[過去ログ] アンプを作ろうPart5 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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598
(3): 2017/08/02(水)22:59 ID:juGon/Xf(4/4) AAS
>>596
信号を繋ぐという前提ですね。安心しました。

でも、
>抵抗の熱雑音が加算
が、誤解を招くんじゃないかと思ったりします。
なんだかノイズ電圧も大きくなるような感じです。
実際には「抵抗を入れると熱雑音電圧は下がるけれど、信号はそれ以上に下がる」ですよね?

(1)と(2)。どちらも
・四角で書いたアンプ自体の入力インピーダンスは10MΩで同一ゲイン。
・10kは信号源抵抗
だとして、
出力に現れるノイズ電圧が大きいのは(1)の方で、
S/N比が高い(つまり相対的にノイズが小さくなる)のが(1)ですし。
画像リンク[png]:o.5ch.net
599
(1): 2017/08/02(水)23:48 ID:RfcQypp7(1) AAS
>>598
自分都合の要因だけピックアップしてるのは不公平のような

>出力に現れる
出力てどこのこと?

雑音出力が大きいのにS/N比が大きいて意味がわからない
607: 2017/08/04(金)06:56 ID:b1Qp3YhZ(1) AAS
>>605
その回路はどちらも「バイアスはどうするの」という問題はあるのですが、それが解決できているという前提であれば
>>598と同じですよ。
611
(3): 2017/08/05(土)17:00 ID:XiHZXftq(1) AAS
今日は時間が出来たので、放置していた話を書いてみます。

>>598のアンプがとても高い入力インピーダンスを持っているとすると、入力に関わる熱雑音は>598の図の(1)でも(2)でも
入力に繋がっている回路が支配的な要因になります。10kΩが高くて理解の妨げになるならもっと低い値に置き換えていただいてもかまいません。

>598の図の(1)
このレスの図(A)ですが、>598と一緒でRsは信号源インピーダンスです。
熱雑音を考えるときは信号成分はゼロで考えて良いので図(B)のようになります。
熱雑音電圧は√(4*k*T*B*R)ですが、温度とバンド幅が一定であるなら A×√(R) ただしA=√(4*k*T*B) となります。
図(A)に戻りますが、高インピーダンスでこれを受ける場合、Sigが1Vであるとき、出力は1V。熱雑音電圧は、A×√(10k) V となります。

>598の図の(2)
図(C)なのですが、これも熱雑音を考えるときは(D)になります。ちょっと端折ってますが、9.1kは10kと100kの並列です。
図(C)の場合、信号の電圧は、10kと100kで分圧されますので、 Sigが1Vであるとき、出力は0.91V。熱雑音電圧は、A×√(9.1k) V となります。

>598の図(1) →図(2)
信号分は、0.91 / 1 = 0.91倍と、(2)の方が小さくなってしまいます。

熱雑音電圧は、これに関わる抵抗値が10kΩから9.1kΩに下がっていますが、こちらは平方根がついています。
比率を考える上では「A×」は一緒なんで取っ払って、

熱雑音電圧は、√(9.1) /√(10) = 0.95倍と、やはり(2)の方が小さくなっているのですが、信号に比べると小さくはなっていません。

(1)のS/Nを 1/1 = 1 とすれば、
(2)のS/Nを 0.91/0.95 = 0.95 となり、

598の図の(1)の方が信号と熱雑音電圧の観点からは有利であることがわかります。
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