【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】 (762レス)
上下前次1-新
681: 死にパケットと見つけたり [sage] 2007/04/27(金) 21:26:09 AAS
あらすじ:
行住坐臥、常にネットワークと隣り合わせに生きるUNIXハッカー武士たち。
オープンソース鍋島藩の利濡洲唐原之助(りぬす・とうばるのすけ)は、2000年問題の乱では
莫逆の友・微意江洲手出茂兵衛(びーえす・でもへえ)とともにサーバOS一番乗りを果たす。
だが、オープンソースを取り潰したいMS幕府老中・備留下逸守(びるげいつのかみ)は、彼らの武功を抜け駆けとみなし、
オープンソース鍋島藩弾圧を策す。唐原之助らハッカー武士の戦いが始まった。
その夜、下逸守は妙に寝苦しかった。暑さのせいかと起き出してネットワーク先に出てみた。パケットはよく流れ、輻輳している状態ではない。
それより奇妙な不審パケットが流れているのを見つけた。エロ画像でもネットゲームでもない。何か地を這うようなパケットだった。しかも5や10ではない。
「疲れているのかな」
ふとそう思った。2000年問題の乱以来、ざべ領主松倉正三郎勝家の処罰、ファイアウォール会社買収など激務の連続である。
疲れて当然だった。しかしそんな弱音を吐いている場合ではない。明日からlinuxOSのサーバーとしての脆弱性を宣伝するマスコミ向けプレゼンが
始まるのだ。ハッカーどもをぎゅうといわせてやらねばならぬ。高揚する気持ちを抑えようと、下逸守は庭に下りると、今度は不審パケットがはっきり分かった。
それは念仏だった。
「南無オープンソース」
「南無オープンソース」
「南無オープンソース」
様子を見に生かせていたpingが、顔面蒼白となって戻ってきた。
「黒衣のサーバー5000台ばかり、当サーバーをめがけて絶え間なくDoS攻撃を仕掛けておりまする」
理由はと聞いても、ただ「南無オープンソース」と唱えるのみであるという。
なんか人名とサーバーがごっちゃになって読みつらいですな。やはり時代小説(元ネタは隆慶一郎)は
難しいですね。こんどは藤沢周平あたりでやってみようかな。「よろずや平四郎活ヘルプデスク剣」とかで。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 81 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.016s