[過去ログ] 現代数学の系譜 カントル 超限集合論2 (1002レス)
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305
(3): 132人目の素数さん [sage] 2020/02/22(土) 12:18:43.21 ID:0iFmeQIA(2/13) AAS
Case2):平面 R^2 上の半径1の円周Cで囲まれた円の中に有理点 A(x/z,y/z) が存在するとき。
このとき、確かに平面 R^2 上の円周Cで囲まれた円の中に有理点 A(x/z,y/z) は存在して、(x/z)^2+(y/z)^2<1 を満たす。
また、仮定から n≧3 だから x/z<1、y/z<1 から、(x/z)^n+(y/z)^n<(x/z)^2+(y/z)^2。
よって、(x/z)^n+(y/z)^n<1 から x^n+y^n<z^n となって、成り立つと仮定した等式 x^n+y^n=z^n に反し矛盾する。
Case3):平面 R^2 上の半径1の円周Cで囲まれた円の外側に有理点 A(x/z,y/z) が存在するとき。
このとき、確かに平面 R^2 上の円周Cで囲まれた円の外側に有理点 A(x/z,y/z) は存在し、(x/z)^2+(y/z)^2>1 を満たす。
また、3つの正整数x、y、zについて、1≦x<z かつ 1≦y<z だから、x^2+y^2<2z^2 から (x/z)^2+(y/z)^2<2 を得る。
故に、或る 1<s<√2 なる実数sが存在して、(x/z)^2+(y/z)^2=s^2 であり、( x/(sz) )^2+( y/(sz) )^2=1 となる。
平面 R^2 上において、3点 O(0,0)、B(x/(sz),y/(sz))、A(x/z,y/z) はその順に一直線上に並んでいるから、
θの定義から cos(θ)=x/(sz) かつ sin(θ)=y/(sz) かつ sz=√(x^2+y^2) であり、s・cos(θ)=x/z、s・sin(θ)=y/z。
仮定から n≧3 であり、s^n・cos^n(θ)=(x/z)^n、s^n・sin^n(θ)=(y/z)^n。
成り立つと仮定した等式から、(x/z)^n+(x/z)^n=1 だから、s^n・(cos^n(θ)+sin^n(θ))=s^n、
故に、X=cos^n(θ)+sin^n(θ) とすれば、s^n・X=s^n となる。
仮定から n≧3 であり 0<θ<π だから、Xの定義から X=cos^n(θ)+sin^n(θ)<cos^2(θ)+sin^2(θ)=1 であり、s^n・X<s^n となる。
しかし、これは s^n・X=s^n に反し、矛盾する。
Case1)、Case2)、Case3) から、起こり得る何れの場合も矛盾が生じる。
この矛盾は、3以上の整数n、及び3つの正整数 x、y、z が存在して、x^n+y^n=z^n が成り立つとしたことから生じたから、背理法が適用出来る。
背理法を適用すれば、どんな3以上の整数nと、どんな3つの正整数 x、y、z を取ろうとも、x^n+y^n=z^n とはなり得ない。
306: 132人目の素数さん [sage] 2020/02/22(土) 12:30:16.31 ID:0iFmeQIA(3/13) AAS
>>305の Case3) の下の方の訂正:
仮定から n≧3 であり 0<θ<π だから、 → 仮定から n≧3 であり 0<θ<π/2 だから、
309: 132人目の素数さん [sage] 2020/02/22(土) 13:20:55.43 ID:0iFmeQIA(6/13) AAS
>>305の Case3) を訂正したが、どうやら間違っていた。
私が見た幻は幻なんでしょう、多分。
310
(2): 132人目の素数さん [sage] 2020/02/22(土) 15:44:22.35 ID:0iFmeQIA(7/13) AAS
>>305の Case3) は取り消して、その訂正版。

Case3):平面 R^2 上の半径1の円周Cで囲まれた円の外側に有理点 A(x/z,y/z) が存在するとき。
このとき、確かに平面 R^2 上の円周Cで囲まれた円の外側に有理点 A(x/z,y/z) は存在し、(x/z)^2+(y/z)^2>1 を満たす。
また、3つの正整数x、y、zについて、1≦x<z かつ 1≦y<z だから、x^2+y^2<2z^2 から (x/z)^2+(y/z)^2<2 を得る。
故に、或る 1<s<√2 なる実数sが存在して、(x/z)^2+(y/z)^2=s^2 であり、( x/(sz) )^2+( y/(sz) )^2=1 となる。
平面 R^2 上において、3点 O(0,0)、B(x/(sz),y/(sz))、A(x/z,y/z) はその順に一直線上に並んでいるから、
θの定義から cos(θ)=x/(sz) かつ sin(θ)=y/(sz) かつ sz=√(x^2+y^2) であり、s・cos(θ)=x/z、s・sin(θ)=y/z。
仮定から n≧3 であり、s^n・cos^n(θ)=(x/z)^n、s^n・sin^n(θ)=(y/z)^n。
成り立つと仮定した等式から、(x/z)^n+(y/z)^n=1 だから、s^n・(cos^n(θ)+sin^n(θ))=1、
故に、X=cos^n(θ)+sin^n(θ) とすれば、s^n・X=1 となる。
ところで、平面 R^2 上の半径1の円周C上には、すべての a^2+b^2=1、0≦|a|≦1、0≦|b|≦1 を何れも満たすような点 (a,b) が存在する。
逆に、a^2+b^2=1、0≦|a|≦1、0≦|b|≦1 を何れも満たすような点 (a,b) は、すべて平面 R^2 上の半径1の円周C上に存在する。
また、mに対して3つの正の実数 r、s'、t が対応して r^m+(s')^m=t^m となるような2以上の整数mが存在するならば、mは一意に決まる。
よって、mに対して3つの正の実数 r、s'、t が対応して (r/t)^m+(s'/t)^m=1 となるような2以上の整数mが存在するならば、mは一意に m=2 に決まる。
仮定から、x、y、z は正の実数であり、nは n≧2 を満たすから、s^n・X=(x/z)^n+(y/z)^n=1 から、nが取り得る値は n=2 となる。
しかし、n=2 は n≧3 と仮定していることに反し、矛盾する。
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