
豊富で、知られざるスーパーフードだ。
563 2024/01/06(土) 22:52:24.03 ID:???
 「従来のペキのようなクセは少なく、優しい味わいだ。ペキ初心者にとっては、棘なしで始める方がはるかに安心して
味わうことができる。そして、ペキ愛好家にとっては、口に含んで果肉の食感を楽しむことができ、さらに堪能することができるでしょう」と述べた。
 棘のないペキは、マット・グロッソ州のある農家が偶然庭先で発見し、Ematerとブラジル農牧調査研究公社
(Embrapa)に協力を依頼したことで研究が始まり、20年経ちようやく結果につながった。

https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Column/ISQ000009/ISQ000009_011.html
第11回 ブラジル――「ツンデレの果実」ペキー
ペキーとはブラジル中西部を中心に広がるサバナ地帯であるセハード(セラード)原産のバターナット科の木のことで、
皮をむくと一見栗のようにも見えるその果実は食用として供される1。絞ってジュースにしたり果実を漬けて「ぺキー酒」にしたりすることもあるようだが、
ほとんどしない果実自体の味に比べて香水のような香りがかなり強いため2、予めスライスしたものを他の食材と共に
調理することも少なくない。よって、ペキーの実を丸ごと食するのは筆者にとって初めての機会であった(写真1、2)。

筆者は少しかじってみることにした。すると…口の中がチクチクしだした。そう、ペキーの実の中心にある種の部分には大量のトゲがあり、
それが筆者の舌に刺さってしまったのである3。  
564 2024/01/06(土) 23:01:45.04 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Caryocar_brasiliense
Caryocar brasiliense, known as pequi or "souari nut", like its congeners, is an edible fruit popular
in some areas of Brazil, especially in Centerwestern Brazil.

このペキーという種類に限ればサバンナ地帯に多いんだな
樹高10mほど

同じバターナット科でもアマゾンやギアナに行くと35mくらいになるのが多いと
そしてそういうのは木材としても有用とされる
565 2024/01/14(日) 10:20:05.89 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Serran%C3%ADa_de_Macuira

Parque Nacional Natural Macuira
ナトゥラル・マクイラ国立公園
マラカイボ湖の北の西側に突き出た半島の一部

この地域は砂漠気候にすらなっているほどの乾燥地なのだが
標高700mオーバーの山の一部は山地熱帯雨林や雲霧林になっている
山の稜線を境に砂だらけの地域と森林にくっきりと分かれている

こういう地域の生物の種分化とかが面白い
566 2024/01/16(火) 14:23:35.26 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Leuser_Ecosystem
ルーセルエコシステム
スマトラ島の北部の低地熱帯雨林
スマトラゾウ、スマトラトラ、スマトラサイ、スマトラオランウータンが同時に生息する

哺乳動物の大型種はスマトラ北部に多いのか
ラフレシアは南部だったかな
ショクダイオオコンニャクはどこでもあったような

スマトラヒラタは北部のものが鋸歯の領域が長くて格好良くて値段も高いw
だがマンディブラリスは中部でエラフスホソアカは南部だったかなあ
コーカサスはスマトラのものが最大と言われがちだが
南部が大きいという場合と中部が細長いという場合がある

チョウだとミランダキシタアゲハは中部に多かったか

マテバシイ属の巨大な葉とドングリの種類もスマトラ中部だったな
マンデリンは北部か

アミメニシキヘビの大物のニュースはスマトラ中部の東側のリアウ州辺りでよく出て来る
567 2024/02/07(水) 13:45:59.95 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Mangifera_pajang
「ウンバン」として紹介されたことがあるウルシ科マンゴー属の果物
embangと書くので注意
BambaganとかMawangともいう

ボルネオ特産で樹高50mにもなる事がある
皮はしっかりして分厚いが「ナイフで切れ目を入れれば手で?ける。むしろ本家マンゴーより剥き易く
ミカンを剥くような感じ。しかしベタベタの汁が出る」

中はほぼマンゴーと同じだが、その皮周りの汁が曲者でウルシ科ゆえの被れを起こす事がある
これにかぶれてしまった後で普通のマンゴーに対してもアレルギーを起こすようになって
どちらも食べられなくなってしまった、という話もある
568 2024/02/23(金) 01:00:17.78 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc2c5a349df57742bfcfa9a2f2eaf2f9c95fa77
オオアナコンダの新種を発見、“世界で最も重いヘビ”に隠されていた衝撃の事実
見た目はそっくりだが「遺伝的に深く隔たる」種が存在していた! 南米

世界で最も重いヘビが大きな秘密を隠していたことが明らかになった。2024年2月16日付けで学術誌「MDPI Diversity」に掲載された
論文によれば、南米にすむオオアナコンダ(Eunectes murinus、英名Green Anaconda)は、実際には遺伝的に異なる
2つの種に分けられることがわかった。両種の見た目は非常に似ているため、専門家でさえ区別できないほどだ。

「遺伝的には5.5%異なります。私たちとチンパンジーの遺伝的差異が約2%だといえば、この違いの大きさが実感できるでしょう」とフライ氏は述べる。

遺伝子データを解析した結果、氏らは、北部と南部のオオアナコンダの明確な違いを発見した。この発見に基づき、氏らは北部で見つかった
オオアナコンダをキタオオアナコンダ(Eunectes akayima、英名Northern Green Anaconda)という別の種に分け、
E. murinusは南部のミナミオオアナコンダ(英名Southern Green Anaconda)としようと提案した。

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今回の研究では、キイロアナコンダ(E. notaeus)とダークスポットアナコンダ(E. deschauenseei)、
ボリビアアナコンダ(ベニアナコンダ、E. beniensis)をキイロアナコンダ1種に統合すべきだという主張もしている。
興味深いことに、ベーメ氏はこちらの結論にはあまり同意していない。

 この発見は、オオアナコンダで行われたのと同じ遺伝学的研究に基づいている。しかし、これら3種の場合は
オオアナコンダとは反対に、別々の種とするほど遺伝的な違いは十分大きくないとフライ氏らは主張している。
569 2024/03/03(日) 09:56:27.59 ID:???
https://www.cnn.co.jp/fringe/35215949.html
カエルの体からキノコ生える、初の事例に研究者も困惑 インド

(CNN) インドのカルナータカ州にある道路脇の池で、生物研究者のグループが脇腹から小さなキノコの生えたカエルを発見した。

このカエルは「ゴールデンバック・フロッグ」の一種で、学名はハイララナ・インテルメディア。インド南西部のカルナータカ州や
ケララ州で多く見つかる。小さなカエルであり、成長しても体長は約7.4センチにとどまる。

その後、菌類学者が写真を通じ、カエルの脇腹から生えていたキノコを「クヌギタケ」と特定した。クヌギタケは大抵、
枯れ木の腐った部分に生える。生物の遺体を分解する腐生菌であり、通常は枯死または腐敗した有機物から栄養を取る。
ただ、2023年の研究で、生きた植物を糧に成長する生態に進化できる可能性が判明した。

23年の研究ではさらに、クヌギタケが生きた植物や樹木と共生関係を築けることも示唆された。クヌギタケは宿主の
植物から栄養を摂取することも、宿主に栄養を与えることもできる。樹木の場合、クヌギタケが枯れた枝を
取り除くのに役立つ可能性があるという。

米コーネル大学獣医学部の博士研究員アリッサ・ウェッテラー・カガナー氏は
「菌類は環境の変化に適応するダイナミックな生物。異なる環境や気候で新しい宿主に接触すれば、
私たちが思いもよらない場所で育つのかもしれない」
「他の点で健康なカエルなら、このキノコに皮膚を少々侵されても悪影響を受けず耐えられる」可能性はあると指摘。
一方で、カエルの真菌感染は例が非常に多く、キノコが「皮膚上で大きく成長したり、体内に潜り込んだりした場合、真菌症の症状を呈するかもしれない」とも述べた。
570 2024/04/28(日) 20:40:57.90 ID:???
かつての書籍に「マレー半島東海岸はオサガメの産卵の名産地」と書いてあった

だが1990年代末に保護活動を行ったら孵化温度を上げ過ぎてしまい
爬虫類の多くで低温でオス、高温でメスが生まれる現象がオサガメでも起こって
メスだらけになってしまい、ここで繁殖しなくなってしまった、という

オサガメは遊泳力があるので、条件がおかしいと感じるとすぐに世界の全然違う海域まで
行ってしまうとの事

一方でマレー半島西海岸では昔から多くは無いが、今でも「少しはやって来る」状態で安定している
しかし稀な上陸しかないのでその観察は困難となる
571 2024/04/29(月) 07:58:37.15 ID:8k3Shqmd(1/2)
某情報家

「一部の山地熱帯雨林では低地より腐植質の分解速度が低く
しかも『大型昆虫』が特定の場所に一定数いて、しかもかなりの深さまで上がったり下がったりし続けるため
熱帯でありながら土壌が黒ボク土に近い見た目になる所もある。コーヒー栽培に良い
だがその大型昆虫がいなくなると赤土に戻って行ってしまう」

これは熱帯泥炭というものを学会に知らしめたものに次ぐ大発見だな
572 2024/04/29(月) 20:24:27.55 ID:8k3Shqmd(2/2)
>>180
Doi Puiも場所によるだろうが
かつて地元の人の畑で今はフラワーガーデンになっているあたりは
乾燥化が進み年間雨量1600㎜程度になっている模様
573 2024/05/04(土) 02:12:58.15 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/702f1187c779cce53f1ae7655e02c93343593448
【AFP=時事】顔にけがをしたオランウータンが、自ら薬草を塗って傷を治そうとする様子が観察されたとの報告が2日、
科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」
に掲載された。野生動物が薬草を用いて積極的に治療を行う姿が体系的に記録された初めての事例だという。

研究チームはこのオランウータンが、ツヅラフジ科の「フィブラウレア・ティンクトリア」と呼ばれるツル植物の葉を
かんでいるところを目撃した。この植物は薬効があることで知られ、地元で長らく伝統薬として使われていた。

インドネシアとドイツの科学者による論文は、このオランウータンが「かみ始めた葉を飲み込まずに、指を使って口から
顔の傷へ直接、汁を塗っていた」と説明している。さらに傷口にハエが止まり始めると「傷口全体につぶした葉を塗り、
(むき出している)肉を完全に覆った」。

1週間後には傷口がふさがり、その後、感染症の兆候もなく傷は治癒したという。

https://en.wikipedia.org/wiki/Fibraurea_tinctoria
ツヅラフジ科
574 2024/06/26(水) 00:35:20.33 ID:???
「馬上槍試合ゾウムシ」は体重の差が26倍もあると判明、普通は3倍前後、どういうこと?
大型は「ボクサーが体の半分以上の大きさの拳をもっているようなもの」、地球最大級の体格差

 パナマの熱帯雨林でイチジクの木が倒れると、奇妙な形の昆虫がどっと集まってきて戦いを始める。
 英名「ジャウスティング・ウィービル(学名 Brentus anchorago)」で、直訳すると「馬上槍試合ゾウムシ」だ(編注:馬上槍試合とは中世欧州でよく行われた騎士の競技)。
 このゾウムシの頭部は騎士が持つ槍のような形をしていて、オス同士がメスをめぐって争う際に、相手をはじき飛ばすのに使われている。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナショナル ジオグラフィック日本版 6/25(火) 17:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/efe4075606ad427ca0661daadc61312104d71bb7
575 2024/07/21(日) 21:44:15.31 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2c24ccaccef274f54db4b68c683c89b99baa61f
126年記録が途絶えていた巨大ヤスデ、熱帯雨林で再発見 マダガスカル
7/20(土) 13:26

(CNN) マダガスカル最大の手つかずの森が残るマキラ自然公園で、126年間にわたり記録が途絶えていた
巨大な焦げ茶色のヤスデが見つかった――。そんな研究結果がこのほど発表された。

このヤスデの学名は「スピロストレプトゥス・スキュルプトゥス」。これまでに目撃された最長の個体はメスで、
体長27.5センチに上る。科学的な記録こそ少ないものの、実はこのヤスデは森の全域に生息していることが分かり、研究チームは驚きに包まれた。
576 2024/07/21(日) 21:49:04.19 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Makira_Natural_Park
マキラ国立公園はマダガスカル北東部の熱帯雨林地域だな
ちょっと湾になっている地形だから案外年間雨量が多くないかも?

キヌゲシファカとインドリがいるので有名か

再発見された大型ヤスデの学名はアルファベット表記でSpirostreptus sculptus
577 2024/07/31(水) 11:35:01.16 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Arroceros_Urban_Forest_Park
Arroceros Urban Forest Park
マニラの都市森林公園であるアロセロス都市森林公園
2次林であっても熱帯雨林のマニラだからとにかく植生密度は高い
578 2024/08/04(日) 20:43:28.56 ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/91887ab85a2e93d98424879bcefbf0d021da28a1?page=1
東南アジアから消えゆく野生のトラ、タイの保護活動に希望

トラの個体数回復が確認された西部森林地帯(WEFCOM)は、11の国立公園と6の自然保護区をまたいで
1万8000平方キロメートルの森林が連なる。同地帯に生息するトラの個体数は、2007年~23年の間に
推定41頭から143頭へと3倍以上に増加した。

この調査結果は7月29日の「世界トラの日」に合わせ、タイ国立公園局と野生生物保護団体WCSの共同研究チームが
科学誌「グローバル・エコロジー&コンサベーション」の電子版に発表した。

個体数の回復はトラだけにとどまらない。併せて発表された調査結果によると、この森林では絶滅危惧種の偶蹄類(ぐうているい)
(トラが獲物としている鹿や野牛などひづめのある哺乳類)の個体数も倍増していることが分かった。

個体数の増加は森林管理の効率化を反映しており、10年以上に及ぶ保護活動の成果だと、調査にかかわったWCSの
専門家ポーンカモル・ジョーンブロム氏は指摘する。
579 2024/08/04(日) 20:44:22.61 ID:???
05年から西部森林地帯の保護プロジェクトにかかわってきたジョーンブロム氏は、状況の劇的な変化目の当たりにしてきたという。

野生生物を脅かす最大級の驚異は密猟であり、対抗するにはパトロールが最も有効とされる。しかし05年の時点では
パトロールの数が限られ、組織化もされていなかった。レンジャーは口頭で管理職に報告していたらしく、データの収集も
記録も行われていなかったという。

西部森林地帯はトラだけでなく、アジアゾウやサイチョウ、牛の仲間のバンテンなど絶滅の恐れがある生物の宝庫でもある。
種の多様性にも富み、哺乳類150種、鳥類490種、爬虫類(はちゅうるい)90種が生息する。

トラの保護活動は小さな孤立した区域で行われることが多い。しかし西部森林地帯では複数の国立公園や保護区が、
広範な範囲をまたぐ森林回廊で結ばれている。繁殖のために300平方キロもの生息地を必要とするトラにとって、これは不可欠だ。

パトロール隊はGPSで正確な場所を特定し、標準化された書式を使って収集したデータをパトロールルートの決定や
野生生物の分布の把握、違法行為の現場特定に役立てている。

07年には自動撮影カメラを設置してデータを収集し、三つの主要保護区をまたぐ個体数の把握に利用できるようにした。
個々のトラは、人間の指紋に似たそれぞれ固有のしま模様で識別できる。

トラの個体数が3.5倍になり、バンテンや鹿の仲間のサンバーが2倍に増えたのは、パトロールの強化が奏功している
証しだとジョーンブロム氏は言い、「トラの保護は、獲物だけでなく生息地も含めて他の多くの種の保護につながっている」と指摘した。
580 2024/08/04(日) 20:50:22.65 ID:???
保護依存種

タイの保護活動の成果には希望が持てる。しかし東南アジア全体では楽観視できない状況にある。

かつて東南アジア全体に広く生息していたトラは、シンガポールとインドネシアのジャワ島、バリ島で20世紀に絶滅し、
近年ではベトナム、ラオス、カンボジアでも野生の個体が姿を消した。

残る少数はミャンマー、インドネシアのスマトラ島、マレーシアの半島部に孤立した状態で生息しているが、
マレーシアでは野生のトラが死んでいるのが相次いで発見され、保護活動家が危機感を強めている。

世界自然保護基金(WWF)のステュアート・チャプマン氏によると、トラは狩猟や密猟などから守るために継続的な介入を
必要とする「保護依存種」にあたる。東南アジアでは個体数が極めて少なく、事故や病気、紛争などによって絶滅しかねない瀬戸際の状況にある。

西部森林地帯の発表についてチャプマン氏は、「何十年も保護活動を継続してこうした結果を出したタイは素晴らしい」と評価する。

タイ国立公園局の最新調査によると、タイの野生のトラの個体数は179~223頭と推定され、22年の148~189頭に比べて増加した。

パトロールをさらに強化して資金が増えれば西部森林地帯のトラは増え続けるとジョーンブロム氏は言い、「タイだけでなく、
近隣国でも自然や保護区への介入モデルとして大いに参考になると思う」と期待を寄せている。
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インドでは増えていると情報があるが
東南アジアではタイ以外で絶滅または激減

スマトラはまだかなり多かったはずだが
タイも増えたとはいえ、自分は500頭って聞いてたのに野生で223頭!(飼育個体が2000頭いるwだが亜種間雑種だらけ)

タイ西部の> 11の国立公園と6の自然保護区をまたいで1万8000平方キロメートルの森林が連なる

この地域って草原や乾燥林から湿潤林まで様々な環境が繋がってるような所だよなあ
共生が欠かせない
581 2024/09/03(火) 04:55:47.05 ID:???
>>385
ナコンシータマラートがAfのままで
同じく乾季が短いとされたサムイ島もAfになった

だがチュムポーンは以前より若干乾燥気味かも知れん

ところでバンコクの1991~2020の年間雨量平均が1700㎜を超えている
>>549に従えば300mもあれば日によっては水蒸気が凝結するだろうし
現在のバンコクは300mオーバーのビルが増えつつある

熱帯の多量の水分を山地で受けるカオヤイ、ナコーンパノムなどで雨量が増えると言われていたが
もし高層ビルがその水を奪ってしまうとなると、ちょっと問題が起きるかも知れん
582 2024/09/03(火) 13:04:17.42 ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Hala-Bala_Wildlife_Sanctuary
Hala-Bala Wildlife Sanctuary
s a wildlife sanctuary in Thailand, considered to be one of the richest forests of Thailand in the southernmost part of the country.
It is dubbed "Amazon of Asean".[1] It was officially established in 1996. Its area is about 270,725 rais (about 167.244 mi2)
which covers the area of Titiwangsa Range and is adjacent to Belum-Temengor Reserve of Malaysia.[2]

The Hala-Bala Wildlife Sanctuary is a preserved forest comprising two forestland: Hala forest in Betong district in Yala province
and Chanae district in Narathiwat province, with Bala forest in Waeng and Sukhirin districts in Narathiwat province.

For Waeng people, it is called "Bala-Hala", but for locals in Betong, it is called "Hala-Bala".

まあマレーシアの生物要素が国境超えてタイに入って来てる所も一部あるってだけだ
危険とされるヤラー県だからウロチョロできる所でもない
「アセアンのアマゾン」なんて名前が付いているのかw
ボルネオやスマトラにそれっぽい所はまあもっとあるだろう

>>55>>360
タイではこの辺りだけアカエリトリバネアゲハがいるという事になる
一部文献でアカエリトリバネアゲハがミャンマーにいると書いてあってどこなのかと思ったら
今のモウラミャイン周辺だというw
雨量はヤラー県の2.5~3倍くらい多いかも知れんが乾季が3ヶ月以上あってアカエリトリバネアゲハが生息できるような所ではない
583 2024/09/08(日) 03:46:37.24 ID:???
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BB%E6%9C%A8%E7%9B%AE
2008年のアメリカ科学アカデミー紀要(PNAS)によると、ツパイ目の一種ハネオツパイは、ヤシ科のブルタムヤシ(英語版)の花や花芽から分泌される蜜が発酵して
最大数%のアルコールを含むようになった液体を、主要なエネルギー源として日常的に摂取していることがわかり、飲酒の習慣を持つ動物として話題となった[7]。

ブルタムヤシ Eugeissona utilis

https://en.wikipedia.org/wiki/Eugeissona
Eugeissona is a clustering genus of flowering plant in the palm family native to Borneo, Thailand and Malaysia.
The six monoecious species provide a wide range of local uses and are commonly called bertam or wild Bornean sago.

The sago made from E. utilis trunks forms the staple of the Penan and Punan diet. The seed's endosperm and
the pollen are also known to be consumed. The leaves are used in roof construction, various thatchings, and the manufacture of blinds.
The stilt roots of some species are made into walking sticks and toys, while the petioles are fashioned into darts for blowgun hunting.
584 2024/10/02(水) 05:01:56.90 ID:???
ja.wikipedia.org/wiki/ヴァンヴィエン

ラオスの観光地だが年間雨量3300㎜、乾季5ヶ月、乾季には10℃まで冷える
町の周りに1000m以上の山がある

この辺は元から雨量が若干なりとも多いのだがここは特に多いか
一方で乾季も厳しい
585 2024/10/09(水) 12:56:35.60 ID:???
natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/092000515/
世界最大級の淡水魚ピラルクー、「逆転の発想」で驚きのV字回復
乱獲で激減から600%増、世界の巨大淡水生物保護の手本となるか、アマゾン
2024.10.09

巨大な淡水魚は、地球上で特に絶滅が危ぶまれている動物のひとつだ。しかし、緑豊かなアマゾンの河川で、
それに反する事例が生まれている。体長3メートル、体重200キロ以上になるピラルクー(ピラルク、アラパイマとも)は、
わずか10年前、乱獲によって激減し、絶滅の危機に瀕していた。
しかし、地域に根ざした保護活動が功を奏し、大幅に数が増えている。

ブラジルの生態学者で、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)でもあるジョアン・カンポス・シルバ氏の
研究によると、持続可能な漁に切り替えた地域では、ピラルクーの数が11年で425%も増えた。カンポス・シルバ氏は、
ナショナル ジオグラフィック協会とロレックスによる「パーペチュアル プラネット アマゾン エクスペディション」の一員として、
2年にわたるアマゾン川流域の科学的調査を行っている。
その成果はまだ公表されていないが、ピラルクーは600%まで増えているという。

正確に現状を把握するため、湖のピラルクーの生息数を数える手法も編み出された。もとになったのは、
海で呼吸するために浮上してきたクジラを調べる手法だ。

 しかし、一番うまくピラルクーを数えることができたのは、この魚を熟知している地元の漁師だった。

「経験を積んだ漁師なら、ピラルクーが浮上するほんの一瞬だけで、大きさ、体重、移動方向を判別できます」。
米バージニア工科大学地球変動センターの熱帯生態学者であるレアンドロ・カステッロ氏はそう話す。
カステッロ氏は、ブラジルのテフェにあるマミラウア研究所と共同で、ピラルクーを数える方法を確立させた。
586 2024/10/09(水) 12:57:57.42 ID:???
サン・ライムンドの人々は、従来の知識と科学的手法を融合させ、自分たちの保護活動を確立させた。
「彼らは、漁業が立ちゆかなくなるのをじかに見ていたので、なんとか状況を改善させる方法を
見つけたいと必死でした」とカンポス・シルバ氏は言う。

 集計したピラルクーの数をもとに、持続可能な漁獲量の上限を設定した。
連邦政府も、保護区で体長1.5メートル以上の成魚の30%までの漁獲を許可した。

 多くのピラルクーは、雨期で水位が上がり、森に水が入り込むときに産卵する。
乾期になって水が引くと、孤立した湖や川に閉じこめられる。ピラルクーを獲れるのは、このときだけだ。

 保護の結果はすぐに現れた。ピラルクーの成長速度は非常に速いため、数は急速に回復した。

カンポス・シルバ氏が驚いたのは、結果として経済的・社会的な利益を生み、地元の人々を潤したことだ。
家庭の収入が増えただけでなく、増加した漁業収入が学校、保健所、基本インフラに還元された。
「人々は、自然保護によって暮らしが豊かになることに気づいたのです」

このコミュニティ主導の取り組みによって、女性の地位も向上した。女性は、世界の漁業労働力の約半分を
占めているにもかかわらず、適切に認識されていなかったり、報酬が得られなかったりすることも少なくない。
研究結果から、ブラジルのアマゾン地域の女性たちは、積極的に船上での役割を担い、
意志決定プロセスにも関与するようになったことがわかっている。

「私たちの調査によると、アマゾンの漁業で、女性がはじめて自分の収入を得られるようになっています。
それが貧困の撲滅に役立っています」
587 2024/10/30(水) 17:45:44.39 ID:???
Richetia faguetiana
en.wikipedia.org/wiki/Richetia_faguetiana
かつてはShorea属だったこの樹種
100.7 mまで育ち得る!!!

Danum Valley
コタキナバルよりサンダカンの方に近い方か

Tawau Hills National Park, Sabah
ここは同じくサバ州の沿岸部のインドネシア近くでタワウ市近郊

en.wikipedia.org/wiki/Cupressus_torulosa
Cupressus torulosa
102.3 m (336 ft)
これが世界で2番目に高い樹種!と書いてある
昔はアメリカトガサワラとアメリカツガが100mクラスと言われたもんだが
今ではそこまで巨木は無くなったか

Cupressus torulosaはオオイトスギの和名が与えられている

細胞壁と水分子の活性が温度で高まるため熱帯雨林より温帯の方が高い!広葉樹より仮道管のみの針葉樹の方が高い!
と言われたが、レグナンスユーカリも含めてアップデート必須となったw
588 2024/11/02(土) 06:08:57.24 ID:???
>>144
en.wikipedia.org/wiki/Hevea_brasiliensis
>The tree requires a tropical or subtropical climate with a minimum of about 1,200 mm (50 in) per year of rainfall, and no frost.[4]

出典はEncyclopadia Britannica, 2008

年間雨量1200㎜あれば大丈夫、と書かれるようになったか
でも毎月100㎜必要とかだろうな
589 2024/11/02(土) 06:20:10.72 ID:???
en.wikipedia.org/wiki/Rubber_seed_oil
パラゴムノキの種子の油を利用する

シアン化合物を含むので加熱処理必須
その後は工業用油脂として十分使える
食用には向かない模様(処理次第で可能か???)

天然ゴム、木材、種子の油脂まで全て利用出来たら実に素晴らしいが
ラテックス採取と同時に地面に落ちた種子の採取までしようとしたら労働としてもきつ過ぎる

ラテックス採取+種子ピッキングを同時にこなすロボットができたら良いのだが可能かなあ
理屈としては難しくない事になるがロボットの向きと樹木位置の把握で各種の課題がある
590 2024/11/04(月) 18:26:05.79 ID:???
tasar silk
en.wikipedia.org/wiki/Tussar_silk

en.wikipedia.org/wiki/Ahimsa_silk
Ahimsa silk
peace silk
ヤママユガ属Antheraeaで屈指の巨大種である
A. paphiaタサールサンなどで繭を羽化前に
茹でて蛹を殺す事はせず
そのまま羽化させてこれを(糸がボロボロで紡ぐのは大変だが)
何とか紡ぎ出し、そして製品化する

絹ってカイコ殺して取ってるんだって!
というのにネガティブなイメージを持つ消費者が多いために
このような作り方をしている
更に日本のカイコ飼育のように植樹の枝を切って与えることもしない

こういう作業で付加価値を付けて売る、というタイプの商売である

一方でサクサン蛹などは普通に茹でられて大量に食用に販売されている訳か
SDGsと愛護活動が噛み合わない例という事になるのかな
どちらが望ましいかは個人のポリシーに任せるしかない
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