【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】 (762レス)
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宮澤 賢台
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139: 宮澤 賢台 [] 02/08/05 09:10 >>138 それから何年もたったある日、小十郎は白沢の岸を登っていた。 白沢から峰をひとつ越えたとこに、一匹の大きなやつがすんでいたのを、 夏のうちにたずねておいたのだ。小十郎がその頂上で休んでいた時だ。 いきなり犬uxが火のついたように吠えだした。小十郎がびっくりして 後ろを見たら、あの夏に目をつけておいた大きな熊が、両足で立って こっちへかかってきたのだ。 小十郎は落ち着いてふんばって鉄砲を構えた。ぴしゃというように 鉄砲の音が小十郎に聞こえた。ところが熊は少しも倒れないで、 あらしのように黒く揺らいでやってきたようだった。犬uxがその足元にかみついた。 と思うと小十郎は、があんと頭が鳴って画面が一面真っ青になった。 それから遠くでこう言うことばを聞いた。 「おお小十郎、おまえを殺すつもりはなかった」 もうおれはシャットダウンした、と小十郎は思った。 そして、ちらちらちらちら青い星のような光が、そこら一面に見えた。 「これがクラックされたしるしだ。クラックされる時見るエラーだ。熊ども、許せよ」と 小十郎は思った。それからあとの小十郎の心持ちは、もう私には分からない。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/unix/1026133065/139
それから何年もたったある日小十郎は白沢の岸を登っていた 白沢から峰をひとつ越えたとこに一匹の大きなやつがすんでいたのを 夏のうちにたずねておいたのだ小十郎がその頂上で休んでいた時だ いきなり犬が火のついたように吠えだした小十郎がびっくりして 後ろを見たらあの夏に目をつけておいた大きな熊が両足で立って こっちへかかってきたのだ 小十郎は落ち着いてふんばって鉄砲を構えたぴしゃというように 鉄砲の音が小十郎に聞こえたところが熊は少しも倒れないで あらしのように黒く揺らいでやってきたようだった犬がその足元にかみついた と思うと小十郎はがあんと頭が鳴って画面が一面真っ青になった それから遠くでこう言うことばを聞いた おお小十郎おまえを殺すつもりはなかった もうおれはシャットダウンしたと小十郎は思った そしてちらちらちらちら青い星のような光がそこら一面に見えた これがクラックされたしるしだクラックされる時見るエラーだ熊ども許せよと 小十郎は思ったそれからあとの小十郎の心持ちはもう私には分からない
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