[過去ログ] 現代数学の系譜 カントル 超限集合論2 (1002レス)
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657
(3): 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [sage] 2020/03/26(木) 12:13:17.13 ID:Toc1jVc8(2/8) AAS
>>656
つづき

2.「.999…00…が.000…00…と同値(つまり、 .999…00… 〜 .000…00…)」について
・まず、「コーシー列を、理解し 存在を認めた」として、√2とか円周率πが無限桁の小数だということは良いだろう(上記)
・一番簡単なのは、有限小数を ある小数第n位以降が全て”0”の無限小数と見ることである
 (この視点は、多項式が ある項以降全て”0”の形式的冪級数と見る視点と同じ(下記))
・そこで、.999…で 9がひとつずつ増えるコーシー列C:c1=.9,c2=.99,c3=.999,・・・を考える
 このコーシー列Cが、整数”1”を表す(収束する)ことは、実数の構成から自明だ
 そして、コーシー列Cは 有限で終わってはならないこともまた、上記 √2とか円周率πと同様だ
・そこで、任意の有限 cn=0.99・・9(小数第n位まで9)が、無限 cn=0.99・・9 00・・とみなせることも、上記の通り
 この数列cn=0.99・・9 00・・と、数列 000…00… とは、時枝の定義のしっぽが一致し、決定番号dはd=n+1となる
 決定番号dが、上記1同様、自然数N全体を渡ることは自明
QED

つづく
658
(2): 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [sage] 2020/03/26(木) 12:14:41.57 ID:Toc1jVc8(3/8) AAS
>>657
つづき

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A0%E2%80%93%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86
レーヴェンハイム?スコーレムの定理
(抜粋)
定理の上方部分の証明は、いくらでも大きな有限のモデルを持つ理論は無限のモデルを持たねばならないことをも示す。
この事実を定理の一部とする場合もある。

http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/~maeno/sizensuugaku/lec11.html
自然科学のための数学2014年度第11講
第3章 テイラー展開
http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/~maeno/sizensuugaku/lec11_sqrt.html
テイラー展開可能な点と不可能な点
(抜粋)
√x のような関数はどうやって近似するかというと、x=0以外、たとえばx=1の回りにテイラー展開する。
√x=1+1/2(x?1)?1/8(x?1)^2+1/16(x?1)^3?5/128(x?1)^4+?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E5%91%A8%E7%8E%87
円周率
(抜粋)
解析
π/4=1- 1/3+ 1/5- 1/7+・・・ =Σ_n=0〜∞ (-1)^n/(2n+1) (ライプニッツの公式、#2千年紀も参照)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E9%A0%85%E5%BC%8F%E7%92%B0
多項式環
(抜粋)
係数が零であるような項 pk・X^k (pk = 0) は省略することができる。
注意すべき点として、多項式には項が有限個しかないこと ーつまり十分大きな k(ここでは k > m)に関する係数 pk がすべて零であるということー は、暗黙の了解である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E5%BC%8F%E7%9A%84%E5%86%AA%E7%B4%9A%E6%95%B0
形式的冪級数
(抜粋)
(形式的)多項式の一般化であり、多項式が有限個の項しか持たないのに対し、形式的冪級数は項が有限個でなくてもよい。
(引用終り)
以上
660
(1): 132人目の素数さん [] 2020/03/26(木) 12:38:47.54 ID:/vnWknlA(2/11) AAS
>>657
>.999…00…が.000…00…と同値

{0,…,9}^Nの要素である.999…00…が.000…00…と同値であることは自明

この場合.999…00…の0の開始位置は必ずある自然数dで表される
なぜなら、{0,…,9}^Nの要素である無限列のどの桁の位置も
自然数で表されるから

>.999…で 9がひとつずつ増えるコーシー列C:c1=.9,c2=.99,c3=.999,・・・を考える
>任意の有限 cn=0.99・・9(小数第n位まで9)が、無限 cn=0.99・・9 00・・とみなせる
>この数列cn=0.99・・9 00・・と、数列 000…00… とは、
>時枝の定義のしっぽが一致し、決定番号dはd=n+1となる

まず.999…=.999…00…ではありません
なぜなら.999…のどの桁の値も9だからです

そして、.999…は、「コーシー列」のどの項cn=0.99…900…とも同値ではありません
なぜなら、どの桁についてもその先の桁で値が9と0で一致しないものが存在するからです

つまり.999…と、.99…900…について、
「その先の桁の項が全て一致する先頭の桁」
を一致番号としたとき、その番号は存在しないので
これを∞と表記することにした場合、
一致番号が∞となる2列は同値ではない
ということです

つまり.999…は.000…と同値でなく
.999…の決定番号が∞となることもありません

(蛇足)
>レーヴェンハイム・スコーレムの定理
>「いくらでも大きな有限のモデルを持つ理論は
> 無限のモデルを持たねばならない」

上記の定理は「箱入り無数目」とは無関係

なぜならNの有限モデルは存在しないから
661
(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [sage] 2020/03/26(木) 15:22:07.07 ID:Toc1jVc8(5/8) AAS
>>657
補足

あと
1)決定番号dの範囲が無限大になるとき、dは非正則分布になる(下記ご参照)
 この場合、確率的な取り扱いができない
 (dを確率変数として考えた時、dの範囲が無限大なら、dは裾が減衰しないと、積分が発散して∞になる。そのとき、全事象Ω=1にすると、各事象は0とならざるを得ない。つまり、確率の公理を満たせない)
2)決定番号dをランダムに選ぶとか、あるいは(非可算無限集合たる同値類の中から)代表をランダムに選ぶことを考えるときには
 下記の確率のベルトランのパラドックスのように、”無作為な選択の方法”を定義しなければ、確率計算ができない!
 だが、時枝は定義がない。そもそも「(非可算無限集合たる同値類の中から)代表を無作為に選ぶ」が、定義できるのかどうか???
3)上記の1)と2)とを合わせて、確率計算で誤魔化しをしているのが、時枝記事です
QED

(参考)
https://to-kei.net/bayes/improper_prior/
to-kei.net
非正則事前分布とは??完全なる無情報事前分布?
2017/10/06
(抜粋)
Contents [hide]
1 非正則な分布とは?一様分布との比較
2 非正則分布は確率分布ではない!?
3 非正則事前分布は完全なる無情報事前分布
4 まとめ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E9%80%86%E8%AA%AC
(抜粋)
ベルトランの逆説(ベルトランのぎゃくせつ、英: Bertrand paradox)は、確率論の古典的解釈において発生する問題である。
確率変数を導入する方法やメカニズムが明確に定義されない場合、確率がうまく定義できない場合があることを示す例として与えた。
古典的な解答
この問題に対する古典的な解答は、以上のように、「無作為に」弦を選ぶ方法に依存する。
すなわち、無作為な選択の方法が確定すれば、そしてそのときのみ、この問題はwell-definedな解をもつ。
選択の方法は唯一ではないので、唯一の解は存在しえない。
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