[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む67 (1002レス)
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(2): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/10(月) 13:19:25.33 ID:DcUzlvdd(3/12) AAS
>>542
バーゼル問題から発展して、リーマンゼータというのがある(下記)
リーマン先生は、”直感的方法を好んだ”と言われるが、”∞”を導入するのに、躊躇や抵抗はなかったんだろうね
ワイエルシュトラス先生なら、「”∞”は厳密ではない」と拒否したように思うよ(^^

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%96%A2%E6%95%B0
リーマンゼータ関数

ζ(s)=Σ{n=1〜∞} 1/n^s

で表される関数 ζ のことである

オイラー積
ゼータ関数と素数との最初の関連はオイラーによって示された。

オイラー積あるいはオイラー表示という。

この無限積が Re s > 1 のときゼータ関数に絶対収束していることは、

十分に大きな素数 p を固定し、それ以下の素数 p をわたる有限積を作り、その p → ∞ とした極限を考えることで示すことができる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9
カール・ワイエルシュトラス

業績
初期の業績は超楕円積分の研究で、これがきっかけでベルリン大学に招聘された。
楕円関数論では、位数2の楕円関数である p関数の研究を行い、複素解析では、解析接続に基づいた厳密な方法を発展させた。
その他、イプシロン-デルタ論法、一様収束の概念の考案など、微分積分学の基礎付けや、一変数複素関数、代数関数のべき級数による理論の整備に業績を残した。
とくにリーマンとともに複素解析の研究を進めたのは有名であり[1]、リーマンが直感的方法を好んだのに対してワイエルシュトラスは厳密な解析的手法を好んだとされる[1]。
575: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/10(月) 13:28:16.52 ID:DcUzlvdd(4/12) AAS
>>574 補足

>リーマンゼータ関数
>ζ(s)=Σ{n=1〜∞} 1/n^s
>オイラー積

リーマンゼータを最初に見たのはいつだったかな
高校時代か大学になってからかな

ともかく
最初関数の意味が分からなかった
1/n^s の指数がsで変数になっている
しかも、複素数(だから大学かな? 大学への数学に記事があったかも(^^ )

オイラー積も、鮮やか過ぎて、キツネにつままれた感じでね
本当かいなという感があった
いまでは、もう慣れたけどね
リーマンゼータを扱うなら、”∞”は導入しておかないと、記述がごたごたして大変だよ(^^;
578
(3): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/10(月) 14:29:16.64 ID:DcUzlvdd(6/12) AAS
>>574 追加

現代数学のもっとアホな話
発散級数 ”1 + 2^3 + 3^3 + 4^3 + ・・・”という値
ゼータ関数ζ(s)の特殊値ζ(-3)
”=1/120”(^^

http://www5b.biglobe.ne.jp/sugi_m/page255.htm
21世紀物理学の新しい公理の提案
場の量子論の発散の困難の解消へ その2
2005/2/5<繰り込みとゼータ関数>
(抜粋)
ゼータ関数は次のように定義されます。

 ζ(s)=1/{(1-2^(-s))・(1-3^(-s))・(1-5^(-s))(1-7^(-s))・(1-11^(-s))・・・} -----@

 右辺をばらせば次のようになる。

 ζ(s)=1 + 1/2^s + 1/3^s + 1/4^s + 1/5^s + 1/6^s + ・・・・      ------A

 これがオイラー(1707〜1783)によって史上はじめて発見されたゼータです。
 @をばらせばAになるというところは、まったく感動してしまいます。

「数学の夢 素数からのひろがり」(黒川信重著、岩波書店)p.47
これらの値はゼータの特殊値としての解釈ができるだけでなく、自然界にもふつうに現れているの
かも知れません。たとえば、ラモローさんが1997年に、量子力学において50年間念願とされてきたカシミー
ル効果をアメリカのシアトルにおける実験で確認したときの理論値は実質的に

 ”1 + 8 + 27 + 64 + ・・・”=1/120

でした。無限大になるところをうまく引き去って(繰り込んで)意味のある有限値を出すことを物理学の言葉で
「繰り込み」と言いますが、上記の値はその一例と考えられます。

上の”1 + 2^3 + 3^3 + 4^3 + ・・・”という値は、リーマン・ゼータ関数ζ(s)の特殊値ζ(-3)であるわけですが
(A式参照)、それが実際の自然界に現れているということが驚きなわけです。
 ”1 + 8 + 27 + 64 + ・・・”=1/120は、現代数学では解析接続という意味合いで解釈されていますが、私の
研究で、重回積分-重回微分という方法でもっと初等的に意味付けできることがわかりました。
詳しくは数学の研究をご覧ください。
 ゼータの心で見れば、”1 + 8 + 27 + 64 + ・・・”=1/120がとても自然に見えてくるのです。

つづく
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